06/03/2026

Ano: 2012

ニッケイ新聞 2012年2月3日付け 兵庫県人会(尾西貞夫会長)は『定期総会および新年会』を3月4日午前11時(10時半から受付)から、宮城県人会(Rua Fagundes, 152, Liberdade)で開く。参加費30レアル、75歳以上は無料。申込み締切りは2月27日。 前年度の事業・決算・監査報告、今年度の予算審議および事業計画。総会後は新年会を開き、食事をしながらビンゴで親睦を深める。会費(50レ)の支払いも当日受け付ける。尾西会長は「県人会の将来のために話し合いましょう」と話し、ビンゴの商品用に、家庭に眠っている未使用品の持参を呼びかけている。 申込みは同県人会(11・3207・0025)まで。
ニッケイ新聞 2012年2月3日付け パラナ州のクリチーバ沖縄県人会(松尾きみえ会長)は1月29日、市内ニッケイ・クラブで新年会を開催し、約40人の会員が集まった。松尾会長が「今年も気持ちを新たに楽しく活動しましょう」とあいさつ。和やかな食事会やビンゴ大会で賑わった。持ち寄られた食事では沖縄料理も楽しまれ、郷里の話題に花が咲いた。欠かさず会に参加しているという山城善正さん(やましろぜんそう、2世、83)は「もっと沖縄系家族がいるはず。皆が集まれれば」と話していた。「イチャリバチョーデー!(一度会えば皆兄弟)」と言って山城弘義さん(やましろひろよし、70)が三線を鳴らし始めると、会員らが合わせ歌った。リクエストが飛び出し、合唱の輪が広がった。同会では三線の講習が昨年末から始まり、約10人の講習生がいる。次期役員についての話し合いも行われ、松尾会長は「私はできるだけの事をやった。次期役員には新しい考え方でより良い会を作っていってもらいたい」と、新役員の選出に期待を示していた。(長村裕佳子クリチーバ通信員)
ニッケイ新聞 2012年2月3日付け ブラジル日本都道府県人会連合会(園田昭憲会長)の本部事務所は先月16日、文協ビル3階から5階へ移転し、翌17日から業務を開始している。同階の所有団体であるサンパウロ日伯援護協会(菊地義治会長)との売買契約が終了次第、改装工事に着手する予定で、年内には本会議室や日本祭り用の倉庫などを備えた「県連センター」(仮称)を完成させる。園田会長は「やっと現在の県連の規模にあうような本部ができる」と表情を緩ませた。 1996年5月から利用していた3階部分の旧本部は、事務局と役員会議を開くスペースがあるのみで、年々規模が拡大する日本祭りの資料や荷物などが保管できない状態となっていた。今月1日に正式に住所変更を行った新本部は約200平米で旧本部の3倍以上。エレベータを背に向かって左側部分は、会長室兼応接室、70人が座れる大会議室となる。右側には事務局、日本祭り用の部屋、資料保管室を置く。改装工事は売買契約後に着工する予定で、工事完了には4カ月以上かかるとされている。本部の一部分を県人会の事務所として最大3団体まで貸出す計画となっており、現在、埼玉県人会が入居を希望している。援協側で売却に必要な書類が揃わず、1年にわたって売買契約が遅延したことで、昨年12月に援協が同部分の無償賃貸を提案、契約前の移転が決まった。具志堅茂信援協元事務局長によれば、書類は先月10日に揃っていることから、正式契約は時間の問題と見られている。
リベルダーデ・ベルデを中心となって推進している宮城県人会の中沢宏一会長は、リベルダーデに植えた桜の世話をする「桜守り(さくらもり)」を広く募集している。興味のある人は宮城県人会へ問い合わせてみるといい。 2012年2月2日付
コロニアの演歌歌手小野幸子さん(53、北海道)は1月22日、聖市リベルダーデ区の文協大講堂で東日本大震災支援チャリティーショーを開催。26日に同イベントの収益金4千レアルを宮城県人会へ寄付した。 報告のために本紙を訪れた小野さんと公演にゲスト出演した安斉アメリアさん、金城清子コーディネーター、演奏協力した「ザ・フレンズ」の蛯原忠男リーダーは「公演後はお客さん一人ひとりと握手をした。本当に喜んでもらえたと思う」と笑顔を見せた。 小野さんは東日本大震災で、故郷が津波の影響を受けたことを知った宮城出身の母が震えて泣く姿を見て「自分も何か支援しなくては」と思い、「歌うことしかない」と昨年6月ころに同催しを企画。公演が延び延びになっていたものの、イベント当日は大講堂が満員になった。 小野さんは「ステージの幕が開いた時からうれしくて涙があふれそうになった。企画から協力してくれた方々に感謝したい」と謝辞を述べた。 2012年2月1日付
