【既報関連】県連(園田昭憲会長)主催の東北被災者招へい交流事業により、7月13~25日の12日間、東北被災3県(岩手、宮城、福島)から推薦された被災者ら3人が来伯する。
今回来伯するのは、陸前高田市などで手仕事を通じ、被災者自身が復興支援を行う団体「ちーむ麻の葉」代表を務める大和田加代子氏(52、岩手県陸前高田市)、自宅で津波に飲み込まれた経験を持ち、地域の復興や防災講習などを精力的に行っている松本康裕氏(28、宮城県名取市)、震災時に県内災害規模の避難所で県庁運営支援チーム責任者を務め、現在福島大学でうつくしまふくしま未来支援センター特任准教授として調査・研究等を行っている天野和彦氏(54、福島県会津若松市)の3人。
3人は12日に日本を出発し、13日にブラジルに着く。16日にパラグアイ・イグアス移住地で講演会を行うほか、19~21日には県連主催の日本祭りに参加して式典参列や被災地の写真展を開く。23日午後6時半からは宮城県人会館で「東北大震災から2年余り―伝えておきたいこと」という講演会を行う予定。
そのほか、ブラジル各地の視察や訪問、交流会などが企画されている。その後、25日にブラジルを出発、27日に日本へ帰国するという。
同事業の実行委員長を務める本橋幹久副会長は、「移住県である被災3県から被災者をブラジルに呼ぶのは、とても意義ある事業。実際に(震災を)経験した人の話は貴重なので、ぜひ皆さんも講演会などを通じて交流してもらいたい」と話している。
2013年6月25日付
