今週末は日系歌手らのショーも開催
今回で29回目となるサンパウロ(聖)州モジ・ダス・クルーゼス市の秋祭り(5、6、12、13日の4日間)が開幕し、会場となった同市内ポルテイラ・プレッタ区の文協スポーツセンター(Av.Japao, 5919)には、5、6日の両日を合わせ約4万人(主催者発表)もの人が詰めかけた。
今年の秋祭りのテーマは間もなく開催されるサッカー・ワールドカップ(W杯)に向け「頑張れブラジル」となっており、会場には同市の特産品である野菜、果物、花などの農産展や自動車をはじめとする日本企業の展示ブースや日本食屋台が数多く出展された。
初日の5日、福島県人会モジ太鼓部「龍鼓太鼓」の演奏と日伯両国歌の斉唱で幕を開けた今年の開会式には約300人が参加し、初めにモジ文協の幸村ペドロ会長から「今年も開催できるのはさまざまな方たちのお陰」と感謝の意が述べられた。
在聖総領事館からは飯田茂領事部長が出席し、「秋祭りは今年で29回目を迎えるサンパウロ州を代表するイベント。日本文化の一端に触れて日本をより身近に知る機会となり、ひいては日伯の友好のきずなを深めてほしい」と述べた。
来賓にはほかに、安部順二、飯星ワルテル両連邦下議、羽藤ジョージ、西本エリオ両州議、ブラジル日本文化福祉協会の木多喜八郎会長らから祝辞が述べられた。
続いて行われた農産展会場のセレモニーでは法被姿になった来賓たちによって鏡割りが行われ、来賓たちは品評会を勝ち抜いた見事な出来栄えのオレンジ、花、レタスなどの各種農産品をじっくりと見て回った。
品評会の柿部門で1~3位を独占した細谷武雄さん(67)は「今年は生まれて初めての雨の少なさで作物への影響を心配したが、水分が少なくなったために甘い柿になった」とし、例年よりも早い段階で糖度が高くなっていると説明。良い柿作りのコツは「病気や害虫予防、剪定(せんてい)や肥料作りをしっかり行うことだ」と話していた。
12日には、2010年のNHKのど自慢大会で優勝した日本在住のロベルト・カザノバさんによるショーや、最終日の13日には盆踊りや平田ジョーさんらのコンサートが特設ステージ上で行われる予定となっている。
開催時間は12日=午前11~午後8時、13日=午前11~午後9時半までとなっており、入場料は14レアル。子供、学生、60歳以上、団体(20人以上)は半額。7歳未満は無料。駐車場代は20レアルとなっている。
問い合わせは、モジ文協(電話11・4791・2022)または同祭りウェブサイト(www. akimatsuri.com.br/)で確認を。
2014年4月11日付
