沖縄の歴史や文化の伝承、国境を超えた交流を目的とした第1回世界若者ウチナーンチュ大会(世界若者ウチナーンチュ連合会主催)が今月25日から29日 までの間、聖市リベルダーデ区の沖縄県人会館(Rua Dr.Tomas de Lima, 72)とジアデマ市沖縄文化センター(Rua 7 de Setembro, 1670)で行われている。 同大会にはブラジル、沖縄、ペルー、アルゼンチン、アメリカから20歳前後の約150人のウチナーンチュが参加し、ディベート大会やスポーツ大会、日系コロニア企業への訪問やのど自慢大会などが行われ、最終日には郷土祭りにも参加する。 25日の開会式では各国の代表が国旗を持って入場し、獅子舞、沖縄三味線の演奏が披露。玉元三奈美(24、沖縄)事務局長が開会のあいさつを行い、「開催できたことに各国のウチナーンチュの協力に感謝する。無事成功させて次の大会につなげたい」と抱負を述べた。 続いて沖縄県人会の与那嶺真次会長が祝辞を述べ、「沖縄の人が移民して100年を過ぎたが、若い世代に思いを引き継いでもらいたい。5日間ウチナーンチュの絆を深めて下さい」と激励した。 また、仲井眞弘多沖縄県知事から「深い絆でウチナーンチュがつながることを期待している。県側としても今後の大会発展に協力する」との祝辞が代読された。 さらに、本大会に参加できなかった台湾、イギリス、ハワイからのビデオレターが上映され、互いの絆をアピールする内容で会場が盛り上がった。 日本から大会に参加した実行委員でもある志良童(しらどう)かなささんは「日本から一番遠い国に来た感じがしない。まだ会って間もないのにウチナーンチュが家族のように感じる」と楽しそうに話した。 同大会は、昨年10月に母県で開催された第5回世界のウチナーンチュ大会で初めて開かれた「若者国際会議」により世界8カ国の代表が議論した結果、開催が決定。沖縄県からは約20人の高校、大学生が参加している。...
Ano: 2012
ニッケイ新聞 2012年7月27日付け 『第34回岐阜県農業高校生海外実習派遣団』(高﨑哲治団長)が19日に来伯、8月1日まで当地で研修を行っている。 県下農業高校5校から、日下部純平(リーダー)、島垣内祐輝、坂垣内賢哉、小澤礼弥、嶋田颯、奥谷翼、三島朱里、伊藤優希、井川拓海さんの9人が参加した。うち7人は農家出身。 将来の農業者の育成を目的に35年前に始まった。岐阜県人会が受け入れ団体。今回はピエダーデ、トゥルボランジャで農業実習を行なうほか、イタイプー発電所やイグアスの滝を見学する。伯国の後は、集約的農業の先進国、スイスとオランダを訪れる。 「食に対する安全意識を知りたい」(日下部君)、「大規模農場の栽培方法を見たい」(島垣内君)、「環境への取り組みに興味がある」(小澤君)、「放牧中心の酪農経営や管理方法を学びたい」(嶋田君)などとそれぞれの抱負を語った。 高﨑団長は「移民の皆さんとの交流を深め、絆を強めることができれば」と意欲を見せていた。
ニッケイ新聞 2012年7月27日付け 今月あった『日本祭り』で、各県人会から不用品を集めて開かれた「のみの市」では、出品された商品400以上のほとんどが売れる大盛況だった。 中には400レアルで販売されたものも。提案者の園田昭憲県連会長は「無からお金を作るとはまさにこのこと」とほくほく顔。販売された商品の9割を出品し た鹿児島県人会は、会員の年会費4人分の収益があったとか。「ぬいぐるみや箸置きも売れた」とのことなので、機会を逃した県人会は次回積極的に出品してみては。
