ブラジル兵庫県人会(尾西貞夫会長)は毎年恒例の親睦ピクニックを9月15日、サンパウロ州サンロッケ市カルモ区の「Rancho Ebone」(Estrada do Aguacai ,KM02, 517)で実施する。 同所には、ツカーノやカピバラなどがいるミニ動物園があり、ブラジル風料理も味わえる。 当日は午前9時30分にサンパウロ市リベルダーデ区の兵庫県人会前(Rua da Gloria, 332)から専用バスが出発し、目的地まで約50分で到着する予定。県人会では道が不便なのでバスの利用を呼び掛けている。 参加費は、会員は1人50レアル(バス代、食事代、軽食込み、飲み物代は別)。非会員は70レアル。5歳以下と75歳以上は無料。 申し込み締め切りは9月10日まで。 申し込み、問い合わせは同県人会事務局(電話11・3207・0025)か尾西会長(電話11・99715・4920)へ。 同地のウェブサイト(www.ranchoebone .com.br) 2013年8月23日付
Mês: agosto 2013
24日(土曜日) ◎第22回アフロード花祭りは、午前8時半からサンパウロ(聖)州アルジャー市ファゼンダ・ベーリャ区にあるアフロードセンター(Av. PL do Brasil, KM 4,5)で。25日も。◎第2回土佐祭りは、午前9時から聖市バラ・フンダ区のドトール・フェルナンド・コスタ公園内アグア・ブランカ(Av. Francisco Matarazzo, 445)で。◎高知県人会創立60周年記念式典は、午前10時から聖市ピニェイロス区の同県人会館(Rua dos Miranhas, 196)で。◎名画友の会の8月度鑑賞会は、午後0時15分から聖市リベルダーデ区の熟ク連会館(Rua Dr. Siqueira Campos, 134)で。◎キリストの幕屋の「生命之光」上映会は、午後2時から聖市リベルダーデ区の文協ビル1階13号会議室(Rua...
在聖総領事館公邸で200人を招待 17日のブラジル三重県人移住100周年記念式典を皮切りに21日まで滞在した鈴木英敬知事(39)を団長とする県議会議員、経済、民間使節団の計66人。19日正午からサンパウロ(聖)市モルンビー区のサンパウロ総領事公邸で開催された「三重プロモーション」では、ブラジルの日系議員、企業・団体関係者など約200人を招待し、三重県の特産、観光などについて鈴木知事が自らプレゼンテーション(紹介)を行った。また使節団の日本酒や豆腐メーカー代表者らが試飲や試食を通じて特産品をアピール。同県伝統産品や観光ポスターの展示、観光PR用DVDの上映などを交え、三重を全面的にアピールした催しとなった。 使節団一行は今年、サンパウロ州と姉妹州県締結40周年、ブラジル三重県人移住100周年、サンパウロ総合大学(USP)と三重大学との学部間協定の締結などを踏まえ、17日の式典をはじめとする滞在期間中にアルキミン聖州知事との会談、USP訪問やサンパウロ工業連盟を訪問するなど精力的な活動を展開している。その中のメーンイベントとなる三重プロモーションは、三重県と在サンパウロ総領事館の共催。地方自治体と日本政府が共同で同規模のイベントを開催するのは初めての試みとなる。 会場では大勢の出席者が見守る中、福嶌教輝在サンパウロ総領事が冒頭「今回の企画を機に、三重の素晴らしい産物・文化・味を体感して、三重を知ってもらいたい」とあいさつ。続けて鈴木知事が「土曜(17日)の式典ではサンバも踊ったし、唯一サンバが踊れる知事として勢いよく三重をアピールしたい」と切り出し、早速プレゼンテーションを始めた。 プレゼンテーションでは「伊勢神宮」「忍者」「鈴鹿」などを取り上げ、「伊勢神宮は神社の頂点に位置し、日本人の心のふるさと」と説明。また「鈴鹿サーキットはアイルトン・セナも活躍した場所。前回のF1大会ではブラジル人のマッサにメダルを手渡した」などと通訳を交え、ブラジルからの招待者に興味を引く内容が主となった。 さらに同県特産の松阪牛について「1頭5000万円で落札された牛もある。輸出はしてないのでぜひ、三重に来て食べてもらいたい」と語ったほか、 「1万2000人のブラジル人が三重に在住し、県を支えている。66人がブラジルに来たのも交流に懸ける思いがあるからで、今後は友好交流から経済交流へ とシフトしていきたい」と思いを述べ、プレゼンテーションを終えた。 その後、日本の使節団と招待者を交えた立食形式での懇談会が行われ、会場に展示されている観光ポスターやDVD放映、日本酒の試飲や豆腐の試食などを通じ、三重を全面的にアピールしていた。 自社製日本酒の試飲を行っていた(株)清水清三郎商店(鈴鹿市)の清水慎一郎代表取締役(56)は、昨年の県連主催日本祭り以来、2度目の来伯となる。ブ ラジルに懸ける思いについて聞くと「日本と違い閉塞感がなく伸びしろが十分あり、市場として日本酒のような特別を求める消費要素もある」と語り、滞在中、 ブラジル料理ボリーニャ・デ・バカリャウ(タラのコロッケ)を食べた時、「ワインより日本酒の方が合うと思った。ブラジル料理にはそうしたポテンシャル (潜在能力)もある」と、来伯中に感じたという。 手作り豆腐を製作し試食を行っていた(株)ミナミ産業株式会社(四日市市)の南川勤代表 取締社長(50)は自社で豆腐をはじめ、豆腐製造の機械を製造している。今回の来伯について「ブラジルは日系人も多いし要望の声も寄せられている。このよ うに三重県が積極的なのも心強く、今後輸入の各問題が解決すれば一気にブラジル輸出の風穴が開くはず」と期待を口にした。 そのほか、使節団やブラジル招待者からも県や日本政府に期待する声が多く聞かれた。鈴木知事は懇談会中、招待者らと積極的に交流を行い、午後2時過ぎに日程を終えた。...
