元連邦高等裁判所判事である上田雅三氏(70)の顕彰式典が18日、サンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル2階貴賓室で、文協、援協、県連、日文連、商工会議所の日系5団体ほか28の日系団体の共催で行われた。当日は約100人の関係者らが参加した。
上田氏はサンパウロ州リンス出身の日系2世。1994年からサンパウロ大学法学部で教鞭を執ったほか、2006年から日系人として初めて連邦最高裁判所判事を務めるなど、これまでブラジルの法曹界に多大なる貢献をしてきた。
当日は大雨が降り、市内各地で大渋滞が発生したため、式典は約1時間遅れで始まった。あいさつに立った旧友の原田清氏は、上田氏の略歴及び功績を多くの時間を割いて会場に紹介し、「これほどまでに友人として、判事として素晴らしい人間はいない」と、その栄誉をたたえた。
その後、上田氏に顕彰プレートが木多喜八郎文協会長から贈呈された。壇上に立った上田氏は、「これまで70年間頑張って来れたのは、ひとえに家族の支え、日系社会の支えがあってこそだった」と話し、会場から割れるような拍手を浴びていた。
2013年2月23日付