沖縄県人会(与那嶺真次会長)主催の「ホストファミリー事業」に参加する沖縄県の学生6人と引率者2人が来伯した。24日午後7時から、聖市リベルダーデ区の沖縄県人会館会議室で歓迎会が行われた。 同事業は今回が初めてで、学生らは今月24日から8月1日まで聖市内の沖縄県人会会員の各家庭にホームステイする。また、25日から開催されている「第1回世界若者ウチナーンチュ大会」のプログラムに一部参加する予定。 歓迎会では生徒や引率者の自己紹介に続き、与那嶺会長があいさつを行った。その後、山城勇同県人会名誉会長の音頭で乾杯。沖縄県一行は迎えにきたホームステイ先の家族や関係者らと交流を深め、会場には約50人が集まった。 最年少の知花彩季さん(16)は、「ブラジルで色々な人たちと出会うのが楽しみ」と笑顔で話した。また、唯一の男子学生の大城勝吾さん(22)さんは、「移民の方々の苦労を知りたい」と意気込みを語った。 ホームステイを受け入れる県人会員の太田弘さんは同事業について「若者とつながりを作る方法として最高の手段」とうれしそうに話していた。 2012年7月26日付
ニッケイ新聞 2012年7月26日付け 世界に住む沖縄県系人の若者の交流を通じ、沖縄文化の継承、グローバルネットワークの強化などを目的とした『第1回世界若者ウチナーンチュ大 会』が25~29日まで、サンパウロで開催される。開会式が25日午前、リベルダーデ区の沖縄県人会館ホールで開かれた。世界若者ウチナーンチュ連合会 (本部・沖縄)内の実行委員会が主催。同会事務局長の玉元三奈美さん(24、うるま市)は「各国が企画に携わり、自分たちの手で作り上げた大会。まずは無 事にやり遂げ、来年のアメリカでの大会につなげたい」と意欲を語った。 昨年10月の「第5回世界のウチナーンチュ大会」期間中、各国から代表者を招いて開かれた若者国際会議で、失われつつある沖縄文化や歴史の保 存・継承に向けた7つの提言がまとめられた。本大会はその具現化に向けた取り組みとして、ブラジルでの初回開催に向け準備が進められてきた。 亜国、ボリビア、ペルー、米国、沖縄、ブラジルなどから約150人が参加。沖縄県留学研修OB会「うりずん会」が受け入れ準備にあたった。 30分遅れで始まった開会式では、各国の代表が国旗や県旗をもって一人ずつ登場、壇上に上がって声援を浴び、開会宣言が行われた。 資金繰りが困難で、一時は開催が危ぶまれたという本大会。玉元さんは挨拶で、「県民の皆さんの温かい支援で実現した。若者のネットワーク作りに向け、ブラジルで第一歩を踏み出しましょう」と呼びかけた。 与那嶺真次・県人会会長は「一緒に楽しく過ごして、強い絆を作ってほしい」と一行を歓迎。その後、今回は参加を見合わせた台湾、英国、ハワイの県系人による手紙やビデオレターが紹介され、仲井真弘多知事からの祝辞代読、最後は三線の演奏で幕を閉じた。 若者国際会議に亜国代表で参加し、今回も10人の参加者代表者として訪れたのは、瀬底ギジェルモさん(24、三世)=祖父母が那覇市出身=。 琉球國祭り太鼓の亜国支部長を務め、大会で南米各国を訪れるが、「そのたびに(ウチナーンチュとしての)アイデンティティが高まっている気がする」という。今回の大会も、「メンバーのほとんどは、国外に出るのも初めて。とても楽しみです」と嬉しそうに話した。 かつてブラジルに住む沖縄県人と沖縄県をつなぐ「民間親善大使」を務めていたという比嘉敏夫さん(84、名護市)は大会見学のためカンポ・グラ ンデから訪れた。「我々一世もこういったことを考えていたが、実現できなかった。(大会開催は)非常に嬉しいことです」と期待感をあらわにした。 ■ 26、27日は県人会で、各国のコロニアについて紹介し合うプログラム、企業や工場見学、ウチナーグチ替えのど自慢大会などが実施され、28日は聖州議会で終日国際会議、29日はジアデーマ市の沖縄文化センターで行われる郷土祭り、ミス琉装大会などを見学する。
ニッケイ新聞 2012年7月26日付け 土曜日(28日) 桜祭り、午前9時半、カンポスさくらホーム(Av. Tassaburo Yamaguchi, 2173, V. Albertina)、日曜日も ◎ 都山流尺八奏者、岳人山公演、午後2時、宮城県人会館(Rua Fagundes, 152) 日曜日(29日) 第10回YOSAKOIソーラン大会、正午、午後5時(二部制)、ヴィア・フンシャル(Rua Funchal, 65, Vila...
