在ブラジル和歌山県人会(木原好規会長)創立60周年式典をはじめとする記念事業が、24~28日の5日間にわたってサンパウロ(聖)市をはじめ、松原移民が入植したマット・グロッソ・ド・スル州ドウラードス市などで行われる。同事業のために母県から仁坂吉伸県知事をはじめとする慶祝団一行72人が24日から来伯。仁坂氏は県知事として初めて松原移住地を訪問するほか、27日の記念式典、28日の和歌山プロモーションに出席する。 特に和歌山プロモーションでは、世界遺産「熊野と高野」を誇る同県の魅力と和食の原点である「食」情報を発信するセミナーが開催される。 記念事業の日程は次の通り。【24日】午後7時=ドウラードス市長主催晩さん会。【25日】午前8時40分~午前9時=松原移住地訪問。午前11時~午後3時=和歌山県人会ドウラードス支部主催歓迎交流会。午後8時=県知事主催同支部県人会役員との夕食会。【26日】午前8時~午前9時=ドウラードス日本語モデル校訪問。午後1時50分=聖市イビラプエラ公園内開拓先亡者慰霊碑参拝。午後7時=福嶌教輝在サンパウロ総領事主催夕食会。【27日】午前10時~午後3時=聖市ビラ・マリアーナ区の北海道協会(Rua Joaquim Tavora, 605)で在ブラジル和歌山県人会創立60周年記念式典。午後7時=県知事主催サンパウロ県人会役員との夕食会。【28日】午後11時=聖市セルケーラ・セザール区のブルーツリー・プレミアム・パウリスタ(Rua Peixoto Gomide, 707)で和歌山プロモーション。 2014年4月23日付
Dia: 24 de abril de 2014
潮風に吹かれながら船上で談笑 ふるさと巡り最終日の3月17日、一行は1時間ほどかけてやってきたカラグアタツーバの船乗り場で船に乗り込み、午前10時過ぎに出港した。 目指すは、前日訪れたサンセバスチャンの街と海を挟んで向かいにある島で、ピッコ・ド・サンセバスチャンと呼ばれる最高峰1378メートルの山があるイーリャ・ベーラ。その大きさは一見本当に島なのか疑ってしまうほどで、海岸からすぐ山に入る急な山になっている。 この島付近の海はとても奇麗で、特に島の大西洋側はサーフィンなどのマリンスポーツを楽しめるスポットとして有名。前日訪ねたサンセバスチャンの日本人会関係者によると、最近は風の力を借りて進むバルコ・ベーラや、スケートサーフなどが人気だそうだ。 最終日も天候に恵まれ、よく晴れた空の下で波を切って走る船上で風に吹かれる気分は壮快。途中「タイタニック号」という名前の商業船とすれ違うと思わず笑ってしまった一行。サンセバスチャンの近くまで来ると、ペトロブラス社の大型タンカーが深い港に停泊していた。港からはパイプラインが伸びており、いかにも大きな港町を思わせる。 そのほとんど向かいに見えるイーリャ・ベーラの船着き場に、出発から約1時間ほどかけて到着した。その日は観光だけの一日となっており、約1時間の自由時間で一行は町の商店街で魚や果物などを見て回るなどした。 別荘が並ぶ緑色の山の斜面からの景色が見たいと思った記者は、急ぎ足で山の斜面へ向かってみることにした。途中の道にはアセロラの木が生えていたり、宿泊施設や日本食料理店、スポーツジムなども見受けられた。 海を背に自然豊かな山の斜面をゆっくりと登り始め、振り返って下を見てみると、そこには青い海が一面に広がり、ヨットハーバーに停まっているたくさんの船が静かに波に揺られていた。この絶景を見て何となくここに別荘を造りたがる人たちの気持ちを理解できたように感じた。いつまでも見ていられるようなそんな景色であった。 再び船に乗り潮風に吹かれながら談笑したり景色を楽しんだ一行は、サンセバスチャンのレストランで食事を楽しんだ後、午後3時ごろバスで出発しサンパウロ市のリベルダーデまで帰ることとなった。 到着前のバスの中では雷雨に見舞われたが、4日間の日程の中参加者に大きなけがや病気なども無く、今回も素敵なふるさと巡りとなった。(おわり、倉茂孝明記者) 2014年4月23日付
