日系5団体が、新たな事業を組織し始めたことが分かった。6月に迫るサッカー・ワールドカップ(W杯)に合わせて来伯する日本人サポーターを支援する「ブラジルワールドカップ日本人訪問者支援委員会」が1月14日に発足したほか、ブラジル日本移民110周年祭、日伯修好120周年祭についても5団体で協力、運営することが同意されている。
W杯については、昨年12月24日付本紙で報じたブラジル宮城県人会の中沢宏一会長率いる「COPA2014日本人訪伯者歓迎準備」計画を吸収した形となる。「あくまでも邦人保護は在サンパウロ日本国総領事館の仕事」と位置付けた上で、「いざという時に手を差し伸べられるように」(役員談)文協が広報、援協が緊急に応じた医療サービス、県連が緊急に応じた宿泊施設の提供を担当する予定。ほか2団体はそれぞれ、対応方針を検討中。
4年後の移民110周年祭については、50~100周年祭までは主に文協主導で10年ごとに行うことになっていたものの、それ以降の周年事業は規定がなかったため一時期見送ることも視野に入っていた。しかし、「1世移民が生きているうちの最後の周年事業になるのでは」との思いから、「避けて通れないもの」として文協を筆頭に委員会が発足した。
各団体から5000レアルを資金として出し合い、それらを呼び水として寄付金を募り、式典やその他の事業運営につなげていく考えだ。
また、来年の日伯修好120周年記念委員会も発足。具体的な事業案については今後の5団体会議で話し合われる予定。
2014年2月4日付
