平成24年度兵庫県若手地域農業リーダー海外派遣団(三好昭宏団長)12人が3日から15日の間、兵庫県内4市と姉妹都市の提携を結んでいるパラナ州の各市を中心に滞在。その間日系人との交流や農業視察といったさまざまな研修が行われた。
同事業は今年で34回目。今年度も兵庫県内の農業高校生や大学校生が参加し、今年度の12人を合わせると累計で492人となる。
同一行は兵庫県加古川市と姉妹都市提携を結んでいるパラナ州マリンガの日系人宅で1週間のホームステイしながら、同地域の高校生との交流や文協、日本語学校の視察なども行った。
また、コーヒー農園や養鶏場、エタノール工場などの見学をしたほか、リオやイグアスの滝といった観光地の視察もプログラムに含まれていた。
最終日の14日午後8時には、聖市リベルダーデ区のニッケイパレスホテルで兵庫県人会(尾西貞夫会長)役員との懇談会が行われた。懇親会では同県農大職員の三好団長が研修を振り返り、「日系人に支えられ良い研修となった。若い人との交流もあり、生徒もいい刺激になったと思う」と総括した。
尾西会長は「ブラジルで経験した貴重な体験を日本で生かしてほしい」と生徒たちを激励。食事中は派遣団が自己紹介し、思い出に残った出来事や将来の目標などを発表していた。
兵庫県立農業大学校野菜科1年の山本明日美さん(19)は「ブラジルの農業は大きく大ざっぱに仕事をしていると思っていたが、GPS(全地球測位システム)装置や大型機械を使い正確でびっくりした。加工品とかもレベルが高い」と農大生らしい見方でブラジルの農業を振り返った。
同一行は15日に帰国した。
2012年11月29日付