正幹事と幹事補佐決まらず 在ブラジル秋田県人会(川合昭会長)は1月30日、聖市ビラ・マリアーナ区の同会館で2012年度年次総会を行った。同県人会は今年度が役員改正の年となっているため、総会では新役員の選出が行われた。同県人会の役員の任期は1期2年。開会前、これまで通算3期務めた川合会長は退任の意を示していたが、協議の結果続投が決まった。 川合会長は就任あいさつで「前会長らに指導を仰ぎ皆さんと頑張りたい。県連が力を入れている日本祭りなどの行事を大切にしたいので、できるだけ県人会へ出席して下さい」と会員に協力を求めた。 役員の選出では、正幹事3人と幹事補佐3人の計6人の選出も必要だったが、協議がまとまらなかった。総会では、正幹事と幹事補佐の人選は2月末に先延ばしすることが決まった。 そのほか総会では、11年度事業報告、決算報告及び12年度事業計画、予算計画が読み上げられた。同県人会は今年、母県の5市から要請を受け、表敬訪問団を結成して日本を訪問する。出発までに2回の説明会が予定されており、川合会長は「母県はすでに訪日のための補助金を申請したそうだ」と説明し、「2年間『来てほしい』と言われ続けていた。やっと訪問が実現する」と母県の訪問を喜んだ。 新役員は次の通り(敬称略)。会長=川合昭。副会長=大石ロベルト博通、青木ワグネル昭弘、阿部カルロス健二、下本ジルセ明美。書記=西岡セリナ。会計=大間知アルフレッド諒士、三船弘士。相談役=舟木良治。地方理事=田口寛二。 2012年2月1日付
東日本大震災の一周忌法要は3月11日に日系5団体に加えて、領事館、被災6県(宮城、福島、岩手、青森、茨城、千葉)、仏教連合会が合同で文協大講堂で開催する。式次第は仏連が作り、宮城、福島、岩手の県人会長が弔辞を述べる。そのほか法要についての詳細は2月1日に合同会議で決定する。大震災によって強まった絆。日系社会の「復興元年」は新たな動きを見せるのか。次は継続支援の具体策だ。 2012年2月1日付
鹿児島県人会(園田昭憲会長)は2月5日、同会館(聖市パカエンブー区イタジョビ街54番)で2012年度定期総会を開催する。第1次招集が午前11時、第2次招集が同11時半。 協議事項は11年度事業報告と会計報告、会計監査役監査結果報告、12年度事業計画案審議と予算案審議などで、出欠の連絡は必要ない。問い合わせは同会(11・3862・2540)まで。 2012年1月31日付
第1回ミナス日本祭り(主催ミナス・ジェライス州日本祭り実行委員会、ミナス・ジェライス製鉄所など)が2月3~5日、同州ベロ・オリゾンテ市のエクスポミナス会場で開催される。 この催しには県連も企画段階から協力しており、フェスティバル・ド・ジャポン実行委員長の前田ネルソン氏らが情報やノウハウを提供した。 開催期間中、サンパウロの日系社会から琉球太鼓や阿波踊り、傘踊りの3団体が招待され、それぞれの郷土芸能を披露する。この催しは経済関連の講演会やパネル展なども行われる予定で、テーマはブラジル並びにミナス州への投資チャンス、日本・ミナスパートナーの成功例などについて。 このほか会場では国際料理セミナー、日本料理や日本音楽、茶道裏千家折り紙、武術、押し花や漫画など日本文化を紹介する。県連役員の本橋幹久氏は3日に現地入りする予定で「友好を深めてきます」と話している。 同イベントの公式ウェブサイトは(http://www.espacoampliar.com.br/japao/)。 2012年1月31日付
