06/03/2026

Ano: 2012

【福岡発・吉永拓哉福岡支局長】今年9月に設立したばかりのブラジル福岡県人会県費留学生OB会から、福永ミルトン会長が来日。今月15日、福岡県庁で小川洋知事を表敬訪問した。 福永会長(49、3世)は1988年度の福岡県費留学生で、現在は同県人会副会長を務める。今年、福岡県人会では母県とのさらなる交流推進を図るため、同氏を会長に過去の福岡県費留学生211人でOB会を立ち上げた。 9月1日にサンパウロ市で開催された同OB会設立記念式典には小川知事も出席。OBらが小川知事を歓迎した。 15日、福岡県庁知事室を表敬訪問した福永会長に対し、小川知事は「この前はありがとうございました」と握手を求め、ブラジルでの思い出や来年福岡市で開催される海外福岡県人会世界大会について話した。 福永会長が「OB会が立ち上がったことで、これからは福岡にやって来る機会がたくさんできそうです」と述べると、小川知事は「県人会やOB会の皆様が『福岡に来てよかった』と言っていただけるよう私たちも工夫したい」と笑顔で答えた。 また、この日夜は福岡市内の料理屋で歓迎会が開かれ、新宮松比古福岡県国際交流センター理事長をはじめ福岡県海外移住家族会(武藤英治会長)ら20人が福永会長を囲んで歓談した。 2012年10月20日付
60周年向けて実態調査推進も  「戦後に若い青年隊がブラジルに来たことで、沖縄県人会の継続・活性化に寄与した」―。ブラジル沖縄青年協会(石川繁会長)主催の沖縄青年隊移 民55周年記念祝賀会が、14日午後3時から聖市リベルダーデ区の沖縄県人会本部会館で開催され、青年隊約30人をはじめその家族など約300人が一堂に 会した。同会ではこれまで10年ごとに節目の祭典を催してきたが、今回から5年ごとに行うとし、5年後の60周年に向けて会員の実態調査も行っていく考え だ。 沖縄青年隊は、戦後復興が遅れた沖縄で海外移民及び郷土の中堅として活躍しようとする青年たちに、共同生活、講義や実習を通して技術・精神力を身に付けさせることを目的に、1955年に設立された。 同協会が発行した「沖縄青年隊写真集―写真で見る50年の歩み―」によると青年隊は、沖縄産業開発青年協会(初代理事長=瑞慶覧長仁氏)の送り出 しにより1957年4月11日に第1次隊30人がサントス港に到着。同9月に第2次43人、同10月に第3次25人の計98人を起点に、64年の第14次 隊まで303人がブラジルの土を踏んでいるという。 この日の祝賀会では、先亡者への黙とうの後、石川会長があいさつ。青年協会及び沖縄県人会の世話で広大なブラジルに受け入れてもらったことに感謝 の意を示し、「20代でブラジルに来た我々も今は年を取ったが、青年隊の気持ちは失っていない」と強調。303人の青年隊のうち既に約70人が他界してい るとし、5年後の60周年に向けて会員の実態調査を行っていくことへの協力を呼び掛けた。 引き続き、与那嶺真次同県人会長が祝辞を披露。戦後の沖縄県の厳しい状況の中で青年隊が渡伯し、県人会活動に活力を与えたことに触れ、「青年隊の応援がなければ、県人会は今のような発展はなかったと思う」とその貢献を褒めたたえた。 子弟を代表して日系3世の久場ミキさん(17)が、今や祖父の世代となった青年隊たちへの感謝の言葉を述べた後、この日集まった約30人の青年隊たちが当時の「青年隊綱領」を読み上げるとともに「青年隊隊歌」を熱唱した。 58年に第4次隊員として渡伯した山城勇さん(84)は改めて青年隊の歴史を振り返り、女子青年隊も含めると約330人が海を渡ってきたことを紹 介。今後も5年ごとに祝賀会を開き、継続していくことの大切さを強調し、「ビーバ、カリー、ビーバ青年隊」と乾杯の音頭を取った。 女子青年隊を代表して3人で一緒に記念のケーキカットを行った仲田光子さん(73、第1次)は、同青年隊として先にブラジルに来ていた夫の呼び寄...
