今年2月に任命された池田リュウゾウ陸軍少将(52、2世)と松田ユタカ同少将(52、2世)の昇格祝賀会が、5月29日午後7時半からサンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル2階貴賓室で開催された。当日は日系主要団体や在サンパウロ総領事館などから、来賓や参加者約60人が祝福に駆け付けた。
同会では、来賓の祝辞に続き両氏があいさつ。父親が福岡県出身の池田少将は「日本式の教育を受けてきて今がある。両親に感謝したい」と話し、沖縄県にルーツのある松田少将は「今日こうして日系団体の人々に祝ってもらえることを光栄に思う」と謝辞を述べた。
その後、両氏には花束や記念品が贈呈され閉会。懇親会で親睦を深めていた。
岡村川上アンジェロ少将(52、2世)は両氏について「日本の道徳観念を忘れずに、後続の日系人の見本となるような少将を目指してほしい」と期待を込めた。
また県連の本橋幹久会長(78、鳥取)は、「軍人はブラジルでは、あこがれられる職業の一つ。競争を勝ち抜いて少将までになったのは、努力の賜物だと思う」と賛辞を送った。
池田少将は「今日は盛大に祝ってもらい、うれしさと恥ずかしさもあった。今後まずは目の前の職を着実に全うしたい。中将を目指すなどはまだ時期尚早だと思っている」と抱負を語り、「直近のサッカー・ワールドカップで日本から来る観戦者の安全を守る責任を感じている」と話した。
松田少将は「麻薬の密輸など、国境を挟んだ問題解決が私の仕事。これまで身につけてきた日本の人道や精神を貫き、ブラジル社会に貢献したい」と語った。
2014年6月3日付
