県連(園田昭憲会長)は8月29日、サンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル内会議室で第16回日本祭りの反省会と8月度代表者会議を開いた。
園田会長は冒頭のあいさつで「(日本祭りでは)表の華やかさとは裏腹に関係者は苦労した。最終的な決算はまだ出ていないが、赤字の可能性もあり厳しい状況」と出席者に告げた。
反省点としては、強風でバザリスタの天井が落ちたことや、管理運営ルールの認識がボランティアを含む関係者全体で共有できていないなどの指摘があった。山田康夫県連副会長は「資料として残し、来年の運営に役立てる」と答えた。
引き続き行われた代表者会議では各種報告の後、来年の日本祭りについて話し合いが行われた。山田副会長によると、現在の会場であるイミグランテス展示場が会場使用料を少なくとも倍以上に値上げすることが決定しているという。
現状のままでは莫大な赤字が危惧(きぐ)されるが、日本祭りの存続自体については満場一致で「どんな形になっても開催する」ことが合意された。
来年の同祭運営について「各県人会の出店費用負担額を増やすなどして、同会場での開催を続ける」「小さい会場に移って祭りの規模を縮小する」などの案が出たが、「県人会はいくらまで負担できるのか」「他の会場候補と、その使用料に応じて祭りの開催規模はどうするのか」といった具体的な話に移ろうとすると、「9月にイミグランテス展示場の新管理運営団体と金額交渉するまで何も分からない」と執行部側が口を閉ざした。
また、スポンサーが減少している現状について、小松ジェニー清香愛知県人会長が「インフレに加え、単に『日系のつながり』だけで投資をしようとしてくれる企業が減ったのでは」と自論を唱え、「ブラジル社会全体にとって魅力的な祭りにして、多方面からスポンサーを集める必要がある」と鋭く指摘した。
しかし、具体的な改善策については何も決まらないまま会議は閉会した。
2013年9月3日付