一行がブラジリアに到着した9月29日は、日中の気温が35度まで上った。湿度が極端に低いため、乾いた空気でのどがヒリヒリと痛む。昼食後にチェック インしたのは、五つ星ホテル「マンハッタンプラザ」と「クビチェックホテル」でバスタブ付きだ。朝が早かったこともあり、シャワーを浴び、ひと寝入りした 人も多かったようだ。 初めてふるさと巡りに参加した聖州アラサツーバ市在住の藤木誠吾さん(78)と昌子さん(74)は「ブラジリアは街並みが奇麗。今回、キャンセル待ちでようやくふるさと巡りの定員に入れた。ブラジリアにはいとこが居るので、会えれば」と期待を寄せていた。 今回のツアーで最初に交流を行ったのは、ブラジリアからバスで1時間ほど離れたところにある近郊都市、タグアチンガ。ブラジリア文化協会(松永行 雄会長、会員100家族)の会館があり、一行が門ををくぐると青年部らが勇壮な太鼓で迎えてくれた。夕食を前に木原団長は「盛大に歓迎していただいてあり がとうございます。感無量でびっくりしました」とあいさつした。 ブラジリアには文協、老人会、DF文化体育協会などの日系組織があり、老人会会長の高橋実さん(88)は「各団体同士も団結している」と話す。老 人会は毎月第2日曜にカラオケやラジオ体操などを楽しむために120~130人が集う。会員数は250人で、1世が7割。近年は非日系の会員も増えてい る。吉田武弘さん(67)は「こんなに大きい老人会はブラジル中探してもないだろう。今度、日本政府に表彰されるんだ」と胸を張る。 また、田中淳雄さん(72)は「ブラジリアの日系社会はサンパウロよりも先に、一致団結して東日本大震災の際に義援金約8万レアルをブラジル日本大使館に送った」と教えてくれた。 青年の活動も活発で、日本語教育も熱を帯びている。タグアチンガ日本語学校の生徒数は現在100人。日系人は約半数。教師も16人いる。サンパウロ州と比べ日本語教師の給料が高い点が大きく異なる。 5歳から20歳まで富山県で過ごしたという日本語教師の西川カミラさん(26)は「明日はスピーチコンテストがあって10人が出場する。みんなのやる気はすごい」と話す。 宴も酣(たけなわ)にさしかかったころ、ブラジル大使館から荒木要参事官らが文協会館を訪れた。同地ではこのような交流がよく行われているそうだが、ツアー参加者らは一様に驚いていた。(つづく、植木修平記者) 2012年10月19日付
20日(土曜日) ◎ 青葉祭りは、午前7時から聖市リベルダーデ区の宮城県人会館(Rua Fagundes, 152)で。 ◎ 「日本文化月間行事」華道池坊の生け花展示会は、午前9時からクリチバ市セントロ区ビスコンデ・デ・ナカール大通りとビスコンデ・デ・リオブラン コ大通りの間(Rua 24 horas)で。日本映画の上映は、午後3時45分からクリチバ市サンフランシスコ区のシネマテッカ(Rua Presidente Carlos Cavalcante, 1174)で。21日も。 ◎ 南大河州ガリバルジ市の日本文化祭りは、午前10時から同市にあるFaculdade Fisul(Av....