岐阜県人ブラジル移住100周年、岐阜県人会(山田彦次会長)創立75周年記念式典が、25日午前9時(式典そのものは午前10時)からサンパウロ(聖)市リベルダーデ区の広島県人会館(Rua Tamandare 800)で開催される。 式典には母県から高原剛副知事、渡辺真県議会議長をはじめとする県議、経済、民間などから構成される慶祝団42人が来伯して出席する。 関連行事として、24日午後6時から聖市内松原ホテルで岐阜県主催の懇談会が開かれる。 また、メーンとなる25日の式典では午前9時から仏教連合会による仏式法要の後、午前10時から記念式典が開催。午後からはアトラクションとしてソプラノ歌手の山田かおり氏による公演が披露される。副知事及び議員団一行は式典終了後、イビラプエラ公園内の開拓先亡者慰霊碑を参拝し、同夜は市内で岐阜県人会主催の歓迎パーティーが行われる。 翌26日午前は慶祝団の一部が聖州グァラレマ市の桜高森植民地(岐阜県村)を訪問し、地元の県人関係者との座談会が行われる。 岐阜県人会では、県人関係者に対して25日の記念式典への出席を呼び掛けている。詳細は同県人会(電話11・3209・8073)まで。 2013年8月22日付
母県から達増知事ら慶祝団も出席 ブラジル岩手県人会(千田曠曉会長)の創立55周年記念式典が、18日午前10時からサンパウロ(聖)市リベルダーデ区のシンジカット・ドス・エレトリシスタリオス・デ・サンパウロで開催された。会場には達増拓也県知事や各日系議員ら来賓、一般合わせて約300人が出席。式典は来賓のあいさつや表彰が中心に行われ、午後2時から昼食会となった。また母県から今回で5度目の来伯となる郷土芸能使節団12人が約1時間にわたって公演するなどして会場を盛り上げ、節目の年に相応しい式典となった。 会場の壇上には千田会長を中心に、来伯した母県慶祝団16人の団長を務める達増知事や佐々木博同県議会議長をはじめ、ブラジル国連邦、聖州、聖市議員から安部順二氏、飯星ワルテル氏、羽藤ジョージ氏、野村アウレリオ氏が出席。福嶌教輝在サンパウロ総領事ほか、日系3団体各代表らが並んだ。 式典は日伯両国歌斉唱、先亡者並びに東日本大震災犠牲者への黙とう後、千田会長があいさつし、「55周年を機に、県人先駆者の『ふるさと岩手を思う心』を大切に、今後も老若会員同士の親睦を原点とした諸活動及び岩手県との交流をますます深めてまいりたい所存です」と述べた。 達増知事は「岩手県出身の方々の心のよりどころとして結成された県人会が輝かしい発展を遂げられ、55周年を迎えられましたことは誠に喜ばしい限りであります。今後とも、ブラジル社会にさらなる発展に寄与されますとともに、日本とブラジルの友好親善のため一層のご尽力を賜りますようお願い申し上げます」とあいさつ。その後、各議員らも祝福の言葉を述べた。 また達増知事は「復興に関する報告」と題し、現在の岩手の状況、県の今後の復興に向けた対策について説明。今後8年間かけて完全復興を目指す計画 を告げ、「今まで多くの人からいただいた支援にお応えすべく、長く大変な道のりではありますが岩手は必ず復興します」と、映像を交えて力強く説明した。 式は終盤、各団体、個人の表彰が行われ、日伯交流功労賞として伯国連邦議会を代表して安部下議が達増県知事と佐々木県議会議長に記念プレートを贈呈。その ほか、県人会活動功労者表彰では、達増県知事から20人の功労者に賞状と記念品が授与された。功労者を代表して佐々木憲輔さん(67)は「(受賞は)甚だ 恐縮です。今後も努力させていただきます」と感極まった様子で出席者に語った。 最後はオオタチ・ミリアン合唱団約30人により、NHK大震災復興テーマ曲「花は咲く」など計3曲が合唱され、式典を終えた。 式典終了後、母県から参加した郷土芸能使節団が約1時間にわたり公演し会場を盛り上げた。その後の昼食会では菊地義治援協会長が乾杯の音頭を取り、食事をしながら出席者それぞれが55年の苦労話や思い出話に花を咲かせ、午後4時過ぎに全日程を終えた。 2013年8月21日付
ブラジル岩手県人会創立55周年記念公演として、式典後の午後1時から岩手出身12人の郷土芸能使節団による「ふるさと岩手と日本の歌つづり」と題した公演が行われた。公演では時間の都合上、計15曲が主に1番のみと短くなったが、使節団として参加した日本で活躍中の福田こうへいさん(36)がヒット曲「南部蝉(せみ)しぐれ」を歌うと会場は大いに沸いた。 福田さんが2010年6月23日に発売した演歌「南部蝉しぐれ」は、演歌部門のCD売り上げ週間ランキングで1位を記録するなど、現在10万枚以上のCDを売り上げている。さらに昨年、NHKホールで開催された第25回全国民謡フェスティバル2012ではグランプリを獲得するなど、若くして民謡各大会の賞を総なめにしている実力の持ち主。 また、NHKの歌番組「歌謡コンサート」「それいけ!民謡うた祭り」「BS日本のうた」などにも出演していることから、ブラジル日系コロニアでも多くの人に知られている。 南部蝉しぐれを歌い終わると来場者から「アンコール」の声が飛び交い、同曲のカップリング曲、「風やまず」を歌い期待に応えた。 