06/03/2026

Dia: 5 de março de 2014

 「ブラジルワールドカップ日本人訪問者サンパウロ支援委員会」(木多喜八郎委員長)の合同記者会見が2月28日午前、サンパウロ(聖)市の文協ビルで開かれ、同委員会を構成する日系主要5団体のトップが運営の目的や各団体の役割分担、具体的な活動内容について報告した。  同委員会は「ブラジル日本文化福祉協会(文協、木多喜八郎会長)」「サンパウロ日伯援護協会(援協、菊地義治会長)」「ブラジル日本都道府県人会連合会(県連、園田昭憲会長)」「ブラジル日本商工会議所(商工会、藤井晋介会頭」「日伯文化連盟(アリアンサ、中谷アンセルモ理事長)」で組織され、在サンパウロ日本国総領事館(福嶌教輝総領事)の協力のもとで運営される。  同委員会について木多委員長は「数千人と予想される日本からの観戦者の保護と援助が目的で、総領事館の協力の下、最大限の手助けをしたい。ブラジルの日系社会全体で歓迎し、心に残るいい思い出を持って帰ってほしい」と述べた。  続いて園田氏が、同委員会の活動内容を説明。3~7月にウェブサイトやソーシャルネットワーク「Facebook」の専用ページを開設し、緊急時に必要な情報や、生活に役立つ情報を提供する。各団体の役割は、文協が、ブラジルの文化広報、援協が、けがや病気の際の病院紹介や緊急時の治療活動、県連は緊急時の宿泊施設の提供、アリアンサは通訳の提供、商工会が後方支援をすることだ。  今回発足した委員会で重要なのは、あくまでボランティア活動であること。来伯する観戦者は、ブラジルのどこにいても、緊急時の対応はまず総領事館に求めることが大前提にあり、それでもなお、急を要する援助が必要な日本人のために、サンパウロ限定で日系社会が最大限の支援を行うのが基本スタンスだ。  県連は、ウェブサイト上で緊急時の宿泊可能人数を掲載し、予想を上回る希望者が出た場合は、先着順で場を提供。援協はブラジル各地方の現地の病院で、面倒な手続きなしで、サインで診察できるよう専用のカードを配布することを決めている。  限られた予算での運営であるため、民間企業に一口600レアルでスポンサーになるよう要請しているが、状況は芳しくなく、商工会も積極的に募る働きかけは予定していない。  ウェブサイト上には24時間体制の緊急連絡先も掲載するが、人的に対応できる範囲は限られているため、まずは総領事館への連絡を推奨する。  また日本代表の予選開催地であるレシフェ、ナタル、クイアバの日系人コミュニティーとの連携は、現在は予定されていない。  同委員会のウェブサイト=(www.bunkyo. org.br/ja-JP/worldcup)、Facebookアカウント=(www.facebook.com/worldcup.brazil.nikkey)   【コラム】 モザイク ブラジルワールドカップ日本人訪問者サンパウロ支援委員会の設立は、ブラジル日系社会が持つ、困った人を助ける精神を日本人に示せる、とてもよい試みだと思う。しかし、「あくまでボランティアで、できる範囲のことしかできない」という主張は正論だが、仮にFacebookなどで情報が拡散し、来伯する観戦者の間で同委員会が知られる存在になった場合、来伯する日本人からの見え方は、同委員会の方針と温度差が生まれるだろう。「困ったら同胞が必ず助けてくれる。だからブラジルは安心だ」と考えて全面的に頼ろうとする人が想定以上にいたらどうするのか。彼らを裏切らないためにも、ウェブサイトのトップ画面では、「できること」と、「それ以上のことは絶対にできない」スタンスを明確にし、まずは総領事館に助けを求めるよう、はっきりとした導線作りが必要だろう。   【コラム】...
