【既報関連】ブラジル国内で美容学校・化粧品店を展開する「グループ TAKEO」を創設した上原武夫さん(沖縄)の自叙伝「思い出の記 渡伯55年」出版祝賀会が、13日午後8時から聖市ビラ・カロン区の沖縄県人会ビラ・ カロン支部会館で開催され、会場には同書出版を祝して家族、友人ら約300人が集まった。
祝賀会では、上原さんの長男テリオさん(44、2世)が家族を代表してあいさつ。同書ができた経緯を説明し、完成した喜びを語った。
また編集担当者の宮城あきらさんは、編集過程でのエピソードを紹介。「上原さんが受賞した外務大臣賞について書くかどうか」という場面があったことに触れ、上原さんの謙虚な人柄に敬意を表した。
あいさつに立った上原さんは、パソコンで文字を打ち込む作業の苦労話や協力した人たちに謝意を述べ、「本当は自分のこれまでの歩みを家族や親戚に残すために書いた本なので、大勢の方に読まれるのは恥ずかしいです」と率直な思いを語った。
上原さんの次男テルキさん(42、2世)によると、同書を初めて読んだ際には両親が出会ったころの話に感動し、涙が出たという。
山城勇沖縄県人会名誉会長の音頭で行われた乾杯後、手巻きずしなどの日本食が振る舞われた。
舞台上には家族総勢16人が登壇し、上原さんは孫7人から花束を贈呈された。続いて、今月11日に78歳の誕生日を迎えた上原さんにケーキが用意され、家族 に囲まれながら孫のケンゾウ君(12、3世)と共にろうそくの火を吹き消した。
なお、来場者には約230冊用意された同書が配布された。
2012年11月20日付
