06/03/2026

Mês: junho 2014

ニッケイ新聞 2014年6月12日 スポーツ振興を目的に、日系スポーツ界の功労者や優秀な成績を収めた選手らを表彰する『パウリスタ・スポーツ賞』(ニッケイ新聞主催、高木ラウル社長)の贈呈式が10日夜、聖市議会貴賓室であった。関係者ら300人がサッカー、野球、ゴルフ、卓球など19競技における計21人の受賞者を称えた。前身のパウリスタ新聞時代に始まり、今回で58回目。 会場は受賞者の家族や関係者など、300人以上で賑わい、追加で椅子が用意されるほど一杯となった。壇上には、野村アウレリオ聖市議はじめ、日系議員、福嶌教輝在聖総領事、日系3団体の代表などが顔を揃えた。受賞者のこれまでの功績が読み上げられ、来賓らから一人一人に記念プラッカが手渡された。今年4月からブラジル全国選手権一部(セリエA)のクリシューマFCの監督に就任するなど、さらなる飛躍が期待される呂比須さんは「歴史のある素晴らしい賞だということは知っている。日本で頑張ってきたこと、ブラジルで必死に結果を出してきたことを認めてもらって、ブラジル側で賞をもらえるなんて本当に嬉しい」と流暢な日本語で話し、笑顔を見せた。ペルー系二世で同国の野球文化の普及に貢献、第一次ガルシア政権下ではスポーツ長官も務めた丸井ヘラルドさん(84)は、野球部門での特別賞を受賞。「野球を始めた70年近く前には、元々ペルー人たちが作った協会はあったけど、専用グラウンドもなく用具も全く足りていなかった。リーグも整備され、多くの子どもたちが規律や礼儀の精神を持って競技に取り組むようになっているのは、本当に嬉しい」と感慨深げに話し、「野球は自分の人生、といえるくらい、生涯をかけてきた。それを認めてもらえることには感謝でいっぱい」と笑顔で話した(14日発行の移民の日特集号で詳報)。◎東京ヴェルディなどJリーグのチームのスポーツドクターとしても活躍し、呂比須さんと深い親交のあるマルコス・アウレリオ・クーニャ聖市議は、挨拶の中で「私がサンパウロFCにいた時、彼は新しく入団してきた15歳の青年だった。後に私はジャマイカ代表のドクターを務めたけれど、日本代表として98年のW杯に出場した彼と、フランスで再会した時は本当に不思議な気分だった」とのエピソードを披露した。
【既報関連】ブラジルワールドカップ日本人訪問者支援委員会主催の日本代表対コートジボアール戦の試合観戦イベントが、14日午後8時からサンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル内(Rua São Joaquim, 381)で開催される。 当日は、大型スクリーンでの試合応援観戦(午後10時から)を前に、琉球国祭太鼓の演奏や「アギア・デ・オウロ」サンバチームによる踊りなどが披露。また、ブラジル代表及び日本代表のTシャツを着た来場者を対象にした抽選会なども行われる。 さらに会場では、ビールやジュースなどの飲料やつまみ類なども用意されるという。 入場無料だが、保存の利く食料品の持参が必要。 なお、会場は2階の貴賓室が予定されているが、来場者が300人以上に増えた場合は文協ビル内の別の場所に変更される可能性もある。 参加希望者は事前に申し込むこと。 申し込み、問い合わせはhttp://tinyurl.com/copa-no-bunkyo電話11・3208・1755。 ◎   ◎ 宮城県人会(中沢宏一会長)は、今日12日から開幕するサッカー・ワールドカップの開幕戦と日本代表の試合応援観戦を同県人会(Rua Fagundes, 152)で開催する。 当初予定していたダンスや演奏などのイベントはなくなったものの、会館内の大型スクリーンに投影される試合をテーブルを囲みながら観戦する。 開催日時と時刻は、12日午後5時、14日午後10時、19日午後7時、24日午後4時から。 入場料は1人20レアル。...
