サンパウロ州ノロエステ地域の八つの日本語学校合同の第49回高学年林間学校が1月15~17日、第2アリアンサ鳥取村自治会館で行われ、同地域の12~18歳の生徒や青年協力者、教師を含む約70人が日本語環境での活動の3日間を共に過ごした。 初日の開校式では、赤羽大作鳥取村自治会会長から歓迎の祝辞が述べられた後、同日本語学校の藤山馨教師より共同生活での諸注意の確認が行われた。その後、生徒代表により林間学校の今年のスローガン「本気maji」の説明があり、そのロゴマークが書かれたシャツに全員が着替えて3日間を共に過ごす意識を新たにした。 引き続き、若本昭夫第1アリアンサ体育文化協会副会長によるアリアンサ地域の移住の歴史を学ぶ講座が行われ、生徒たちは自らの地域の先人の開拓の話に30分間、静かに聞き入っていた。 今年は例年とは趣向を変え、ミランドポリス高岡日本語学校の室崎学教師の発案で、「書道パフォーマンス」を行うことになり、式後は六つの班に分かれ活動の説明を受けた後、最終日の発表に向けてにぎやかに相談が始まった。 食事の準備と片付けや会場の清掃も班ごとに生徒が行い、普段とは違う仲間と日本語を話し合いながら共同性を養うという林間学校の目的が明確に示されていた。初日の夜は、教師と青年協力者の扮装(ふんそう)による肝試し、2日目はウオークラリー、キャンプファイヤー、ダンスパーティーとプログラムの内容も多彩で、子どもたちは久しぶりに会った友達と日本語で会話を交わしながら活動を楽しんだ。 第2アリアンサ婦人会の協力で、充実した食事内容にも参加者の満足した笑顔がはじけていた。最終日には、班ごとに書道とダンス、さらにその字の意味するところの発表が日本語で行われ、アリアンサの静かな環境を題材にして「自然」をテーマに山、太陽などの字を堂々と書き上げた班に優秀賞が贈られた。 最も遠い地域からの参加となったバウル日本語学校で日本語を学ぶブラジル人生徒3人も、慣れない筆ながらしっかりと運筆し、みんなの賞賛の声を受けていた。閉校式では、来年は記念すべき50回目の林間学校であることを確認し、再会を誓い合った。 2013年2月16日付
Dia: 18 de fevereiro de 2013
日本移民調査や移民学習の資料・教材作りなどを目的に、昨年11月から約3カ月間ブラジルに滞在している沖縄NGOセンターの金城さつきさん(30)が26日の帰国を前に来社し、ブラジルでの活動を振り返った。 サンパウロをはじめ、マット・グロッソ州カンポ・グランデ市などを訪問した金城さんは、10人の県系人たちにインタビューした。また、ペルーの首都リマで開催された「ニーセーター(青年たち)ツアー」にも参加し、南米在住のウチナーンチュ子弟たちと移民の歴史などを学び、交流を深めた。 2011年10月に沖縄県で開催された「第5回世界のウチナーンチュ大会」の一環で、ブラジルを含めた南米の日系子弟たちが沖縄県内の小学校で自国の移民社会について話す場に同行した金城さん。今回初めて訪問したブラジルで、そうした移民子弟がどういう思いで暮らしているか自分の目で確認したかったという。 その中で金城さんは、日系3世のウチナーンチュ子弟の一部が母県の方言である「ウチナーグチ」を話したり、ポ語の生活の中でも沖縄式仏壇を祭っていたりすることを見聞きして、「沖縄で忘れられている部分がブラジルにあり、国や世代を超えてやっていることに驚かされた」そうだ。 24日の沖縄県人会総会で「参加型移民学習教材」の一部を披露する予定の金城さんは、「今後、移民学習を進める上で、ブラジルに住む人たちとやりとりしながら行っていきたい」と情報交換の重要性を説く。 また、帰国後は沖縄県だけでなく、静岡県や神奈川県などに住む日系ブラジル人とも交流を深める予定で、移民学習を通じて「日本にいる日系の人たちと一緒になって考えていける関係を作りたい」と話していた。 2013年2月16日付
ニッケイ新聞 2013年2月15日 ブラジル佐賀文化協会(吉村幸之会長)は24日午前10時半(第二次は11時)から、同協会(Rua Pandia Calogeras, 108, Aclimacao)で定期総会を開く。 議題は、昨年の事業・決算報告、本年度事業計画、予算審議等。役員改選は行われない。終了後、新年祝賀会(会費20レアル)がある。 問い合わせは同会(11・3208・7254)まで。
