ニッケイ新聞 2013年11月6日 コンポステーラ・サンチアーゴ巡礼友の会(ACACS―SP)が十河瑞澄さん(86番目札所志度寺の副住職)と松岡敬文さん(NPO法人遍路とおもてなしのネットワーク代表)を講師に招き、7日午後7時半から香川県人会(Rua Itaipu, 422, Mirandopolis)で『お遍路講演会』を開催する。入場無料。ポ語通訳つき。 弘法大師(空海)が修行のため開いた四国八十八ヶ所霊場が来年で開創1200年をむかえるにあたり、同友の会が企画した。二人の講師が霊場の紹介や、様々な記念イベントの説明を行なう。 同NPO法人は、巡礼路への休憩所の設置やお遍路のPRを行なう団体で、2006年に設立された。代表の松岡氏は自身も巡礼愛好者で、昨年ブラジルで講演を行ない、当地の巡礼路「太陽の道」も踏破した。 同県人会の菅原パウロ会長は「興味のある人、将来的にお遍路に参加したい人、ぜひ来場してほしい」とよびかけた。 なお、同講演会は5日にクリチバ、11日にリオでも開かれる。 問い合わせは同県人会(11・55875303)まで。
Dia: 7 de novembro de 2013
ニッケイ新聞 2013年11月5日付け 1956~58年、1道7県の249家族1319人がドミニカ共和国に農業移住した。八つの移住地に配耕されたが、〃カリブ海の楽園〃と謳われた募集要項とはあまりにかけ離れた現地の状況に嘆願書が提出され、62年には多くが帰国、もしくはブラジルをはじめとする南米各地に再移住する「戦後移住史上最悪のケース」となった。2000年、日本政府に起こした裁判は内外に多くの反響を呼ぶ一方で、わずか1千人の現地コロニアに複雑なわだかまりを残している。今回幼少時にブラジルに転住した参加者もおり、郷愁のなか51年ぶりの再会を喜ぶ姿が、各地で見られるまさに「ふるさと巡り」となった。 当初の募集人数50人を超えたことから、コロンビア・ボゴタ経由、ペルー・リマ経由の二手に分かれた。記者が乗り込んだ早朝6時半発のタカ航空は悠々とアンデス山脈を越え、リマのホルヘ・チャベス空港へ機体を傾けた。 曇天が多いという海岸砂漠地帯の灰色の景色は1899年、南米初の移民船「佐倉丸」で到着した790人のペルー移民にどのような印象を与えただろうか。辛酸を舐めたその後を暗示するような光景を北上する機窓から眺めつつ、手元に目を落とし、「カリブ海の『楽園』ドミニカ移住三十年の軌跡」(高橋幸春著、87年、潮出版社)を開いた。 カリブ海に浮かぶドミニカ共和国は、エスパニョーラ島の東側にある。面積は九州に高知県を足したほど。スペインから1865年に独立して以来、混乱を極めたが、1930年のクーデターにより大統領に就任したトルヒーリョ将軍は、島の西部にあるハイチとの関係に頭を悩ませていた。軍事衝突が頻発、人口流入に悩まされていたことから、国境地帯を開発する方針を固め54年、労働力にスペイン移民を導入するなどの背景があった。 当時、外地からの引き揚げもあり、日本は失業者で溢れかえり、人口削減は喫緊の課題だった。駐日ドミニカ大使からの打診を受けた日本政府は早速対応を始めた―。 同日夕方、赤道を越えドミニカに到着。むし暑い。体を伸ばしつつ入管でパスポートを渡すと、女性の係官が「ブラジルに住んでいるのか」と聞いてくる。首肯すると、「ペンはあるか」というので渡すと、何かを書いている。カウンター越しに覗くと、RNEの番号を書き付けているのは、明らかにノートの切れ端。忘れずペンを取り返し、空港ターミナルで100ドル分の両替をすると計算より多い。数え直していると「ぺルドン…間違えた」と後ろに立った上司の手前、バツの悪そうな顔をする銀行職員。 ドミニカ、なかなかに手強そうである。(堀江剛史記者) ■ ドミニカと言うと、「それはどっちの方ですかな?」と物知り顔で聞かれることがある。というのもカリブ海には「ドミニカ共和国」(Republica Dominicana)と「ドミニカ国」(Commonwealth of Dominica)があるのだ。後者は旧英国領で現在はイギリス連邦の一員。本連載では「ドミニカ」と表記するが、言うまでもなく前者である。ちなみに日本語では「土弥尼加」。 写真=サントドミンゴ市内にある市営墓地にある慰霊碑の前で(10月21日撮影) この連載はこちらでご覧になれます。http://www.nikkeyshimbun.com.br/2013/2013rensai-horie1.html
香川県人会(菅原パウロ農夫男会長)は、7日午後7時半からサンパウロ市ミランドポリス区の同県人会館(Rua Itaipu, 422)で、四国88カ所を巡る「遍路」についての講演を開催する。 講演するのは遍路文化の普及活動をしているNPO法人「遍路とおもてなしのネットワーク」の松岡敬文代表と、86番目の札所である志度寺の十河瑞澄(ずいちょう)副住職。 今回の講演は、来年四国で開催される弘法大師生誕1200年イベントに向けての招致活動の一環で実現。主催はACACS(太陽の巡礼協会)のサンパウロ支部。 菅原会長は講演について「お遍路文化の講演で四国に興味を持ってもらい、ブラジル、南米から四国を訪ねてほしい」と話している。 入場無料。講演は日本語で行われるが、ポ語での通訳もある。 講演に関する問い合わせは、同県人会(電話11・5587・5303)まで。 2013年11月6日付
ブラジル愛媛県人会(西村定栄会長)は、10日午前10時よりサンパウロ市ビラ・マリアーナ区の北海道協会会館(Rua Joaquim Tavora, 605)で創立60周年記念式典を開催する。 8日には、中村時広知事(53)をはじめとする母県からの慶祝団23人と、隔年で日伯交互に3カ月間のホームステイ派遣を行い、同県人会と交流がある愛媛県海外協会(井上善一会長、68)からの慶祝団12人が来伯し、同式典に出席する。 式典終了後には、業務上の都合で帰国する中村知事らを除いて、慶祝団一行はイグアスとパラグアイの愛媛県人会を訪問。その後リオの愛媛県人会員と懇談会を行い、帰国するという。 詳細、問い合わせは同県人会まで(電話11・3207・9575)まで。 2013年11月5日付
