山口県山口市にあるロータリークラブ(RC)は6月24日、山口県人会(要田武会長)の仲介でサンパウロ市リベルダーデ区にある同県人会会館で知的障害者援護施設「希望の家」にブラジル米800キロを贈呈した。
贈られた米は、山口県人会がRCからの支援金10万円で購入したもの。要田会長によると、RCから毎年行われてきたブラジルへの寄付は今回で20年目。当初はブラジルの孤児院に向けて援助していたが、10年目を境に同施設へ米の贈呈が始まった。
米は毎年1トンを目標に購入していたが、今年はW杯の影響で米の値段が高騰。今回は目標を上回る贈呈はできなかったという。また、今回で同施設への寄付が10回目という区切りを迎えた理由から寄付が最後との発表もあった。
要田会長は「山口市のロータリークラブのように、もっと日系コロニアに目を向ける団体が出てくれれば。県人会としても新たな支援活動を行いたい」と今後の展望について述べた。
同施設の近澤マリナ理事は、「ありがたい。本当にお世話になりました」と10年間に及ぶ寄付に感謝の言葉を述べた。
近澤理事によると、現在同施設には平均年齢50歳以上の約70人が入居しており、半分が日系人だという。
2014年7月4日付