ブラジル宮城県人会(中沢宏一会長)は、6日午後2時半からサンパウロ市リベルダーデ区の同会館ホールでサッカー・ワールドカップ(W杯)に合わせて来伯する日本人サポーターの歓迎に関しての意見交換会を開催した。 9人の参加者が集った今回の意見交換会は、受け入れ側の団結、情報共有により日本人サポーターへの支援を充実させることが目的。 冒頭で中沢会長は「メトロがストの中、集まっていただき感謝。我々が来伯サポーターにできることを話し合いましょう」とあいさつ。その後、それぞれの自己紹介とサポーター支援についての話し合いが行われた。 特に治安対策については、どこまで支援者側が責任を持つかを争点に白熱した議論が行われた。危険地域を印した地図の配布や周辺地域の警備の増員などといった具体的なアイデアもいくつか挙げられ、活発な意見交換の様子が見られた。 中沢会長によると、今回話し合われた内容は文協や県連などの他団体にも伝える予定だという。 2014年6月12日付
サッカー・ワールドカップに合わせて来伯している公益財団法人日本サッカー協会(JFA)大仁邦彌(だいに・くにや)会長をはじめとする同協会関係者らが、10日午前10時半過ぎにサンパウロ市内のイビラプエラ公園内にある開拓先亡者慰霊碑を訪問し献花した。 慰霊碑前で深々とお辞儀をした大仁会長らは、同氏と「サッカー日本代表選手スタッフ一同」からの二つの献花を行い、焼香後に記帳した。 取材に対し同会長は、「日系慰霊碑の気持ちを受け止め、敬意を表したい。日系ブラジル人は日本サッカーのレベルアップに貢献してくれ、今、世界と戦えるのもそのお陰。ホームのように応援をしてもらうことはプレッシャーもあるが、いい方向にもっていき頑張りたい」と答えた。 2014年6月12日付
2014年度日本政府春の叙勲祝賀会が5日、文協で開催され、受章者の川村万里子さん、菅野鉄夫氏、下本八郎氏、森口イナシオ忠義氏が来場。日系団体などから約80人が祝福に駆け付けた。 同会では受章者4人と、ブラジル(伯国)日本商工会議所の上野秀雄総務委員長、伯国日本文化福祉協会(文協)の木多喜八郎会長、サンパウロ(聖)日伯援護協会の菊地義治会長、伯国日本都道府県人会連合会の本橋幹久会長、アリアンサ(日伯文化連盟)の島袋マリオ氏が主催者代表で登壇、在聖総領事館の佐野浩明首席領事も来賓として同席した。 主催者、来賓を代表して、それぞれ文協の木多会長と在聖総領事館の佐野首席領事が祝辞を述べ、続いて受章者が一人ずつあいさつした。 川村さんは自身の戦争体験を述べると、「これ以上身近な人を亡くさぬよう私は日本語教師になった。日本語教師の役目はただ言語を指導するだけでなく、日本語の端々に現れる人や自然や宇宙を愛する精神を教えること。お世話になった大勢の人たちに感謝したい」と話した。 次に菅野氏が、「29歳まで日本で過ごし、ブラジルではまもなくその倍の年を迎える。日伯で素晴らしい友人に恵まれ、たくさんの人の協力で今がある。その人たちからもらった叙勲だ」と述べた。 森口氏は、「父親に人のために努めるよう教えられ、日本語教師だった母親からは大和魂や礼儀を重んじる精神を学んだ。それが一生の支えとなり今日がある。叙勲受章は尊い褒美だと感じている」と語り、最後に下本氏が「子どものころから父親に『外国(伯国)で生きているのだから、伯国人に迷惑をかけるな』と教えられた。そのため政治活動においても国づくりは人間づくり、人間づくりは国を愛する精神から成ると考えてやってきた。伯国の社会に尽くす心が自らを成長させたと思う」と話した。 その後、受章者とその家族に花束が贈呈され、乾杯をして閉会。佐野首席領事は、「叙勲は日本政府からの感謝の意」と述べ、「ブラジルにはこれまで受章していない日本人や日系人の中にも功労者は多くいる。その中で認められた4人を尊敬している」と賛辞を送った。 同会に続いて行われた懇親会では、参加者たちが受章者一人一人に祝いの言葉をかけていた。 2014年6月11日付