板垣理事長「人づくりのために」 2012年度汎米日本語教師合同研修会(ブラジル日本語センター主催、JICA後援)が、今月16日から聖市ビラ・マリアーナ区のブラジル日本語センターで行われている。同研修会は、継承日本語教育を行う汎米各国の現職日本語教師研修の場として毎年開催しているもの。16日午後5時半から開講式が行われ、各国から20人が参加した。 今回参加している日本語教師は、ブラジル12人、アルゼンチン2人、ドミニカ共和国2人、パラグアイ1人、ペルー2人、メキシコ1人の合計20人。開講式には同センターの板垣勝秀理事長、在サンパウロ日本総領事館の中山雄亮副領事、日伯文化連盟の中谷アンセルモ理事長、県連の本橋幹久副会長、国際交流基金サンパウロ日本文化センターの深野昭所長、JICAサンパウロ支所の村上ビセンテ氏などが出席した。 板垣理事長は「日本語の言葉と音が美しい、この研修を受けてそれぞれの学校での指導に大いに生かしてほしい」と研修に臨む教師らを励ました。研修は同28日まで行われている。 ◆板垣理事長、日本語教育への思いブラジル日本語センターでは、今年3月に開かれた総会で10年間理事長を務めた谷広海氏が勇退し、新たに板垣理事長が就任した。谷氏は10年間で同センターの施設整備、汎米研修の毎年実施、日本語まつりの設立、ふれあい日本の旅を実現させている。 板垣氏が新理事長に就任して約4カ月たった。同氏に日本語教育への思いについて話を聞いた。 最初に板垣理事長は「どのようなビジョンを持っているか」という本紙の質問に対し、「日本語教育は派手なことは何もない。地味な仕事をこつこつやっていくだけです」とし、「人づくりのためにやる」と総会での就任あいさつと同様の言葉で応えた。 同センターで継承日本語教育教師研修の継続が決まったことと、今後、国際交流基金と新たな関係を築いていくことについては「運営面においては過渡期にあって、非常に難しい」と重要な時期であるという認識を示したが、「日本語を教えていくことができればそれでいい」と割り切る。同時に、法人会員の獲得については同センターを運営していく上で、最重要課題であると考えている。 板垣理事長は企業に対して法人会員入会を勧めた場合、「メリットは何があるのかという反応が予想されるが、そういう視点で話をしていない」と説明。「サンパウロでは日系人が多いので日本語を話す人がいることに感謝することが少ないかもしれないが、彼らが日本語を話すのは自然と覚えたのではなく、一生懸命努力したたまもの。日系企業の従業員には日本語を話す現地採用の社員がいるはずだ。彼らを育てたのは日本語教師であり、センターであるかもしれない。そのような大きな視点で見てもらえたら」と強調する。 さらに同理事長はセンターには今後、各地の日本語学校の経営にもアドバイスできるような「経営コンサルタント的な能力も必要だと感じている」とし、「各学 校には『教育なのでお金もうけをしてはならない』といった古い考えを改めさせなければならない」と経営者らしい一面ものぞかせた。 また昨今、日本語学校の閉校や日本語教師の不足が嘆かれて久しいが、「日本語教師と学校実態調査を実施し、日本語教師の実態をつかみたい」として「日本語教師の不足した地域の相談にも乗りたい」と対応を考えている段階だ。 板垣理事長は日本語教育について「派手なことはない」と前述したが、コロニアの諸活動の根幹を支える「大きな仕事」だ。インタビューの中にもたくさんのアイデアを列挙し、笑顔で「ブラジル社会を良くするような人が育つ教育ができれば」と夢を語った。 2012年7月26日付
No dia 27 de julho próximo, parte da tradição cultural e gastronômica da ilha de Okinawa estará...
