ブラジル福島県人会(永山八郎会長)は4月28日、サンパウロ市リベルダーデ区の同県人会会館で「喜多方ラーメン祭り」を開催した。前売り券だけで240枚を売り上げた同祭には、終始来場者が絶えなかった。
今年2月には福島県で開催された初の在外県人会サミットに、曽我部威事務局長が参加。地元の喜多方ラーメンの製麺関係者らとの話し合いでは「作り方はやはり教えてもらえなかった」ものの、地元の名店に足しげく通い、「味を覚えて帰った」という。
その本場の味や、終戦直後に曽我部事務局長が食べたという「昔の感動した中華そば」の味を再現すべく、今回は試行錯誤を重ねた。しかし、「10人が10人違う味の感想を言うから難しい」と、調整は難航。最後は「自らの舌に合わせて味を作った」と曽我部事務局長は苦労を語った。
その味はあっさりとしたしょうゆベースのスープに歯切れ良い麺で、素朴な味わいだった。会場を訪れた2世の相田ミツ子さんは、「日本のラーメンの味がする」と顔をほころばせていた。
2013年5月10日付
