第二次世界大戦後の1953年に日本人移住制度が再開されて今年で60周年を迎えることを記念した「戦後移住60周年記念式典(川合昭実行委員長)」が7月、フェスティバル・ド・ジャポン(日本祭り、主催=ブラジル日本都道府県人会連合会)の会場であるサンパウロ(聖)市イミグランテス展示場内イペー講演会場で開催され、日本移民を受け入れたブラジルへの感謝が示された。
同式典の趣旨は、戦後にブラジルの発展に貢献した日系団体・企業の表彰で、各分野から36代表が聖州議会から表彰を受けた。会場には、ブラジル日系議員、日本政府関係者、日系団体関係者、一般を含めて400人以上が参加し、60年の節目を祝福した。
各来賓のあいさつでは、戦後移住者がブラジルの発展に貢献したことをたたえる内容が目立った。その中で東日本大震災被災地を代表して出席した若生正博宮城県副知事が復興の状況を説明した上で、「県人会、日系団体、そしてブラジルの国民から支援を得ました。これは長年築き上げた日本人に対する厚い信頼があってこそ。被災地を代表して心から感謝を申し上げます」と参加者に礼を述べた。
また、在ベレン日本国総領事館(沼田行雄総領事)と汎アマゾニア日伯協会(生田勇治会長)共催、北伯県人会協会(北県協、山本陽三会長)後援の第26回日本週間が9月中旬、パラー州ベレン市内の同日伯協会で開催され、メーン行事となった記念式典と盆踊り大会に2日間合わせて約3500人が詰め掛け、熱気溢れるイベントとなった。
今年の日本週間はブラジル日本移民105周年、アマゾン日本移民入植84周年、アマゾン戦後移民60周年、日伯協会創立55周年も記念して行われ、北県協傘下県人会による食の屋台(バラッカ)と各種日本文化イベント及び展示が来場者の興味を引いていた。
2013年12月28日付