Até o dia 26 de setembro, a JICA – Agência de Cooperação Internacional do Japão estará recebendo...
新設した会場で盛大に 小泉元首相からの祝辞も 【グァタパラ発・鮫島由里穂記者】「移民のふるさと」と称される聖州グァタパラ移住地の入植50周年記念祭典が21、22日の両日、グァタパラ 農事文化体育協会(川上淳会長)会館を中心に開催された。21日に行われた先亡者慰霊祭と記念式典には、聖市のほか近隣の日系移住地などから多くの来場者 が訪れ、先亡者の霊を慰めるとともに入植半世紀の節目を盛大に祝った。 21日午前10時からモンブカ墓地で挙行された同慰霊祭は、長山アウグスチーニョ、ジョゼレー・アパレシーダ・ダ・シルバ両神父が執り行った。 司会進行を務めた高木雅治グァタパラ・カトリック信徒会会長は冒頭で、「196名の先亡者と笠戸丸移民も眠っている。心を込めてお祈りしましょう」とあいさつ。続いて参列者による讃美歌の合唱が行われた。 約200人が訪れた同慰霊祭には、小林雅彦在聖総領事館首席領事、室澤智史JICAブラジル事務所所長や日系団体の代表者も参加。雲一つない青空の下、「拓魂」と刻まれた石碑に参列者が献花や焼香を行った。 同慰霊祭の後、参加者は入植50周年記念式典が行われる同文協会館近くの会場に移動。同式典では、移住者の主な出身地である山形、茨城、長野、岡山、島根、山口、佐賀の7県の県人会長や母県からの代表者があいさつに立った。 また、園田昭憲県連会長が小泉純一郎元首相からの祝辞を代読した。2004年に来伯した小泉元首相はヘリコプターで同地の上空を移動中、地上に「歓迎 小泉首相」の文字を発見。同地を訪問する予定はなかったが、急きょ降り立ったエピソードがある。 祝辞の中で小泉元首相は、「涙を流して歓迎してくれた感動は忘れません」と当時を回想。また「農業のみならず、様々な分野で活躍している日系人の皆さんに心から敬意を表します」と日系社会への思いをつづった。 祝辞の後、第1陣入植者9人と1993年以降の歴代同文協会長、80歳以上の長寿者に表彰状が贈られた。長寿者として表彰状を受け取った中島けさ みさん(93、長野)は、夫と息子とともに第8陣入植者として62年に同地に入った。当初は稲作に従事し、次第に野菜も作り始めた。養鶏にも携わったが一 番長い間作ったのは米だったという。「長野の冬はだいぶ寒い。ここは今は寒さもあるが、あとは暑い」と同地の気候に満足している様子だった。 中島さんとともに表彰された上野千枝さんは、茶の技師だった夫を含む家族でレジストロから同地に移った。「あまりグァタパラのために働いていない」と笑ったが、仲良しの中島さんによると「教会でオルガンを弾いていた」そうだ。 同祭典が行われた屋外の会場は、今回のために新設されたもの。祭典実行委員長を兼任した川上文協会長によると、同文協の総会が開かれた今年2月の 時点で...