北海道協会(大沼宣信会長)主催「第19回北海道祭り」が5月25日に同協会会館で開催され、参加者は本格的な北海道名物に舌鼓を打った。 会場内のステージでは旭川出身の演歌歌手、水奈月順子氏のショーやよさこいグループ「一心」による演舞も披露され会場を沸かせていた。 同祭名物の焼きにしん、焼きいかも例年通りの人気ぶりで、買い求める客の列が開場から昼過ぎまで途切れることがないほどだった。 大沼会長は「今年は北海道移民95周年ということもあり、広報活動に力を入れたかいがあった」と盛況ぶりを喜んだ。また今後の同祭の展望について、「若い会員が本当に良くやってくれている。この良い伝統をしっかり引き継いでいく。来年は100周年を意識した祭りにしたい」と語った。 当日は小雨が降る天候だったが、200席用意された会場はほぼ満員で家族連れなど多くの人でにぎわった。 2014年6月11日付
【既報関連】サンパウロ日伯援護協会(援協、菊地義治会長)は協力するサッカー・ワールドカップに合わせた日系5団体「日本人訪問者支援委員会」の活動で、企画していた緊急連絡カードの配布を4日より開始した。 今回配布されたカードは計2000枚。カードの表には日伯友好病院とリベルダーデ福祉医療センターの電話番号などが記載され、裏には他の日系4団体や、ブラジル各地の総領事館の連絡先が記されている。 取り扱い先は商工会議所事務所、リベルダーデ区の文協に各400枚が配布されているほか、日系の旅行代理店や日伯文化連盟、本紙にも置いてある。 詳細に関する問い合わせは援協(電話11・3274・6555)まで。 2014年6月10日付
石川県人会(森永正行ジェラルド会長)は14、15両日午前10時から午後5時まで、「第15回文化祭」をサンパウロ市パライーゾ区の同県人会館(Rua Tomas CArvalhal, 184)で開催する。 14日午前10時からの開会式ではカクテルパーティーが行われるほか、毎年人気の餅つきも行われる予定。 当日は絵手紙、陶芸、水彩画、俳句、生花、謡曲、能楽などさまざまなブースが設けられ、日ごろ教室で学んでいる生徒たちの成果が披露される。絵手紙では両日とも終日ワークショップが行われ、今回は子供向けのものも用意。陶芸品などの販売も行われる。 案内に来社した森永会長、脇坂グラシエラさん(水彩画)、ラッシー・九十九(つくも)・アンドラーデさん(陶芸)、石井恵子さん(絵手紙)らは、「W杯などで忙しいでしょうが、今年は15周年で盛大にやるのでぜひ皆さんお越し下さい」と呼び掛けた。 なお、昼にはカレーが販売される。問い合わせは同会館(電話11・3884・8698)まで。 2014年6月10日付
ニッケイ新聞 2014年6月11日 在サンパウロ日本国総領事館(福嶌教輝総領事)が10日昼12時から、聖市モルンビー区の公邸に日本サッカー協(JFA)の大仁邦彌会長ら役員9人を招き交流会を行った。日系5団体や梅田邦夫大使、かつてJリーグで活躍したマジーニョや元日本代表の呂比須ワグナーなど、100人を越える関係者が歓迎し、サンバ隊も会場を盛り上げた。午前中にはイビラプエラ公園の開拓先亡者慰霊碑も参拝した。大仁会長は日系団体の支援に感謝し、「この歓迎に応えなければ!」と日本チームの奮起を約束した。 冒頭あいさつで福嶌総領事は、「ホームのような気持ちで戦ってほしい。