06/03/2026

Dia: 28 de novembro de 2013

ニッケイ新聞 2013年11月26日  在聖日本国総領事館(福嶌教輝総領事)は7日、聖市モルンビー地区の総領事公邸で「平成25年度在外公館長表彰伝達・祝賀式」を行った。ブラジル日系熟年クラブ連合会会長の五十嵐司(88、東京)、サンパウロ日伯援護協会理事の具志堅茂信(72、沖縄)、ブラジル日本商工会議所事務局長の平田藤義(68、鹿児島)の3氏に、家族知人ら見守る中、福嶌総領事から表彰状が授与された。  五十嵐氏は挨拶の中で、第2次大戦中に科学を勉強しているという理由で、徴兵延期の恩典を受ける最中に終戦した過去に触れ、「戦場でなくなった友人、日本への貢献が出来なかったこと。戦後の焼け跡が残る祖国の再建半ばで、新天地ブラジルにやってきたこと。それらの念がいつまでも心に残り、日本に奉仕したいという思いが強くあった」と明かし、「高齢者に活気のある生活を送ってほしいと思い、老人クラブに尽してきた。活気ある高齢者の生活を支援していきたい」と語った。  援協に27年間勤続し、82年からは事務局長にも就任した具志堅氏は「当初は2、3年で辞めるつもりだった」と笑いを誘ったがが、「日系社会において社会福祉、医療活動が必要とされていると感じ始め、長く携わってきた。高齢化が進み、身寄りのない未婚者も増えている。生きがいを見つける手助けをしたい」と話した。  商議所事務局長の平田氏は97年、ROHM(ローム電子工業)社長として撤退を経験したこともあり、「受賞の知らせを聞いて返答に困った。人生を振り返って考えても、驚きと複雑な思いがある」といった心境を吐露した。「企業撤退で多くの人間の人生を犠牲にしたが、せめてその失敗例が若い世代に役立つといい。天国と地獄を味わった経験を後世に伝える使命がある」と語った。来賓には日系5団体代表者も駆けつけ、3氏を祝福した。他公館ではあったが、在聖総領事館では珍しい。
ニッケイ新聞 2013年11月26日  和歌山県人会(木原好規会長)の創立60周年記念式典が来年4月に開催されるにあたり、事前視察と調整のために県庁から山田啓之・企画部企画政策局文化国際課主査が16日に来伯した。  知事と一緒の慶祝団としては初の訪問が予定されている南麻州ドウラードスの県人会支部のほか、多くの県人が移住した同地の松原、クルパイの両植民地などを視察し、関係者との話し合いを行った。  4月27日を予定する式典への出席は、仁坂吉伸知事はじめ官民から計50人程度が予想され、慶祝団の人数としては過去最多(山田主査談)になりそうだ。県産品を取り扱う地場企業の関係者らもメンバーに加わり、式典の翌日には特産品宣伝の時間も設けられる。  21日に木原会長とともに来社した山田主査は「国外にいても、県人であることに変わりはない。こういった交流は非常に重要で、今後とも永く継続させたい」と話すとともに「55周年式典も事前の視察には来られたが、式典には出席出来なかった。今度こそ念願が叶えられそう」と笑顔を見せていた。   コラム【大耳小耳】  県人会の60周年記念式典に過去最高となる50人規模の慶祝団訪伯を見込む和歌山県。55周年時の27人から大幅に増えた要因を山田啓之主査に尋ねると、「県中南米交流協会」という団体の貢献が大きいとのこと。過去に南米への移住を検討した経験のある人たちを中心に2007年に発足、移民史に関心のある大学教授なども巻き込み、ブラジル文化の紹介やJICA研修生の受け入れなど、積極的な活動を行っている。現在の会員は約100人。県との関係の希薄化に悩む県人会もある中、このような新たな形での関係発展は興味深い。 ◎  和歌山県の観光をPRする山田主査によれば、2004年に世界遺産として登録された熊野古道や、霊山として名高い高野山を訪れる外国人観光客は年々増加しており、「日によっては見かける人の半分以上が外国人」なのだとか。フランスなどのヨーロッパ系が中心だというが、四国のお遍路が密かな流行になりつつあるブラジルにも、近く「熊野古道ブーム」が訪れる!?
ニッケイ新聞 2013年11月26日  【既報関連】開催が危ぶまれていた来年の『県連日本祭』の実施が正式に決定した。会場は従来どおり聖市イミグランテス展示場となり、25日に正式な契約書類への署名が行われた。本紙の複数の関係者への取材により明らかになった。会場の基本使用料等のさらなる割引は適用されなかったものの、不透明な状態となっていた議員割り当て金の受け取りの見通しが立ったことが決定打となった。県連の園田昭憲会長は「まだまだ厳しい状態なのは間違いないが、コロニア最大の事業をそう簡単に止めるわけにはいかない」と力を込めた。  最大の懸念となっていた会場の使用料は、90万レアルから割引された「58万レアル」(1日あたり12時間、11日間の賃料)で決着した。準備・片付け等で超過使用が見込まれる22時間分(11万レ相当)に関しては「免除」との条件で話がまとまった。 それに加え、西本エリオ聖州議らの協力で議員割り当て金受け取りの見通しが立ったことで、当初目標に掲げていた「赤字25万レ以内」の達成の目処がついた。 市川利雄・同祭副実行委員長によれば「10~12万程度の議員割り当て金を期待している」という。イミグランテス側との仮契約、頭金の振込みは今月中旬に済ませ、園田会長が正式な調印を25日に行った。これにより日程は来年7月4、5、6の3日間と正式に決まった。 これで今後の問題の焦点はスポンサー集めに移った。高野ジョルジ副委員長は、「決まった以上、あとは全力を尽くしてやるしかない。商工会議所の昼食会での説明など、進出企業にも積極的にアプローチしていく」と話した。 市川副委員長も「とりあえず来年の開催は決まったが、ずっと赤字ではいずれ止めざるをえなくなる。これを機会に総領事館はじめ、会議所や日本の企業、日系団体などに協力をお願いし、皆が手を合わせないといけない」と語気を強めた。