1月16日に91歳で亡くなった小野田寛郎氏(元陸軍少尉)の「お別れ会ミサ」が12日午前11時からサンパウロ(聖)市リベルダーデ区のサンゴンサロ教会(Praca Dr. Joao Mendes,108)で行われる。日系団体、日本の小野田自然塾などの団体、個人が共催する。
小野田氏は1974年、フィリピンのルバング島から終戦後29年経って帰還し、日本への帰国の半年後に次兄のいるブラジルに移住。マット・グロッソ・ド・スル州で小野田牧場を経営し、ブラジルとブラジル日系社会の存在を日本に幅広く知らしめた。
その功績をたたえ、日本の靖国神社「啓照館」で行われるお別れ会と同日に、同氏を偲びミサを行う。会場のサンゴンサロ教会は、76年に町枝夫人と挙式をした場所でもある。
木原好規和歌山県人会会長は同県出身の小野田氏について、「とても律儀な人。県人会館への出入りは一度もなかったが、牧場を経営している間ずっと会費を払い、しかも日本へ帰国後も牧場の責任者を伝って、会費を納め続けてくれた」と同氏のエピソードを語った。
共催団体は次の通り。ブラジル日本文化福祉協会、サンパウロ日伯援護協会、ブラジル日本都道府県人会連合会、日伯文化連盟、和歌山県人会、兵庫県人会、日本会議、南米通信社、財団法人小野田塾、小野田町枝、フォーラム・インターナショナル、サンパウロ新聞、ニッケイ新聞。
2014年3月4日付
