06/03/2026

Ano: 2013

ニッケイ新聞 2013年12月24日 ブラジル日本文化福祉協会関連施設、ブラジル日本都道府県人会事務局、在聖日本国総領事館の年末休業、休館日は次の通り。 ◎文協関連施設【事務局】12月24、25、31、1月1日(通常業務は月曜日~金曜日)【移民史料館】12月24、25、30、31、1月1日(通常開館は火曜日~日曜日)【図書館】12月24、25、30日、1月1、2日(通常開館は月曜日~土曜日)【日本館】12月25日、1月1日(通常開館は水曜日、土曜日、日曜日、休日)◎県連事務局=12月28日~1月5日◎在聖日本国総領事館=12月30日~1月3日
文協、援協、県連、商工会議所、日文連共催の2014年新年祝賀会が、1月1日午前10時からサンパウロ市リベルダーデ区の文協記念講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で開催される。 当日は、日伯両国歌斉唱、日系5団体を代表して木多喜八郎文協会長あいさつ、福嶌教輝在サンパウロ総領事祝辞、万歳三唱、「一月一日」の歌合唱後に場所をサロンに移し、乾杯に引き続いて祝賀パーティーが行われる。 詳細は文協(電話11・3208・1755)まで。 2013年12月24日付
「気持ち良く観戦してほしい」 半年後にサッカー・ワールドカップ(W杯)の開催を控えるブラジル。最低でも約1万人のサポーターと約500人のマスコミ関係者が来伯することが予想されるが、遠いブラジルの治安、物価高、ホテルや航空運賃の値上げについて不安を持つ人も少なくない。「はるばる日本からやってくる同胞の不安を取り除き、気持ち良く観戦してほしい」との思いから、ブラジル宮城県人会の中沢宏一会長のアイデアで11日、「COPA2014日本人訪伯者歓迎準備」計画が発足した。 中沢会長と共に計画を主導する秋田県人会の川合昭会長によると、(1)安くて安全な宿泊施設の提供(2)安全対策の啓蒙活動(3)ブラジルの情報提供、が同計画の3本の柱だという。 (1)については、来伯者のうち2~3割程度の人に経済的余裕がないと予想されることから、日本代表チームのキャンプ地イトゥや試合会場(レシフェ、ナタル、クイアバ)付近の地方文協・日本人会館の開放やその他施設を持つ各団体との連携、広間での雑魚寝を含めた各県人会館の宿舎の提供などを考えているという。 なお、受け入れついては各県の国際交流課に選考を依頼するなどして「不届き者が夜中まで騒いだり、会館使用のマナーが乱れるのを防ぎたい」としている。 (2)は、旅行社と協力してブラジルの治安の悪さや身を守るための注意点について紹介するパンフレットを作成し、空港や各施設で配布する案が出ている。川合会長は「日本が平和過ぎるお陰で、日本から来た旅行者は周囲に気を配らないため強盗の絶好のターゲットになってしまう。W杯のお祭り騒ぎ的雰囲気も手伝って、さらに油断してしまうかもしれない。危機感を持って安全の確保に努めるよう強く呼び掛けたい」と強調した。 (3)については、観戦ついでに南米旅行に繰り出すサポーターたちに旅のアドバイスをするほか、日本からの新鮮な情報を取り入れると同時にブラジルの日系社会について知ってもらい、今後の日伯交流に役立てたい狙いがある。 12日に行われた県連代表者会議で計画案が発表され、園田昭憲県連会長をはじめ多くの県人会から賛同を得ている。中沢会長は、「県連だけの事業としてではなく、日系社会全体を巻き込んで活動を展開したい」と話し、近日中に会合を行って具体的な計画を話し合うとともに在サンパウロ総領事館、日系企業、旅行会社、サッカー関係者などと協力して早急に準備を進めたい考えだ。 在伯日本人の保護は在外公館の最たる仕事である。