岩手県人会(千田曠暁会長)の定期総会が22日に同会館で開かれ、25人が参加する中で昨年の事業報告などが行われた。冒頭、千田会長が「昨年は故郷で、絶句する忌まわしい出来事が起こった。しかし会員の皆さんの協力で故郷に義捐金を送ることができた。ありがとうございます。今年は1周忌法要を行います」と、あいさつ。 昨年度の事業については、総会で役員選出が決まらず臨時総会で千田会長の続投が決定したことや、東日本大震災の発生翌日には義捐金募集を開始し300万円を母県に寄付したこと、またイグアスー移住地入植50周年式典に出席したことなどが報告された。 なお、利用者が多く同県人会のセールスポイントとなっている図書館の昨年度の利用者は2067人。利用冊数は8790冊だった。昨年度会計報告は、収入8万9943レアルに対して、支出8万8533レアル。50周年記念式典時の余剰金を補填(補てん)し黒字とした。 また、会運営を活性化するための基金の創設が役員より提案され、今後承認される見込み。早ければ4月の海浜旅行のバス代に充てるという。 千田会長は「協力をお願いしてばかりいるのは申し訳ない。何らかの形で不公平にならぬように還元したい」と話した。 総会後には新年会が開かれ、会員らは杯を交わして新たな年の門出を祝った。 2012年1月31日付
岩手県人会の総会出席者は25人。みな年輪を重ねた人たちばかりだ。しかし、総会後に開催された新年会には老若男女50人が参加したと聞く。なるほど、やはり会員の人は県人会には楽しむために集まっているのだ。千田会長は事務作業も一人で行い、パソコンで会報も自ら作成する。「ふり仮名をつけるのは大変だけど、少しでも若い人に県人会活動に興味を持ってもらいたいから」。楽しければ人は集まるが、その裏には支える人がいる。後継者の育成は責任感の共有から始まるが、楽しませることとのバランス取りは難しい。千田曠暁氏、70歳。会長として迎える14年目の正月だった。 2012年1月31日付
ニッケイ新聞 2012年1月28日付け コロニア歌手の小野幸子さんが、22日に文協大講堂で開催した「東日本大震災支援慈善チャリティーショー」の収益金4千レアルを26日午後、宮城県人会で中沢宏一会長に手渡した。日伯両国のカラオケ大会で数々の優勝を果たし、現在ショーの実施や生徒の指導にあたっている小野さん。母親が宮城県出身であることから、今回の支援先を同県に決めた。当日は千人収容の文協大講堂がほぼ満員になる盛況だった。同県人会にはチャリティーショーでゲスト出演した生徒の安斉アメリアさん、金城清子コーディネーター、ショーに協力した音楽グループ「ザ・フレンズ」の蛯原忠男リーダーも同席した。小野さんは「本当はもっと贈りたかったけど、皆の気持ちと思ってください」と義捐金を手渡すと、中沢会長は「震災孤児を応援するために県が作った基金に送りたい」と礼を言って受け取った。出席者らは「これで終わりにせず、何らかの形で支援を続けることが大事。日本との関係を築く一つの機会でもある」と意思を確かめ合っていた。
詳細が分からず県人会の多くは躊躇 県連(園田昭憲会長)は26日、聖市リベルダーデ区の文協ビルで行われた1月度代表者会議の席上で、ヤマト商事(高木和博社長)が経営する日本食総合スペース「エスパッソ・カズ」(聖市リベルダーデ区トマス・ゴンザーガ街85番)で、3月頃から各県人会とタイアップして、その県の郷土食を提供する「県連郷土食inエスパッソ・カズ」を実施することを発表した。これは「フェスティバル・ド・ジャポン」などで高い評価を得ている各県人会の郷土食を定期的に「エスパッソ・カズ」で紹介するもので、月に1、2回程度、期間を設けて実施するもので、園田会長によると「郷土食をレストランで提供することによって食に強い県連と県人会」を年間を通じてアピールする狙いがあるという。 「エスパッソ・カズ」はヤマト商事が昨年10月に開店した日本食総合スペースで、居酒屋「和」、弁当や寿司を販売する「デリカッセン・カズ」、日本で人気のゴーゴーカレーのフランチャイズ店「ゴーゴーカレー・カズ」、日本酒と焼酎の専門店「エンポリウム・カズ」などが入居している。 「県連郷土食inエスパッソ」は「フェスティバル・ド・ジャポン」で培われた食に強い県連のイメージを生かし、年間を通じ、レストランで各県の郷土食を食べてもらおうという狙い。同企画では一般のレストランではなかなか食べることのできない郷土食の提供を考えており、鮎の塩焼きや牛タン塩焼き、沖縄そばなどを想定している。 実施方法については、県人会の婦人部などが調理場に入ることはなく、県人会員は同店のスタッフに調理法の指導を行う。ヤマト商事高木和博社長は「当日は県連や県人会が店頭などで客に企画の案内をすることを行ってほしい」と話している。 また高木社長は「ウチはいろいろなお客さんに来てもらいたい。県人会にも自らの県の郷土食を知ってもらえるメリットがある。細かな条件は各県と個別に話し合って決める。