デビュー25周年を記念 日本で活躍する日系3世の歌手、マルシア氏(本名=西家一枝マルシア)が県連(園田昭憲会長)主催の第16回フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り)で7月21、22両日に公演を行うことが決まった。かねてから「日系社会、日伯交流のために何かしたい」と願っていたというマルシア氏。今年は自身のデビュー25周年を迎える記念年でもあるだけに、とても盛り上がるステージになりそうだ。 マルシア氏は1969年、サンパウロ州モジ・ダス・クルーゼス市に生まれた。小さい時はポルトガル語しか話さず、「自分はブラジル人だという意識が強く、日系社会とはほとんどかかわらず生活していた」というマルシア氏が日本文化との関係を持つようになったきっかけは、静岡県出身で1世の祖父、西家佐登里氏の存在だった。 ある日、佐登里氏の誘いで青年会のカラオケ大会に出場したマルシア氏は、佐登里氏の勧めたあみんの「待つわ」を熱唱して見事優勝。それから日本のカラオケに魅了され、さまざまなカラオケ大会に出場した。17歳の時には日本の歌謡テレビ番組出場の機会を得て初訪日。その際に作曲家・猪俣公章氏(故人)の目に留まり、89年には「ふりむけばヨコハマ」でCDデビューを飾ることとなった。 その後、時代劇鑑賞などで必死に日本語を覚えたというマルシア氏。現在では歌手としてのみならず、女優やタレントとしてもマルチな才能を発揮。デビューから25年目となる今もなお、日本の茶の間の人気者となっている。 「私は日系3世だが、約100年前から移民としてブラジルに渡った私たちの先祖が作り上げてくれたものがあったからこそ、今私たちがこうして平和に生きていられる」と先人たちへの思いを語るマルシア氏は、かねてから「日系社会、日伯交流のために何か私にできることがあるのなら、ぜひやらせていただきたい」と熱望していた。 そこで今回、「移り来て、日本移民105年と戦後60年」と副題を打った第16回日本祭りを、大いに盛り上げてくれる出演者を探していた県連がマルシア氏に白羽の矢を立てた。県連の園田会長も、「マルシアさんはブラジル生まれで、当地の日系人の間での知名度も高い。今年は日本移民としても、マルシアさんとしても節目の記念年であり、祭りに花を添えてくれるだろう」と太鼓判を押す。 第16回日本祭りでは、21、22両日正午から会場内特設ステージでマルシア氏が出演し、30分程度の歌謡ショーを予定しているという。入場者は観覧無料だ。 また、日本祭りのほかにもマルシア氏は「デビュー25周年・マルシアサンパウロ凱旋(がいせん)ツアー」と銘打ち、日系企業とタイアップした公演を行う予定だという。 なお、マルシア氏来伯に関する問い合わせは、当地で同氏のマネージメントを担当するケンブリッジ・コンサルタントの平野司氏(電話11・3251・1229)まで。 2013年5月16日付
Mês: maio 2013
第9回北海道・東北ブロック運動会が、5日午前9時からサンパウロ市サウーデ区のサンタ・アマリア学校で開催され、午前と午後合わせて23種目の競技が行われた。 運動会は、今年度運営担当県である秋田県人会青年部の下本アケミ実行委員長をはじめ、各県人会青年部が中心となって進行。伯日両国歌斉唱、ラジオ体操の後、フェイジョン豆10粒をバケツの中からはしでつまみ上げて早さを競う「ペガール・ミーリョ」を皮切りに、ビスコイト食い競走、二人三脚、タイヤ転がしなどの競技が次々に行われ、賞品の多さにつられて各競技に自由に参加する人たちの姿が目立った。 昼食時間には、「喜楽(きらく)」太鼓メンバーによる和太鼓演奏をはじめ、「一心(いっしん)」グループのよさこいソーラン踊り、くじ引きや炭坑節などの盆踊りも行われた。 午後は、2チームに分かれてのボール渡し、綱引き、玉割り、玉入れ競争などが実施され、最後はリレー競走により締めくくられた。 青年部に交じって現場で進行係を担当した岩手県人会の多田マウロ孝則副会長によると、同校で運動会を開催するのは今年で3回目だが、年々参加者が増えており、今年は昨年比3割増の約500人が参加したという。 その中でも特に年少の子供たちなど若い世代の参加者が多く、「規模がだんだんと大きくなっている」と喜びを示していた。 今年会長に就任した福島県人会の永山八郎会長は、「運動会に初めて来たけれど、若者たちが中心に動いて我々1世の出る幕じゃないね」と活発な動きに感心していた。 2013年5月16日付