なお、今回司会を務めた中川愛子さんによると福田さんは「ほぼ、今年の紅白出場で間違いないでしょう。出場条件としてCDを5万枚以上を売り上げるのが難関ですが、既に10万枚を達成していますので」と来場者に告げると会場から拍手喝采(かっさい)が起きた。 中川さんは、福田さんの父で民謡歌手の4代目故・福田岩月さんが岩手県人会創立35周年の式典で歌を披露したことについても触れ、「ブラジルへの思いを酌んで今回、こうへいはやって参りました」と告げるなどして会場を最後まで盛り上げ、時間の都合上、短時間の公演となったが観客者は皆満足した様子だった。 講演後、使節団一人一人に県人会側が用意した花を幼児が渡すサプライズ(思いがけない出来事)があり、和やかな空気の下、公演を終えた。 2013年8月21日付
鈴木県知事ら慶祝団66人が来伯出席 ブラジル三重県人移住100周年、ブラジル三重県人文化援護協会創立70周年、三重県・サンパウロ(聖)州姉妹提携40周年を記念した式典が、17日午前11時半からサンパウロ市ビラ・マリアーナ区の同協会会館で開催された。式典には県人関係者、母県から鈴木英敬県知事、山本勝県議会議長をはじめとする議員団、経済及び民間を含めた「オール三重」の慶祝団66人が来伯して出席したほか、ジェラルド・アルキミン聖州知事も参加するなどし、式典を盛り上げた。 三重県人のブラジル移住は1912年の「神奈川丸」での渡伯に始まり、現在は子孫を含めるとその数は約1万4000人に及ぶという。 総勢約300人が出席したこの日の式典には来賓として、鈴木県知事、山本県議会議長、中嶋年規三重県議会国際交流促進議員連盟日伯部会長、内田淳正三重大学学長、諸戸孝徳ハートピア三重副理事長、NPO法人「愛伝舎」の坂本久海子理事長、福嶌教輝在サンパウロ総領事、アルキミン州知事、飯星ワルテル下議、羽藤ジョージ聖州議、野村アウレリオ聖市議、園田昭憲県連会長、木多喜八郎文協会長、菊地義治援協会長、板垣勝秀ブラジル日本語センター理事長らが出席した。 先亡者への黙とう、日伯両国歌斉唱に続いてあいさつに立った前田ネルソン三重県人文化援護協会会長は、初期移住者たちが風習、言語や気候の異なるブラジルで苦労を乗り越えた結果、現在の日系人がブラジル社会で行動空間、敬意や尊敬を得ることができたことを強調。また、今回の三重県慶祝団の来伯により聖州との姉妹提携を通じたさまざまなビジネスチャンスが実現できることを期待し、三重県人移住者100周年記念誌刊行において日伯両国の関係者に謝意を表した。 日本の47都道府県知事の中で39歳と最も若い知事であることを自ら発表した鈴木県知事は、今回の慶祝団が県議団をはじめ経済・民間を含めた総勢66人と5年前の2倍に上るメンバーで訪問したことに言及。三重県人移住者の100年に及ぶ苦闘の歴史に触れ、現在では政界、官界、経済界など同県人子弟が幅広い分野で活躍していることに敬意を表した。さらに、今回の訪問が「『友好交流』から産業・観光連携、環境問題の克服をはじめとした『経済交流』へと発展を図り、相互互恵的な関係構築を目指す」と述べ、力を込めた。 引き続き、各来賓の祝辞が披露された後、午後0時半に会場に到着したアルキミン州知事があいさつ。鈴木県知事に対して「ここ(聖州)はあなたの第 2の家と思ってリラックスしていただきたい」とねぎらった後、聖州は伯国内で日系人が最も多い州で、教育、環境や技術向上の面などで「日系人の力が無けれ ばここまで発展しなかった」と称賛。今回の三重県慶祝団の訪伯でさらに経済面でのきずなが深まることを期待した。 ハートピア三重から日本語センターの板垣理事長への「紙芝居」寄贈などに続き、85歳以上の県人高齢者(13人)、三重県海外功労者(6人)、海外特別感謝状(4人)、感謝状(4人)がそれぞれ授与された。 各記念品交換、三重県人移住者100周年記念誌刊行の辞の後、松本茂評議員会長の閉会の辞で記念式典は終了。引き続き開かれた記念祝賀会では、舞台上での鏡割りと乾杯、来賓によるケーキカットが行われた。 アトラクションでは、琴演奏、カラオケ、琉球國祭り太鼓によるエイサー太鼓が披露された。締めくくりはサンバショーが行われ、鈴木県知事が率先して踊りに加わるなどして会場を盛り上げた。 隣国から参加したアルゼンチン三重県人会の一色田眸(いしきだ・ひとし)会長(70)は、「いつも記念式典の時にはブラジルを訪問させてもらっており、一 昨年のアルゼンチン県人会35周年の時にはブラジルから7人の県人関係者が参加してくれた。三重県人としての良いところを互いに見習っていければ」と話 し、今回の式典を祝福していた。 コラム【モザイク】 日系団体の式典にはめったに顔を出さないアルキミン聖州知事が、17日の三重県人移住100周年記念式典には途中から出席した。ある筋の話によると、本当はアルキミン州知事には19日に在サンパウロ総領事公邸で開かれた観光誘致イベント「三重プロモーション」に来てほしかったそうだが、「平日は難しい」と断られたため「何とか式典だけでもご出席を」とねじ込んだそうな。日系社会に対するリップサービスは、ご立派なんだが。...
