裁判問題の進捗状況を説明 神奈川文化援護協会の定期総会が2日、サンパウロ市ビラ・マリアーナ区にある同会館で開かれ、2010年に発生した偽弁護士による約60万レアルの詐欺横領事件や前会館売却問題での裁判(刑事及び民事)など同協会が抱えている5件のうち民事裁判問題4件について担当弁護士から説明があった。なお、総会では2期4年を務めた永田淳氏に代わり、白又タカノリ氏が新会長に選任された。 神奈川文化援護協会では、(1)偽弁護士への刑事裁判(2)前会館売却の際に書類をそろえた仲介者から訴えられた民事裁判(3)前会館売却に際しての不動産会社に対する民事裁判(4)協会の許可なく預金を引き出させた、当時のサンタンデール銀行に対する民事裁判(5)偽弁護士事件発生当時の会長と副会長に対する証明書提出を求める民事裁判、の5件を抱えている。 (1)は、2日の総会に担当弁護士が出席しなかったことから詳細は不明だが、協会関係者によると昨年の第1審で協会側が勝訴している。しかし、偽弁護士だった浅川マルセロ被告が行方不明の状態が続いているという。 (2)は、ビラ・マダレナ区にあった前会館売却で必要書類をそろえた仲介者の森西ユタカ氏から訴えられ、協会では既に支払っている5万レアルに加え、さらに9万4000レアルの支払いが求められていた。協会と森西氏両者の弁護士同士の話し合いの結果、協会が森西氏に約7万7000レアルを支払うことで解決したという。 (3)は、前会館売却の際に通した不動産会社「メガ・ブラジル」に協会から手数料が払われたが、同社から森西氏に払われるべき金額が払われなかったために、森西氏がメガ・ブラジルと協会を相手取り、訴訟を起こしたもの。その後、森西氏は「メガ・ブラジル」への裁判は取り下げ、協会が不動産会社を訴えていたところ、昨年の第1審では協会が勝訴。しかし、不動産会社がその後控訴し、現在第2審で係争中。 (4)は、第1審で協会が敗訴したが控訴しており、第2審での判決を待っている状態だ。 (5)は、当時会長だった村田洋氏と同副会長だった高村純氏に対して第1審では協会が勝訴しているが、両氏側が現在、第2審への控訴手続きを進めているという。 同協会では、これらの裁判の結果が出しだい、改めて発表する考えを示している。 2014年2月27日付
Mês: fevereiro 2014
日系団体共催による三輪昭在ブラジル日本国全権大使の送別会が、24日午後7時30分からサンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル2階貴賓室で開催され、日系団体代表者ら約150人が出席した。 貴賓室壇上には日系議員と日系5団体各代表、このみ大使夫人、山田彰外務相中南米局長、福嶌教輝在サンパウロ日本国総領事が並んだ。 日伯両国歌斉唱後、日系団体を代表して木多喜八郎文協会長があいさつし「4年間、大変お世話になりました。今後ますますのご活躍を私ども日系団体一同、心からお祈りします」と述べ、特に記憶に残っている出来事として「東日本大震災の支援金活動をサンパウロ州知事公邸で開催した際、わざわざブラジリアからお越し下さったことで、日伯関係の強いきずなを結んだ」と印象を語った。 その後、感謝状を日系団体と日系議員連盟が三輪大使に贈呈し、日系団体を代表して中谷アンセルモ氏日伯文化連盟理事長(ポ語)、藤井晋介商工会議所会頭(日語)、議員連盟を代表して安部順二連邦下議がそれぞれ感謝状を読み上げた。また日系団体からは画家の半田知雄氏の作品が三輪大使に贈られた。 あいさつに立った三輪大使は「慣れ親しんだ文協での別れの言葉が私の最後の仕事となりました」と話を切り出し、在任中の出来事について「東日本大震災では日系人はもちろん、日系人以外の方からも温かい支援をいただいたことが強く心に残っている」とし、日伯社会保障協定、商用ビザ発効が実現したことなどを挙げ、「やり残した仕事はあるが、後任にしっかり引き継がせたい。査証(ビザ)の問題については日系団体からの要望を受けて、岸田外務大臣が努力していますので今しばらくお待ちください」と出席者に伝えた。 同会後は、菊地義治援協会長が乾杯の音頭を取って食事会へと続き、三輪大使を囲みながら雑談し出席者たちは別れを惜しんでいた。 出席したサンタ・カタリーナ州のラーモス移住地文協の本多泉美会長は、昨年11月に三輪大使が同移住地を公式訪問したことについて触れ、「移住地を訪れて、ラーモスを気に入ってくれていただけに大使が代わられるのは残念。でも、次の大使にもラーモスのことをしっかり引き継いでくれると思う」と心境を述べた。 なお、三輪大使の後任には中国公使、南部アジア部長、2012年9月から国際協力局長を務めた梅田邦夫氏(59、広島)が就任する。 2014年2月26日付
