ニッケイ新聞 2014年2月1日 ブラジル日本都道府県人会連合会(園田昭憲会長)の1月度代表者会議が先月30日にあり、今年6月のサッカーW杯に向けた日本人訪問者支援委員会、来年の日伯修交120周年を記念した祭典委員会を、それぞれ先月中旬に日系5団体共催で立ち上げたことが発表された。 W杯の日本人訪問者支援については、ブラジル日本文化福祉協会が広報窓口となった上で、県連が「緊急に応じた宿泊先の確保」、サンパウロ日伯援護協会が「緊急時の医療対応」を担うことが報告された。 会議の中で宮城、秋田、岩手、神奈川、佐賀の各県人会が会館を宿として提供することが決まったが、司会を務めた滋賀の山田康夫会長は「あくまでどうしても泊まるところを見つけられなかった訪問者に、とりあえずの宿泊スペースを提供するもの」と話し、委員会側から積極的な呼び込みをしないことを強調した。 先月17日に立ち上げ会合が開かれた120周年祭典委員会については、「(ブラジル日本商工会議所の)藤井晋介会頭が会合に出席出来なかった関係で、まだ具体的な事業案に関する話し合いは行われていない」(園田会長)のが現状で、近日中に記者会見を予定しているという。 ■ 1995年の修交100周年の際には、田中克之在聖総領事(当時)を名誉委員長、南米銀行の橘富士雄名誉会長(故人)を委員長とし、日系3団体も参画してサンパウロ日系協力委員会が発足。ブラジル政府側でも記念事業委員会が設立されたほか、サンパウロ州立総合大学にも記念委員会が設置されるなど、両国が一体となって各種記念事業が実施された。 同年11月、日本で行われた記念式典には、ブラジルからマルコ・マシエル副大統領を団長とした慶祝団が訪日し、続く同月9日のブラジリアでの式典には紀宮清子内親王殿下(現・黒田清子さん)がご出席。聖市でも州政庁にて歓迎会が催されている。
Dia: 3 de fevereiro de 2014
パラナ州の汎ロンドリーナ熊本県人会は12日、同市西本願寺のサロンで総会ならびに新年祝賀会を催した。ロンドリーナ、イビポラン、マウア・ダ・セーラの3市から40人が参加した。 出席者の最高齢者はプロミッソン生まれの中川輝人さん93歳。会員の最高齢者はカンベ市在住の中川正行さん104歳だったが、今回は出席できなかった。 はじめに、清田勉さんの司会で先没者に対して1分間の黙祷をささげた後、昨年度の会計・事業報告が行われた。事業報告では、昨年11月10日、サンパウロ本部の同県人会で行われた『創立55周年祭典』に13人が出席し、ピニェイロス区にあるサンパウロ墓地に眠る日本移民の祖・水野龍氏の墓に参拝したことが報告された。当日は同氏の生誕154周年の前日にあたり、一行は地元から菊の花鉢を持参し献花した。 今年度の事業計画では、6月、マウア市にある上村農場に桜の花見ピクニックを挙行することが決まった。同農場の桜は、敬宮愛子内親王のご誕生を祝い、2002年、同農場の邸宅の庭に会員らが植樹したもの。祝賀会に出席したマウア文協の上村勇之会長が「桜は順調に育ち、毎年開花している」と報告したことから、当初は3月に予定されていたピクニックの開催日が、桜が見ごろとなる6月に変更された。 役員改選では、平川俊六会長が退任し、笠戸丸移民を祖父母に持つ西村鉄夫さん(74、三世)が新会長に選出された。ロ市の見真(けんしん)塾で日語を学び、書道塾にも通っているという。現在、ニッケイ新聞が発刊した「ガリンペイロ体験記」の著者・杉本有朋氏の夫人から依頼され、同書のポ語の翻訳につとめている。 参加者らは中川芳則名誉会長の音頭で乾杯し、持ち寄りのご馳走に舌鼓を打ちながら親睦を深めた。
【既報関連】平成25年秋の叙勲伝達式が在サンパウロ(聖)日本国総領事公邸で行われた28日、午後7時半からは日系34団体の共催により「叙勲祝賀会」が聖市リベルダーデ区の文協2階貴賓室で開かれ、各日系団体関係者、叙勲者の親族ら約150人が出席して祝福した。 同式には、在聖総領事館管内受章者で同日に叙勲が伝達されたばかりの池田昭博氏、志村豊弘氏と、昨年12月17日に外国人叙勲で旭日小綬章の叙勲伝達を受けたブラジル人漫画家のマウリシオ・デ・ソウザ氏(78)が、それぞれ出席した。 壇上には叙勲した3氏をはじめ、日系5団体代表、佐野浩明在聖総領事館首席領事、安部順二、飯星ワルテル両連邦下院議員、西本エリオ聖州議、野村アウレリオ聖市議らが並んだ。 式では34団体の共催を代表して呉屋新城春美文協副会長が祝辞を述べ、「今回の叙勲はブラジル社会ではもちろん、日系社会においても功績と経験が日本政府から認められたもの」とたたえた。また佐野首席領事も「我々にとって3氏は、各分野における先生」と祝辞を続けた。 その後、3氏がそれぞれ謝辞を述べ、その中でソウザ氏はモジ・ダス・クルーゼス市で生まれ、日系社会とは昔からなじみがあったことについて触れた。叙勲については「私の経歴において大変重要で素晴らしい章をいただいた」と感謝。最後は「アリガトウゴザイマス」と日本語であいさつし一礼した。 式は記念撮影、乾杯後に軽食が振る舞われ、叙勲した3氏を囲みながら出席者は祝福の声を掛けていた。 2014年1月31日付
