07/03/2026

Ano: 2012

【福岡発・吉永拓哉福岡支局長】在外福岡県人会の子供たちを母県が受け入れ、文化体験や交流を図ることを目的とした「海外福岡県人会子弟招へい事業」が、今年も始まった。 対象となったのはブラジルをはじめとする7カ国10県人会の子供たち19人で、いずれも10~12歳の小学生。各県人会から10人の引率者に連れられて6日、福岡空港へ降り立った。 一行は翌7日に福岡県費留学生たちとともにオリエンテーションを受けた後、県内の小学校で日本の子供たちと一緒に七夕祭りに参加した。 9日は同県の小川洋知事を表敬訪問。県庁では子供たちが赤いTシャツ姿で元気よく小川知事にあいさつし、それぞれ日本語で出身国と名前を発表した。 小川知事は顔をほころばせながら、「将来は皆さんの国と福岡県を結ぶ懸け橋になってもらいたい。帰国されたら、福岡の魅力を家族や友達に伝えてほしい」と、子供たちに目線を合わせながら話した。 また、小川知事が「昨日は何をやったの」と子供たちに尋ねると、「(日本の小学生と)竹馬で遊んだ」「流しそうめんを食べた」と、それぞれ楽しそうに返事をしていた。 子供たちは今後、ホームステイをしながら茶道や和太鼓などの文化体験や博多祇園山笠、自動車工場を見学し、17日に帰国する。 2012年7月14日付
福岡県特産、新感覚調味料200本限定販売  開幕中の第15回フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)に出展している福岡県のスタンドでは、来伯した県庁職員らが同県の特産品を紹介して いる。その中で、株式会社高橋商店(本社=同県柳川市、高橋努武代表取締役)が製造している調味料YUZUSCO(ゆずすこ)の試食、販売も行われてい る。同調味料を紹介するため来伯した高橋代表取締役(45)がその魅力を語った。 今回福岡県から来伯したのは高橋代表取締役のほか、同県庁国際交流局の平野祥司事務主査(44)と同商工部国際経済観光課の笠(りゅう)由美子事務主査(44)、財団法人福岡県国際交流センター国際部企画交流課の熊谷浩志課長(49)の4人。 平野事務主査によると、同県では来年福岡で開催される予定の海外福岡県人会世界大会に向けて、世界各国と交流の幅を広げようという動きがあった。そこで、ブラジルで毎年行われている同祭にスタンドを出店してはどうかという案が持ち上がり、同県人会と計画を進めてきた。 同県のスタンドで紹介するYUZUSCOは、九州特産の調味料「ゆずこしょう」を液状化したもの。ゆずこしょうとは、ゆずの皮と唐辛子をすりつぶ したものに塩を加えた調味料。九州の一部で唐辛子を「こしょう」と呼ぶことから名付けられた。小瓶に入って売られているものが多く、ゆずの香りを楽しむこ とができる。 同社は25年ほど前からゆずこしょうを製造。特に高齢の世代から親しまれているが、愛用者から「瓶からはしやスプーンを使って取らなければいけな い」と利便性の悪さを訴える声があったほか、「ペースト状だと料理に絡める際ムラになる」といった指摘や、「使い勝手がもう少しどうにかならないか」との 意見があった。 それを解消できるゆずこしょうができないかと6年前、開発に着手。約1年半の歳月をかけて試行錯誤し、2008年7月から同調味料の販売を始めた。 高橋代表取締役によると、同商品は当初インターネット上で話題となり、それを見た報道機関が取り上げたことで全国的に知れ渡った。これまでテレビや雑誌で100回ほど紹介されているそうだ。 同調味料の南米上陸は今回が初めて。高橋代表取締役は「新感覚の調味料を日系の方に限らず1人でも多くの皆さんにご堪能いただきたい」と抱負を述べ、「南米で食されている食文化の中にこの調味料が融合できれば」と展望を語った。 日本祭りの会場では試食ができるほか、200本限定で販売されている。 なお、同スタンドでは同県産の八女茶や日本酒の試飲も行っている。笠事務主査は「福岡で頑張っている企業の商品をブラジルの皆さんに食べてもらえる機会」と意気込みを語った。...