ニッケイ新聞 2013年5月14日 九州、沖縄の8県人会合同による『第11回九州ブロック運動会』が、19日午前9時からジアデマ市の沖縄文化センター運動場(Av. Sete de Setembro, 1670)で開催される。雨天決行。 毎年各県人会の青年部が持ち回りで開催する。今年は長崎県人会が担当。 同県人会の青年らは今年初の試みとし、赤ん坊連れの母親から高齢者までが楽しめるよう、綱引きや玉入れ、県人会対抗リレーなどの定番種目に加え、10の新種目を企画中。 また、沖縄太鼓や健康体操(佐賀県)、長崎出身の歌手・さだまさしの曲に合わせて踊る「がんばらんば」体操など、県人会も得意演技を披露する。売店では弁当、飲み物の販売も。 案内のため来社した長崎県人会の川添博会長と大分県人会の福本真澄副会長は「家族みんなで楽しみましょう。日頃の運動不足解消にもぴったりです」と話し、同市の慈善団体に寄付する古着の持ち寄りを呼びかけた。 なお、当日午前7時半と8時に、リベルダーデ大通り486番(大分県人会前)から無料バスが運行する。 問い合わせは長崎県人会(11・3203・0949)まで。
岩手県人会(千田曠曉会長)は26日午前11時から午後4時まで、サンパウロ市リベルダーデ区の同会館(Rua Tomas Gonzaga, 95)で「第7回わんこそば祭り」を開催する。 案内のため本紙を訪れた千田会長は「年々来場者が増え、コロニアの名物行事になりつつあります。そばだしは婦人部の特製です。たくさんの来場をお待ちしています」と参加を呼び掛けた。 当日は3分間で何杯のそばを食べることができるかを競う「競技の部」が行われる。無差別と女性の部に分かれて実施され昨年は、無差別の部で村上ビセンテさんが98杯。女性の部では菊地マリーザさんが85杯の記録で優勝している。 そばは食べ放題でギョーザが1皿付く。前売り券が16レアル、当日が18レアルで、前売り券は同県人会で販売している。また競技の部に出場を希望する人は事前に申し込みが必要となる。 問い合わせ、申し込みは同県人会(電話11・3207・2383)まで。 2013年5月15日付
ブラジル滋賀県人会(山田康夫会長)とブラジル愛知県人会(小松ジェニー会長)は両県人会の55周年記念事業として、26日午後2時よりドレミ・ポップコーン公演会をサンパウロ市(聖市)リベルダーデ区の愛知県人会館(Rua Santa Luzia, 74)で開催する。 ドレミ・ポップコーンは琴をベースに開発されたが、従来の琴と異なりドレミ音階に対応しており、またコンパクトなサイズで立ちながら弾くことができるのが特徴の新しい楽器。 今回の事業はかねて日伯交流事業に熱心だった、ドレミ・ポップコーン創始者の内藤方于氏の強い希望で実現した。日本から内藤方于氏、ドレミ・ポップコーン奏者の内藤明里氏が来伯するほか、日本で活躍するブラジル人アーティストのアレシャンドレ・オザキ氏とホプソン・コヘアド・アマラル氏もそれぞれ来伯しドラムとギターを担当する。 本紙を訪れた山田会長は、「親しみやすく、とても新しい音が楽しめる公演。一度きりなので、ぜひ足を運んでほしい」と来場を呼び掛けた。 また、25日午後2時からは聖市ビラ・マリアーナ区の三重県人会館(Av. Lins de Vasconcelos, 3352)でドレミ・ポップコーンのワークショップも開かれる。 いずれも参加無料。問い合わせは、山田会長(電話11・5571・9659または11・98203・7603)まで。 2013年5月15日付