決勝戦でぜひ日伯対決を!」と力強くエールを送った。JFA国際委員も務める梅田大使は、「各地日系団体の支援活動に感謝。親日国でもあるブラジルで、熱い声援が送られること間違いなし」と太鼓判を押した。大仁会長は「多大な努力を重ねた先人の移民と、Jリーグの盛り上げに貢献したサッカー選手、指導者が多く存在する。そんなつながりを持つブラジルでのW杯は、我々にとっても特別な大会だ。この熱い歓迎に応えるしかない」と決意を見せた。主将の長谷部誠や本田圭佑、香川真司、長友佑都、岡崎慎司から個別のビデオメッセージも流され、「日系人の応援に感謝。移民した皆さんの努力に負けないよう、不屈の侍魂を持って勝ち進みたい」などと寄せた。文協・木多喜八郎会長の発声で乾杯。直後にはサンバ隊が登場し、ブラジル式の歓迎に笑顔があふれた。本紙の取材に応じた田嶋幸三副会長は、「私自身は8日の公開練習に行けなかったが、大勢の方に来て頂いて、大きな歓声に驚きがあった。熱い声援を受け、いよいよW杯だと実感したのではないか」と好感触を語った。「選手らは試合が始まればそちらに集中するが、我々協会関係者は各地の日系団体と交流を持つ予定。試合会場3都市では支援のお礼も含めて、ご挨拶させていただきます」と話した。レシフェでの応援用品製作に関して、「梅田大使から初めに聞いたときは、日の丸手袋がどんなものか想像できなかったが、メールなどでやり取りして支援した。5万枚作成するときいて、それをナタルやクイアバでも共有できるように手配しました」と、地元日系団体の活動を喜んだ。
ニッケイ新聞 2014年6月7日 在聖日本国総領事館による『2014年 春の叙勲』の伝達式が5日、総領事公邸で執り行われ、川村真倫子さん(本名・万里子、85、二世)に旭日単光章、菅野鉄夫さん(85、福島)に旭日双光章、森口イナシオ忠義さん(79、二世)に旭日双光章、下本八郎さん(78、二世)に旭日中授章が授与された。四人の親族をはじめ、友人、コロニア団体関係者ら約70人が出席した。同日夜には文協貴賓室で祝賀会が開かれ、約130人が4人の受章を祝った。 福嶌教輝総領事は祝辞で「受賞された方々の並々ならぬ努力や誠実な姿は、日系社会の見本として誰もが認めるもの。日伯の友好関係の拡大に大きな貢献をしていただき、深く感謝します」と述べ、勲章、勲記の伝達を行なった。川村さんは、同地における日本語教育草分けの一人。今年で教師生活64年目。保育園から小・中等部を擁する大志万学院の名誉理事長を務めながらも、教壇に立ち日本語の普及に努めている。 「教育者は一人では何もできない弱者」と功績は自身ではなく、生徒や保護者のものであると語り、幼少期の戦争体験から「日本語教育を平和のために役立てたい」と教育への更なる意欲を語った。菅野さんは、汎パライーバ地方日系団体連合会会長、元サン・ジョゼ・ドス・カンポス文化協会会長として日系社会の発展、ブラジル社会との融和に尽力した。また援協評議員会副会長、元カンポスさくらホーム経営委員長として福祉の向上に貢献した。「他の受章者の方と違い、私には個人的な功績は何もありません。皆さんの協力、一緒に歩いてくださった方々のおかげ」と感謝した。また「今年で85歳になるが歯はまだ18本あり、まだまだ元気。今後も高齢者福祉に務めたい」と抱負を語った。下本さんは、71年から99年まで聖州議を連続8期29年務め、日系社会・日系人の地位向上に尽力。また、ブラジル日本文化福祉協会の正監査役として伯国の法律に沿った会計処理方法を確立。日本語普及センターの創立にも寄与し、聖州内の日系祭りを州の年中行事にするなどした。「叙勲の功績は父母の教育にある。