2014/02/25(火曜) 15:50 8月、母県から慶祝団迎え=「ソバ祭り」も開催 南マットグロッソ州カンポ・グランデ市で「沖縄県人移住100周年」が8月に開催されるにあたり、主催団体である沖縄県人会支部の志良堂ニウトン会長(58、三世)が、「沖縄県人の功績を広くPRしたい」と張り切っている。沖縄県へも招待状をすでに送付し、姉妹州県を結ぶ同州政府の協力も取り付けた。市無形文化遺産である沖縄そばを前面に押し出し、「SOBAフェスティバル」を企画するなど、県系人の存在感を大きく打ち出す考えだ。 ポルト・エスペランサ、バウルー両方面から延びていた線路が1914年にカンポ・グランデで連結され、ノロエステ線が完成した。7年かかったこの敷設工事に約70人ほどの日本人が工夫として働いた。そのうちの一人、山城興昌氏が野菜作りを始めたのが同地コロニアの草分けとされる。(カンポグランデ日系コロニアの歩み)。 現在、カンポグランデには約1万5千人の日系人が住み、うち約7割が沖縄系といわれる。06年には沖縄そばが市の無形文化財となり、バスターミナルにはモニュメントがあるなど独特の沖縄文化が発展している。 志良堂会長は、「鉄道開通、沖縄の食文化普及を、県人の功績として大きく評価する機会にしたい」と一世紀の節目を位置づける。 鉄道建設に関わった日本人が写った写真がブエノスアイレスの鉄道博物館にあることを伝え聞いていることから、「探して式典の場で披露できれば」と話している。 「アンドレ・プチネリ州知事はかつて訪問した沖縄に、とてもいい印象を持っている。今回の行事にもとても協力的だ」と話し、25日には知事とフェイラ関係者と会合を持ち、「SOBAフェスティバル」の開催も進めている。 志良堂会長は「我々の祖父母は何もなくブラジルに来た。持ってきたのは文化。これを今後も維持していければ」と力を込める。 なお同月、ノロエステ線を通り、開拓に向かったボリビア・オキナワ移住地も創設60周年を迎える。
2014/02/25(火曜) 18:49 広島文化センター(大西博巳会長)は23日午前に総会を開き、会計・事業報告、計画を説明した。約40人が参加した。 昨年の事業報告では、中国ブロックでの運動会、広島フェスタの初開催(3月)、県との連絡内容などが、来年度については通常の活動に加え、会館の修繕作業、15年の県人会創立60周年に向けた準備などが確認された。 会計報告では、本年度の収支が51万4042レ、来年度予算は50万9千レであることが発表、承認された。大西会長は今後の経済状況を心配しながら「一日1600レかかる計算になる。会員のご理解と協力をお願いしたい」と話した。 昨年3月に諸事情で開催が中止されたデイサービス「もみじの会」の再開を求める声が上がった。大西会長は「料理の準備する手が足りなかった」と説明。「お茶菓子でもいい」「みんなが集まる場所を確保してくれれば」との声を受け、大西会長は「再開に向け理事会で検討したい」と話した。平崎靖之副会長も「継続を望む意見を直接役員に届けて」と付け加えた。 続いて、新年会が開かれ、昨年11月に島根県益田市であった「国際神楽フェスティバル」に参加した神楽団の舞台が映像で流されるなか、会員らは料理に舌鼓を打ちながら、親睦を図った。
