06/03/2026

Dia: 11 de julho de 2014

ニッケイ新聞 2014年7月9日 愛知は味噌串カツと味噌煮込みうどんで郷土の味を表現。特製味噌をつけた串カツは、肉好きな非日系にも大好評だった。小松ジェニー元会長は「味噌汁などが伯人にも広く知られたおかげ。中には味噌をつけずに食べる人もいるけど、肉自体にも味噌味を付けてあるんです。愛知の人には邪道だと思われるけどね」と工夫も明かした。また、カニ足付きの豊川稲荷弁当(30レ)も好評だった。市営市場で仕入れたカニの足を2本ずつつけた所、大人気。小松さんは「値段は少し高めだったけど、土曜は午前のうちに売り切れた。変わったものを求める来場者が多くなってきたのでは」と予想した。広島は、広島風お好み焼きを22レで販売。とんかつソースをお好み焼き用にアレンジした。バンカでは20人が忙しく鉄板と向きあう。キャベツは金曜の夕方から婦人部総出で大型80個を千切りにしたという。石井公男理事は「今日はコッパ(W杯)の影響もあって、人出は昨年の土曜日より少ないかな」と周囲を見渡したが、「売れ行きは好調ですよ」と微笑んだ。「三陸わかめうどん」を販売した岩手県人会は、今夏の水不足で馴染みの製麺所が営業を停止したため、うどんの調達に苦労したそうだ。千田曠曉会長は「売れ行きは順調。開催できたのは、若い人の協力のおかげ。売り上げの一部を何かの形で還元したい」と若者の活躍に顔をほころばせた。チキン南蛮串を千本用意した宮崎県人会は、県費留学で本場の味を知る青年部20人が主体となって運営。柔らかいモモ肉のから揚げに、手作りのタルタルソースがぴったりマッチ。クリスチャーネ・紘美・田代さん(25、三世)は「嫌になるほど鳥肉を切った」と苦笑いしながらも、「県費留学で知り合った皆と会えるのは、日本祭りだけだからね」と楽しそうだった。鶏の被り物をして客寄せを行った桐野リカルドさん(30、二世)も「先輩たちの活動のおかげで県人会が続いている。評判もいいので来年もやりたい」と意気込みを語った。
ニッケイ新聞 2014年7月9日 日本祭りの屋内展示場であった『富士山写真展~世界文化遺産になった日本人の魂と文化』には、多くが訪れた。富士山の世界文化遺産登録1周年を記念し、ニッケイ新聞と静岡新聞(本社・静岡市)が共催した。様々な表情を捉えた40点は、日本、日系、ブラジル人全ての心を捉え、写真の購入を希望する人、詳しい説明を求める人、記念撮影を行う人など、高い関心を呼んだ。在サンパウロ日本国総領事館と富士山を世界遺産にする国民会議の後援、国際交流基金サンパウロ文化センター、HOTMA、イカイ(沼津市)が協賛した。 「モンテ・フジの名前は知っていたけど、これほど凄いとは…」と驚いた表情を見せるのは、タイス・アウレリアーノさん(21)。母のルシアさん(50)も「本当に綺麗。もっとこの山のことを知りたい」と興奮気味に話し、共に訪日を誓っていた。ソロカバ市のトヨタ自動車の工場で働くフランシスコ・エリオリさん(30)は、「訪日旅行を考えていたけど、行先の一つに静岡を加えたい。直接自分の目で確かめたい」。14歳で移住し、グァタパラ移住地に住む吉永利行さん(65、佐賀)は、「7年前に帰国した際、御殿場市まで行ったけど天候不良ではっきりと拝めなかった。これが私にとっての初富士。念願叶いました」と笑顔を見せた。名古屋市で2年間働いた経験がある藤永エドワルドさん(23、二世)は、「東京に向かう電車の中で見た衝撃が今も忘れられない。改めて様々な富士山が見られたのは本当に嬉しい」と感慨深げ。旅行会社に勤務し、ブラジル人旅行者を連れて毎年富士山を訪れる松村照明さん(71、熊本)も、「これだけ様々な角度で富士山を見られる機会はない。素晴らしい企画」と太鼓判を押した。今回の企画で初来伯した静岡新聞・営業局広報センターの大林寛副部長(46、静岡)は、「日本をテーマにしたこれほどのイベントが行われているとは」と日本祭りの規模に驚き、「富士山を誇らしく思うとともに、ブラジルの人に静岡を身近に感じてもらえれば」と嬉しそうな表情を見せていた。