ニッケイ新聞 2012年10月17日付け  県連主催『東北応援ツアー』に臨む17人のうち、県別で最多の参加者数を誇るのが福島。全体の半分に迫る8人が名を連ね、さらに被災県の県人会 長として唯一小島友四郎さんも参加する。同県は地震や津波そのものの被害のほかに原発問題を抱えており、何かしたくても個人では訪れるのすら難しいのが現 実だ。そんなもどかしさを感じていたからこそ、福島県人が半数近くを占めたのか。彼らにとって、今回のツアーは背中を押される思いだったのでは。コロニア からの応援の気持ちを存分に伝えてきてほしいもの。
ニッケイ新聞 2012年10月17日付け  【既報関連】ブラジル日本都道府県人会連合会(園田昭憲会長)が主催する『東北応援ツアー』の結団食事会が14日、聖市リベルダーデ区のレストラン「かあちゃん」で行われ、参加者に関係者を加えた約25人が出発に向け士気を高めた。  挨拶に立った園田会長は「日系社会の顔という意識と誇りを持って臨んで欲しい」と話し、団長を務める本橋幹久さん(県連副会長、鳥取県人会会長)も「単発で終わるイベントにするのではなく、今後の交流につながる取り組みとなるよう頑張りたい」と抱負を語った。  夫婦で参加する永山八郎(78)、てるさん(77)は共に福島県出身。八郎さんは「震災後すぐに親戚のもとに行こうと思っていたが、妻の体調不良もあって中々決心がつかなかった。このツアーは良いきっかけなりました」と話した。  ベレンから参加の山中正二さん(74、岩手)は「ただの観光だけで終わらせたくないからこそこのツアーを選んだ。被災地の皆さんの現状を体感した上で、自分に何ができるか改めて考えたい」と意気込む。  震災直前に地元を訪れている岩手県出身の田鎖満さん(75)は「自らの目で変わってしまった現地を見て、それをしっかりと心に刻んでコロニアに持って帰ってくることに意味がある」とその意義を語った。  今回ツアーに臨む参加者は17人。同日深夜の便で出発し、岩手、宮城、福島の各被災地を訪問し、来月4日に帰国する。
中部、北東部3団体と交流  県連(園田昭憲会長)主催の第38回ふるさと巡りが9月29日~10月4日にかけて行われ、124人が参加した。今回は首都のブラジリア、ゴイ アス州アナポリス、マラニョン州サンルイス市とレンソイス・マラニェンセス国立公園を巡り、タグアチンガ、アナポリス、サンルイスの3カ所で日系団体と交 流を深めた。一行は、サンパウロとは全く異なる計画都市ブラジリアの美しさを体験し、レンソイス・マラニェンセスの砂丘ツアーや川下りでは大自然のスケー ルに圧倒されていた。木原好規団長はバレリーニャス市内のレストランで今回のふるさと巡りを振り返り、「感動につぐ感動の旅だった」と総括。各地の日系団 体との交流と合わせ、これまで足を伸ばすことのできなかった景勝地を訪ねることで、改めて移住先のブラジルの魅力を発見できた旅になったといえる。(植木 修平記者) 今回のふるさと巡りは、今年2月の時点で既に定員に達するなど変わらぬ人気の高さを見せており、常連客の顔も多く見ることができた。参加者の中で 最高齢は聖州ボツカツ市在住の小原あやさん(91)で、旅行中も体調を保ち、笑顔を絶やすことがなかった。また、車椅子での参加者もおり、誰でも安心して 参加できるツアーであることがふるさと巡りの人気の理由なのかもしれない。 初めて参加した人は15人。リベイロン・ピーレス市在住の小林誠さん(71)は「仕事を少し譲ったので時間ができた。初めての参加で楽しみだ」とコンゴーニャス空港で飛行機に乗り込む前に話していた。 TAM航空3704便ブラジリア行きは1人の遅刻者も出すことなく、午前9時48分定刻通りに団員124人を乗せて大空へと飛び立った。同便の座席数は140人で、そのうち124人がふるさと巡り参加者が占め、ちょっとした「チャーター便」の気分となった。 ふるさと巡りでブラジリアを訪れるのは1995年の第8回、2003年の第17回に次いで3回目となる。同地に住む日系人は約8000人で、60 年にリオからブラジリアへ首都移転が行われた際に「ひと山当てようと」ブラジル各地からやってきた人とその子孫たちだ。入植当時、ほとんどが農業従事者や 仲買人などだったが、現在は公務員など職業は多岐にわたっている。 久しぶりに同地を訪れた人たちからは「昔は道も舗装されておらず何もない首都だったが、今は人も増えてビルも建ち並びびっくりしている」と、その発展に舌を巻いていた。 ブラジリアはブラジル高原の荒涼とした未開の大地(セラード)に建設された計画都市で、ブラジル人建築家ルシオ・コスタの設計により建設された。...