同計画について在聖総領事館の佐野浩明首席領事は、「W杯における旅行者保護の件はブラジルにある他の在外公館とも相談中だが、日系社会全体として訪伯者の受け入れ準備を進めるのであればもちろん、総領事館としてもできる限り協力していきたい」とコメントしている。   コラム【モザイク】 ワールドカップにおける日本人旅行者の保護については、「万が一のことがあったら責任を取れない」との思いから、どの団体組織も主導して計画することを嫌い、明言を避ける傾向がある。しかし皆が「誰かが何かやってくれないかな~」と他人任せでは、何も達成できない。そんな状況の中、自ら立ち上がった中沢会長には拍手を送りたい。「何か起きたらどうする?」と恐れて知らん顔するのでなく、「何かが起こらないためにできることに全力を尽くす」のが本来のあるべき姿だろう。 2013年12月24日付
ニッケイ新聞 2013年12月21日  在サンパウロ日本国総領事館(福嶌教輝総領事)と日系5団体が共催する「2014年新年祝賀会」が元日午前10時から、文協記念講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で行われる。文協合唱団のリードによる日伯両国歌斉唱、木多文協会長と福嶌在聖総領事の祝辞、万歳三唱、合唱「一月一日」、乾杯の後、大サロンにて祝賀パーティーとなる。前回は約300人が集まった。問い合わせは文協(11・3208・1755)まで。
ニッケイ新聞 2013年12月20日  ブラジル岩手県人会(千田曠曉会長)は31日、聖市の同会館(Rua Tomas Gonzaga, 95)でNHK紅白歌合戦「応援鑑賞会」を開催する。8月に行われた同会の「創立55周年記念式典」で、郷土芸能団と共に来伯した演歌歌手の福田こうへいさんが紅白に初出場するため、当地から声援を届けるべく企画された。放送開始に合わせ午前8時15分から行われ、入場無料。お茶、コーヒー、茶菓子が用意される。  式典では代表曲の「南部蝉しぐれ」「風やまず」を披露しており、紅白初出場を決める前週には、日本レコード大賞の新人賞を受賞していた。紅白では「南部蝉しぐれ」を歌唱する予定。  案内に来社した千田会長は「素晴らしい高音の持ち主。岩手生まれの紅白歌手を皆さんで応援しましょう」と呼びかけた。問い合わせは同会(11・3207・2383)まで。
ブラジル日本会議(小森広理事長)は、23日に80歳を迎えられた今上天皇の誕生日を祝した「今上天皇誕生祝賀式典」を22日午前10時からサンパウロ(聖)市リベルダーデ区のニッケイパレスホテルで開催した。舞台中央に天皇皇后両陛下の肖像画が掲げられた会場には日本会議の会員を中心に約50人が参加して、各来賓あいさつ、皇室を紹介するDVD上映会、記念昼食会と式が続いた。 来賓には佐野浩明在聖総領事館首席領事、山下譲二文協副会長、園田昭憲県連会長、村田重幸コチア青年連絡協議会会長、深野昭国際交流基金サンパウロ文化センター所長、池崎博文リベルダーデ文化福祉協会会長、平崎靖之サンスイ社長補佐らが出席した。 来賓あいさつで佐野首席領事は「総領事館でも5日に誕生祝賀会を開催したが、このように再度祝えるのは光栄なこと。ブラジルで暮らす日系人が天皇を日本の象徴として仰いでいただいている。こんなにありがたいことはない」と政府を代表して祝辞を述べた。 また山下文協副会長は「(今上天皇は)日本の差し傘として戦前、戦後を通じて良き伝統、文化を受け継いで来た日本の傘であります。そうした意味で『傘寿の寿』という言葉が最も相応しいお祝いではないか」と祝福した。 その後、皇室を紹介したDVDが上映された後、万歳三唱を深野国際交流基金所長の音頭で取った。会場場所を変え、同ホテル内レストランで行われた昼食会では平崎サンスイ社長補佐の発声で乾杯し、参加者がそれぞれ自己紹介する場が設けられるなどして誕生を祝していた。 2013年12月24日付