大和魂や日本精神を小さなころから熱心に教えられました」と振り返り、「国作りは人間作り。人間作りは教育。教育によって愛国心や公共心を持たせることが政治家の使命」と語り「まだ出来ていないことが沢山。ぜひご指導お願いします」と話した。森口さんは土木工学家として聖州内の公共事業を手掛け、教育分野ではマウアー技術大学工学部部長を務めた。また、84年からサンパウロ援護協会理事を務め、07年から11年まで会長として活躍。現在はブラジル日本移民史料館の運営委員長として史料館8階と9階を結ぶ障害者用エレベーターの設置などに取り組んでいる。「未だに何故私がーという思いがある」と戸惑いつつも「子供時代からの隣人を愛しなさいというキリスト教の教えが心に染み付いている。その教えに従い今日までやってきた。まだ使命が残っているのではないか。皆さんと力を合わせてブラジルのため、日本人として恥ずかしくない証を建てたい」と話した。
ニッケイ新聞 2014年6月6日 北海道協会(大沼宣信会長)主催の「第19回北海道祭り」が5月25日に聖市の同会館で開催され、約400人が来場し終日賑わいを見せた。会場に足を踏み入れたとたん、立ち込める煙と共に焼き魚の香りが広がる。同祭りの目玉は何と言っても炭火でじっくりと火を通す「焼きにしん」と「焼きいか」だ。にしんは毎年この日のために500匹を確保し、日本から輸入するという念の入れ様。また大きめのイカも伯国では捕れない種類のため、アルゼンチンから500パイ輸入している。その甲斐あってか開場と共に列ができ、人が絶えることがなく、閉場前までには必ず完売するとか。その他、北海道にふさわしく魚介をふんだんに使った「北海ちらし」、「いちご大福」も昼過ぎには完売となった。来場者の一人、三島せいさん(87、北海道)は、「故郷の味と同じなので毎年来る。他の所とは味が全然違うし、食べると懐かしさがよみがえる」と嬉しそうに語った。会場を見回すと家族三世代で来場している人も多く、当地においても北海道の味がしっかりと根付き、受け継がれている事がみてとれた。同協会は今年、移民95周年という節目の年で10月19日に式典が予定されている。大イベントを控えているだけに大沼会長は、「内容は去年とほとんど同じだが、式典には多くの人に来て欲しいので、その予行演習として特に宣伝に力を入れた。目標のために皆で団結でき、とても充実した」と満足そうに語る。その一端を担ったのは青年部部長を務めた鈴木幸さん(29、三世)だ。本人は「皆に盛り立てられて務められただけ」と謙虚に語る。青年部は20年以上前に発足し、この日も30人~40人の青年会員が皆で各持ち場に精を出していた。大沼会長は「協会は若い人がいなければ成り立って行かない。青年部はとても頼もしく安心して任せられる」と全幅の信頼を寄せている様子。「百周年に向けて今年は第一弾のプロジェクト。まずはみんなで式典を成功させたい」と次の目標に向けて決意を新たにしていた。なお式典には知事の来伯を打診しており、道庁職員、県議会議員、市町村議員らと合わせて盛大に催される予定。
ニッケイ新聞 2014年6月5日 ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)の5月度代表者会議が先月29日、文協ビルの県連会議室で開かれ、各県人会の代表者約40人が出席した。「第17回日本祭り」の進捗報告を山田康夫同祭実行委員長(滋賀)が行った。前回の会議で郷土料理出展不参加を表明した静岡、茨城、島根に続き、愛媛も「手伝う人が足りない」との理由で不参加を表明した。同祭開催日程がW杯の準決勝と重なることもあり、各県人会ブースにテレビの持ち込みが許可されたが、「あくまでスタッフ用。