きょうから恒例のフェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)が開幕する。15回も回を重ねるとマンネリ化は否めない。しかし、各県人会はそれぞれ工夫を 凝らし、活性化にはうってつけの催し物には違いない。今年の目玉は、なんといっても三菱自動車が展示する電気自動車だろう。この電気自動車は先月リオで行 われたリオプラス20に展示されたもので、会場で人だかりができた。日本でも300万円(約7万5000レアル)以上する代物で、ブラジルに輸入するとな ると1000万円(約25万レアル)程度にはなる。会場で試運転をするというから是非、見てみたいものだ▼ だが、こうした情報が主催者の県連からなかなか提供されない。今回始まったことではないのだが、広報体制が整っていないのだ。何年も前から改善を 求めているが一向に埒(らち)があかない。県連だけではない。県人会も同様だ。今回、三重県、福岡県から県庁を通して企業が参加する。だが、県連はおろ か、関係県人会から何の連絡もない。はるばる母県から金も時間もかけてやってくる人たちに対して失礼ではないか。日系コロニアは客のもてなし方法を忘れた のか。県人会が総出で郷土食作りに忙しいのは分かる。だからといって、母県から来る人たちの対応をおろそかにしていいわけはない▼ 同祭りがより一層発展するためには、母県を巻き込み、各県の企業の出展を誘致することが不可欠だ。今回来伯した人たちが満足して帰れば、次回以降 企業や団体の出展増加に結びつく。反対に不満を持てば、県庁へクレームが入り、県庁も送り出しをちゅうちょする結果となる。県庁の担当部署の顔を潰せば、 県人会への影響も出てくるだろう。県人会の役員は考えるべきだ。県人会が対応できないのなら、県連もしくはフェスティバル・ド・ジャポン実行委員会内部に 日本から参加する企業、団体向けの部署を設けるべきだ▼ 県人会の根幹に関わる事柄を我々外部の人間から指摘を受けるのは恥ずかしくないのだろうか。一昔前までは真摯に受け止める人たちがいたのだが、世代交代とともに県人会の良さも薄れているとしか考えられなくなっている。(鈴)
長野県人会(北澤重喜会長、81)は、毎年恒例となっている長野県の名産、野沢菜の収穫、水洗い、漬け込み作業を9日、モジ・ダス・クルーゼス市内のサレゾー・ポリスとビリチーバ・ミリンにある北澤会長の農場で行い、会員らと同農場の従業員約20人が作業に取り組んだ。 同県人会の野沢菜漬けが出品されるのは、今年の第15回日本祭りで14回目。しかし、北澤会長はモジ支部会員の高齢化と野沢菜栽培には手間がかかることから今年で最後の出品にしようと考えている。 同県人会の高齢化は顕著で、今年の作業も昨年より少ない人数で行われ、農場の従業員らが手を借していた。野沢菜は高原野菜で高温に弱く、温度を下げるために晴れの日午前中に欠かさず、スプリンクラーで水をまくことなど手間がかかる。 今年の野沢菜作りは5月8日に育苗箱に種をまく作業から始まり、2週間後にサレゾー・ポリスの畑(約100×10メートル)に植え替え、9日午前 中に同畑の従業員数人によって収穫された。今年の野沢菜は例年に比べ、野沢菜の品質が高く豊作に恵まれた。その後、サレゾー・ポリスの葉野菜出荷場で同畑 の従業員による水洗作業が行われ、またビリチーバ・ミリンの農場でも同会員婦人部により同時進行で遂行された。 水洗いした野沢菜はビリチーバ・ミリンの農場で例年通り、北澤会長の3男の北澤義明さん(43)を中心に漬け込み作業が夕方まで行われた。漬け込 み作業を手伝っていた同県人会モジ支部長の山口正邦(81)さんは最後の野沢菜作りに対し、「とても残念だが、会員の高齢化は避けられないからしょうがな い」と述べた。 毎年、好評で売り切れる野沢菜漬けの作り方の秘訣を北澤会長に聞くと、同畑に地下約100メートルから地下水をくみ上げ、その天然水を使って野沢菜を育てている点という。自然豊かな同畑に地下の天然水の最高の組み合わせがおいしい野沢菜を生み出していることが分かった。 同県人会の野沢菜漬けは、今年1袋8レアルで3日間で約700袋を販売する予定。過去14回すべて品切れになっているので、早めの購入が望まれ る。同県人会の郷土食は4番スタンド。また、購入した野沢菜漬けは水で洗わなくても、そのまま食べることができる。(おわり、石橋恭平記者) 2012年7月13日付