リベルダーデ文化福祉協会(ACAL、池崎博文会長)と日系5団体は、31日午前9時からサンパウロ市のリベルダーデ広場で毎年恒例の餅つき大会を共催で開催する。 今年で43年目を迎えた同大会では、餅つきパフォーマンスや太鼓の演奏が披露されるほか、紅白餅2万袋と雑煮3000杯が無料で振る舞われる。また南米大神宮では、夏越しの大祓に使用され、けがれや罪を取り除き心身を清らかにするという「茅の輪くぐり」が用意される。 案内のため池崎会長、ACALリズム健康体操責任者の市田イツ子氏、同リベルダーデ体操会の鹿又信一氏が本紙を訪れ、「毎年朝6時から並ぶ人も少なくない。縁起をかついで良い新年を迎えてほしい」と来場を呼び掛けた。 なお、無料配布される餅を作るためには2400キロのもち米が必要で、主催者側では350レアル(もち米一俵60キロ分)から寄付を受け付けている。 問い合わせは、ACAL事務局マスミさん(電話11・3208・5090)まで。 2013年12月21日付
ニッケイ新聞 2013年12月19日  ブラジル日本都道府県人会連合会(園田昭憲会長)の年内最後となる代表者会議が12日、栃木県人会館で行われた。来年の『第17回日本祭』について、山田康夫同祭実行委員長(滋賀)から、ブース出展の申し込み説明会には「例年を上回る50以上の団体の参加があり、すでに38団体との契約を済ませた」ことが発表された。  また、開催期間がW杯の準々決勝と重なることから、試合映像の屋外放送する案が挙がっていることを説明した。山田委員長は本紙の取材に対し、「日本代表が勝ち進めばより注目度が上がる。チケットを取れなかった人が応援出来る場になれば。放送局からの許可が必要だが、権利を持っているバンデイランテス局は、毎年日本祭にブースを出展するなど理解がある。交渉の余地はあるし、前向きに検討したい」と話した。  宮城県人会の中沢宏一会長からは、「来伯する日本人をコロニア全体で歓迎する準備を進めるべき」との提案が行われ、W杯の予選グループで日本代表の試合が行われるレシフェ、ナタル、クイアバの日系団体等を巻き込み、ホームステイや会館への宿泊を実現する方法を模索していく意思が示された。近日中に賛同する有志らを集めての会合を開くという。  会議後には忘年会が開かれ、賑やかに一年の労をねぎらい合った。
毎週金曜午後6時から同10時までサンパウロ(聖)市リベルダーデ区の宮城県人会館屋上で行われている懇親会。27日は、大画面で4万9000曲入りのカラオケセットを完備する岩手県人会会館(Rua Tomas Gonzaga, 95 1andar)に場所を移して行われる。 飲み放題、食べ放題で参加費は男性35レアル、女性25レアル。なお、飲み物はビールとカイピリーニャ、氷が用意されており、持ち込みは無料。 参加希望者は準備の都合上、岩手県人会の千田会長(電話11・3207・2383)まで事前連絡のこと。 2013年12月20日付
ニッケイ新聞 2013年12月18日  リベルダーデ区のブラジル宮城県人会屋上で毎週行われている「金曜懇親会」だが、27日は特別に場所を変え、ブラジル岩手県人会(Rua Tomas Gonzaga, 95)で開催することになった。時間は午後6時から10時まで、参加費は男性35、女性25レアル。  大画面で4万9千曲を楽しめるカラオケ付きで、食べ放題、飲み放題となっている。ビール、カイピリーニャ、氷も用意されており、持ち込みも無料で可。準備の都合上、同県人会の千田会長(11・3207・2383)まで参加連絡を。