愛知、和歌山、大分、滋賀、長野の5県人会が出店した第15回屋台祭りが4月28日、サンパウロ市リベルダーデ区の愛知県人会館で開催された。当日は晴天にも恵まれ約450人が来場する大盛況となった。今回初出店した長野県人会の高田アルマンド会長は「日本祭りに向けたいい予行練習になった」と感想を述べた。 会場は昼時になると多くの来場者でごった返し、各県の屋台前には長蛇の列ができた。各県人会とも婦人部が中心となり、慣れた手付きで調理に没頭していた。 その中で初参加した長野県人会は、郷土料理の五平餅と鶏肉の串と漬物のセット、パステル、ケーキを提供した。日系2世の高田会長は「2世と婦人部が1世の知恵を借りて運営でき、まとまりを感じるいい機会」と述べ、県人会の活気が伝わった。 また滋賀県人会は近江の肉うどんを提供した。こだわりは、かつおと煮干しをたっぷり使って取った濃厚なだし。山田康夫同県人会長の話によると、「去年はこのだしをペットボトルに入れて持ち帰りたいという人もいた」という。当日肉うどんを食べていた三宅大作さんも、「やっぱりうどんはだし次第。格別の味がする」と評していた。 会場の舞台上では郷土踊りの披露や参加者によるカラオケも行われ、一層の盛り上がりを見せた。各県人会で販売した料理のほとんどが売り切れとなり、来場者は満足した様子で会場を後にしていた。 2013年5月15日付
「第38回移民のふるさと巡り」の旅の様子をまとめた作品の上映会が、18日午後2時からサンパウロ市(聖市)リベルダーデ区の岩手県人会館(Rua Tomas Gonzaga,95)で開催される。 作品のタイトルは「ブラジリアと北伯地方歴訪の旅」。 案内のため来社した畑勝喜氏によると、聖市近郊に在住でDVDを申し込み済みの人は、同上映会で受け取りに来てほしいと話している。また、地方の人には既に発送済みという。 入場無料。問い合わせは畑氏(電話11・8387・2723)まで。 2013年5月14日付
ブラジル長崎県人会(川添博会長)は、長崎市(田上富久市長)から届けられた原爆の悲惨さを伝える紙芝居を4月29日、サンパウロ州(聖州)教育局国際関係部に寄贈した。当日は教育局会議室で寄贈式が行われ、三浦イレーネ補佐官、日野寛幸氏らが出席した。 これは州教育局を通じ、紙芝居の原本を聖州立長崎小学校(ルイス・ロドリゲス・マリア校長)へ送るとともに、他の州立校へもPDF版で教材として送り、有効活用してもらいたいとの願いを込めたもの。原本は日本語だが、県人会青年部と役員でポルトガル語への翻訳を行い、日ポ両語での上演が可能となる。 寄贈に先駆けて行われた会議では、州教育局のモビリダーデ・インターナショナル・プログラムについての説明と、2014年に州教育局が研修生を日本へ送り出す予定があることから、日本の日本語関係機関への連絡協力要請がなされた。 ちなみに、紙芝居の題名は(1)「瞳の中の子供たち」(2)「私達が伝える被爆体験」。(1)は弓井一子小学校教師の体験談に基づいたもので、長崎から伝える平和の紙芝居コンクールで長崎平和賞を受賞した作品。作者は田島秀彦氏。(2)は長崎市立桜馬場中学校編。 川添会長は「この紙芝居の活用により、反核兵器への思いと平和のありがたさ、そして日々直面している暴力を無くすことまで広げて考えるきっかけとなってもらえればうれしい」と話している。 長崎県人会では、「日本語教材としても使える」とし、これら紙芝居のPDF版を希望する日本語学校や団体の希望を受け付けている。申し込みは同県人会(nagasaki brasil@gmail.com)まで。 2013年5月10日付
ブラジル福島県人会(永山八郎会長)は4月28日、サンパウロ市リベルダーデ区の同県人会会館で「喜多方ラーメン祭り」を開催した。前売り券だけで240枚を売り上げた同祭には、終始来場者が絶えなかった。 今年2月には福島県で開催された初の在外県人会サミットに、曽我部威事務局長が参加。地元の喜多方ラーメンの製麺関係者らとの話し合いでは「作り方はやはり教えてもらえなかった」ものの、地元の名店に足しげく通い、「味を覚えて帰った」という。 その本場の味や、終戦直後に曽我部事務局長が食べたという「昔の感動した中華そば」の味を再現すべく、今回は試行錯誤を重ねた。しかし、「10人が10人違う味の感想を言うから難しい」と、調整は難航。最後は「自らの舌に合わせて味を作った」と曽我部事務局長は苦労を語った。 その味はあっさりとしたしょうゆベースのスープに歯切れ良い麺で、素朴な味わいだった。会場を訪れた2世の相田ミツ子さんは、「日本のラーメンの味がする」と顔をほころばせていた。 2013年5月10日付