会館新設事業を引き継ぎ3年後の創立90周年をめどに ブラジル山口県人会の2014年度定期総会が、16日午前10時からサンパウロ(聖)市リベルダーデ区の同会館で開催され、会員ら約50人が出席した。役員改選では、要田武氏(73)の3期目(1期2年)の続投が決定した。要田会長は本紙の取材に対し、「できるだけ次の人に(会長を)譲りたい考えなのだが」と胸の内を語ったが、前会長の平中信行氏(故人)の念願でもある会館新設事業の思いを引き継ぎ、続投を決意した。 山口県人会館は推定築150年と古く老朽化が激しいため、取り壊して会館を新設する計画が平中前会長時代から進んでいたが、12年に、同会館がサンパウロ歴史文化環境遺産保存審議会(CONPRESP)によって「文化保護地区」の指定を受け取り壊しはできず、進めていた計画が白紙となっていた。 そこで、県人会では文化保護の指定を受けた代替案として、会館横にある150平方メートルの土地に新しい会館を建てるプランが進行中で、総会で伊藤紀美子事務局長から説明があった。説明では2階建てで10部屋程度を確保し、事務所や宿泊施設として活用するという。 しかし現状は、文化保護に指定された土地に新たな建築物を建てられるかは未知数で、要田会長は「まずは(建設)許可を得ないことには県側にも協力を要請できない」と苦言を呈した。 必要とされる建設許可の取得だが、CONPRESP関係者とパイプがあるという日系2世が代表の建築業者が協力の意向を示しており、近日中に交渉を開始す るという。だが、近日中に許可が降りるという状況ではなく、伊藤事務局長は「新しい会館の建設は長い目で見てもらいたい。2017年の(山口県人会)創立 90周年で形になれば」と理解を求めた。 会館建設について要田会長は「戦前の人にこの会館を残してもらった。次は戦後の人が会館を残す番」と任期中に同問題を解決したいとの意欲を示している。 総会では13年度の会計報告が、前年度繰越金(43万8691・14レアル)を除いた収入14万6242・25レアル、支出17万5756・89レアル で、13年度の赤字分2万9514・64レアルを引いた40万9176・50レアルが次期繰越(総資産)。14年度の予算案は12万7500レアルで、 13年度事業・会計報告も合わせて異議なく承認された。 なお、新役員は後日発表するという。 【コラム】 モザイク 山口県人会の定期総会中、何やら「いいにおいがするぞ」と思っていたら、会館外で第3副会長の広谷耕作さんが炭火で大きなニシンを焼いていた。総会後の新年会で振る舞われ、モザイク子もごちそうになったが、ノルウェー産のニシンは腹に大量の卵を含んで、卵のプリッとした食感と炭火でじっくり焼いた白身は最高だった。「おいしかったです」と広谷さんに報告すると、「持って帰らんね」と2匹ほど土産まで渡された。そのほか、キンピラゴボウやヒジキも婦人部の手作りで、最近の総会は仕出し屋に頼るところが多いが、やはり手作りはいいもんだ。...
「日系市長と若手日系リーダーの交流会」が、25日午前10時からサンパウロ市モルンビー区の在サンパウロ日本国総領事館総領事公邸(Rua Marcelo Mistrorigo, 50)で開かれる。 流会は、7都市の日系市長と日系団体青年部から約50人の若手リーダーが出席し、来賓として日系議員、文協、県連関係者を合わせた計80人が参加する予定。 当日は「若手日系リーダーのための政治の世界」をテーマに、午前10時から福嶌教輝総領事のあいさつに続き、日系市長2人による基調講演の後、日系市長及び若手日系リーダーの意見交換と質疑応答が行われる。 使用言語はポルトガル語のみ。 2014年2月22日付
ブラジル宮崎県人会(高橋久子会長)の第65回定期総会が、9日午前10時(第2次招集)からサンパウロ市リベルダーデ区の同県人会で開かれ、第2次招集の時点で23人が出席した。 総会では、先亡者への黙とう後に高橋会長があいさつ。昨年10月に谷広海前会長が事故死したことで、第1副会長から会長に就任した経緯を説明。「副会長時代と違って(会長職は)日本とのメールの受け答えなど慣れない仕事で少し動揺しているが、足りないところは理事や会員の皆さんの協力を得て続けさせてもらっている」とし、8月24日に県人会創立65周年が開催されることにも触れ、「県知事にもぜひ出席してもらい、大事な年にしたい」と抱負を述べた。 2013年度事業報告に続いて、13年度会計報告では、前年度繰越金(11万1578・82レアル)を含めた収入が20万9823・93レアル、支出が9万9150・94レアルで、11万672・99レアルが次期繰越となったことが発表、承認された。 14年度事業計画案については高橋会長が説明し、主な事業として3月27日の県連総会、8月24日の県人会創立65周年(北海道協会会館)の開催などを挙げた。 14年度予算案は、創立65周年記念費寄付(5万レアル)を見込んだ14万3500レアルが発表、承認された。 なお、65周年記念式典では、母県から神楽(かぐら)と獅子舞いの伝統芸能団も来伯し、式典翌日にはモジ・ダス・クルーゼス市での公演も予定されている。 また、新しく杉尾憲一郎、赤木政敏の2氏が理事会に入ることが決まり、後日改めて理事会の正式メンバーが発表される予定だという。 2014年2月21日付