 県連(園田昭憲会長)は、12日午後5時からサンパウロ(聖)市ビラ・マリアーナ区の栃木県人会館で12月度代表者会議と忘年会を開いた。  園田会長が「今年の締めくくりになる。今日は楽しんでください」とあいさつし、各種報告に引き続き第17回日本祭りについての話し合いが行われた。  はじめに山田康夫同祭実行委員長が、11日にバザリスタとの会合を開いたことを報告。約60人が集まった会合では山田氏が同祭のコンセプトや注意事項を説明し、初回にして38件が契約を決めた。山田氏は「こんなに早い段階で話が進むことは今までにない。幸先の良いスタートだ」と手応えを感じているという。なお、第16回日本祭りでの初回バザリスタ契約数は30件で、今回は出店料を200レアル値上げしている。  また、スポンサー獲得については、近日中に新たに日系企業2社を訪問するとし、第16回日本祭りのスポンサー企業とは「連絡を取っているところだが、本格的な話し合いは来年以降に持ち越されそうだ」と打ち明けた。  サッカー・ワールドカップの組み合わせが決定したことを受け、「ブラジル、日本がそれぞれ勝ち進めば(同祭開催日の)7月4、5日に準決勝が行われる可能性がある」としながらも、放送権の関係で同祭の中で大画面での観戦会を企画することはできず、試合の行方が集客を大きく左右する見込みだ。なお、同じく同祭開催日である6日の試合予定はなし。  そのほかの議題では、2013年活動報告書作成にあたって各県人会からの原稿が例年集まらないことから、「1月31日の締め切りを厳守しない県人会は報告書に一切掲載しない」と呼び掛けがあった。また、今回の代表者会議を提出期限としていた各県人会の県費留学・研修生実態調査は12日時点で15県からしか回答がないといい、担当の川合昭秋田県人会長が提出を催促した。  代表者会議の終了後には恒例の県連忘年会が開かれ、飯星ワルテル下議、安部順二下議補佐官の宮原ジョルジ氏、佐野浩明在聖総領事館首席領事をはじめとする約100人の参加者が今年を振り返りながら歓談を楽しんだ。 2013年12月18日付
 東北6県人会とブラジル野球ソフトボール連盟は、11月22日午後7時からサンパウロ市リベルダーデ区の宮城県人会屋上で東北楽天イーグルス優勝祝賀会を開催した。当日は東北6県人会関係者などが集まり、同チームの優勝を祝った。  祝勝会発起人代表である宮城県人会の中沢宏一会長は「被災地のチームが優勝した意味は大きい。楽天は復興に尽力してきたチームとしても知られる。ブラジルからも労をねぎらう会を開けてよかった」と話した。  またブラジル野球ソフトボール連盟の沢里オリビオ会長は、「今回のような祝勝会を開くことはまれだが、日本のプロ野球をチェックしている人も少なくなく、今後もあってもよいのではないかと思う」と話した。 2013年12月18日付
 8月18日に行われたブラジル岩手県人会(千田曠曉会長)創立55周年に郷土芸能使節団の一人として来伯参加した歌手・福田こうへいさん(36)が、NHK紅白歌合戦に初出場することが決定した。これを受け、岩手県人会では12月31日午前8時15分からサンパウロ市リベルダーデ区の同県人会1階ホール(Rua Tomas Gonzaga, 95)で応援鑑賞会を開催する。  2010年6月23日に発売した演歌「南部蝉(せみ)しぐれ」は演歌部門のCD売り上げ週間ランキングで1位を記録。福田さんはこのたび、日本レコード大賞新人賞を受賞した上、NHK紅白歌合戦への初出場が決まった。  千田会長は「こうへいさんのヒット曲『南部蝉しぐれ』ファンのため、岩手県人会の大型テレビで紅白歌合戦を皆さんに鑑賞していただきたい。県人会ではお茶、コーヒーや茶菓子を用意します」と応援のための来場を呼び掛けている。  入場無料。 2013年12月17日付