ブラジル三重県人移住100周年記念式典出席のため、今回初めて来伯したという米国カリフォルニア州ガーデナ市に住む南カリフォルニア三重県人会会長の太田勉さん(67、三重県津市)は、1897年8月にリオ州ペトローポリス市に開設された日本公使館の初代公使を務めた珍田捨巳(ちんだ・すてみ)氏の曾孫に当たる。 「母方の曾じいさんが珍田捨巳でした」と話す太田さんは、珍田氏が駐米公使だった1912年に東京から送られた桜の苗木を珍田夫人とウィリアム・タフト大統領夫人がワシントンのポトマック川畔に植樹したことを説明してくれた。 太田さん自身は1970年に渡米し、現在の会長になって約3年がたつ。北米でもまだ四十数県の県人会があり、南カリフォルニアの三重県人は2003年に移住100周年を迎えたという。戦前は約1000家族を誇った県人会員も現在登録しているのは約100家族で、実際に会に参加しているのは60家族ほど。今年は同県人移住110周年の節目の年となるが、「金が無くて盛大な催しはとてもできない」と苦笑する。 北米では戦時中に敵性外国人として日本人及び日系人が強制収容されており、その時の悪いイメージが次世代に根強く残っているとし、若い日系人たちも日本語を使わない傾向にあるそうだ。 「若い世代が県人会に入ってきてもその場限りで、1世のおじいさんやおばあさんとは話が合わない。そのため、フェイスブックやツイッターなど若い人同士でコンピューター上でコミュニケーションを取っているのが現状」と北米の県人会の状況を説明する太田さん。ブラジルと同じく「今後の県人会をどのように維持していくかが大きな課題」と話していた。 2013年8月20日付
母県から喜納議長ら慶祝団も出席 ブラジル沖縄県人会・ブラジル沖縄文化センター(田場ジョルジ会長)主催の沖縄移民105周年記念式典が、9日午後7時からサンパウロ市リベルダーデ区の同県人会館で開催された。式典には国会・州議員や各日系団体代表、一般合わせて約250人が参加したほか、沖縄県議会から喜納(きな)昌春議長をはじめとする10人の慶祝団も来伯して盛大に執り行われた。13年ぶりに3回目の来伯を果たした喜納議長は「沖縄のことを伝えたい」と意気込みを語り、「前回の来伯時よりますます発展している。島国とは違うブラジルの活力には圧倒された」と驚きを隠さなかった。 式典には沖縄議員団のほか、下院議員の大田ケイコ氏、安部順二氏、飯星ワルテル氏、西本エリオ、羽藤ジョージ両聖州議、市議会議員の大田マサタカ氏、野村アウレリオ氏、羽藤ジェオルジ氏、福嶌教輝在サンパウロ総領事、日系3団体の各代表らが来賓として出席した。 式典は、知花ルイ式典実行委員長の開会宣言に続いて、日伯両国歌斉唱、開拓先亡者への黙とうが行われた後、田場会長が「移民の先駆者たちの苦労と努力を忘れてはならない。日系としてのルーツを大切にし、次世代に伝えていく必要がある」と式辞を述べた。 また、福嶌総領事は「沖縄移民の105年の歴史は、笠戸丸着伯から始まる移民全体の歴史と一致する」と述べ、同県人会の重要性を強調した上で、特に長年の文化普及活動を評価した。 「グスーヨー。ボアノイテ」とウチナーグチ(沖縄方言)とポ語であいさつし、会場を沸かせた喜納議長は、田場会長が就任時に沖縄にあいさつに訪れたことや2011年に母県で開催された「第5回世界ウチナーンチュ大会」にブラジルから1000人以上の参加があったことに触れ、「県人会と母県のつながりが強まっている。今後若い世代への継承を期待する」と話し、交流促進のため最大限努力していく姿勢を示した。 その後、園田昭憲県連会長、大田ケイコ下議があいさつした後、元県人会理事の金城徹さん(91)に感謝状が贈呈された。金城さんは沖縄文化セン ター設立時に土地を寄贈したほか、長年理事を務めたにもかかわらず、任期中一度も休んだことがないという熱心な活動で同県人会の発展に大きく寄与したと評 価された。 引き続き、州議会及び県人会と慶祝団の間でそれぞれ記念品の贈呈が行われた。西本州議から記念品を受け取った喜納議長は「一番目立つところに飾って、県民にブラジルとのつながりをアピールする」と感激した様子で語った。 同県人会の大城竹友評議委員長が乾杯の音頭を取り、ケーキカットの際には「パラベンス」が歌われた。その後食事を取りながら民謡や琉球舞踊「四つ竹」などの余興が披露された。 糸満市出身で今回初来伯した西銘純江県議は、琉球大学在学時代に1年間ブラジル人留学性とルームシェアした経験を持ち、また義父が1世移民であることから ブラジルについて「身近な国」という印象を持っていた。初来伯について「すべてがダイナミック」と感想を述べ、沖縄移民105周年について「先人移民の勇 気には涙ぐましいものがある」と感慨深げに話した。 また、与儀昭雄元沖縄県人会長は「慶祝団が来伯する意味は大きい。今後もっと母県との交流が活発になれば」と式典を総括した。 2013年8月17日付