在伯栃木県人会(坂本アウグスト進会長)の婦人部(尾身千枝子部長)は、6月20日に開かれた定例会議で同3日に同会館で開催した第22回焼きそば祭りを振り返った。 尾身部長によると、今回の来場者数は例年通りで、販売数は1000食未満だったという。会議の中で永田美知子相談役から、前売り券と当日券の販売数がそれぞれ報告された。収益は現在算出中。 運営に携った部員らからは「盛り付けが良かった」、「これまで男性に任せていた野菜の調理を婦人部が担当したので、よりおいしくできた」と積極的 な意見が多かった一方、「量が少ないという人がいたみたい」という声も聞かれた。尾身部長は「見ておかないとダメね」と改善に向けて助言した。 会場で販売した焼きそば以外の料理はいずれも完売。「おはぎや菓子類は倍くらい作っても良かった」と言うほど好評だったようだ。 同婦人部は、反省点を今後の同催しや13~15日に開催される日本祭りに生かしたいとしている。 同婦人部の定例会議では、その月に誕生日を迎える部員が持ち寄った料理を囲む。同日は、ちらしずしとコシーニャ、パステル、ゼラチーナが振る舞われ、和やかな雰囲気の中進行した。 2012年7月13日付
ニッケイ新聞 2012年7月12日付け  土曜日(14日)  第三アリアンサ創設85周年記念式典、終日、同移住地      ◎  バストス卵祭り、終日、同移住地、日曜日も      ◎  日本祭り、終日、イミグランテ会場(Rodovia dos Imigrantes km 1,5, Sao Paulo)。日曜日も
ニッケイ新聞 2012年7月12日付け  土曜日(14日)  第三アリアンサ創設85周年記念式典、終日、同移住地      ◎  バストス卵祭り、終日、同移住地、日曜日も      ◎  日本祭り、終日、イミグランテ会場(Rodovia dos Imigrantes km 1,5, Sao Paulo)。日曜日も
ニッケイ新聞 2012年7月12日付け   県連「日本祭り」の会場内講堂で15日午後2時、『Coracoes Sujos』(ヴィセンテ・アモリン監督)が上映される。一足先にあった試写会で早速鑑賞。フィクション映画としてなかなかの出来。特に前半部分は目頭に 熱いものを感じたほど。ほぼ日本語で楽しめる。「人が多くて…」と避ける向きの方も足を運んでみては。
伯国の47都道府県人会の中で唯一、県連(園田昭憲会長)に属していなかった富山県人会(市川利雄会長)は昨年、約10年ぶりに県連に復帰した。同県人 会の発足は1960年。2010年8月には県人移住100周年、県人会創立50周年、母県と聖州との友好提携25周年の記念式典を実施するなど積極的な活動を行っている。 今年は10年ぶりに日本祭りに出店するが、アリアンサ郷友会と同県人会主催の第3アリアンサ入植85周年記念式典が14日午前8時から聖州ミランドポリスの第3アリアンサ移住地会館で開催されるために多忙を極めている。 同県人会が販売するのは、すき焼き丼(12レアル)、コロッケ(4レアル)、天ぷら(4レアル)、コーヒーゼリー(3レアル)、あずきのお菓子 (3レアル)などで、出品に向け2月から練習を重ねてきたという力の入れよう。市川会長は「私は日本祭りにスタンドを出すのは初めてのことですが、10年 前に出店を経験した婦人部の会員がいるので力強い。何も心配していない」と胸を張る。 すき焼き丼は来場者の「おいしいものを少しずつ食べたい」という要望に応えて、通常より小さい器で提供し、高級料理を手軽に楽しんでもらうよう心 掛けた。また、今回の日本祭りへの出店を大変喜んだ母県からは、近年注目されている「高岡コロッケ」を提案され、同県人会でもブラジル風にアレンジしたコ ロッケを提供する。 富山県高岡市はコロッケ消費量が全国有数であることからコロッケでイメージアップを図ろうと、04年に高岡市役所の若手職員の有志が運営するホー ムページ「カラーたかおか」で紹介した。さらにホテルニューオータニ高岡が新作コロッケを作るなどして次第に盛り上がりを見せ、08年6月に高岡市、高岡 商工会議所、富山新聞社などが集まって「高岡コロッケ実行委員会」が発足。同じくコロッケで街おこしを進める龍ケ崎市(茨城県)、三島市(静岡県)ととも に「三コロ会」を結成し、交流を深めている。 また、あずきのお菓子は会員の女性がクリームとフルーツとあずきを使ったものを考案し、同県人会に提案したことがきっかけでメニューに取り入れられた。 市川会長は「会員の発案で日本とブラジルの文化が合わさってできたドッセ。とても意味があると思う」と同県人会の明るく活発なエピソードを明かした。10年ぶりの出店となる富山のスタンドは51番。日本祭りに新たな味の楽しみがまた一つ増えた。 ◎   ◎ 神奈川県文化援護協会(永田淳会長)は今年初めて日本祭りにスタンドを構え、横浜中華街にちなんだ郷土食、中華饅頭をブラジルに紹介する。...