ニッケイ新聞 2013年5月10日 昨年9月29日から10月4日にかけて県連が主催した「第38回移民のふるさと巡り」の記念DVD「ブラジリアと北伯地方歴訪の旅」が完成した。 18日午後2時から、岩手県人会(Rua Tomas Gonzaga, 95, Liberdade)で上映会がある。購入した人は受け取りも可能。 問い合わせは畑さんまで(11・5581・3187)。
岐阜県人会(山田彦次会長)は、県人移住100周年・県人会創立75周年記念式典を8月25日、サンパウロ市リベルダーデ区の広島県人会館(Rua Tamandare 800)で開催する。 式典では、80歳以上の岐阜県出身者(男女不問、非会員も可。80歳以上であれば戸籍上の配偶者及びその子弟も含まれる)に県人会から記念品が授与される。同県人会では当日の来場を希望しているが、節目の年を機会に県人の実態を把握することや準備の都合により80歳以上の岐阜県出身者の事前登録も呼び掛けている。 当日は午前9時から仏連7教団合同の仏式法要の後、午前10時から記念式典が行われる。 山田会長は記念品授与について「県人移住100周年・県人会創立75周年を単なるお祭りとして祝うのでなく、先人が100年前に移住してきた歴史を再認識し、子孫たちに感謝の気持ちを持ってほしいとの思いから行うことにした」と、その意義を語る。 また、「この式典を最後に県人会が後退するのでなく、再出発する気持ちで臨み、母県の援助に頼らず県人会独自の資金で実施することが基本的な考え」と山田会長は、今後の県人会活動が母県と対等な形でさらなる交流を深めて行くことを重視している。 記念品授与及び事前登録など詳細に関する問い合わせは同事務局(電話11・3209・8073)まで。 2013年5月9日付
第11回九州ブロック(8県人会)運動会が、19日午前9時から午後4時までジアデマ市の沖縄文化センター(Av. 7 de Setembro, 1670)で開催される。 運動会は毎年、同ブロック各県人会の青年部が中心となって企画し、今年は長崎県人会青年部が担当。子供から高齢者まで一緒になってできる競技など例年より10種目多くし、玉入れ、綱引きや県人会対抗リレーなど恒例の種目も行われる。 昼休みには、皿踊り(長崎)や来年10月に長崎県で開かれる国体に向けた「がんばらんば体操」のほか、健康体操(佐賀)、琉球国祭り太鼓(沖縄)、盆踊り(福岡)などが披露される。 また、会場では弁当や飲み物の販売も行われる。 当日は、サンパウロ市リベルダーデ区の大分県人会事務所(Av. Liber dade 486)前から午前7時半と同8時の2回、会場までの無料バスが運行する。 運動会には九州ブロック会員以外の一般参加も可能で入場無料だが、ジアデマ市へ寄付するための古着の持参が必要。 案内に来社した川添博長崎県人会会長と福本真澄大分県人会第1副会長は、「当日は都会を離れ、緑の中で皆で体を動かしましょう」と来場を呼び掛けた。 2013年5月9日付
ニッケイ新聞 2013年5月3日 日伯間ビジネスをさらに活発に――。茂木敏光経済産業大臣が1日、聖市のチボリホテルで「中小企業海外展開プラットフォーム事業」の立ち上げ式に出席した。同事業は、経産省と当地の官民支援機関が一体となり支援体制を整備、日本の中小企業のブラジル進出を支援するもの。世界でブラジルが初の試みとなる。 茂木大臣は冒頭、「経産省として、大企業だけでなく中小企業の国際展開の全面的支援を行うという方針が固まった」と事業立ち上げの経緯を説明した。 「ブラジルは新興国として確固とした地位を築いている。大型案件含め日本からの投資も進んでいるが、日本企業の実力、この国のポテンシャルからしたら、まだ道半ば」との印象を語り、「プラットフォームが絵に描いた餅に終わらず有効に機能し、日系の中小企業のブラジルでの事業展開がますますさかんになるよう期待している」とあいさつした。 同事業ではジェトロサンパウロ事務所を中核として、メンバーとして参画する在聖総領事館、文協、県連、JBIC、JICA、ブラジル日本商工会議所、人材派遣会社、弁護士、会計士、ビジネスコンサルタントといった組織が連携する。 