ブラジル沖縄県人会・ブラジル沖縄文化センター(田場ジョルジ会長)は、ビラ・カロン支部(翁長清支部長)との共催で毎年恒例となった「第11回おきなわ祭り」を10、11両日、105周年記念行事の一環としてサンパウロ市ビラ・マンチェスター区の同支部会館前クルービ・エスコーラ・ビラ・マンチェスターで開催した。 10日午後5時から行われた開会式では、母県から10人の慶祝団を率いて来伯した喜納昌春県議会議長が「ブラジル一、沖縄一、世界一の祭りだ」と感激した様子であいさつした。 会場では琉球國祭り太鼓や空手、踊りなどが披露されたほか、沖縄そばや天ぷらを販売する約130店のバザリスタが出店し、主催者側によると10日だけで約1万5000人の来場があったという。 ビラ・カロン支部の新崎マリオ相談役は「先輩移民を受け入れてくれたブラジル社会に沖縄の文化を通して恩返しをしたい」と話し、また「(県人会活動を)会館の中だけで行うのではなく、積極的に外とのつながりを持ち、沖縄の文化、料理、芸能を一般に広めたい」と意欲を表した。 2013年8月17日付
ニッケイ新聞 2013年8月17日 ブラジル沖縄県人会(田場ジョルジ会長)は9日、県人移住105周年を祝う記念式典を同会館で開催した。母県議会から、喜納昌春(議長)、糸洲朝則、中川京貴、翁長政俊、照屋大河、玉城満、西銘純恵、渡久地修の各議員、議会事務局の嘉陽安昭局長、稲嶺幸一郎総務課主査の計10人が慶祝団として来伯し、来場した約350人の会員及び日系団体関係者らとともに節目の年を祝った。 1908年の笠戸丸(県人325人)に始まり、戦前戦後を通して計2万人以上が海を渡った。県人会活動も活発に行われ、現在全伯44支部計約2千人の会員を有する。 安部順二、飯星ワルテル、西本エリオ、大田慶子各氏など多くの日系議員のほか、福嶌教輝在聖総領事や日系団体の代表者らも顔を揃えた。 挨拶に立った田場会長は来賓各位に感謝の言葉を述べ、喜納議長も「今後とも相互の交流を深め、若い世代がウチナーンチュのアイデンティティーを継承していくことを期待している。議会も国際交流の推進に最大限の努力をしたい」と祝辞を述べた。 福嶌総領事も「沖縄移民の歴史はまさに日系移民の歴史と重なる。沖縄からの来賓に加え、当地の日系議員らが数多く出席していることがその証明」と讃えた。 議員団には、聖州議会と県人会からそれぞれプラッカと記念品が贈呈された。また、金城徹さん(91、国頭村)に、田場会長から感謝状が贈られた。聖州ジアデマ市の沖縄文化センターの土地を提供し、1963年から50年間に渡って定期総会に欠かさず出席するなど会に貢献してきたことが評価された。 金城さんは「座右の銘は率先垂範。『世間を喜ばせることが自分の喜びになる』という親の教えで頑張ってきた。認めてもらえることはやはり嬉しい」と笑顔で語った。 式典後の会食の最後には、参加者全員でカチャーシーを踊り、大団円のなか幕を閉じた。 初来伯の渡久地議員は、『沖縄県史』の移民の項のコピーを手に「これで勉強はしてきたけれど、これほどのものとは。しっかりと文化が根付いているのを感じる」と舌を巻いていた。玉城議員も「初めて来た気がしない。これまでの交流の意味を実感できた」と感慨深げに語っていた。 コラム【大耳小耳】 沖縄県人移住105周年式典に出席し、余興などへの若者の出演の多さに感心していた渡久地修議員。母県の様子はどうかと尋ねると「芸能文化の継承は割と出来ているけど、やっぱり言葉がね…」。モノレールの駅の乗車案内をうちなーぐち(沖縄方言)に置き換えるなど、若者が関心を持つように工夫をしているものの、なかなかその消失に歯止めがかからないのが現実のよう。県人会の島袋栄喜副会長も同じ悩みを漏らしていた。抱える問題はどこも同じか。
ニッケイ新聞 2013年8月16日 高知県人会(片山アルナルド会長)が24、25の両日、『60周年記念式典』および『第2回土佐祭り』を開く。いずれも入場無料。 記念式典は24日午前10時から、同会館(Rua dos Miranhas, 196, Pinheiros)で。式典、功労者表彰に続き、正午から祝賀会が開かれる。県庁の役員や県会議員など慶祝団8人および、アルゼンチンとパラグアイの高知県人会からもメンバーが祝福に訪れる。 24、25の両日、聖市アグア・ブランカ公園(Av. Francisco Matarazzo, 455, Perdizes)で開かれる『土佐祭り』は、青年部とその友人らが県人会活性化をめざして企画したイベント。第2回にして市のカレンダー(6月20日付け官報で公布、法令15826)に入った。今年は更に規模を拡大して実施する。 Jポップ、コスプレ大会、メイド喫茶、ロリータコーナーなど日本文化のほか、サンバやKポップなど若者に人気な催しが盛りだくさん。カツオのたたき、姿寿司、餅いり土佐うどんなど郷土食のほか、様々な食の屋台も出店する。 初日午後7時からの開会式では、丹下セツ子太鼓道場の和太鼓とサンバ学校の共演も楽しめる。 片山会長、武田青年部長、森本勝一・式典実行委員長、文野雅甫副会長らは「式典では婦人会が腕によりをかけてご馳走を作る。高知ゆかりの人、県人会関係者は是非出席を」と呼びかけた。 問い合わせは同県人会(11・3031・6799)、土佐祭りの詳細はサイト(www.tosamatsuri.com.br)まで。
