岩手県人会(千田曠曉会長)主催の第7回わんこそば大会が、5月26日午前11時からサンパウロ市リベルダーデ区の同県人会館で開催され、年々人気が高まっている同祭の会場はほぼ満員の人出でにぎわった。特に早食いを競う「競技の部」では、本紙編集制作部員の藤井尚仁氏(36、神奈川)が106杯を食べて優勝し、昨年の雪辱を果たした。
県人会では、大会のために日本から取り寄せたそば約50キロ分を用意。そばは食べ放題で千田会長自ら味付けしたというだしの評判も良く、昼前後には会場が満員の状態となった。
千田会長はあいさつで「わんこそばもコロニアに定着しつつあり、うれしく思っている。県とのつながりを今後も維持していきたい」と述べ、「競技の部」の参加者を募った。
「競技の部」では、4人ずつが壇上に上り、無差別、女性、子供、70歳、スタッフ別で行われ、過去最高の8回行われた。競技中は県人会スタッフから「どんどんどんどん」と早食いを促す声も掛けられ、会場からは声援も飛んでいた。
106杯の大台に乗せて総合優勝した藤井氏は、「最初の1杯目から一気に飲み込むやり方で、汁がこぼれてもいいから食べるしかないと思いました」と勝因を語る。
女性の部で56杯を食べて優勝した白藤育代さんも「とりあえず必死に食べました」と述べ、笑顔を見せていた。
今回初めてそばを食べに来たという小渕民雄群馬県人会長は「18レアルでそばが食べ放題なんて今時どこにもないよ。そばの麺が最高で、だしもうまい。来年もまたぜひ来るよ」と称賛していた。
千田会長は「単にそばを食べるだけでなく、競技があるから面白いのでは」と、同祭の人気が高まっている理由について話していた。
2013年6月1日付