「被災者の役に立てれば」  ブラジル都道府県人会連合会(園田昭憲会長)主催の「東北被災地応援ツアー」が14日から始まり、出国直前の同日午後6時から同ツアー結団式が 聖市内の日本食レストランで開かれた。結団式には同ツアーの参加者のほか、県連の園田会長、援協の菊地義治会長、文協の山下譲二副会長らも出席し、ツアー 参加者にはなむけの言葉を送った。同ツアーは援協、文協、岩手、宮城、福島の3県人会の後援。 同ツアーは、被災地の実情を参加者に肌で感じてもらい、被災者の気持ちを共有することで心の絆もより強くなることを考慮して計画された22日間の 旅。参加者は引率の本橋幹久団長を含む17人で、福島県人会の小島友四郎会長をはじめ、8人の福島県人、2人の岩手県人を含めた被災地県出身者で構成され ている。 同ツアーでメーンとなる被災地3県(岩手、宮城、福島県)の訪問では、被災地視察のほか各県庁を訪ねて各県知事に日系団体の代表として義援金を届け、被災地在住の若者を伯国に招待する交流事業を提案するという。 また、9月23日に開催された「第6回弁論大会・第33回スピーチコンテスト」で東日本大震災の被災地について書いた5人の弁論を映した映像や、今年の「第15回フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)」のDVD、日本語学校で集めた寄せ書きなども県庁に贈与する予定。 さらに同ツアーでは、8日間の自由行動の後、今月30日から11月1日まで東京で行われる「第53回海外日系人大会」への参加(希望者のみ)、東京観光なども含まれている。一行は、11月4日ブラジルに帰国する予定。 ◎   ◎ この日の結団式にはツアー参加者をはじめ、約30人が足を運び会食を楽しんだ。後半に日系3団体代表者のあいさつ、ツアー参加者の自己紹介などが行われた。 園田県連会長は「日系社会の代表として行ってほしい」と激励。援協の菊地会長は「これからの被災地県との交流を大事にしてほしい」と話した。 福島県人会の小島会長(79、郡山市)は「僕らは移民としてブラジルに来て、言葉も分からなかったが何とかなった。被災地では言葉も分かるし親戚もいるので、被災者は何とかやらなきゃいけない」というメッセージを被災地で伝えたいと強調した。 震災後1カ月間、絶望に浸りながらNHKを見続けたという岩手県岩手郡出身の山中正二さん(74)は、今回自身が訪日することについて「実際に震災被害を目で見て、被災地について勉強して何か被災地の役に立てることができれば」と真剣な表情で話していた。 本橋団長は「ブラジルからわざわざ来てくれたということが伝われば、絆としてつながるのでは。また、被災地3県の各要望を聞いて、後に続くような交流事業をしていきたい」と抱負を語った。 2012年10月17日付
大分県人会(矢野敬崇会長)は21日午前9時より、聖市リベルダーデ区の宮城県人会館(Rua Fagundes,152)で、創立60周年記念式典を開催する。 同式典には大分県から小風茂副知事、志村学県議会議長、5人の県職員、10人の一般慶祝団のほか、塩田邦成立命館アジア太平洋大学事務局長も来賓として参加する。 当日は、同式典開催の前に県人の慰霊法要が行われ、最後には小風副知事による同県の現状に関する講演も予定されている。参加無料。 問い合わせは同県人会事務所(電話11・3209・8518)まで。 2012年10月17日付
本学は、日本の高等教育史上初の日英二言語教育を実施する大学としまして、2000年4月の開学以来、日本国内外からの多大な御協力のもと、21世紀に求められる人材の育成を目指し、多数の外国人留学生を受け入れて参りました。 この度、サンパウロ市にて、大学説明会を開催致します。本学へ進学に興味のある方は是非お越しください。   記 立命館アジア太平洋大学とは: 2言語教育システム: 英語・日本語の両方で授業開講。入学にはどちらかの言語のみ必要。 奨学金: 出願時の学力・言語成績などを考慮し、優秀な学生に対して30%~100%授業料減免として奨学金を支給。奨学金は4年間継続されます。 就職率95%以上: APUの国際学生の就職率は過去3年間で95%以上内定獲得。本学の独自の取り組みは日本経済新聞など、数々の全国メディアからも取り上げていただいております。 国際的環境: 学生の半数が留学生で構成されており、約80カ国・地域から約2,800名が正規学生として学んでおります。   <サンパウロ市説明会> 日程:10月25日(木) 時間:17:00~19:00...
