ブラジル日本文化協会(木多喜八郎会長)と仏連(采川道昭会長)共催による開拓先亡者追悼大法要が、予定より30分遅れの午後2時半からリベルダーデ区の文協記念講堂で行われた。会場を訪れた総参加者数は約200人と当日が悪天候だったこともあり、空席が目立った。
法要には羽藤ジョージ聖市議、福嶌教輝在聖総領事、室澤智史JICAブラジル事務所所長をはじめ日系3団体代表や日系各団体代表、水野龍の三男、龍三郎さん(83)らも出席した。
同法要は釈尊讃仰会副会長の奥山啓一氏の辞によって開会し、茶道裏千家、生け花協会、美和会、深山会による献茶・献花・献楽が行われ、采川導師により三帰依が唱えられ、来賓焼香並びに来賓者追悼の辞と続いた。
木多会長の代読として山下譲二文協副会長は「今日の日系社会の繁栄は先代移民の積み重ねて残された数々の業績とご努力の賜物。私たちもその意思を継ぎたい」と語り、福嶌総領事は「一世紀を超える日本人移民の歴史は成功への強い意志と団結によって厳しい現実に立ち向かい、道を切り開いてきた歴史だと痛感している」と、それぞれ先亡者に対して哀悼の意を述べた。
その後、読経や来賓・参列者の焼香が行われ、最後は菊池顕正サンパウロ東本願寺総長によって法話が唱えられ、先亡者の霊を慰めた。
采川導師は導師あいさつで「戦前、戦後と移民で渡って来られた方々に今年もこうしてご供養の誠を捧げ、感謝の念を捧げることができたことは本当にありがたいこと」と、参加者に対し感謝の言葉を告げていた。
2014年6月19日付