それぞれが持つサービスや知見、ネットワークなどを活用しながら、ビジネス機会の創出を図る。具体的には、現地専門家によるリスク対応、各種制度や手続き、投資優遇策、法務会計、各種行政手続きなど個別相談、セミナー等による情報発信、ビジネスマッチング、現地ミッションの受け入れ協力などを行う。 同事務所の井上徹哉次長によれば、同所は年間500社から問い合わせを受けており、特に昨今は生産や販売の委託先の問い合わせ等、ビジネスに密接した具体的な相談が多いという。 「これまでも同様の業務をジェトロで行ってきたが、我々のような日本人だけでは限界があった。特に、ブラジルの特徴ともいえる日系社会の力を借りたい」と、同事業において日系人の支援を期待している考えを示した。 経産省としては今後、中国、インド、インドネシア、タイ、フィリピン、ベトナム、ミャンマーのアジア諸国で、同様のプラットフォームを今年度中には立ち上げたい意向だという。 立ち上げ式では出席していたプラットフォーム事業のメンバーが紹介され、茂木大臣、ジェトロの横尾英博副理事長、福嶌教輝在聖総領事、文協の木多喜八郎会長、県連の園田昭憲会長、ブラジル日本商工会議所の藤井晋介会頭らがテープカットを行った。
茂木敏充経済産業大臣兼内閣府特命担当大臣(57、自民党、栃木5区選出)が4月29~5月6日の日程でコロンビア、ブラジル、米国の3カ国を訪問しており、1、2両日ブラジルに滞在した。 茂木大臣は1日午後2時過ぎから、サンパウロ市(聖市)セルケイラ・セーザル区のチボリホテルで「中小企業海外展開支援プラットフォーム事業」の立ち上げ式を行い、その後各日系団体代表らと意見交換会を行った。 茂木大臣の今回の来伯は、ブラジルへの進出企業支援のためのビジネス環境整備や貿易投資協力を促進することなどが目的。 同事業は、新興国における中小企業の海外ビジネス支援体制を強化することを目指しており、中国、ブラジル、インドネシアをはじめとする8カ国で実施を予定している。 なお、8カ国の中で立ち上げ式を行うのはブラジルが初めて。 JETROサンパウロ事務所の井上徹哉氏によると、今まで同事務所にはブラジルの複雑な労務問題や税務問題に関する相談が寄せられることが多かったが、最近になって生産委託先や流通業者などのビジネスパートナーを紹介してほしいという相談が増えてきたという。 そこで同事務所では、そういった個別具体的な事業を後押しする目的で、各関係機関や日系人のネットワークを結び、企業進出のプラットフォームとして同事業を機能させたい考え。 同事業立ち上げ式の席上で茂木大臣は、「ブラジルへの企業進出は、日本企業の実力とブラジルのポテンシャルを考えればまだ道半ば。同事業は、日本とブラジルの双方にメリットがある」と話した上で、出席者に同事業への協力を仰いだ。 また、立ち上げ式には福嶌教輝在聖総領事や木多喜八郎文協会長、藤井晋介商工会議所会頭など各関係機関・日系団体代表らが同席した。 茂木大臣は日系人との意見交換会を同ホテルで行った後、聖市イビラプエラ公園内の日本移民開拓先亡者慰霊碑を参拝し、献花した。 2013年5月3日付
4日(土曜日)◎第14回オールドボーイ野球大会(72歳の部)は、午前8時からサンパウロ市(聖市)ボン・レチーロ区の同球場(Av. Castelo Branco, 5446)で。◎ブラジル錦鯉愛好会主催の第32回ブラジル錦鯉品評会は、午前9時から聖市バラ・フンダ区のドトール・フェルナンド・コスタ公園内アグア・ブランカ(Av. Francisco Mata razzo,445)で。5日も。◎懐メロ合唱の集いは、正午から聖市リベルダーデ区の熟年クラブ連合会会館(旧老ク連、Rua Dr. Siqueira Campos, 134)で。 5日(日曜日)◎オザスコ日伯文化体育協会主催の第49回家族慰安大運動会は、午前8時半からオザスコ市ジャルジン・ウムアラマ区のACENBO野球場(Rua Acenbo,100) で。◎エスペランサ婦人会主催の第62回慈善バザーは、午前9時から聖市リベルダーデ区の文協大講堂前サロン(Rua Sao Joaquim, 381)で。女性だけの歌謡祭も同時開催。◎仏心寺婦人部主催の慈善バザーは、午前9時から聖市リベルダーデ区の同寺(Rua...