リオ・グランデ・ド・スル(南大河)州ガリバルジ市で19、20日の2日間、日本文化祭りがファクダーデ・フィスル(Av. Presidente Vargas, 561)で開催される。同祭には県連(園田昭憲会長)の国内交流基金によって藤間流日本舞踊学校の藤間芳翁理事長(本名・龍川いく子)が同地を訪れ、同地で初めて本格的な日本舞踊を披露する。同祭の主催は国際交流基金。 同市にはイタリア系移民が多く、ワインやシャンパンの産地として知られており、日系人の市民はほとんど住んでいない。 しかし昨年、「ガリバルジ消防団救急車整備計画」に対して、日本から使われなくなった消防自動車(約1000万円相当)が贈られたことで日本との絆が芽生えている。 また、日本舞踊の他にも折り紙の専門家、鈴木アドリアーナ氏のオリエンテーションや日本酒についての講演会が19日午後7時半から開かれる。 コスプレやカラオケなどのイベントも行われ、焼きそばやすしなどの日本食の屋台も出店される。開場時間は19日が午後7時半から、20日は午前10時から午後6時半まで。 2012年10月12日付
ニッケイ新聞 2012年10月12日付け  ブラジル日本都道府県人会連合会(園田昭憲会長)主催の『東北応援ツアー』が14日から始まる。東日本大震災被災地(岩手、宮城、福島)を訪問 して支援を声明するほか、30日から東京で行われる『第53回海外日系人大会』にも参加する。また、被災3県の県庁に対し、若者を対象とした伯国への招聘 事業を提案することも決定。来年の日本祭り開催時期に合わせ、約2週間のプログラムを想定していることを説明する。  県連関係者の話によれば、応援ツアーが企画された背景には「顔の見えない義援金」の存在があった。日系社会を中心に昨年は伯国から総額6億円に 上る義援金が、日本赤十字社を通して被災地に送られた。ところが、それがどう使われたかといった報告もなく、日本国内で当地からの義捐金が広く周知される こともなかった。  過去最多といわれる義捐金が集められたのは「心情的にも日本に寄り添いたい」という気持ちが強かったからであり、送金後の音沙汰が皆無であるこ とに対し、義捐金を寄せた人々からある種の寂しさを伝える声が多くあった。そういったコロニアの心情を汲みとり、顔が見える形での当地からの応援の気持ち を伝えるツアーが企画され、6月から募集が行われてきた。  一行は岩手県釜石市、陸前高田市、宮城県女川町、石巻市、名取市、福島県いわき市などの被災地を訪問し、視察を行うほか、希望者は30~11月1日に東京の憲政記念館などで開かれる『第53回海外日系人大会』にも参加する。  3県の県庁には義援金を持参するほか、先月23日に日語センターとの共催で開かれた『弁論・スピーチコンテスト』で被災した東北地方をテーマとした5人の作品の発表映像を届ける。  また、県連を中心とした日系3団体の幹部は、被災地に住む若者を伯国に招待する事業計画の立案に合意し、応援ツアーが各県庁を訪問する時に、その草案を投げかけることも決まった。  両者の間で合意がなされれば、来年の日本祭りの開催時期に合わせ、被災3県から一人ずつ計3人を招待し、約2週間の交流プログラムを実施する。対象者や負担費用などの詳細については、各県の要望を考慮しながら柔軟に対応するという。  訪問団の団長を務める本橋幹久さん(県連副会長、鳥取県人会会長)は「日系社会を代表する気持ちで臨みたい」と意気込み、招聘事業についても 「日本への恩返しの気持ちはもちろん、実際の体験を当地で直接話してもらうことに非常に大きな意味がある。積極的な投げかけができれば」とその意義を語っ た。...