日本の報道によると、フェスティバル・ド・ジャポンの三重県人文化援護協会のスタンドに、清水醸造(鈴鹿市)と寒紅梅酒造(津市)の日本酒が出展されるという。 これは、前田ネルソン三重県人会長が同祭に参加する日本企業を誘致しようと鈴鹿市のNPO法人・愛伝舎代表の坂本久海子さん(50)に依頼。坂本さんが様々な企業に声をかけ、清水醸造の清水慎一郎社長(54)が手を挙げた。 同社は2年前に開催されたサッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の公認商品に、清酒「作(ざく)」が選ばれた経緯があり、2014年の 伯国大会でも販売したいと考えていたという。また、清水さんが他の蔵元に声をかけ、寒紅梅酒造も出展することになった。同県人会関係者によると坂本さんは フェスティバル・ド・ジャポンにも訪れ、ブラジル日系社会を視察する予定。 2012年7月11日付
【ベレン発】昨年、東日本大震災の影響で中止されたミス日系コンテストが7日夜、汎アマゾニア日伯協会神内講堂を会場に2年ぶりに実施された。毎年恒例の七夕祭りも今回同時開催され、二つのイベントに参集した入場者たちで協会の施設が大いににぎわっていた。 ミス日系には10人の候補者が出場し、今年度の栄冠はカスタニャール日伯文化協会推薦の岡島ラリッサ・マユミさん(17、学生)が射止めた。岡島さんは、14日にサンパウロの日本祭りで開催されるミス日系全伯大会へパラー州代表として出場する。 当日は午後5時から同協会駐車場を会場に七夕祭りが開催。会場には、特大のくす玉吹き流し30個がワイヤでつり下げられ、夜に入るとくす玉の中に 取り付けられた電球が色鮮やかに照り輝き、七夕気分を一層盛り上げていた。会場には食べ物を販売する屋台も並び、用意されたテーブル席がすぐに満席となっ ていた。 ミス日系コンテストは、午後8時から神内講堂で催された。今年のミス候補者10人は、トメアスー、カスタニャール、サンタ・イザベル、サント・ア ントニオ、アナニンデウア、タパナン、ベレンなどの各地域から出そろった。各候補者の応援団も大勢で詰め掛け、100席のテーブルと18の2階桟敷(さじ き)席もすべていっぱいの状態だった。 サンパウロから来ていたテレビタレント・ケンジの絶妙な司会でミス候補者たちが次々に登場。七夕を記念しての浴衣や華やかなドレス、水着などの衣装で舞台から花道にかけてそのプロポーション等を披露していた。 10人の審査委員による審査結果は、ミス日系に大学生で1・75センチの長身岡島さんが選考された。また、プリメイラ・プリンセーザに高校生の吉 野セシン・ナオミさん(16、パラー日系商工会議所推薦)、2位に学生の瀬口スエレンさん(20、トメアスー農業振興文化協会推薦)が入賞。瀬口さんは、 ミスの候補者間の投票で選ばれるミス・シンパチアにも選考されダブル受賞となった。 2012年7月11日付
日本文化普及貢献の10人が表彰  日系ブラジル連邦下院議員の西森ルイス氏が会長を務めている伯日議員連盟は、在ブラジル日本国大使館と共催で6月26日、ブラジリアの連邦下院 議会で移民104周年記念式典を開催した。当日は約200人が来場。式典では、日本文化の普及や促進に貢献したことが認められた日系人10人のうち、来場 した6人が表彰された。 同式典には西森下議をはじめ、大田イオランダ慶子、安部順二、高山ヒデカズ各日系下議や、三輪昭在ブラジル日本国大使、JICAブラジル事務所の室澤智史(さとし)所長らが出席した。 