 【既報関連】ブラジル日本移民105周年、移民史料館創立35周年を記念して西村俊治氏(京都、2010年死去、享年99)の功績を紹介する展示会の開催に合わせて、10日午後7時からサンパウロ(聖)市リベルダーデ区の文協ビル8階移民史料館展示会場で親族や日系団体代表らを集ったオープニング・パーティーが開かれた。  式には西村氏の親族をはじめ、森口イナシオ史料館運営委員長、在聖総領事館の鈴木暁領事、木多喜八郎文協会長、園田昭憲県連会長、尾西貞夫援協会長、宮尾進人文研顧問ら約80人が出席。入口でのテープカット後、展示室(斉藤広志記念室)が公開された。  展示室には西村氏の肖像画を中心に生い立ちと功績を紹介した約30枚のパネルや勲章、JACTO社の農業機械の模型、粉塵機3機などが展示されている。  関係筋によると今年1月23日~2月28日に同会場で開催された「移民の肖像画展」で、西村氏の親族が同画展を訪れた際、展示されていた肖像画18点の中に西村氏の肖像画が無いことを文協側に相談し、個別に肖像画展の開催を依頼。聖州ポンペイア市にある西村財団敷地内の「西村俊治博物館」「JACTO農業機械技術歴史資料館」の展示物を提供する計画で、今回の展示会開催に至ったという。  開催期間は来年2月28日まで。開館時間は午後1時半から午後5時半。月曜休館。入場料は一般6レアル、学生3レアルで65歳以上は無料。問い合わせは、文協事務局(電話11・3208・1755)まで。 2013年12月14日付
 23日に80歳を迎えられる今上天皇の誕生日を祝した「天皇誕生日祝賀会」が、文協、援協、県連、日文連、熟ク連共催の共催により5日午前9時からサンパウロ(聖)市リベルダーデ区文協ビル9階の移民史料館で開かれた。祝賀会には日共催団体代表をはじめ、西本エリオ聖州議員、佐野浩明在聖総領事館首席領事や各日系団体代表者約50人が出席した。  そのほか、日本の出先機関から深野昭国際交流基金サンパウロ文化センター所長、石田靖博ジェトロ・サンパウロ所長、遠藤浩昭JICAブラジル事務所兼サンパウロ出張所次長らも出席した。  祝賀会では文協合唱団による日伯両国歌斉唱後、木多喜八郎文協会長が日本語であいさつし、「めでたい日を日系団体が共催してお祝いできてうれしい限り。80歳を目前にしてなお、日本と世界の平和のためのご努力を拝見する度に感動で胸が打たれる」と共催団体を代表して天皇陛下への祝いの言葉を述べた。また佐野首席領事は「日系社会の皆様と一緒に80歳のご誕生日をお祝いできて本当にうれしい」と関係団体や参加者に感謝を伝えた。  その後、園田昭憲県連会長が皇室の弥栄(いやさか)を願って万歳三唱の音頭を取り、菊地義治援協会長の発声で乾杯が行われた。その後、会場奥に飾られている天皇皇后両陛下の肖像画を前に軽食を取りながら記念撮影を行うなどして誕生日を祝した。  参加したブラジル日本会議の小森廣理事長は「年々参加者が減っているのは残念だ。日本会議でも22日に祝賀会(天皇誕生日)を行うが、日系団体がまとまって祝す機会を設けてもいいのでは」と意見を述べた。  なお80歳を迎えられる今上天皇は、年齢記録が残る推古天皇以降の歴代天皇で3番目のご長寿記録となる。 2013年12月6日付
ニッケイ新聞 2013年12月6日  今月23日に80歳を迎える天皇陛下のお誕生日を祝して5日、午前は移民史料館、昼は在聖総領事公邸で祝賀会が開かれた。ブラジル日本文化福祉協会、サンパウロ日伯援護協会、ブラジル日本都道府県人連合会、アリアンサ日伯文化連盟、ブラジル熟年クラブ連合会の5団体が共催した前者の会には約60人、後者には約400人が出席し、今上陛下のご健康と皇室の弥栄を願った。  史料館での祝賀会は両陛下の肖像画の前で行われた。木多喜八郎文協会長の祝辞の後、在聖総領事館の佐野浩明首席領事は「陛下は80歳という高齢を迎えながらも、私を滅して日本国民や世界中の人々の平和について常にお考えになっている。そのお気持ちを受け止め、私も全体のことを考えて生きていく意識を持ちたい」との決意を語り、「日系社会の益々の発展を期待している。