平成24年度外務大臣表彰受章者がこのほど、在ブラジル日本4公館から個人6人団体1団体が決定した。 受賞者は次の通り(敬称略)。 【個人】 ◆松尾治(まつお・おさむ)。73歳。聖市在住。帰化人。日伯文化連盟理事、ブラジル日本文化福祉協会副会長、ブラジル福岡県人会会長、ブラジル 日本都道府県人会連合会会長、国外就労者情報援護センター副理事長、宮坂国人財団経営審議会会長等を歴任。日伯両国の友好親善に貢献した。 ◆森口イナシオ(もりぐち・いなしお)。77歳。聖市在住。2世。サンパウロ日伯援護協会で1984年より理事に就任し、2011年4月に会長を勇退するまで27年間にわたり副会長、会長を歴任。伯国在住邦人及び日系人の福祉と医療の向上に尽力してきた。 ◆吉岡黎明(よしおか・れいめい)。75歳。聖市在住。2世。社会福祉法人救済会「憩の園」の会長に2006年に就任し、日系高齢者福祉向上に尽力した。 ◆堤剛太(つつみ・ごうた)。63歳。パラー州ベレン市在住。東京都出身。汎アマゾニア日伯協会事務局長として25年にわたり日本文化の普及、日 本語教育事業、地域社会との交流、日系社会治安対策問題などに貢献。地方日系社会とのつながりを維持し、活性化への支援を行ってきた。 ◆岡島博(おかじま・ひろし)。70歳。パラー州カスタニャール市在住。群馬県出身。胡椒生産大型農家としてアマゾン地方では広く知られた存在。 スペイン・メロン、ハワイ・マモンなどの栽培ではサンパウロへ大量に出荷し地域の振興にも貢献。北伯群馬県人会長としてベレン近郊に540ヘクタールの原 始林を購入し、「群馬の森」として環境保護活動を実行している。 ◆藤巻修允(ふじまき・ながみつ)。80歳。リオ州ノーバ・フリブルゴ市在住。新潟県出身。1956年2月から同市に単身移住し、山岳地帯で暮ら すブラジル住民などに対しボランティアで近代的営農を指導、地域住民の生活向上に貢献。76年11月には移住者の意見を取りまとめ、ノーバ・フリブルゴ日 伯文化体育協会設立に尽力。団体設立と同時に日本語学校を開設し、移住地の子供たちの日本語教育に精力的に取り組んだ。 【団体】 ◆ブラジリア国費留学生同窓会(アブラエックス)。ブラジリア連邦区。国費留学説明会及び新規留学生へのオリエンテーションを通じて、優秀な学生の日本留学促進に貢献。元国費留学生間のネットワーク構築などに尽力した。...
県連(園田昭憲会長)は、第15回日本祭りで初めて郷土民芸展市を開いた。同市の骨董(こっとう)品約400点は、鹿児島、岩手、香川の各県人会や有志から集められ、1レアルから販売された。 販売には鹿児島実習生、ブラジル日本交流協会の研修生、日本からの留学生ら若者約30人が同市を手伝い、活気付けた。 売れ行きは好調で、同祭2日目は最終日の品不足を防ぐために夕方で同市を閉めるほどだった。最終日にはほぼ売り尽くした。 店長を務めた塚本恭子さんは同市について「大成功だと思う。来年は各県人会からもっと骨董品を集め、規模を大きくしたい」と笑顔で話した。 2012年7月25日付
ニッケイ新聞 2012年7月25日付け 北伯県人会協会(山本陽三会長)の理事一行が、ブラジル日本都道府県人会連合会への表敬訪問と、今月開催された『日本祭』視察のため、12日に来聖した。同協会はベレンの県人会支部などで組織され、今年4月に発足した。 表敬訪問では、山本会長、越知恭子副会長、岡島博理事、堤剛太相談役(汎アマゾニア日伯協会事務局長)の4人と、園田県連会長、本橋幹久、小山田祥雄両副会長が初顔合わせを行なった。 県連側から日本祭りのプログラム説明のほか、南北それぞれの県人会を取りまとめる組織として、より深い交流を図る意思が確認された。 北伯にない伝統芸能グループをサンパウロから派遣する交流事業を検討するほか、9月中旬にベレンで開催される地域最大の日系イベント『日本週間』に県連関係者を招待、懇親会を開くことが決定した。 園田会長は「県連が積み重ねてきた知識や経験を少しでも還元できれば。上辺だけでなく本当の意味での交流がしたい」と前向きな姿勢を見せ、北伯関係者もそれに賛同した。また、移住105周年を迎える来年に正式に姉妹提携を結ぶ考えも示された。 13日からあった日本祭りを視察した山本会長は「舞台でのパフォーマンスや郷土料理のブースなど、多くのことを学べた。『日本週間』をより良いイベントにするための参考にしたい」と満足げに話した。