東京都友会(坂和三郎会長)の2014年度新年会が19日、サンパウロ市リベルダーデ区のニッケイパレスホテルで開かれた。1965年の創立以来、毎年開催されている新年会は今年で49回目。 今年は「2020年東京五輪、パラリンピック招致成功祝賀新年会」と称し、約80人が集まった。 当日は藤間流日本舞踊学校による「祝賀の舞」が披露され、ほかにも参加者たちはカラオケや東京音頭を楽しみ、景品の抽選会なども行われた。 また、還暦・古希・喜寿・傘寿・米寿の人たちを祝うセレモニーも併せて開催された。 坂和会長は「東京都友会は、東京都出身者でなくても『東京を愛する方』であればどなたでも参加できるのが特徴。今年も例年通り和気あいあいと新年を迎えることができた」と話していた。 2014年2月20日付
定款改正で理事会役員を継続 昨年10月に創立60周年記念式典を開催したブラジル山形県人会(押切フラビオ会長)の第61回通常及び臨時総会が、9日午前11時(第2次招集)からサンパウロ市リベルダーデ区の同県人会で開かれた。臨時総会で「会長の任期を2期4年まで」とする定款を「問題がなければ、そのまま継続できる」定款に改正後、理事会の役員改選では押切会長の3期目続投が承認された。 通常総会では、先亡者への黙とう、議長・書記選出、総会通知の朗読後、押切会長が2013年度事業報告を発表。昨年10月27日に開催された県人会創立60周年記念式典について、吉村美栄子県知事、鈴木正法県議長をはじめとする慶祝団45人が来伯出席し、ブラジル国内の会員、研修員OBなど総勢300人の参加協力を得たことに感謝を表した。 また、式典の際に母県からの青少年のホームステイ受け入れ整備と検討案があったことや、会員の動静として13年度の会員数548人に対して同年度の会費納入者が216人であることが報告された。 13年度会計報告では、一般会計の収入が10万9365.43レアル、支出10万5579・97レアルで3785.46レアルが次期繰越になることが発表。60周年記念式典会計では、収入14万3033.68レアル、支出12万846.60レアルで、2万2187.08レアルの残金となったことも報告され、承認された。 14年度事業報告では押切会長から、現在1人のみの技術研修員制度について、もう1人増やしてもらうよう県側に要請していることや第11回山形民 謡コンクールを10月19日に開催する予定であることなどが発表。さらに、元留学生・研修生が100人を超える人数に上っている反面、県人会への参加が少 ないことについて、13年度は会合を持つことができなかった「県人会の将来についての検討委員会」開催への協力を呼び掛けた。 14年度予算案は、10万3500レアルが発表、承認された。 昨年度、80レアルに引き上げられた会費は今年度は据え置きにすることが承認。会員からの提案事項では、支部強化策の必要性のほか、会費納入会員の割合な どが質問事項として挙げられ、216人(13年度)の会費納入者のうち、地方からの納入が102人と約50%になっていることが報告された。 引き続き、定款の一部改正に伴う臨時総会が行われ、2年前の第59回総会で「会長の任期は2期4年まで」と決められた定款を、「特に問題がなければ、その まま継続できる」内容に戻す案が発表。押切会長は「一人の会長が長く継続するとマンネリ化する。個人的には会長の任期は2期4年がいいと思う」と提案した が、挙手による多数決の結果、定款改正が賛成多数で採択された。 役員改選では、選挙管理委員会の話し合いにより、新しい会長希望者がいないことを確認した上で、押切会長の3期目続投が決定。押切会長は3期目を行うにあたり、会員への従来以上の協力、事務局長の継続、理事会の継続を求めた。 理事会はそのまま継続され、監事は上村オスカル誠氏に代わり、新しく塩野彰氏が任命された。 選出された理事会は次の通り(敬称略)。...