 1月16日に91歳で亡くなった小野田寛郎氏(元陸軍少尉)の「お別れ会ミサ」が12日午前11時からサンパウロ(聖)市リベルダーデ区のサンゴンサロ教会(Praca Dr. Joao Mendes,108)で行われる。日系団体、日本の小野田自然塾などの団体、個人が共催する。  小野田氏は1974年、フィリピンのルバング島から終戦後29年経って帰還し、日本への帰国の半年後に次兄のいるブラジルに移住。マット・グロッソ・ド・スル州で小野田牧場を経営し、ブラジルとブラジル日系社会の存在を日本に幅広く知らしめた。  その功績をたたえ、日本の靖国神社「啓照館」で行われるお別れ会と同日に、同氏を偲びミサを行う。会場のサンゴンサロ教会は、76年に町枝夫人と挙式をした場所でもある。  木原好規和歌山県人会会長は同県出身の小野田氏について、「とても律儀な人。県人会館への出入りは一度もなかったが、牧場を経営している間ずっと会費を払い、しかも日本へ帰国後も牧場の責任者を伝って、会費を納め続けてくれた」と同氏のエピソードを語った。  共催団体は次の通り。ブラジル日本文化福祉協会、サンパウロ日伯援護協会、ブラジル日本都道府県人会連合会、日伯文化連盟、和歌山県人会、兵庫県人会、日本会議、南米通信社、財団法人小野田塾、小野田町枝、フォーラム・インターナショナル、サンパウロ新聞、ニッケイ新聞。 2014年3月4日付
【既報関連】在伯島根県人会(足立操会長)主催の「第1回島根県日伯児童交流絵画展」が2月21日から23日まで、サンパウロ(聖)市プラッサ・ダ・アルボレー区の同県人会館で行われた。同会としては初めての試み。島根県庁の資金面での支援と聖州教育局の協賛のもと開催された。 初日午後8時から行われたオープニング・セレモニーには、来賓として国際交流基金の深野昭所長、JICAサンパウロ長谷川辰雄ボランティア班長、聖日本人学校から村石好男校長らが出席し、関係者を合わせて約50人の来場があった。あいさつでは足立会長、来賓および、今回の絵画展を企画した石川セルジオ同県人会副会長が開催の趣旨と経緯を説明した。 会場には島根県の母衣(ほろ)小学校、本庄小学校、鰐淵(わにぶち)小学校の児童が「自然」「環境」「地球の持続性」をテーマに描いた絵画100点余りが展示され、来場者は作品の一つ一つに熱心に見入っていた。 22、23日も多くの人が訪れたという。足立会長は「1世移住者が年々減少し、県人会の活動が徐々に沈滞化していく中、今回の試みは今後の県人会活動の活性化への新たな曙光。継続的、かつ積極的に推進していきたい」と期待を表した。 2014年3月4日付
会員増加の取り組み求める声も ブラジル沖縄県人会(AOKB)及びブラジル沖縄文化センター(CCOB)の第77回定期総会が、2月23日午前10時(第2次招集)からサンパウロ(聖)市リベルダーデ区の同県人会館内サロンで開かれ、会員ら約80人が出席した。田場ジョルジ会長は諸事情で欠席したものの、総会は問題なく進行し、各種審議事項が承認された。また、移民100周年を記念して準備されてきた「写真で見る沖縄県人移民100年の歴史」の発刊が4月末に予定されているとし、5年の歳月をかけた集大成が完成することも発表された。 総会では先亡者への黙とう、2013年度業務報告に続き、13年度会計報告が発表。AOKBは、収入60万2709.08レアル、支出56万8905.42レアルで前年度繰越金(6万1479・92レアル)を合わせた9万5283・58レアルが次年度繰越となった。 CCOBは、収入35万4349.08レアル、支出37万3102.16レアルで、前年度繰越金(2万7002.05レアル)を合わせた8248.98レアルが計上された。 質疑応答では、前会長の与那嶺真次氏が、ブラジル沖縄協会からの寄付金54万1000円(1万2334.80レアル)について、沖縄文化センター内資料館のカメラやパソコン機材を購入することを目的に寄付されたもので、県人会ではなくセンターの会計に入れるべきではとの意見が述べられた。 このことについて、島袋栄喜副会長は「寄付されたお金でセンター内資料館の機材は購入するが、寄付をもらったのはあくまで県人会」として、県人会の会計で処理することを説明した。 昼食を挟んで午後からは、14年度行事・事業計画案が発表。田場会長が昨年度から寄付やリッファ(協力券)に頼らない方向性を打ち出したため、ビンゴ、資 金カンパ芸能祭などを開催する行事案がAOKB及びCCOBの年中行事として一覧表に提示された。また、西本エリオ聖州議の資金援助により、第1回沖縄空 手古武道大会を10月下旬に開催することなども確認された。 しかし、「本部の年中行事とその他の行事は分けたほうがいい」との意見が出され、一覧表に提示されていた九州ブロック運動会、県連日本祭り、資金カンパ芸能祭は年中行事欄から外し、その他の行事として位置付けられた。 14年度予算案は、AOKBが48万5238.58レアル、CCOBが20万レアルが提示された。 評議員名誉会長の山城勇氏は、14年度の予算案で収入の「本部会費」欄で1800人分(年会費1人50レアル)9万レアルとなっていることに「会員数が 年々減っているが、なぜ減っているのかをじっくり考える必要がある」と強調し、県人会の会報「協和(年1回)」が11年度から発行されておらず、その予算 が計上されていないことを指摘。「会員を増やすためには、本部が何をやっているのかを会報を通じて各地の会員に知らせることが大切」と述べ、会報発行の重 要性を訴えた。 08年の移民100周年を記念して5年の歳月をかけて準備されてきた「写真で見る沖縄県人移民100年の 歴史」について、編纂委員長の宮城あきら氏が説明。製作費の13万レアルはすべて西本聖州議が議員割当金で資金援助してくれるとし、「5年もかかってし...