競馬ファンら600人が来場 サンパウロ・ジョッキークラブと日本中央競馬会(JRA)が1995年の日伯修好100周年を記念して始めた交換レース「ジャパン・カップ」が10日、サンパウロ市モルンビー区の同ジョッキークラブで開かれ、約600人(同クラブ発表)が来場した。同カップは今回で19回目を迎え、午後5時20分の第7レースで11頭が出走し、接戦を制したアウトーノマ号が優勝を果たした。また、今年は戦後移住60周年にちなんだ戦後移住60周年記念杯をはじめ、日系団体及び総領事館の名前を冠したレースも行われた。 ジャパン・カップで優勝したアウトーノマ号のオーナーであるサミール・アビデノルさん(68)は、オーナー歴20年。「ジャパンカップでは何年か前にも2位に入ったことはあるが、優勝できたのは今回が初めてで本当にうれしい。ジャパンカップは日系人も来るから、普段とは違った雰囲気で楽しい」と喜びを表していた。 また、ジャパンカップレースのほか、6レースが日系社会関連のレース名が付けられ、今年は戦後移住60周年にちなんだ戦後移住60周年記念杯、ブラジル日本商工会議所杯、ブラジル日本文化福祉協会杯、ブラジル日本都道府県人会連合会杯、サンパウロ総領事館杯、サンパウロ新聞社杯がそれぞれ行われた。 来賓には、福嶌教輝在サンパウロ総領事、遠藤論領事、伊吹洋二商工会議所副会頭、平田藤義同事務局長、ミサキ・ブラジル社の鳴神正社長、ダイワ・ド・ブラジル社の加古治久営業部長、松尾治宮坂国人財団執行理事長、木多喜八郎文協会長、本橋幹久県連副会長、南アゴスチーニョ福岡県人会長、尾西貞夫援協副会長、鈴木雅夫本紙社長などが招待され、日伯友好のカップを楽しんでいた。 この日は例年になく暖かく晴天に恵まれ、競馬場内を風が吹き抜け福岡県人会から貸し出された27匹のこいのぼりが来場者の目を楽しませていた。また、 レース開始前には鳥取シャンシャン傘踊り(京野マリ代表)の24人のメンバーにより「平成鳥取音頭」「きなんせ節」「シャンシャン傘踊り」が披露され、大 会を盛り上げた。 シャンシャン傘踊りの京野代表は、「ここ10年くらい毎年踊りに来ていますが、これだけ広い場所で踊れるのは本当に気持ちがいいです」と笑顔を見せる。 北海道大学時代に馬術部に所属し、札幌の地方競馬場で馬をスタート地点まで連れていくアルバイトもしたことがあるという鳥取県人会の本橋会長。この日は、 7~8年前に米国ケンタッキー州レキシントンの馬事公苑(ばじこうえん)に仕事で行った際に購入したという馬柄のネクタイを締め、「これまでジャパンカッ プには3~4回招待してもらっていますが、傘踊りのメンバーたちも楽しみにしていますし、これからも続けていただきたい」と話していた。 初めてジョッキークラブを訪問した伊吹副会頭は「東京で会社帰りに一度(日本の競馬場に)行ったことはありますが、サンパウロのジョッキークラブはカジュアル(格式ばらない)な感じで楽しかったです」と率直な感想を述べた。 同カップは毎年8月にサンパウロで開催されており、日本では毎年10月に「ブラジル・カップ」が開催されている。 2013年8月16日付
高知県人会(片山アルナルド俊一会長)の創立60周年記念式典が、24日午前10時から午後3時までサンパウロ市ピニェイロス区の同県人会館(Rua dos Miranhas, 196)で開催される。 当日は高知県から県議会議員など8人の慶祝団が来伯するほか、アルゼンチンとパラグアイの高知県人会関係者も式典に参加する。 片山会長は「60周年を盛大に祝うため、たくさんの方々の来場をお待ちしています」と呼び掛けた。 なお、式典終了後には土佐祭り会場までの無料バスが運行する。問い合わせは同県人会(電話11・3031・6799)まで。 2013年8月16日付