呼び込みに使うことは禁止」と付け加えた。会場には大型プロジェクターを使った500人収容のW杯を観戦できるスペースも3カ所用意する。「休憩のついでに見られる様に」という主旨で設置されるが、対戦国の組み合わせ次第で、たとえば日本代表が残っていたり、伯国代表の試合の場合は人が集まることが予想される。昨年までは無料だった機材搬入時の駐車料金も変更された。今年から40分以降は基本料金40レアルに加え、1分毎に1レずつ加算されていく。その際の費用は各県人会が負担する。16日には改めて説明会が行われる予定。続いて「県人会活性化委員会」による「県人会懇談会」が行われた。杉本教雄委員長(静岡)は静岡県人会のカラオケ大会や高齢者向けPC教室など活性化の取り組みを紹介し、「歴代県費留学生120人のうち、県人会活動に参加しているのは3人のみ。参加者を集めるためのアイデアや悩みを話し合いましょうと」呼びかけた。参加者から意見が出始めたところで午後6時となり閉会。懇親会は来月以降も続けられる。4月度の事業報告と会計報告も行われ、収入1万61レに対し、支出が1万2千997レで2千936レの赤字が報告された。
ニッケイ新聞 2014年6月3日 ブラジル日本文化福祉協会(木多喜八郎会長)は5月29日夜、伯国陸軍の松田ユタカ氏と池田リュウゾウ氏(ともに53、二世)が少将に同時昇格したことを記念し、同協会ビルで昇格祝賀会を行った。日系団体から祝賀プレート、友人らから日本刀などが贈られた。2人は改めて日系移民の先祖に感謝を示し、日系団体関係者のほか現役の岡村アンジェロ少将、日系初の少将である小原彰氏ら約70人が祝った。リオ州から駆けつけた岡村少将は「我々が伯社会で認められるのは、日系移民の先祖のおかげ。現代社会で忘れがちな、『諸先輩方を敬う気持ち』を持ち続けて欲しい」とエールを送った。松田少将は「親の教育で礼儀やマナーの大切さを知った。宮本武蔵のような侍の心、道徳精神を持ち、日本文化を次世代へ伝えたい」とルーツへの誇りも示した。池田少将は、「幼少時から『がんばれ』という言葉で励まされてきた。これからもその気持ちを忘れずに前進していきたい」と抱負を述べた。後輩の同時昇格に小原元少将は「心に芯を持った2人。数年後にはさらなる活躍が期待できる」と喜んだ。
ニッケイ新聞 2014年5月31日 岩手県人会(千田曠暁会長)が25日、同県人会館で「第8回わんこそば祭り」を開催した。約300人が訪れ、競技の部には24人がエントリー。女性陣の参加も目立ち、男性顔負けの食べっぷりに会場は終始盛り上がりを見せていた。3分間で早食いを競う競技の部では、優勝者は83杯を完食。1杯差で惜しくも2位だった池田英治さん(40、二世)は、「初めての挑戦で、後半にようやく早く食べるコツをつかんだ」と若干の悔しさを見せたが、笑顔で次回の再挑戦を誓った。給仕として活躍したのは昆野美智さん(58、岩手)。過去には本場盛岡でのわんこそば大会にも訪れたことがあり、「見よう見まねです」と謙遜しながらも、素早い動きで出場者の記録をアシストした。千田会長は今大会を振り返り、「雨模様といくつものイベントが重なり客入りを心配したが、大入りだった。年1回のわんこそば祭りを、首を長くして待っている方々が多くいてありがたい」と盛況に喜びを見せた。
