式典は来年の日本祭り初日を予定
【既報関連】ブラジル日本都道府県人会連合会(園田昭憲会長)主催のブラジル日本戦後移住60周年記念祭設立の会が、6日午後2時から聖市リベルダーデ区の宮城県人会館で開かれた。会には同祭の発起人である中沢宏一宮城県人会長、川合昭秋田県人会長、南雲良治新潟県人会会長や小山昭朗ブラジル・ニッポン移住者協会会長を含む約10人が出席し、同祭について話し合いが行われた。
2003年、戦後移住50周年記念式典(中沢宏一委員長)が同委員会主催で当時のフェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)の会場だった聖州議会ホールで盛大に挙行された。
同式典は、戦後の日本移民を多数引き受け、温かく見守ってくれたブラジルに「オブリガード(ありがとう)」という思いを伯国政府に伝えるという趣旨で開催された。同式典には約600人が出席。日本からは当時の広島、高知、宮城、岩手各県の知事と福岡、兵庫両県の副知事を含む約300人の慶祝団が訪伯し、ブラジル側からは聖州のジェラルド・アルキミン知事たちが出席した。
来年戦後移住60周年を迎えるにあたり、川合、中沢、南雲各会長らが「もう一度ブラジルにオブリガード」という意義で同祭を開催したいとの考えに至り、今回、同実行委員会を設立させた。
先月開かれた県連の11月度代表者会議では、同祭を県連主催で行うことが決定し、同時に来年行われる第16回日本祭りの中で同祭が開催されることも決まった。また日本祭りのテーマの副題も「移り来て、日本移民105年と戦後60年」と称し、戦後60年が取り入れられた。
6日の設立の会で話し合われた確認・決定した主な事項は次の通り。
【実行団体】
ブラジル日本戦後移住60周年記念祭実行委員会。
【協賛団体】
ブラジル・ニッポン移住者協会。
【委員の資格】
協賛団体の中から戦後移住者と同祭の趣旨に賛同する者及び同委員会推薦者。
【実行委員長】
川合昭氏。
【委員長】
園田昭憲氏。
協賛団体についてはこれから文協、援協、日本語センター、ブラジル日本商工会議所、コチア青年などの戦後移住者の団体などに協力を呼び掛けていくという。
また同祭式典は、日本祭りの初日である来年7月19日午前11時から日本祭り会場で行われる予定。
実行委員長に選出された川合氏は「戦後移住60周年記念祭は最後の戦後移住式典になると思う。だから、とても意義のある行事」と強調。さらに「記念式典でぜひブラジルの大統領を呼び、日本からも内閣総理大臣を招待したい」と意気込みを示した。
小山会長も「さすが戦後移住者だなと思う企画を、これから作っていきたい」と60周年への意欲を見せていた。
来週開かれる同祭についての話し合いでは、具体的な内容を中心に論議が行われる予定。
2012年12月7日付