ニッケイ新聞 2013年8月15日 三重県から鈴木英敬知事はじめ行政、経済、民間訪問団からなる「オール三重」の訪問団が16~21日に来伯する。同期間中には各種イベントが予定されているが、その一つとして、聖市インターコンチネンタルホテルで20日午後1時半から、「ビジネスセミナー&意見交換交流会」が開催される。 県内企業による伯国進出の中長期的な支援をめざす、同県の新たな取り組み。セミナーでは同県、姉妹都市提携を結ぶ聖州が双方の産業、投資環境に関してプレゼンテーションを行い、意見交換交流会では経済ミッションとして来伯する県内企業の技術、商品に関心を示す当地企業との交流の場が設けられる。 両国の事情に詳しいJETROサンパウロ事務所、AOTS(海外技術者研修協会、現HIDA)サンパウロ、BRABIC(ブラジルビジネス情報センター)がコーディネート役を務め、流通取引の商談、ジョイントベンチャー(JV)、技術供与などの可能性について交渉する。 ユニークな技術や製品を持つ日本企業に関心を持つ同業界の伯国企業との密な商談、両国の事情に詳しい諸機関のコンサルティングで、中長期的に成果につながることが期待される。 経済ミッションに参加する「スエヒロEPM」(四日市市)は、大豆やゴマなどの搾油用の機械を製造・販売。サンタカタリーナ州の大手企業が来聖し、商談する予定だ。「エバ工業」(員弁郡)は、工作機械を複数台つなぎ、24時間自動で無人加工する仕組みを作っており、自動車や自動車部品の製造現場によく導入されている。「江南化工」(四日市市)は、パラトルエンスルホン酸(化学工業薬品の中間体。添加剤・触媒として使われる)を製造する数少ないメーカー。いずれも当地の同業大手とのJVまたは技術供与を視野に入れ商談を行う。 「三重化学工業」(松阪市)は、工場など特に油を使う現場で使われる業務用ゴム手袋、独自の充填・配合ノウハウを持った保冷・保温剤を製造しており、当地のメーカーとのマッチングと同時に、流通関係者からヒアリングする。 「ミルボン」(本社・大阪市、工場・伊賀市)は、美容室向けのヘアカラーとシャンプー、コンディショナーの日本のトップメーカー。美容室チェーン企業や美容室向け流通会社と面談し、ビジネスの機会を模索する。 その他ロート製薬は、薬事実績のあるコンサルタント企業から、住友電装、JSRトレーディング、日本トランスシティ、三東工業所、クスハラ自動車などは自動車・ロジスティック業界、オオコーチ、マツオカ建機、飯田建設は建設業界専門家から情報収集を図り、食品・飲料企業も数社、流通関係者との商談を行う予定で、計約20社が参加する。 本イベントに関する問い合わせはクォンタム(11・3262・0781)。
ニッケイ新聞 2013年8月14日 今年は、岐阜県の移住百周年の年。それを祝い、岐阜新聞ウェブが6月末から「ジャポネス・ガランチード」と題して、移民史を連載で紹介。現在は、デカセギのため訪日したリオ出身の青年、渡辺マルセロさんの人生を通して、岐阜と日系人の物語を綴っている。関心のある人はサイト(www.gifu-np.co.jp/tokusyu/2013/japones_garantido)で一読を。
ニッケイ新聞 2013年8月14日 ブラジル岩手県人会(千田曠曉会長)が創立55周年を記念し、同県から招いた12人の郷土芸能使節団による『岩手郷土芸能祭り』を18日午前11時半から、電気工組合ホール(Rua Thomaz Gonzaga, 50, Liberdade)で開催する。入場無料。 テーマは「ふるさと岩手と日本のうたつづり」。岩手の「南部よしゃれ節」、秋田の「秋田船方節」など、東北地方の民謡民舞を中心とした全15演目が披露される。 35歳という若さながら数々の日本一タイトルを勝ち取り、昨年からプロとして活躍する福田こうへいさんも出演する。 詳細は同会(11・3207・2383)まで。
ニッケイ新聞 2013年8月14日 ブラジル西原町人会(与那嶺育孝会長)は、18日正午から、「創立40周年式典・祝賀会」を上間明町長、儀間信子町議会議長を迎え、ヴィラ・カロン沖縄県人会支部(Pca Haroldo Daltro, 297)で盛大に開く。 参加費60レアルで、すでに350人が出席を申し込んでいる。 笠戸丸移民で4割を占めた325人の県人のうち、29人が西原村(当時)の出身者。与那嶺会長(73)によれば、後続、戦後移民を含めると「約500家族はブラジルに移住しているのでは」と話す。 会の活動は、新年会などの親睦を目的とし、80年代から始まった研修制度が続いている。「6カ月間ホームステイをした子供たちは、言葉も覚え、挨拶もしっかりできるなど見違えるようになって帰ってくる」と成果を話しながらも、「一方通行ではいけない。町からもブラジルに来れるような枠組みを作りたい」(与那嶺会長)と今回の節目を相互交流のきっかけにしたい考えだ。 案内のため来社した与那嶺会長、呉屋昌男実行委員長(69、二世)、与那嶺良範副会長(71、三世)は、「町ゆかりの人はぜひ訪れてほしい。共に節目を祝いたい」と話している。 詳しくは与那嶺副会長(11・99978・7720)まで。
