支出詳細なしで疑問の声続出
本橋議長が次会議で発表を約束
県連(園田昭憲会長)は13日、12月度代表者会議を聖市ビラ・マリアーナ区の栃木県人会館で行った。脳からの出血で今週初めから入院していた園田会長、司会を務める山田康夫第2会計が欠席したため、本橋幹久副会長が代理で議長及び司会を務めた。第15回フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)の決算報告では、肝心の第1回ロードレースの支出詳細が示されていなかったことから、複数の県人会会長らから疑問の声が上がった。
今回の会議では第15回日本祭りの決算報告が行われ、前回の11月度代表者会議で山田第2会計が明言した通り、支出の詳細内訳が出された。しかし第1回ロードレースについては、支出21万5547レアルとひとくくりに計上されただけで、先月までの同会議同様に内訳は示されなかった。
これに対し各県人会長らが疑問の声を上げた。口火を切ったのは、大矢進貞神奈川県人会副会長だった。大矢副会長は「ロードレースは、県連はどこかに名前を貸すだけだったはず。収入内訳が明かせないのは分かるが、支出内訳を明かせないのはおかしい。この21万5000レアルが一体どこに消えたのか、説明さえあれば皆納得する」と話した。また、大西博己広島県人会長も「私も名前だけ貸してお金はかからないと聞いていた。各県人会も県連にお金を出している以上、支出は説明の必要がある。場合によってはロードレースの企画会社に対し、裁判も辞さない態度を取るべきだ」と同調した。
これに対し、前田ネルソン実行委員長は「ロードレースはきちんと代表者会議で決を取り、皆さんの賛成を得た上で行われたものだ。また、詳細内訳は今手元に用意していないが、事務所に来ればきちんと説明できる」と反論。一時は大西、前田両氏が立ち上がり、感情的に舌戦を繰り広げる場面もあった。
最終的に押切フラビオ山形県人会会長から「来年度のロードレースは行われないのだから、本件については、きちんと内訳さえ出してもらえれば皆納得する」との意見が挙がり、本橋副会長も「議長として、来月度代表者会議できちんとロードレースの支出内訳をお見せする。それで本件は終わりにしましょう」とまとめた。
その後、県連基金委員会の小山田祥雄委員長から、静岡県人会55周年記念史の発刊に対して同基金から1300レアルが承認されたこと、また今年度組み立てた同基金の申請締め切りが12月までだったのが、来年3月までに延長されたことが発表された。
同会議終了後は忘年会が催され、県連関係者ら多くの人でにぎわった。
2012年12月15日付