開園20周年記念式典に200人 援協傘下施設であるスザノ・イペランジアホーム(中田和夫運営委員長)のダリア園開園20周年記念式典が、15日午前11時からサンパウロ(聖)州スザノ市ビラ・イペランジア区の同園内で行われ、援協関係者を中心に約200人が参加した。来賓には多くの日系議員や日系団体各代表をはじめ、同園に球根を寄贈して以降交流のある山形県東置賜郡川西町から原田俊二町長ら3人も、この日の式典に合わせて日本から駆け付けた。現在同園は67種類約3000本が管理されている「南米一のダリア園」として同園入居者はもちろん、毎年3月に開催の「ダリア祭り」で多くの来場者を楽しませている。 式典の来賓には安部順二、大田ケイコ両連邦下議、羽藤ジョージ聖州議、徳澄パウロ文雄スザノ市長、安斉クラウジオ同市議、原田川西町町長、齋藤修一同町議会議長、小形崇洋同町まちつくり課主任、木多喜八郎文協会長、福嶌教輝在聖日本国総領事館総領事、押切壮フラビオ伯国山形県人会会長、刈谷秀幸汎スザノ文化体育農事協会会長らが出席した。 冒頭のあいさつで中田運営委員長は「開園20周年を迎えられたのは、日ごろから皆さんにイペランジアホームをご支援していただいたたまもの。これからも南米一のダリア園と言われるよう努力していきたい」と抱負を述べた。 続いて菊地義治援協会長が、川西町から3人が式典に出席したことに感謝し、「ダリアという素晴らしい日伯交流の花がブラジルに咲きました。これからもお互いの町が成長していくように、支援していきたい」と述べた。 原田川西町町長は「援協はもちろん、スザノ市側からも温かい歓迎を受け、今日をきっかけに新しい友好関係が高まることをお互いに確認した。ダリアの栽培は難しいが、皆さんの熱意とダリアに懸ける思いがあって、20年を迎えることができた」と感激した様子で、各出席者から寄せられた感謝の声に応えた。 各来賓の祝辞後の表彰式では、ダリアを同園に持ち込んだ川西町出身の藤倉恵三さん(82)、開園当初からダリアの植え付けを指導している農業技師の武吉七郎さん(81、高知)、ダリア園管理者の奥野弘さん(76、2世)、原田川西町町長、日本財団に対して援協から記念プレートが授与された。 その後、記念撮影、乾杯と続き、昼食の部では、メーンステージ場で福博青年太鼓、スザノ・プリマべーラコーラスによる歌が披露されるなど、参加者が食事を取る中、開園記念を祝福した。 表彰された奥野さんは、「今年の管理は暑さのせいで特に大変だった。年1回のダリア祭りで多くの人に見てもらうのを目標に管理しています」と栽培の苦労を説明。同じく表彰された藤倉さんは「故郷のダリアをブラジルで見るたびに故郷に帰った気持ちになります。これからは、これぞ本物と言えるダリアを咲かす努力が必要」とそれぞれ取材に答えた。 今年のダリア祭りは3月9日、16日に開催される。現在ダリアは三分咲きの状態。 2014年2月18日付
ブラジル島根県人会(足立操会長)が母県とサンパウロ市の架け橋となり、小学生らによる絵画交流を始めている。 21日から三日間、同県人会(Rua das Rosas, 86, Praca da Arvore)で松江市立母衣小学校の子どもたちによる絵画60点を展示。聖市からはマリア・シントラ小学校など3校の子どもが描いた絵画約60点が母県に送られ、現在松江市内の小学校で巡回展示中だ。 案内のため来社した足立会長によれば、聖市教育局に勤めている石川セルジオ第3副会長の発案。石川さんは一昨年、JICA研修制度で訪日し、「日本の学校や自然のきれいさにショックを受けた」という。両国の友好を兼ね、ブラジルの子供たちに環境意識を植え付けることを目的に、環境をテーマに絵画展実施の運びとなった。1年半前から企画を進め、母県の補助金も得た。 オープニングは初日午後8時、二日目以降は午前9時~午後5時まで。来場した子ども用にお絵かきスペースも設けられ、島根の子どもらに宛てた手紙を書くこともできる。 問い合わせは同県人会(11・5071・0082)まで。