ニッケイ新聞 2012年7月25日付け グァタパラ農事文化体育協会(川上淳会長)は21、22日に文協会館でグァタパラ移住地入植50周年祭・収穫祭を開催し、初日午前に行なわれた 入植50周年記念式典には各地から約1千人が参加した。会場では農産物展示会、手芸品展示会が開かれたほか、記念演芸会の開催で花柳流龍千多さんの生徒に よる舞踊、井上祐見さん、中平マリコさんなど豪華出演者によるショーが繰り広げられ、盛り上がりを見せた。 各地から出発したバスが続々と到着し、共同墓地で慰霊祭が行われた後、文協会館で式典が開始された。式典には在聖総領事館の小林雅彦首席領事、 JICA聖支所の室澤智史所長、ブラジル日本文化福祉協会の山下譲二副会長、県連の園田昭憲会長、援協の菊地義治会長、移住地関係7県人会代表者らが出 席。 島根県から県環境生活部の山岡尚次長、県環境生活部文化国際課国際交流グループの梅林英教主任、島根県海外移住家族会の百合澤正志会長も式典に合わせて来伯した。 祭典委員長を務めた川上会長は関係者らに社寺を述べた上で「今後も新しい実業精神と新たな時代の生き方を求めて行きたい。時代が移り、思想が変ってもこの信念は不変、一層の奮起を誓う」と宣言した。 小林首席領事のあいさつに続き、同移住地に入植した7県(山形、茨城、長野、岡山、島根、山口、佐賀)の県人関係者、島根県の代表者から、各県知事の祝辞が代読された。 式典では各種表彰式も開催され、1962年1月12日に入植した第一陣入植者表彰式で、黒澤允晴、鈴木照夫、石田光治、鈴木重延、林健次、田中邦共、相馬国男、佐伯邦夫、黒澤儀次エ門各氏が表彰された。 歴代文協会長表彰式では黒澤允晴、白水晋、近藤四郎、高齢者表彰では80歳以上の45人が表彰された。鏡割りが行なわれ、式典は幕を閉じた。(敬称略) 初日の記念演芸会では、各著名人のショーのほか、島根、広島県人会による神楽の発表が注目を浴びた。また、農産物の展示販売では、日本から取り寄せて同地で栽培したコシヒカリの水田米が人気を博した。 会場の食品ブースでは、グァタパラ日本語学校の生徒も協力。同校の高木エウザ教育委員長は「入植百周年になってもこの子供達によって栄えていて欲しい。古里を大切に思って、地元に戻って来てくれる子に育って欲しい」と日本文化の伝承に力を入れていた。 グァタパラ文協元副会長の林良雄さんも「サンカルロス、リベロン・ププレットなど近隣日系社会との交流を図って、同地の活性化を図っている」と話していた。
県連(園田昭憲会長)主催の日本祭りで、今年創立50周年を迎えるブラジルいけ花協会(エリソン・トンプソン・デ・リマ・ジュニオール会長)は、過去最大規模の生け花の展覧会を行った。 約400平方メートルの展示スペースには、8流派による大作8点が展示され、記念撮影する来場者の姿が見受けられた。また展示スペースの出口には 来場者が作品の竹に短冊をつけるコーナーも設けられ、多くの人が短冊に願いを込めて書いた。 今年初めて販売した3000枚の小さいサイズの生け花のカレ ンダーは大きいサイズのカレンダーより好評で最終日の15日で完売した。 エリソン会長は「生け花をブラジルでもっと広め、ブラジルの社会のために貢献していきたい」と今後の意気込みを語った。 ◆35周年の公文研究会 日本公文教育研究会(児玉皓二代社長)は、今年もブランド強化を目的にブースを出展した。 ブラジルに進出して今年で35周年を迎える同会は伯国内で約10万人の会員を有し、会員数は年々増加している背景があり、同祭でも過去最大規模のブースとなった。 ブースでは来場者にアンケートを取り、公文のグッズが入った大きな紙袋をプレゼントした。また、ブース内に用意された机ではスタッフによる同会についての説明や折り紙などのワークショップなども行われ、来場者の親子らは有意義な時間を過ごした。 同祭のブース担当者のマルシオ・ボヒーロさん(29)は、同祭の出展について「ブラジル社会に貢献しているので、誇りに思いながら出展している」と目を輝かせながら語った。 2012年7月24日付
