岐阜県慶祝団の高原剛副知事及び同県議団一行と、岐阜県人会(山田彦次会長)子弟で県費留学生OBたちによる意見交換会が、24日午後6時からサンパウロ市内の松原ホテルで開催された。
意見交換会には県人会から山田会長、青山高夫副会長、長屋充良理事をはじめ、山田美香さん、北レジーナさん、竹市マルシアさん、佐久間パウロさん、大野ルマさんの5人の留学生OBが出席した。
交換会では県側職員が、1969年に始まった同留学生制度がこれまでに約70人を母県で受け入れていることを説明。今回の意見交換会は、留学生たちがブラジルに帰国した後の様子を知ることを目的に開かれたという。
留学生OBたちはそれぞれ自己紹介し、当時の母県での活動と現在の仕事内容などを報告した上で、日本で生活体験できたことの喜びや日本文化の大切さを強調。「日本文化を子供たちにも伝えていくことを考えています。それも県人会と母県のお陰です」と当時世話になったことへの感謝の意を改めて表していた。
意見交換後、長屋理事から母県に対して海外に16ある岐阜県人会の「在外県人会サミット」開催と、サンパウロでの岐阜県駐在員事務所設置案が要望された。
これについて県側では、昨年開かれた岐阜県国体の際に、海外7県人会関係者が集まったとし、「16ある県人会が一つの場所で一気に集まるのはすぐには難しいが、国際課のウェブサイトに各国県人会のメールアドレスが記載され、岐阜県民ともメールでやりとりできるようにもなった」と説明した。
また、駐在員事務所設置案についてもJICA派遣ボランティアの中に岐阜県現役教員が2人いるとし、県職員は「岐阜県の先生を県人会と結び付けて活動してほしい」と述べた。
2013年8月29日付