まずはやってみようという手を挙げてほしい」と商売人気質で応えた。 同企画は12月の代表者会議で園田会長より提案され、26日の会議で企画の概要が発表された。しかし、現在の段階では詳細が発表されていないため仕入れの方法や売り上げの分配についての条件はまだ分かっていない。 山田康夫県連副会長は「企画に関連する仕入れや宣伝はカズが担当する。感心のある県はぜひともヤマト商事と直接話し合ってほしい。売り上げの分配などについては県連は関与しない」と話す。 この企画について県人会長らは「まだ詳細について聞いていないので何も分からない。県人会の郷土食はたくさんの人に食べてもらおうと値段を抑えているが、商売だと利益を見込まなければいけない。価格設定が難しいのでは」「婦人部を動かせるとは思えないので積極的に手を挙げようとは思わない。また、フェスティバル・ド・ジャポンで売れるものがレストランで売れるかは別問題。しばらく静観したい」と及び腰の県もあるが、園田会長は「これから詳しい説明はしていく。いくつかの県人会からはすでに参加したいという話は来ている。鹿児島県はやる」と積極的だ。 高木社長は「県人会の皆さんが望むような売り上げを上げることはできないかもしれないが、まずはやってみようということ。郷土食を食べて日本を応援しましょう」と呼びかけた。 2012年1月28日付
本日付社会面に掲載したブラジル日本都道府県人会連合会と和食レストラン「エスパッソ・カズ」が共同で展開しようとしている「県連郷土食inエスパッソ・カズ」は企画としてはユニークで面白い。公共機関である県連と民間企業がタイアップして、それぞれを宣伝し収益に結びつけようという試みだ。県連及び県人会にしてみれば、郷土食を通してアンテナショップとして知名度を上げることができる。レストラン側にしてみれば、食を通したイベントとして注目度は上がるし、県人会関係者が来客として見込める▼良いことづくめのように見えるが、大きな落とし穴がある。企画書を見る限り、県連、県人会を利用した単なる客集めとしか見えないのだ。郷土食を提供するのに調理場が狭いので、レストランの調理人が郷土食を作る県人会の婦人部の人たちから指導を受けて、レストラン側で作るという。おかしな話だ。わざわざ素人の婦人部の人たちから話を聞かないと料理が作れないのだろうか。また、「日本祭りというイベントではなく、レストランで提供するということを念頭にメニューを開発しなければいけない」との注意書きまであり、それなら、県人会を巻き込まず、自分たちが考えればいいだろう、と言いたくなる。挙句の果てにリスク回避を考え、材料の仕入れや利益配分、赤字のときの処理、宣伝広告費など双方で話し合うようなことまで記載している。この企画に賛同して実施する県人会があるとすれば、よほど物好きとしか言いようがない▼もっと、単純明快な方法がある。郷土食のイベントで客集めをしたいのであれば、県人会が持っている郷土玩具や郷土民芸品、ポスターなどをレンタル料を支払って借り、展示する。そして、その県の郷土食を提供すればいい。県人会は県のアピールができる上、わずかであってもレンタル料収入が見込める。こうすれば、レストランにとっても県人会の人たちが郷土食を食べに集まってくるだろう。大学の学園祭ではない。プロならプロらしく、料理で勝負するべきだ。(鈴) 2012年1月28日付
宮城県人会長の中沢氏らが中心となり、聖市と共に桜の植樹を進めている「リベルダーデ・ベルデ(リベルダーデ緑化運動)」。中沢氏が中国人と韓国人の団体にそれぞれの国の桜をリベルダーデに植えようと提案したところ、中国人の団体から「桜は日本の軍国主義を彷彿(ほうふつ)とさせる。戦後、中国などでは日本人の植えた桜を伐採した歴史もあるため、協力は難しい」とつれない返答を受けたという。中国人が増えていることを考えると、リベルダーデの桜が伐採されないか心配になってきた。いまだに戦争の傷跡が癒えていないことをつくづく感じる。リベルダーデの東洋人街も名ばかり。桜を植えることより、お互いが協調できるような事業を考えたほうがいいのではないか。 2012年1月28日付