平成26年度春の叙勲伝達式が、5日午後3時からサンパウロ(聖)市モルンビー区にある在聖日本国総領事公邸で行われ、邦人叙勲では旭日単光章受章の川村万里子氏(85、三重)と旭日双光章受章の菅野鉄夫氏(85、福島)に、外国人叙勲では旭日中授章受章の下本八郎氏(78、2世)と旭日小綬章受章の森口イナシオ忠義氏(79、2世)にそれぞれ勲章と勲記が伝達された。 会場となった公邸には受章者の家族をはじめ、日系団体各代表者ら74人が出席し、叙勲者たちを祝福した。 伝達式では福嶌教輝総領事により、4人の功績が読み上げられた。総領事から勲記と勲章が伝達されると、来賓者と家族から拍手が送られた。 日本語学校「松柏学園」学園長として約60年にわたって日本語教育に取り組んできた川村氏はあいさつの中で「日本とブラジルに感謝。日本語教育を通して平和な世界を作りたい」と目を潤ませながら語った。 また、1984年からサンパウロ日伯援護協会(援協)理事として活動し、2011年4月に会長を勇退するまで副会長、会長を歴任した森口氏は家族や関係者らへの感謝の言葉を述べ、「まだ成すべき使命が残っている」と話した。 その後、木多喜八郎文協会長の音頭による乾杯があり、来場者が写真撮影をしたり、祝福の言葉をかけたりしていた。 汎パライーバ地方日系団体連合会会長、元サンジョゼ・ドス・カンポス文化協会会長として日系社会の発展に貢献。援協評議員会副会長や元カンポスさくらホーム経営委員長として尽力してきた菅野氏は本紙の取材に対し、「日系の医療・福祉分野がもっと非日系人にも役に立てるような手伝いができれば」と今後の展望を語った。 1971年から99年まで聖州議を連続8期29年にわたって務めた下本氏は、「この叙勲を亡き父に捧げたい」と受章の喜びをかみ締めていた。 2014年6月7日付
「第2回アライアル・ダス・エストレーラス・デ・イタケーラ(イタケーラ七夕祭り)」が5月30日、31日、6月1日の3日間、サンパウロ(聖)市イタケーラ区のカルモ公園中央広場で開催され、期間中約1万5000人の来場者でにぎわった。 「フェスタ・ジュニーナ」と「七夕祭り」を併せた同催しは宮城県人会(中沢宏一会長)が主催し、イタケーラ区役所と同教育委員会などの協力で開催された。 サッカー・ワールドカップ(W杯)の参加国に対する歓迎ムードを高めることを目的に催されたため、会場にはW杯出場32カ国の国旗の色に彩られた七夕飾りや、市立学校の生徒によってまとめられた各国の概要についての展示資料が設置された。 また生徒たちは代表チームに向けた応援メッセージも作成しており、日本代表に関しては初日に来場していた福嶌教輝在聖総領事に直接手渡された。 特設ステージ上では、日本の盆踊りやアルゼンチンタンゴなどW杯に参加する各国の踊りが披露。売店では、宮城県人会による焼きそばなどの日本食の販売やシュラスコなど約60の食品や日用品店舗が出店した。 イタケーラ区教育局のバルテル・デ・アルメイダ・コスタ局長は本紙の取材に対し、「今回参加した生徒たちも喜んでいる」と同祭開催を喜んだ。 また中沢会長は「今回は32の学校が参加してくれたことが最大の収穫。生徒たちの才能を伸ばすきっかけとなれば。今後続けていくためにも、企業・政治家の協力を得ていきたい」と述べ、来年に向けての抱負を語った。 2014年6月7日付
福島県人会(永山八郎会長)主催「第6回喜多方ラーメン祭り」が5月25日に同会館で開催され、用意していた300食が3時間ほどで売り切れるなど多くの参加者でにぎわった。 同県人会事務局長の曽我部威氏は喜多方市から贈呈された法被に身を包み、手際よく注文を受けていた。 同氏によると人気の秘密は麺にあり、このたび使用した日系人が営むグアルーリョス市の製麺会社の麺が本場喜多方ラーメンの麺にそっくりだという。また、喜多方市にラーメン研修生を派遣する案も検討されているなど、味へのこだわりは年々高まっている。 当日サンパウロ市で講演会を行った福島県出身の田母神(たもがみ)俊雄氏も同会館を訪れ、永山会長らと懇談。ラーメンにも舌鼓を打ち、「こりゃ、んめー(福島弁でおいしい)」と異国での故郷の味に満足しているようだった。 2014年6月7日付
