石川県人会(森永正行ジェラルド会長)主催の第14回文化祭が15、16両日、サンパウロ市パライゾ区の同会館で開催された。絵手紙、生け花、水彩画、陶芸などが展示され、終日多くの人々でにぎわった。
今年は天候にも恵まれ、昨年の2倍の100キロ用意された餅も完売。また、陶芸教室での作品も展示即売された。同県人会の陶芸は会館内に工房もあり、そのレベルの高さに定評がある。見事な作品が割安で手に入るとして、人気を博していた。
壁に飾られた水彩画教室の作品も淡い美しい彩りの絵で、見る人の心をとらえていた。
絵手紙は同県人会で行われるサンパウロ絵手紙友の会(石井恵子会長)の作品をはじめ、サウーデ日本語学校の生徒作品や熟連クラブの作品などが所狭しと飾られた。
大判の和紙に描かれた立派な作品は、来月2回目の来伯で指導に来る峯誉(みね・たかし)氏や寺前ヒサエ氏の作品など迫力のあるものばかり。また、ブラジルから送った1枚の赤い花の絵手紙を、大きくのれんにプリントしてプレゼントしてくれた。その実物の絵手紙とのれんが一緒に展示されており、来場した人々の目を楽しませ、交流の素晴らしさを物語っていた。
2日間にわたって行われた絵手紙ワークショップでも、日本から贈られた筆や絵具を使って無料で参加ができ、トマトや玉ねぎなどの身近な野菜や花をその場で描く。石井会長は「初めて筆を手にしたという2世の女性も『ぜひ、絵手紙を習い始めたい』と言って、今年は多くの方にお越しいただき、とても喜んでいただけたようです」と話していた。
2013年6月19日付
