秋葉賢也厚生労働副大臣兼復興副大臣(50、自民党、宮城2区選出衆院議員)が29日午前9時過ぎ、サンパウロ市イビラプエラ公園内の日本移民開拓先亡者慰霊碑を参拝した。参拝には園田昭憲県連会長、佐野浩明首席領事、中沢宏一宮城県人会会長、木原好規和歌山県人会会長らが同席した。
秋葉副大臣は献花、合掌、記帳をした後、日本館を視察し、伊藤誠施日本館運営副委員長による日本館の説明に耳を傾けていた。中でも館内の池にいる鯉の立派さには驚いた様子で、「ブラジル女性のようにグラマラスな鯉ですね」などと、おどける一幕もあった。
なお、秋葉副大臣の今回の来伯は、日本の優秀な医療技術・医療機器などの輸出を促進することなどが目的。「これまで日本の技術輸出などは経済産業省がリードして進めてきたが、安倍新政権になり、厚生労働省としても同分野に力を注いでいくことになった」と秋葉副大臣は説明した。
また、同日午前8時ごろに行われたブラジル被爆者平和協会(森田隆会長)との意見交換会について秋葉副大臣は、「皆さん高齢化が進んでいる。現在も在外被爆者に対する定期健診などを行っているが、今後そういった書類手続きなどの簡略化を進めて行きたい。また、嘆願書も受け取らせてもらった」と話した。
これまでサンパウロで日系各団体を訪問した秋葉副大臣。30日にはブラジリアでブラジル社会福祉大臣との会談、翌5月1日にはリオ州で生物学研究所の訪問や日系進出企業代表者らとの懇談会が予定されている。
その後2日にはチリへ渡り、チリ厚生大臣との会談や現地病院等の視察を行う。3日にはフランス入りし、フランス高齢者・介護大臣との会談を行い、5日に日本へ帰国の途に就く予定。
2013年4月30日付