青葉健康生活協会(中沢宏一会長)主催の5月度青葉祭りが4日と18日、サンパウロ市リベルダーデ区の宮城県人会館(Rua Fagundes, 152)で開催される。 同祭ではADESC(農協婦人部連合会)による恒例の手作り食品のほか、イビウーナやカッポン・ボニート地方の有機野菜販売なども行われる。 会館3階の食事処では4日がはらこ飯、ニシン定食、イカ定食、天ぷらうどん、ソース焼きそば、餅料理各種。18日がはらこ飯、ニシン定食、イカ定食、ソース焼きそば、餅料理各種が販売される。 なお、最近はサンマ、イカ、イクラの入荷が無く、「はらこ飯」のイクラはトビウオの卵を代用し、イカはブラジル産だという。 開催時間は両日とも午前7時から午後3時ごろまで。詳細は宮城県人会(電話11・3209・3265)へ。 2013年5月3日付
琉球民謡協会ブラジル支部(仲村渠清徳支部長)は、5日午後2時から同8時半までサンパウロ市ビラ・カロン区の沖縄県人会ビラ・カロン支部会館(Praca Haroldo Daltro, 297)で第37回琉球民謡大会を開催する。 案内のため仲村渠支部長と、同大会実行委員長の呉屋昌男さん、副委員長の照屋勉さんが本紙を訪れた。 同大会は、ブラジル沖縄県人会など7団体の後援と琉球舞踊研究所の協力で、支部発足時から続いている。当日は、会員70人が民謡を披露するほか、同研究所の舞踊も披露される。昨年は300人以上が来場した。 仲村渠支部長は「民謡と舞踊の豪華な舞台です。ご家族、ご近所、友人お誘い合わせの上、おいでください」と来場を呼び掛けた。入場無料。 問い合わせは仲村渠支部長(電話11・2295・7652)まで。 2013年5月1日付
秋葉賢也厚生労働副大臣兼復興副大臣(50、自民党、宮城2区選出衆院議員)が29日午前9時過ぎ、サンパウロ市イビラプエラ公園内の日本移民開拓先亡者慰霊碑を参拝した。参拝には園田昭憲県連会長、佐野浩明首席領事、中沢宏一宮城県人会会長、木原好規和歌山県人会会長らが同席した。 秋葉副大臣は献花、合掌、記帳をした後、日本館を視察し、伊藤誠施日本館運営副委員長による日本館の説明に耳を傾けていた。中でも館内の池にいる鯉の立派さには驚いた様子で、「ブラジル女性のようにグラマラスな鯉ですね」などと、おどける一幕もあった。 なお、秋葉副大臣の今回の来伯は、日本の優秀な医療技術・医療機器などの輸出を促進することなどが目的。「これまで日本の技術輸出などは経済産業省がリードして進めてきたが、安倍新政権になり、厚生労働省としても同分野に力を注いでいくことになった」と秋葉副大臣は説明した。 また、同日午前8時ごろに行われたブラジル被爆者平和協会(森田隆会長)との意見交換会について秋葉副大臣は、「皆さん高齢化が進んでいる。現在も在外被爆者に対する定期健診などを行っているが、今後そういった書類手続きなどの簡略化を進めて行きたい。また、嘆願書も受け取らせてもらった」と話した。 これまでサンパウロで日系各団体を訪問した秋葉副大臣。30日にはブラジリアでブラジル社会福祉大臣との会談、翌5月1日にはリオ州で生物学研究所の訪問や日系進出企業代表者らとの懇談会が予定されている。 その後2日にはチリへ渡り、チリ厚生大臣との会談や現地病院等の視察を行う。3日にはフランス入りし、フランス高齢者・介護大臣との会談を行い、5日に日本へ帰国の途に就く予定。 2013年4月30日付
