ブラジル岩手県人会(千田曠曉会長)は、「第19回いわて餅まつり」を16日午前11時から午後3時まで聖市リベルダーデ区の同会館で開催した。会場には正午を中心に約500人が押し掛け、来場者はつきたての餅に舌鼓を打っていた。
今回使用された餅米は、聖州レジストロ市イグアッペ在住の高橋義明さんの提供によるもの。予約販売された1袋(500グラム)の白餅は、90キログラムの販売を予定していたが、予想以上に予約が増え30キログラムを追加。計120キログラムを販売し、すべて完売した。
会場内で販売された料理は、餅入りの雑煮や、白餅にあんこ、きなこ、砂糖じょうゆ、黒ゴマ、納豆、大根のタレをかける定番の味付けから、東北地方の郷土料理で枝豆をつぶし、砂糖を混ぜて餅にまぶす「ずんだ餅」も販売され、味の多さに購入者はどれにするか悩んでいた。
姉といとこの3人で聖市内から訪れた為広郁子さん(69)は「購入した餅は正月に使います。雑煮は味にこだわっていておいしい」と餅を食べながら楽しそうに雑談していた。
千田会長は「楽しみにしている人たちの期待に応えられて良かった。来年も開催できるように努力したい」と満足気な様子だった。
2012年12月25日付
