ブラジル鹿児島県人会(園田昭憲会長)が今年の創立100周年事業の一環として、10月12日にサンパウロ市リベルダーデ区の文協小講堂(Rua Sao Joaquim, 381)で「西郷隆盛記念講演」を開催する。それに合わせて、鹿児島大学名誉教授の原口泉(65)が講演者に決定した。
原口氏は東京大学文学部国史学科、同大大学院修士課程修了(文学修士)。同博士課程を終えて、1979年鹿児島大学法文学部に赴任。助手、講師、助教授を経て、98年に教授になった。専門は日本近世・近代史。特に、沖縄、北海道、韓国、中国等の東アジア諸地域とのつながりの中で、南九州と薩摩藩の歴史研究に取り組んでいる。
著書に「篤姫 わたくしこと一命にかけ」(グラフ社2007年)、「龍馬を越えた男小松帯刀」(グラフ社08年)、「世界危機をチャンスに変えた幕末維新の知恵」(PHP新書09年)、「龍馬の夢を叶えた男 岩崎弥太郎」(KKベストセラーズ10年)などがある。また、NHKの大河ドラマ「翔ぶが如く」や「琉球の風」、「篤姫」(08年放送)の時代考証を担当している。
原口氏は10年に、ブラジルの宮城県人会館、鹿児島県人会館、ブラジル日本語センターなどで講演。その際は「なぜ今、龍馬なのか」「日本と明治維新」などさまざまな論題で会場を沸かせており、今回は西郷隆盛を中心に鹿児島の偉人をテーマに講演する予定だ。
2013年4月23日付