県連(園田昭憲会長)主催の東北被災地応援ツアーが10月14日から11月4日まで予定されているが、グローバル旅行社のツアー担当者によると、応募者は19日の時点でわずか「10人」だという。 県連は毎年、100人以上の申し込みがある大当たり企画「ふるさと巡り」を開催しており、今回自信を持って東北ツアーを企画していた。県連事務員 の伊東信比古さんによると「まだ7月。9月中旬の締め切りまでには」と心配していない様子。前出の担当者も「値段は安いほうだ。現在は参加を考えている最中だろう」と話す。 今回のツアーでは、岩手(釜石市、陸前高田市)、宮城(女川町、石巻市、名取市)、福島(いわき市、原発立入禁止地域境界ゲート、風評被害地)の被災地訪問が主となり、東北地域の観光地視察と1週間の自由行動と東京観光なども楽しめる。 自由行動期間中には公益財団法人海外日系人協会主催の第53回海外日系人大会が催され、3日間の開催期間中、皇族関係者との謁見や衆参両議院議長主催の昼食会などに参加できる。 県連は東北ツアーが中止にならないよう、今後は積極的に参加者を募っていくことになりそうだ。 ツアーは参加者が30人に達した時点で受け付け終了。申し込み、詳細はグローバル旅行社(電話11・3572・8990)。日本語対応は(電話11・3572・8995)まで。 2012年7月24日付
第34回岐阜県農業高校生海外実習派遣団(高﨑哲治団長)一行11人が19日から来伯し、31日までの約2週間をブラジル国内の日系農場などで研修する。20日、山田彦次岐阜県人会長の案内で来社した。 メンバーは高﨑団長をはじめ、田中一幸副団長、生徒代表の日下部純平、島垣内祐輝、井川拓海、奥谷翼、小澤礼弥、板垣内賢哉、嶋田颯(はやて)、三島朱里、伊藤優希の各氏。 高﨑団長によると同派遣団は、岐阜県の将来の農業経営者とリーダーの育成を目的としており、研修を通じて国際交流を行うという。また、日本では事前研修として同派遣団のOB会「ブラジル会」のメンバーと懇談し、先輩たちからの助言を受けてきたそうだ。 一行は、21日に聖市近郊へのピクニックの後、23、24日は聖州ピエダーデの文協会館に宿泊し、地元農家と交流する。聖市での視察後、26、 27日はミナス・ジェライス州ツルボランジアで大規模農業の実習を行うほか、イグアスーの滝視察などを経て31日まで滞伯。離伯後はスイスとオランダで集 約農業を見学し、8月初旬に帰国する。 生徒代表の日下部さん(17)は農家ではないが、「ブラジルの大規模農業を見るだけでなく、異文化に触れたい」と話す。 実家が酪農家だという三島さん(16)は「ブラジルの放牧のやり方を学びたい」と意欲を見せる。 また、先祖代々から農業を行い、現在はホウレンソウを栽培している島垣内さん(17)は「ブラジルでは農業経営をどうやっているのかを知りたい」と目を輝かせた。 田中副団長は「日本を離れる機会はなかなかないが、この研修では親元を離れ自立してほしい。将来は自信を持って農業に携わるリーダーになってもらいたい」と生徒たちへの期待をかけていた。 2012年7月24日付
Já está tudo pronto para o 1º Sekai Wakamono Uchinanchu Taikai (Encontro Mundial de Jovens Okinawanos), que...