2月3日午後、ブラジル日本都道府県人会連合会(県連)会長園田 昭憲氏、そして第17回日本祭り執行委員会委員長山田康夫氏と副会長市川利雄氏が、在サンパウロ日本国総領事館福島教輝総領事と州議会議員西本エリオ氏そしてブラジル日本文化福祉協会(文協)副会長呉屋春美氏を伴い、ジェラルド・アルキミンサンパウロ州知事によってバンデイランテス官邸に迎えられました。 その際、西本エリオ州議会議員は、移民エキスポセンターの管理業者変更ゆえに2013年には300,000レアルだった賃貸料が2014年には580,000レアルに値上げされたことが、現在日本国外で行なわれる最大の日本文化祭りとみなされている日本祭りの経済運営に悪影響を与えることの懸念を表しました。 サンパウロ州がそのような重要なイベントを主催することに強い関心を抱いているアルキミン知事は、直ちに地方発展計画の秘書ジュリオ・セメグヒニに電話し、その問題を検討し、西本エリオ議員にもっとも良い解決策を通達するよう指示しました。 アルキミン知事は新しい認可に伴って、過去においてサンパウロ州農業局が市中心の旧エスプラナーダホテルビルに移転させられたア二ェンビコンベンションセンターの場合のように、その場所に新しいホテルや付加的エリアが建設されるだろうと説明しました。 日本祭り副執行委員長市川利雄氏は「この短期間内に行なわれた不可解な再調整は計画に深刻な問題をもたらします。これまでずっと共同体文化の大きなイベントを支持されてきたアルキミン知事と共に西本エリオ議員の干渉を要請します」と指摘しました。 福島教輝総領事はブラジル日系社会に対するアルキミン知事の特別な気遣いに感謝し、2015年にはブラジル日伯修好条約(1895年11月5日)120周年を祝うことに触れました。領事はまた日本ブラジル両国政府間で計画される活動のためのサンパウロ州の支持を期待していることを強調しました。そして、知事の前向きな返答をいただきました。 文協副会長呉屋春美氏は6月28~29日に文協所有の国士舘大学スポーツセンター(サンロッケ市、サンパウロ市より西50Kmに位置)で予定されている第18回文協桜祭開会式の招待状を知事に手渡しました。 呉屋副会長は文協に属している所有権は1997年に日本の国士舘大学から贈与され、それ以来大学敷地内で日本の花のシンボルである桜の開花を記念してイベントが行なわれてきたことを説明しました。 呉屋副会長はまた、バンデイランテス官邸にて行なわれた2011年東日本大震災の被災者を援助するキャンペーン式典が表紙となっている文協2012年鑑誌コロニアを、そして2013年日本祭りと文協桜祭において展示されたブラジルの日本移民105周年エキスポが載っている2013年鑑誌を知事に手渡しました。 アルキミン知事は文協機関紙コロニアのページをめくりながら、文協やブラジル日本移民資料館を訪ねた時の現役天皇陛下の写真や移民100周年式典の写真を見て興味を引かれておられる様子でした。とりわけ、元内閣総理大臣小泉純一郎氏のバンデイランテス官邸訪問についてコメントされました。 福島領事は感謝の意を表すために日本の有名な磁器「有田焼」をアルキミン知事に贈りました。そしてお礼としてサンパウロ市に関する一冊の本をいただきました。 最後に知事は訪問者全員と一緒に写真を撮り、謁見者一同の心遣いに心から感謝を述べました。
日系団体共催による三輪昭在ブラジル日本国大使の歓送会が、24日午後7時30分からサンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル2階貴賓室(Rua Sao Joaquim, 381)で開催される。 会費は1人70レアル。出席希望者は19日までに文協事務局のレジーナ氏かミシェリ氏(電話11・3208・1755)まで連絡のこと。Eメール(evento@bunkyo.org.br) 2014年2月14日付
