06/03/2026

Dia: 30 de agosto de 2013

ニッケイ新聞 2013年8月27日  沖縄県人会ヴィラ・カロン支部(翁長清会長)が『第11回沖縄祭り』を10、11の両日、同会館前のマンチェスター・クラブで開催した。二日で約2万人が来場し、沖縄文化に親しんだ。  神谷牛太郎聖市議(当時)の提案により、2007年から市の公式行事になった同祭は、当地沖縄コロニアにおける主要イベントの一つ。今年は他のイベントと日が重ならないよう、通常より早めに開催された。二日目は父の日だったが、多数の来場者で賑わった。 初日に開かれた開会式には、沖縄県人移住105周年を祝うため来伯した喜納昌春・沖縄県議会議長をはじめとする議員一行や、多数の日系議員らが出席した。 翁長会長は「文化を継承するという祖先の夢の実現に向けて、一歩歩みを進めることができた」と挨拶。市長代理として訪れた聖市スポーツ局のセルソ・ジャネッチ氏は、「現政権は日系社会にとても敬意を抱いている。これから更に、日系イベントへの支援に力を入れていきたい」と激励した。 終日、野村流古典音楽保存会ブラジル支部や玉城流小太郎会など古典音楽や民謡、舞踊グループがショーを繰り広げ、舞台を沖縄一色にそめた。 また、沖縄空手など武術には400人以上が出演、太鼓演奏には、各地の琉球国祭太鼓やレキオス芸能同好会から600人の奏者が参集し、迫力の舞台を見せ付けた。 スペースを拡張してより快適になった食のコーナーでは、沖縄そばやヒージャー汁、サーダアンダギーなどの郷土料理を販売。輸入品などのバンカも合わせると100以上が出店し、郷土食や日本食を楽しむ来場者で溢れた。 照屋敏光実行委員長は「幸いなことに天候にも恵まれて、全て予定通り進行した」と満足気に語った。
ニッケイ新聞 2013年8月27日  ブラジル高知県人会は24日、『県人会創立60周年記念式典』を同会館で開いた。高知県出身で〃移民の父〃とよばれる故水野龍氏の息子、龍三郎さんや、母県からは黒岩正好・県議会副議長ら8人の慶祝団、アルゼンチンとパラグアイの高知県人会からも役員らが来伯し、約200人が節目の年を共に祝った。慶祝団一行は式典後、昨年から青年部が聖市アグア・ブランカ公園で行っている「土佐祭り」の開会式にも出席。同祭は今年から聖市の公式カレンダー入りも果たすなど盛り上がりを見せており、一行は県人会の歴史を称えるとともに、青年らの活躍を喜んだ。  同県人の移住は1908年の笠戸丸移民の移住とともに始り、約7千300人を数える。水野氏を始め、下元健吉コチア産組専務理事や中沢源一郎スール・ブラジル農協理事長など卓越した人材を輩出してきた。1953年、氏原彦馬さんが率先し聖市に県人会を設立、73年に会館が建設された。現会員数は約250家族。 片山アルナルド会長は「『いごっそう』(快男児)と『はちきん』(男勝りの女性)の精神を生かし、会の発展向上に努力したい」と一言ひとことを噛み締めるように挨拶をした。 「これからは若い世代が中核となり、会が活発化していくと確信する」会員に語りかける尾崎正直知事のビデオメッセージも会場に流された。 半世紀以上、会活動に貢献してきた武吉七郎さんと、婦人部8人に功労賞、百歳以上の会員・田鍋義美、山本民樹さんに高齢者表彰が贈られた。また、安部順二連邦下議の秘書・宮原ジョルジ氏から高橋一水名誉会長に感謝状が贈られた。 武吉さんは感謝を述べるとともに、「県人会の柱は『会員の相互親睦』と『子弟の留学研修』。次世代を受け継ぐ若者育成のためにも、留学研修受け入れ制度の継続を」と訴えた。 母県のRKC調理師学校で学んだ山西小百合さんも研修生を代表して登壇し「夢は日本食店を開くこと」などと語った。 続いて鏡開きとケーキカットが行われ、高橋名誉会長の乾杯の音頭で会食に移った。 参加者らは、婦人部が泊りがけで作った鯛の蒸し、カツオのたたき、姿寿司、桜餅などのご馳走を思う存分堪能しながら、カラオケやサンバなどの余興を楽しんだ。 堀川久美子(63、二世)さんは結婚して高知に住む娘の森岡留美(33、三世)さんと料理に舌鼓を打ちながら「鯛の蒸しなんて、もう母県では殆ど知っている人がいない」と笑った。 24、25の2日間開催された「土佐祭り」は、日本文化普及を目指し、武田アウグスト青年部長らが企画したもの。今年は規模を約2倍にして開催、多くが来場した。 開会式には、同祭を市の公式行事に加えた野村アウレリオ聖市議など多くの日系議員も出席。慶祝団一行は若い県人会子弟の率先や、多数のブラジル人が参加し交流が行われていることを喜んだ。   コラム【大耳小耳】  高知県人会60周年式典で、片山アルナルド会長は日本語のみで挨拶をした。二、三世と世代交代するに従い、ポ語のみで挨拶する役員・来賓も増える中、形式ばった日本語も手なれた様子の同会長。一世の高橋一水名誉会長も、「片山さんは二世だけど、60%は一世。どちらの言葉でも上手に挨拶するし、最高の会長」と絶賛していた。一方、『土佐祭り』では一世の文野雅甫副会長が、議員らの挨拶をポ語に通訳するなどの働きぶりを見せていた。 ◎  どこも長引きがちな記念式典だが、今回の高知県人会の式典は予定通りに終了。手際よく司会進行をつとめた文野副会長は「新聞でよく『式典が何時間遅れた』などとかかれているので、予定通りに行ってよかった」とプレッシャーから開放された様子。様々な式典に顔を出している福嶌教輝総領事からも、「時間通りに終わったのは高知が初めて」とお褒めの言葉があったとか。