日本政府も含め良いチームを組んで共に頑張っていければ」と語った。万歳三唱は県連の園田昭憲会長、乾杯の音頭は援協の菊地義治会長が務めた。 新井知里さん(75、長野)は96年の宮中歌会始に入選し宮中に招かれるなど、過去2回天皇皇后両陛下に謁見。「尊い存在でありながら、そのお気持ちを非常に近しく感じている。80歳を迎えられるということで飛んできた」と笑顔で話し、坊明美さん(78、愛知)も「ご高齢であられながら精力的に活動なさっているのは本当に素晴らしく尊い」と肖像画を見つめた。 総領事公邸での祝賀会に出席したプロミッソン在住の安永忠邦さん(93、二世)は「四大節(四方節、紀元節、天長節、明治節)はお祝いの日として最重要視されてきた」と天皇誕生日の重要さを語った。 ピラチニンガ文化体育協会の酒井清一会長(85、二世)は、4月29日の昭和天皇誕生日には必ず運動会を行った過去を振り返り、「今でもこの時期にいくつかの運動会が開催されるのは当時の名残り。習慣が続いているのは喜ばしいことだが、今上陛下の誕生日の日に行うことも大事かと思う」と語った。 アラサツーバ文協の元山光男会長(84、二世)も「天皇誕生日を祝う行事が今の若者の意識に欠けている。日本の教育にもっと力を入れてほしい」との願いを語った。ミラカツ市の長田栄治さん(90、沖縄)は「天皇崇拝の意識は帰化しても変わらない。皇室のさらなる繁栄、ご健康を心から願う」と祝意を表した。
ニッケイ新聞 2013年12月4日  兵庫県が主催する『兵庫県若手地域農業リーダー育成研修』の2013年度研修生11人が16日から来伯し、約10日間の日程で農場見学や現地日系人との交流を行った。 同制度は1978年に第1回が行われ、今回で35回目。将来的に地域農業の中核を担う若手農業者、県立大学校生、県立高校の農業関連学科の生徒らが対象となる。聖州マリリア、パラナ州マリンガ、ロンドリーナなどの10カ所以上の農場を訪問、ホームステイや意見交換会などで交流を深めた。 「将来的に実家の経営規模を拡大させたい」との思いから参加したのは、代々酒米作りを営む西山貴之さん(20、兵庫)。日本には無い大型の農業機械等を目の当たりにし、「見たことのないようなものばかりで、凄く考え方の幅が広がった」という。「ブラジルと日本、それぞれの良さを活かした経営を目指したい」と目を輝かしていた。 高校2年生の山下舞さん(16、同)の実家は農家ではないが、地元博物館での職業体験で農業に関心を持った。「毒性のある植物を食用に作り変える、といった品種改良の面白さに引き込まれた」という。 今回の研修では具体的な技術等を学ぶことは出来なかったものの「マリリアで見た、視界いっぱいに地平線まで広がる大豆畑に衝撃を受けた。農業観が変わった」と感慨深げに語った。 25日夜には、聖市のホテルで兵庫県人会主催の交流食事会が開かれ、会員らとの懇談を楽しんだ。引率として参加し、団長を務めた県農政環境部の佐藤彰浩さん(48、兵庫)は日系農家について、「大規模なブラジル農業の中にあっても、礼儀や思いやりを大切にする日本人の心が生きていることに感動した。研修生にとっても非常に良い経験になったはず」と笑顔で話した。 一行は26日にロサンゼルス経由で帰国した。
ニッケイ新聞 2013年12月4日  青森県人会(玉城道子会長)は2014年度の県費技術研修生を募集している。18~40歳の青森県人の子弟が対象。就業している者に限る。学生は応募不可。締め切りは10日。期間は来年6月から翌1月まで。問い合わせは同県人会(11・3207・1599)まで。