中沢氏、谷氏も立候補に否定的 各県人会は1月から3月にかけて総会シーズン。毎週週末にはいずれかの県人会が総会を開いている。県人会の統括団体であるブラジル日本都道府県人会連合会(園田昭憲会長)も3月に総会が予定されており、今年は役員改選の年になる。園田会長は、退任の意思が固いと言われており、執行部サイドではいまだに次期会長候補者の名前が浮かび上がっていない。対抗馬として注目されている中沢宏一宮城県人会会長、谷広海宮崎県人会会長らも動きが鈍い。しかし、新執行部のシャッパ作りも進めなければならず、今月末から来月初めにかけて、大きく動くことが予想される。 昨年3月、当時の県連会長で沖縄県人会会長だった与儀昭雄氏が同県人会長を勇退したことから、副会長だった園田鹿児島県人会会長が県連会長に就任した。 県連の定款では、最年長者の副会長が会長に就くことが明記されていたのだが、本橋幹久鳥取県人会長が健康上の理由で辞退したため、会長選びが難航した。いずれの副会長も仕事上の理由で固辞していたが、園田氏が総会直前になり、「我を捨てて義を取った」と会長受諾を表明した。 昨年の総会の席上で、園田会長は、「先輩が残した大事なものを受け継ぎ、役員、会員の皆さんと可もなく不可もなくやっていきたい」と述べ、さらに、「(1年の任期で)時間は限られているが、県連の一番大事な行事であるフェスティバル・ド・ジャポンを継続してやっていきたい」と抱負を語った。 あくまでも、園田会長はワンポイント・リリーフを強調したのだが、この1年間の実績をみると、運営だけでなく、他団体との交流や交渉も無難にこなし、マイナス点はみられない。当然、執行部だけではなく、各県人会会長からも続投を望む声が強いのだが、本人は続投の意思はないと、執行部会で次期会長候補者の推薦を依頼している。 園田氏は、「鹿児島県人会の会長を長くやり過ぎているので、県連会長は引き受けられない」と理由を語っている。昨年2月に行われた鹿児島県人会の総会時にも会長退任を表明したものの、2013年の鹿児島県人移住100周年記念式典までは会長を続けてほしいと県人会員の総意として引きとめられ、会長を続けた経緯がある。 このため、来年の同式典を終えれば、鹿児島県人会会長を辞任する意向を固めており、今回県連会長を引き受けると途中で降板せざるを得ないため、「中途半端なことはしたくない」と県連会長続投を固辞している。 園田氏を担ぎ上げた県連執行部は、「園田さんしか会長はいない」と続投を希望しているものの、「熱心な人なので、仕事や家族を犠牲にしているのはよく分かるだけに無理強いもできない」と踏み込めないでいる。 一方、県連会長選挙になると必ず候補者として名前が取りざたされる宮城県人会会長の中沢氏は、「園田さんが会長を続けるなら、私が出る幕はない でしょう」と苦笑いする。昨年の一時期、中沢氏は宮崎県人会の会長に就任したばかりの谷氏と県連運営について話し合っており、当時から中沢、谷コンビで会 長選挙に打って出るのではないかと、うがった見方をする向きも多い。 谷氏は、現在はブラジル日本語センターの理事長だが、3月に開かれる同センター総会で退任が決まっており、「県連会長が視野に入っているのでは ないか」との噂(うわさ)も広がっている。谷氏は、「いまさら、県連会長でもないでしょう。出馬する気はありませんよ」と笑い、その噂を一蹴した。 中沢、谷両氏は園田会長を頂点とする現執行部には運営上の落ち度はなく、それなりの実績を残していることから、立候補しても勝ち目がないと考え ている。ところが、現執行部が次期会長候補者を擁立できないとなると話は違ってくる。一枚岩でなくなればシャッパも作りやすくなるからだ。執行部の動きを 見た上で対策を講じることも十分考えられる。...
東京都友会(坂和三郎会長)は、21日正午から聖市リベルダーデ区のニッケイパラセホテルで恒例の新年会を開催し、約80人が新年を祝った。 冒頭、藤間流名取の藤間芳之丞氏が祝賀の舞「扇」を披露。続いて坂和会長が「今年は辰年。中国の故事成語に画竜点睛(がりょうてんせい)という言葉がある。これは、壁に書かれた竜に睛(ひとみ)を入れたら、たちまち雲に乗って昇天したと言い伝え。みなさん今年一年、昇龍の勢いで元気に過ごしましょう」とあいさつした。 多羅間俊彦名誉会長の乾杯の掛け声の後、会場ではカラオケなどのアトラクションが行われ、参加者は「東京パラダイス」などをステージで熱唱し、華やかな雰囲気に包まれた。また、会場では雑煮や枡酒(枡酒)などが振る舞われ、参加者は日本の正月の雰囲気を楽しんでいた。 2012年1月27日付