ブラジル日本都道府県人会連合会(県連)は、「移民の日」の18日午前10時半からサンパウロ(聖)市イビラプエラ公園内の開拓先亡者慰霊碑で仏式の追悼法要を行う。同会では法要への出席と、各県人会には過去帳の持参を呼び掛けている。 当日は県連が慰霊碑までの無料送迎バスを用意する。午前9時半ごろに聖市リベルダーデ区の文協ビル(Rua Sao Joaquim, 381)前を出発する予定。自家用車等で行く人は、慰霊碑側の入口から入るには公園側の事前許可が必要。県連事務所が申し込みを受け付けている。(許可がない場合は離れた入口からの入園になる) 問い合わせは県連(電話11・3277・8569)まで。 2014年6月5日付
ブラジル日本文化福祉協会(Rua São Joaquim, 381)は、移民106周年記念行事を次のように開催する。 【2014年度春の叙勲祝賀会】5日午後7時半から文協貴賓室で。 【先駆者慰霊ミサ】18日午前8時からサン・ゴンサーロ教会(Praça João Mendes, 108) で。 【開拓先亡者追悼大法要】18日午後2時から文協記念講堂で。 【第49回コロニア芸能祭】21日午前9時、22日午前10時から文協記念講堂で。 【白寿者表彰式】22日午前9時から文協記念講堂で。 【第18回桜祭り】28、29両日午前8時からサンパウロ州サンロッケ市の国士舘大学センター(Estrada de Ibiúa Rodovia...
【福岡発・吉永拓哉福岡支局長】この春に福岡へやって来た平成26年度福岡県移住者子弟留学生(県費留学生)の9人が5月13日、同県庁で海老井悦子副知事を表敬訪問した。 福岡県の県費留学生の受け入れは1966年に始まり、今年で48年目となる。これまでに南米、中米、北米の福岡県人会から403人が県費留学しており、そのうち半数以上の245人がブラジル出身者だ。 この日は(公財)福岡県国際交流センターが引率して海老井副知事を訪ねた。副知事は、将来の県人会を担う移住者子弟たちを歓迎し、「とてもきれいな日本語なので、すごく親近感を覚えました」と述べ、「1年間は短いので、思う存分に福岡の人や文化と触れ合い、福岡を一層好きになってほしい」と期待を込めた。 県費留学生を代表して行徳政士さん(サンパウロ出身、4世)は「このような貴重なチャンスを与えていただき本当に感謝しています。将来、この経験を役立てます」と副知事に意気込みを語った。【福岡発・吉永拓哉福岡支局長】この春に福岡へやって来た平成 年度福岡県移住者子弟留学生(県費留学生)の9人が5月 日、同県庁で海老井悦子副知事を表敬訪問した。 福岡県の県費留学生の受け入れは1966年に始まり、今年で 年目となる。これまでに南米、中米、北米の福岡県人会から403人が県費留学しており、そのうち半数以上の245人がブラジル出身者だ。 この日は(公財)福岡県国際交流センターが引率して海老井副知事を訪ねた。副知事は、将来の県人会を担う移住者子弟たちを歓迎し、「とてもきれいな日本語なので、すごく親近感を覚えました」と述べ、「1年間は短いので、思う存分に福岡の人や文化と触れ合い、福岡を一層好きになってほしい」と期待を込めた。 県費留学生を代表して行徳政士さん(サンパウロ出身、4世)は「このような貴重なチャンスを与えていただき本当に感謝しています。将来、この経験を役立てます」と副知事に意気込みを語った。 2014年6月4日付