ニッケイ新聞 2013年12月3日  大阪なにわ会(下平尾哲男会長)による「第76回慈善バザー」が8日午前9時から、聖市の同会館(Rua Domingos de Moraes, 1581、ビラ・マリアーナ駅そば)で開かれる。  婦人部の手芸品(編み物、ふきん等)をはじめ、プレゼント用品、中古衣料、協賛業者の出店があり、食堂では寿司、なにわうどん、天ぷら、お汁粉、パステルなどが楽しめる。  婦人部役員を務める久保美恵子さん、高瀬千秋さん、桑原妙子さんが案内のため来社。「12月開催なので、クリスマス用プレゼントの購入にいらしてください」と呼びかけた。問い合わせは同会(11・5549・7226)まで。
県人会スタンドR$2000に値上げ  県連(園田昭憲会長)は11月28日、サンパウロ(聖)市リベルダーデ区の文協ビル内会議室で11月度代表者会議を開いた。各種報告に続いて、来年開催が決定した第17回日本祭りについての話し合いが行われた。会議中には、完成したばかりの同祭のポ語版パンフレットが配布され、テーマが「三方良し」に決定したことが発表された。また、各県人会のスタンド代を2000レアルに値上げすることが提案され、承認された。  はじめに安部順二下議補佐官の宮原ジョルジ氏が、来年は10月に統一選挙が行われるため、「前後3カ月間に議員割当金(イメンダ・パラメンタル)を出すことは厳しい」と説明。同祭がちょうどその期間内に当たる7月4~6日の開催であることに加えて、政府は予算を全面的にサッカー・ワールドカップ関連事業に注いでいる。11月27日に起こったイタケロン競技場の事故によって余計にその傾向は強まるとされ、資金協力が難しいことを前置きした。  厳しい状況の中でも、日本祭りの文化的重要性を踏まえ、宮原氏は「県連が日系議員を呼び寄せて会合を開き、党派を超えての協力が実現すれば全体で30万レアル程度まで援助金を出せる可能性もある」と提案した。  11月28日時点での同祭の予算には、西本エリオ聖州議からの12万レアルのみが確実な議員割当金収入として組み込まれており、全体では24万8500レアルの赤字と試算されているが、宮原氏の提案が実現すれば赤字はより抑えることができそうだ。しかし、11月度の一般会計は収入1万1400・54レアル、支出1万2374・93レアルで、第16回日本祭りの収益から赤字を補てんしている状態。10月31日時点での県連の銀行預金額は142万773・59レアルが計上されているが、そのうち89万3095・09レアルは県連センター基金で、その他用途への使用はできないことになっている。  また、園田会長によると、執行部が野村アウレリオ聖市議と交渉を行ったところ、聖市役所からも援助金が出ることが確定したという。「日本祭りがなくなると日系社会のまとまりがなくなるのでは」と危機感を抱いた在聖総領事館が今回正式に後援団体に名を連ねることも決定したが、一方でスポンサー企業の獲得に苦労しているという。  園田会長は、同祭の定款に役員以外がスポンサーを紹介した場合、6%程度の手数料が支給されると定められていることを説明し、「知り合いにどんどん声を掛けてほしい」と強く呼び掛けた。  「同祭の赤字を県人会に負担させることは絶対にない。県連の保有資金の中から捻出する」と断言した園田会長。ただし、厳しい予算状況を踏まえ、昨年まで 1500レアルだった県人会のスタンド代を2000レアルに値上げすることが要請され、賛成多数で承認された。園田会長は「各方面からの協力をいただいて いる以上、なるべく赤字をゼロに近づけるように全力を尽くす」と力強く話した。  なお、同祭では協力金として2年前から盆踊りに使用する提灯を1個50レアルで買い取ってもらう仕組みを導入している。第16回日本祭りではブラデスコ銀行が買い取った250個を含む950個を売り上げたという。第17回日本祭りでも提灯を購入してくれる企業、団体、個人を受け付けている。問い合わせは、県連事務局(電話11・3277・8569)まで。 2013年12月5日付