同式典では三輪大使、上田雅三連邦高裁判事、下本八郎元サンパウロ州議員、秋本満敏日伯農業開発株式会社副社長、嶋田巧パラナ日伯文化連合会元会長、水本エドアルド本紙会長の6人が表彰され、同連盟議員よりそれぞれ記念プレートが手渡された。 表彰者を代表して上田判事は、「伯国で貢献した我々の祖先に敬意を払うとともに、移民を受け入れてくれた伯国に感謝」とあいさつ。三輪大使は「苦労を重ね、伯国で信頼を勝ち取った日本移民は我々の誇り」と強調した。 また式典では、日伯国会議員連盟事務局長の藤村修日本国内閣官房長官から届いたメッセージも代読された。 出席した大田、安部、高山各下議はそれぞれ、「日系社会は常に発展しているが、その経緯や歴史を忘れずに子孫へと伝え、将来の日系社会をつくっていこう」と呼びかけた。 表彰を受けた嶋田氏(79、2世)は、パラナ日伯文化連合会会長などを歴任し、同地日系社会の結束に尽力。「こんな素晴らしい賞を私になんてもったいない。パラナの日系人を代表して受け取りました」と感謝を示した。 秋本氏(63、愛媛)はセラード開発などで農業に30年間携わり、近年は文協RURALの企画にも力を注いでおり、「このような機会で今までの努力が認められてうれしい」と話した。 また本紙水本会長は、「これからも日系団体と協力し、メディアの面から日本文化の普及を支えていきたい」と語った。 式典を企画した西森下議は「今回の表彰は数人に贈られたが、本当は日々の小さな活動に従事している何百万人もの日系人に贈られるべきもの」と述べ、各個人の貢献をたたえた。 式典には遠方からの出席者も多く、聖市からは園田昭憲県連会長が参列したほか、パラナ州から約50人が出席した。 団体を引き連れて参加したリーガ・パラナ日伯文化連合会の折笠力己知(りきち)会長は「これまでと違った移民の表彰が行われて良かった。パラナでも西森氏と協力して文化継承に力を入れていきたい」と意気込みを語った。 同式典は同19~28日の日本文化週間の一環で開催。式典後は文化週間の開会式も行われ、琉球国祭り太鼓の華やかな演奏が披露された。また、日本 文化週...
ニッケイ新聞 2012年7月11日付け  「美味しい野沢菜をどうぞ!」。今週末に行なわれる県連主催『日本祭り』で長野県人会(北澤重喜会長)は今年も〃郷土の味〃野沢菜を販売する。  同祭のためだけに栽培するため「1年に一度だけ楽しめる味」と評判も高い。10年以上続く恒例の収穫、漬け込み作業が9日にあった。  約400キロの野沢菜を塩漬けにし、後にピンガ、砂糖などで独自の味付けをするのが長野県人会流。  昨年は600袋を準備したが最終日にほぼ残らなかったことから、今年は800袋分を漬け込む。値段は一袋8レアル。  北澤会長は「今年は寒かったから野沢菜もよく成長した。ご飯のお供、酒のつまみに最高」と話している。同県人会の屋台は4番
ニッケイ新聞 2012年7月11日付け  群馬県人会(内山住勝会長)婦人部の部員10人が先月5日、サンパウロ日伯援護協会が経営する「あけぼのホーム」を慰問に訪れた。  婦人部の活動に長年にわたって貢献し、同ホームに約20年入居する群馬県出身の蓑毛ひろさん(99)を見舞うため、毎年実施されている定例行事。  部員の大矢みどりさんは、「まだまだ元気そうで良かった。本人だけでなくほかの人たちもとても喜んでいた」と感想を話した。  同県人会は、初代会長の石原桂造氏が救済会「憩いの園」の設立に尽力しており、援協傘下の「やすらぎホーム」設立時には福田赳夫元首相(当時は 副総理)を通じ、県人会が仲介して県から建設資金援助を得るなど福祉事業に力を入れてきた歴史がある。この慰問もその一環で、県人会の事業計画の一つとし て数年前から行われている。