島根県人会(足立操会長)主催で初の試みとなる「第1回島根県日伯児童交流絵画展」が22、23両日午前9時~午後5時、サンパウロ(聖)市プラッサ・ダ・アルボレー区の同県人会館(Rua das Rosas, 86)で開催される。 絵画展には島根県松江市立母衣(ほろ)小学校の4~6年生の児童が「自然」「環境」「地球の持続性」をテーマに描いた約60点の絵画が展示される。 足立会長によると絵画展開催のきっかけは、聖市教育局に務めている同県人会の石川セルジオ副会長が昨年、JICAの技術研修生として日本に滞在中に見学した母衣小学校の校舎が立派で奇麗な建物だったため、ブラジルの校舎との違いに「ショックを受けた」ことだという。 ほかにも寺や城などの日本の伝統建築物を見て回った石川さんは、絵を通じて両国の児童が互いの国を知ってもらうきっかけになってほしいと考え、県人会を通じて絵画展を企画し島根県側の協力も得て今回の開催の運びとなった。 なお、ブラジルの児童が描いた絵画は既に島根県側に贈られているという。 絵画展に合わせたイナウグラソンが21日午後8時から行われる。イナウグラソン、絵画展ともに入場無料。詳細は同県人会(電話11・5071・0082)まで。 2014年2月14日付
ニッケイ新聞 2014年2月13日 サンタカタリーナ州のサンジョアキンなどを昨年3月に訪ねた県連故郷巡りのビデオが『リンゴの里と温泉と』が完成した。約1時間10分の作品で、サンジョアキンのリンゴ農園、同組合のワイン工場など貴重な映像が盛りだくさん。ジョインビレ、イタジャイー、観光地のサントアマロ・ダ・インペラロリスや、漁港で有名なラグーナの映像も収録されている。 制作したグラバソン映画社の畑勝喜(かつよし)代表によれば、「注文者にはすでに発送済み。故郷巡り参加者でなくても楽しめる映像になっています。他に希望者や問い合わせがあれば連絡を」と呼びかけている。価格は150レアル。同社(電話=11・98387・2723)まで。
ニッケイ新聞 2014年2月12日 在ブラジル日本国大使館の三輪昭特命全権大使が今月26日、任期を終え帰国する。着任は2010年の10月だった。後任は現時点では未定。 文協、援協、県連、商議所等日系34団体が共催し、文協貴賓室(Rua Sao Joaquim, 381)で24日午後7時半(30分前に来場を)から『歓送会』を開く。会費70レアル。 出席者は19日までに氏名と役職を文協事務局(電話=11・3208・1755、Eメール=evento@bunkyo.org.br/ヘジーナ、ミシェリさん)まで連絡のこと。
青葉健康生活協会(中沢宏一会長)主催の2月度青葉祭りが15日、サンパウロ市リベルダーデ区の宮城県人会館(Rua Fagun des, 152)で開催される。開催時間は午前7時から午後3時ごろまで。 同祭では、ADESC(農協婦人部連合会)による恒例の手作り加工食品のほか、イビウーナやカッポン・ボニート地方の有機野菜、各出店者の薬草、クエン酸、餅などが販売される。 また会館3階の食事処ではニシン定食、はらこ飯、イカ定食、餅料理各種をはじめ、今回は宮城県仙台発祥とされる冷やし中華もメニューに加わり用意される。 詳細は宮城県人会(電話11・3209・3265)まで。 2014年2月13日付
去る2月3日(月)の午後、日本祭り実行委員会は、バンデイランテス宮(サンパウロ州知事官邸)で、ジェラルド・アルキミン州知事と会見した。実行委員会側からは園田昭憲県連会長、山田康夫実行委員長、市川利雄副実行委員長、また福嶌教輝在サンパウロ日本国総領事、西本エリオサンパウロ州議員、呉屋春美文化福祉協会副会長も出席された。 公聴会とも位置ずけれるこの会見は、日本祭りの恒例の会場であるイミグランテス・エキシビション&コンベンション・センター(前イミグランテス展示センター)の管理団体が交代したことにより、それに伴い改修工事が行われることや賃料其のものの高騰などの提案に対処する為、県連側の要望により、西本州議によって設けられた。日本祭りの会場の使用料は2013年には30万レアルであったのが本年は58万レアルに高騰。「会場賃料の大幅な値上げは、開催の状況を大変厳しくしている。