鈴木知事一行60人の慶祝団来伯 今年は県人会の周年事業が目白押しで8月に集中している。その中の一つである三重県は今年、サンパウロ州と姉妹州県締結40周年、在伯三重県人移住100周年を迎えることから、17日に三重県の鈴木英敬知事をはじめ議員団、経済使節団、民間団など約60人が来伯する。知事一行は同式典への出席をはじめ、姉妹州のサンパウロ州ジェラルド・アルキミン州知事との懇談も予定されている。特筆されるのは、鈴木知事は周年事業に参加するだけではなく、三重県の観光誘致や物産を広く日系コロニアやブラジル社会に知ってもらうため、三重プロモーション、観光トップセールス(観光案内説明会)、三重デーを行うことだ。地方行政が、これだけの規模でイベントを開催するのは初めてのことで各方面から注目されている。 通常、県知事一行の滞伯期間は2~3日だが、三重県の場合は6日間サンパウロに滞在する。17日の県人移住100周年記念式典、19日のアルキミン州知事との懇談が予定されている。そのほかに力を注いでいるのが次の事業だ。これら3事業は招待客のみで一般客は入れないが、ブラジルを新たな市場として見据えた三重県の思いが伝わってくる。 【三重プロモーション】 同事業は、三重県と在サンパウロ総領事館の共催事業。19日正午からサンパウロ総領事公邸で行われる。各界の有力者を招き、三重の観光や文化の魅力を直接鈴木知事がアピールする。会場では三重県産日本酒の試飲、伊勢型紙など県の伝統産品や観光ポスターの展示、伊勢神宮などを紹介する観光PR用DVDの放映のほか、三重県が姉妹州県としてブラジル人にとって暮らしやすい街であることを紹介するパネル展示も行われる。 【観光トップセールス】 21日午前9時30分から三重県人会館で開かれる。ブラジルの旅行会社、ブラジルと日本を結ぶ航空会社など観光に携わる企業やマスコミなど約40社を招いている。鈴木知事が直接三重県の魅力を伝え、ブラジルから日本観光の日程の中に三重県内の観光を組み込んでもらうことを念頭に置いている。 また、三重県観光のDVDをはじめ各種パンフレットを用意しており、加えて出席者からの要望を吸い上げて、今後の観光誘致政策に反映しようと懇談の時間も設けている。さらに、日本側出席者が商談デスクを設け、個別の商談にも応じる用意もしている。 【三重デー】 21日午後2時からサンパウロ市リベルダーデ区東洋人街のレストラン「エスパッソ和」で、「美と健康」をテーマに実施される。同イベントは、三重県内でブラジル人支援を行っているNPO法人「愛伝舎」が中心になり企画したもので、三重県産品の魅力を紹介する。 新しい食品生産技術により、「造りたて、取れたて、本物の味」をキッチンやテーブル上で再現できる食品や日本国内で高い評価を受けている日本酒の紹介、試食・試飲を三重県の文化とともに参加者に理解してもらうことが目的だ。 当日は、三重から食品・酒造メーカーの社長をはじめ、物産関係者が質問や商談を受け付ける。 一方、経済団もサンパウロで20日にビジネスセミナーを開催し、ブラジル側の企業関係者と意見交換会を行う。 2013年8月15日付
高知県人会(片山アルナルド俊一会長)主催の第2回土佐祭りが、24、25両日午前9時から午後9時までサンパウロ(聖)市バラ・フンダ区のドトール・フェルナンド・コスタ公園内アグア・ブランカ(Av. Francisco Ma tarazzo, 445)で開催される。 青年部が企画運営を行っている同祭は、今年から聖市の公式行事として認定された。 当日はコスプレ大会が行われるほか、歌手のつばささん、ガイジン戦隊、よさこいソーラン、琉球國祭り太鼓など総勢1000人が出演し、ステージを盛り上げる。 武田アウグスト青年部長は「今年ならではの見どころは、両日ステージ上で行われるサンバと太鼓の共演。迫力あること間違いなし」と目を輝かせた。 そのほか会場ではカツオのタタキ、タイの蒸し、姿ずし、餅入り土佐うどんなど高知県の郷土料理が販売されるほか、バザリスタが多数出店する。 入場無料。開会式が24日午後5時から行われる。 問い合わせは同県人会(電話11・3031・6799)または同祭ウェブサイト(www.tosamatsuri. com.br)まで。 コラム【モザイク】 来週末に開催される土佐祭りだが、24日には高知県人会創立60周年式典も同会館で開かれる。式典終了後には同県議会議員など8人の慶祝団も祭りに参加する予定だとか。今回来伯する三重の慶祝団は例外として、各県周年式典にはるばる日本からやって来る慶祝団は式典のみの参加で、終わればトンボ帰りするところがほとんど。県民の税金を使って来伯しているわけだから、同じ予算であれば祭りとの共催は慶祝団、母県民、コロニアすべてに利点がある試み。県人会の活発な活動を母県にアピールする機会にもなる。まあ、多忙な県側の都合もあるだろうし、祭りと式典の併催は県人会側の柔軟な姿勢が必要となりそう。 2013年8月15日付