ニッケイ新聞 2012年7月21日付け 在聖総領事館が本年度の『外務大臣表彰』該当者を発表した。ブラジルからは6人、1団体が受章した。 海外諸国との友好親善関係推進において、特に顕著な功績のあった個人や団体が表彰される。 国内外を含め個人62人と18団体が対象となり、19日に東京であった同省の飯倉公館で表彰式が行なわれた。 【個人】 ◎松尾治(サンパウロ市)ブラジル日本移民百周年記念協会執行委員長 ◎森口イナシオ忠義(同)サンパウロ日伯援護協会評議員 ◎吉岡黎明(同)社会福祉法人救済会会長 ◎岡島博(パラー州カスタニャール市)岡島農商事有限会社代表取締役 ◎堤剛太(パラー州ベレン市)汎アマゾニア日伯協会事務局長 ◎藤巻修允(リオ州ノーバフリブルゴ市)ニブラ農業機械販売会社社長 【団体】 ◎ブラジリア国費留学生同窓会(アブラエックス) (敬称略)
このコラムを書き始めて7年になる。日系コロニアの現在と未来を見据えて指針となりたいと考え、「灯台」と名付けた。このため、当然、公的団体への注文 が多く、読者からは辛口だといわれることが多い。批判していると取られるが、批判だけではなく前向きな提案もしているのだが、批判ばかりが目に付くよう で、まだまだ筆力不足なのかと自省している▼ 今回は、あまり知られていないブラジル日本都道府県人会連合会(県連)の粋な計らいを紹介しよう。3年前に話は遡る。県連執行部は、フェスティバ ル・ド・ジャポンに地方の日系団体を呼ぶ計画を立て、ベレンのパンアマゾニア日伯協会(生田勇治会長)に白羽の矢を立てた。同協会は資金不足でとても参加 できる状態ではなく、内部の反対意見もあり、生田会長、堤剛太事務局長は他の用件で出聖した時に園田昭憲県連会長に出展断念を伝えた。しかし、園田会長は 諦めなかった。往復切符や宿泊費の負担を県連が申し出て、参加が決まった▼ そして、3年前の同祭に4人がベレンから参加し、ブースを設けた。昨年は10が参加、今年は大挙して20人もの人たちが同祭で活躍した。協会の資 金不足が解消したわけではない。そのほとんどが自費で参加したのだ。「県連のおかげで、我々協会の人々の意識が変わりました」と堤事務局長は交流の重要性 を説く。地方の日系団体は同様のイベントを開催しているが、ややもすると井の中の蛙(かわず)に陥りやすい。ところが、同祭は北・中南米最大規模の日本紹 介展で、参考になることも多く、参加すれば大きな刺激を受けるのだ。ブースにいると様々な人が訪れ、交流ができるし、勉強にもなる。「来年は出展の方法も 考え直し、もっと力を入れなければ」と参加者が前向きに変わっている▼ 県連は、こうした地方の有力団体を招待するべきだ。地方日系団体のブースを並べたコーナーを作り、交流の場を設ける。こうすれば、各地で行われて いる日本祭の参考にもなるし、県連の地位や発言力も強くなる。県連は、先ごろベレンで発足した北伯県人会協会への協力を申し出ており、パイプを着々と太く している。(鈴) 2012年7月20日付
