日本館修復調査のために13日から来伯している中島工務店代表取締役である中島紀于(のりお)氏(69、岐阜)の歓迎会が、岐阜県人会(山田彦次会長)の主催により16日午後7時からサンパウロ市リベルダーデ区のニッケイパレスホテル地下レストランで行われ、県人会員ら約20人が出席した。
歓迎会では山田会長があいさつ。中島社長がこれまでに何度も来伯し、義侠心で日本館を修復してきたことに触れ、「同じ岐阜出身の人間として誇りに思う」と褒めたたえた。その一方で、文協をはじめとする日系社会から中島さんに何の恩返しも行っていないことも指摘し、勲章の授与実現などに県人会として協力していく姿勢を示した。
引き続きあいさつに立った中島さんは、移民80周年と90周年に続いて今年の移民105周年にたまたま日本館の修復のために来伯したことを説明。「岐阜県人会のお手伝いもしたいと思いますが、日本で仕事をやっているのでなかなかできていません。しかし、県人会員の皆様とは今後も長いお付き合いをさせていただき、私にできることは何でも言ってほしい」と述べ、出席者一人一人の連絡先を聞きながら、年間2万部を刷っているという自社のカレンダーを郵送することなどを約束していた。
県人会員の伊藤薫さんが乾杯の音頭を取り、夕食を取りながらの歓談後は出席者全員で記念撮影を行うなど、交流を深めた。
2013年3月21日付