ニッケイ新聞 2013年4月27日 琉球大学「人の移動と21世紀のグローバル社会」プロジェクトの移民研究班の成果をまとめた『躍動する沖縄系移民 ブラジル、ハワイを中心に』(町田宗博、金城宏幸、宮内久光編、293頁、税別3千円)が3月に日本の彩流社から刊行された。 これは同プロジェクトの進行と軌を一(いつ)にして開催された、08年のブラジルとアルゼンチンの沖縄移民百周年祭と、11年に那覇で開催された第5回世界のウチナーンチュ大会の準備段階での調査や本番の折に発表された研究内容、フォーラム「海外日系紙記者がみた移民社会」などをまとめたもの。 第2章「ウチナーンチュの越境的ネットワークと紐帯(ちゅうたい)」で金城宏幸教授は、移民先国におけるウチナーグチ(沖縄方言)の重要性についてこう論じる。《越境的なアイデンティティーを醸成しようとするときに、その文化的結束点すなわち紐帯として機能する代表的な要素が言語(ウチナーグチ)であると解釈した》 さらに様々な移住先国から第5回世界のウチナーンチュ大会には7363人もの驚異的な人数が集まった。その現象に関して、《異なる国々に生活するウチナーンチュの間に、ネットワーク化へと向かう運動と紐帯を求める心が確認されるのであれば、そこに越境的社会空間としての「世界のウチナーンチュ」が明らかに存在するといえるだろう》(61頁)と解釈している。 この他、「戦後沖縄県における海外移民の歴史と実態」(石川友紀)、「沖縄県系経営者ネットワークの形成と展開」(宮内久光)、「日系コロニアの社会基盤と『ブラジル沖縄県人会』」(町田宗博)、「ブラジル沖縄コロニア語」(儀保ルシーラ悦子)、「ハワイのユタ」(浜崎盛康)などの興味深い内容が列記された11章編成となっている。
ニッケイ新聞 2013年4月27日 日本の閣僚ら要人が続々とブラジルへー。今月半ばに来伯した若林健太外務大臣政務官に続き、茂木敏充経済産業大臣、秋葉賢也厚生労働副大臣がそれぞれブラジルを訪れ、各国の要人と会談して様々な分野での協力に関して議論を行う。 経済産業省の資料によれば、ブラジルを「新興国として大きな成長市場かつ資源国」と位置づけており、現地進出企業支援のビジネス環境整備や製造業の振興に向け、人材育成等などの協力関係を進めているという。 訪問の具体的成果として日本企業に対する投資セミナー実施、新たな国家プロジェクトを模索する産業協力会議の立ち上げ、貿易投資協力などが想定されている。茂木大臣(栃木選出、衆議院議員)はコロンビア、ブラジル、米国を回り、当地には1、2日に訪問する。1日は聖市のチボリホテルで「中小企業海外展開プラットフォーム事業」立ち上げ式に出席した後、イビラプエラ公園の先没者慰霊碑を参拝する。 秋葉厚生労働副大臣(宮城選出、衆議院議員)は26~5月5日の日程でブラジル、チリ、フランスを訪問する。各国政府の大臣級会議への出席と医療の海外展開の促進が目的。 26日に聖市入りし、29日まで日系人団体との懇談、サンパウロ総合大学病院、日伯友好病院などの視察を行った後、30日にブラジリアで社会保障大臣と会談、1日はリオの生化学研究所を訪問、進出日系企業代表と懇談する。 なお、岸田文雄外務大臣が4月下旬から5月下旬にかけてペルー・メキシコを訪問するが、ブラジルへの訪問は予定されていない。