よって我々のコムニテーの大規模文化イベントに今までも協力してきたアルキミン州知事に善処を要求致したく、西本州議にこの場を設けても頂いた」(市川利雄副実行委員長)。 同会見では、アルキミン州知事は日本の文化やブラジルの日系社会への尊敬の念と賞賛を述べ、伝統ある日本祭りの開催へ協力的な姿勢を示した。西本州議、実行委員側から現状を聴き、状況を把握した後、州知事は地域開発企画局のジュリオ・セメギニ局長に連絡し、後日、解決案を西本州議に伝えられることとなる。福嶌教輝在サンパウロ日本国総領事は、イミグランテス・エキシビション&コンベンション・センターの改修工事終了後となる、2015年の日本祭りが、日伯修好条約120周年(1895年11月5日締結)記念のテーマのもとに、サンパウロ州と共に開催できるよう協力を要請した。 呉屋春美文化福祉協会副会長は、サンパウロ州サン・ロケ市の国士舘大学スポーツセンターで6月28、29日に行われる予定の第18回文協桜祭りへ州知事を招待した。福嶌教輝在サンパウロ日本国総領事は友好の証として州知事に美しい日本の陶器を贈呈した。 サンパウロの日本祭りは日本文化に関するラテンアメリカ最大規模のイベントで、三日間の開催期間中、入場者数は20万人を超える。今年は7月の4、5、6日、イミグランテス・エキシビション&コンベンション・センターで行われる。 日本祭りは2002年より、サンパウロ州、公式イベントカレンダーに、また2004年よりサンパウロ市公式イベントカレンダーに、それぞれ認定されている。
ニッケイ新聞 2014年2月8日 フィリピン・ルパング島で終戦後も遊撃戦を約30年も続けた元陸軍少尉でブラジル移民、故小野田寛郎さん(享年91)の「お別れ会」が3月12日に東京の靖国神社「啓照館」で行われる。聖市でも追悼できるよう同日にジョンメンデス広場のサンゴンサーロ教会で慰霊合同ミサが行われることになった。文協、県連、援協、ブラジル日本会議、ニッケイ新聞、サンパウロ新聞の共催となる予定。 小野田さんの旧友・尾和義三郎さんによれば、同教会は武内重雄神父が町枝夫人との式を挙げた思い出の場所だという。柴田アゴスチーニョ空軍予備少将が出席を申し出ているほか、斉藤準一空軍総司令官も時間次第で出席したいとの連絡が入っているそう。 奇しくもこの3月は、小野田さんがフィリピンからの帰還40周年となる。現在のところ時間は未定。
積極的な協力姿勢示す 今年7月にサンパウロ(聖)市イミグランテス展示場で開催される第17回日本祭りに向けた聖州政府と同祭関係者の話し合いの場を設けた公聴会が4日、聖市モルンビー区の州知事官邸(バンデイランテス宮)で行われ、出席したジェラルド・アルキミン州知事は同会場で行われる日本文化の祭典への開催に積極的な姿勢を示したという。 公聴会にはアルキミン州知事、西本エリオ聖州議員、福嶌教輝在聖日本国総領事、園田昭憲県連会長、山田康夫同祭実行委員長、市川利雄同副会長、呉屋春美文協副会長、中島エドワルド同事務局長が出席した。 具体的には来年、日伯修好120周年を迎えるに当たり、会場費を州が負担する可能性についても州側から示唆され、アルキミン州知事は電話で地域開発企画局のジュリオ・セメギニ局長に連絡し、同氏も聖州が積極的に同祭に協力する姿勢に賛同したという。 出席した西本州議は「日伯修好120周年を来年に控え、アルキミン知事が日系団体のプロジェクトに対して関心と歓迎を示してくれていることは喜ばしいことだ」とコメントしている。 【コラム】 モザイク 4日に行われた第17回日本祭り関係者と聖州政府との公聴会で、アルキミン州知事が来年の同祭会場費用を負担する可能性を示唆したそうな。しかし今年、25万レアルの赤字覚悟で臨む同祭で、同額前後かそれ以上の大幅な赤字が出た際は来年以降のイミグランテス会場での開催は困難になるだろうし、聖州政府がどれぐらいの額を負担するのかも現在の時点では定かでない。また、今年10月の全国統一選挙により、アルキミン体制が継続するのかも決まっていない中、ぬかよろこびはできないだろう。それこそ、選挙前のリップサービスで終わらなければよいのだが。 2014年2月7日付