 ブラジル沖縄青年協会(石川繁会長)は、14日午後3時から聖市リベルダーデ区のブラジル沖縄県人会館(Rua Dr. Tomás de Lima, 72)で移民55周年記念祭典を行う。 同会の前身となる沖縄産業開発青年隊は、戦後復興が遅れた沖縄で海外移民及び郷土の中堅として活躍しようとする沖縄青年たちに、共同生活、講義や実習を通して技術・精神力を身に付けさせることを目的に、1955年に設立された。 その後同隊員たちは57年の第1陣をはじめ、以降16次にわたり計303人が渡伯してきた。今回も全伯から同会員とその家族も含め、300人以上が参加する大規模な祭典となる見通し。 式典の終了後は参加者らで食事を楽しみ、民謡、舞踊、獅子舞、参加者によるカラオケ大会など数多くの余興も予定している。なお、同会ではこれまで10年ごとに祭典が催されてきたが、今回から5年ごとに催す予定。 知念直義実行委員長とともに本紙を訪れた石川会長は、「ぜひまた会員たち皆の再会を楽しみたい」と話し、参加を呼び掛けた。 参加費は会員1家族200レアルで、家族の同伴は何人でも可能。参加の申し込み及び問い合わせは、石川会長(電話11・4421・3462)まで。 2012年10月11日付
衆議院鹿児島県第3区選出議員の補欠選挙に伴う在外選挙が、17日午前9時半から午後5時まで各在外公館で行われる予定。日本国内での選挙は28日に行われ、告示は同16日。 対象選挙区は次の通り。 鹿児島市(有屋田町、石谷町、入佐町、上谷口町、川田町、郡山岳町、郡山町、松陽台町、直木町、西俣町、花尾町、春山町、東俣町、平田町、福山町、油須木町、四元町)、枕崎市、薩摩川内市、日置市、いちき串木野市、南さつま市、南九州市(知覧町、川辺町)、さつま町。 在外公館で投票する場合は、在外選挙人証、旅券等の身分証明書を持参すること。 郵便投票は、在聖総領事館(電話11・3254・0100)など、最寄りの在外公館まで問い合わせのこと。 詳細は同館ウェブサイト(http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/senkyo/hoketsu/121028.html)で。 2012年10月11日付
毎回県連のふるさと巡りに同行し、旅の模様を映像作品にしている(有)グラバソン・シネマトグラフィカ(畑勝喜代表)が、3月末に実施された第37回ふるさと巡りでの作品を完成させた。タイトルは「元ソロカバナ鉄道沿線の日本人移民ゆかりの町を訪ねる旅」。 同社はDVDの完成後に事前予約者に郵送しようとしたが、郵便局がストのために郵送できず、現在はグローバル旅行社に預けている。 なお、予約していない人でも購入可能。本編では、旅行の映像だけではなく、ソロカバナ鉄道沿線の歴史についても解説されており、同線にまつわる移民史を気軽に学ぶことができるようになっている。希望者は同社(電話11・5581・3187)まで。 2012年10月6日付
ニッケイ新聞 2012年10月6日付け  老若男女60人が一斉に知恵比べ―。本紙主催の『第1回ニッケイ杯 数独大会2012』が先月29日、宮城県人会館で開催された。子どもから高齢者まで、60人が鉛筆を片手に頭をひねった。  予選の結果、全問正解者は10人。その内、回答時間の速かった5人が決勝に進出し、緊張感が漂う中、ステージ上で巨大パズルに挑んだ。  栄えある第1回ニッケイ杯を手にしたのは寺尾挙一さん(61、北海道)=サンミゲル・アルカンジョ市=。2位は土屋真弓エリーザさん、3位は篠原ダリオさんが受賞した。  また、数独の考案者で、日本初のパズル誌発行会社「ニコリ」(東京)の鍜治真起社長も駆けつけ、開発や普及の経緯について講演を行なった。  来年の第2回大会は、9月29日(日)に開催する。鍜治社長も来伯予定。後援・ニコリ、協賛・文協、県連、宮城県人会、コジロー出版、ニッケイパラセホテル、PILOT、ニッケイWEB
ニッケイ新聞 2012年10月6日付け  広島県から県職員を含む医師団6人が来伯し、9日から伯国4都市で『第15回被爆者健康診断』を実施する。  ブラジル原爆被爆者協会の森田隆会長、盆子原国彦副会長、援協の坂和三郎副会長、鍬野いづみ診療部長が案内のため来社した。  伯国に住む被爆者115人の内、75人が地域の病院で検査を受けた。医師団到着後は検査結果に伴い指導やアドバイスを受ける。  健康診断の日程は▼聖市=サンタクルス病院(9日午前7時半~)、リベルダーデ診療センター(10日午前8時~)▼リオ市=在リオ総領事館(11日午前10時~)▼クリチバ市=スギサワ病院(17日午前8時~)▼ベレン市=アマゾナス日伯援護協会(17日午前8時~)。  問い合わせは同協会(11・2577・0328)まで。