今年県人会創立65周年と県民移住100周年を迎える宮崎県人会(高橋久子会長)は、記念式典を8月24日午前9時からサンパウロ市ビラ・マリアーナ区の北海道協会会館(Rua Joaquim T・vora, 605)で開催する。式典には母県から河野俊嗣県知事、福田作弥同県議会議長ら総勢約50人の慶祝訪問団が来伯するほか、宮崎県西臼杵郡高千穂町の民俗芸能「高千穂の夜神楽」の舞い手14人も慶祝団の中に含まれ演技を披露。節目の年を盛り上げる。
7日に本紙を訪れた高橋会長(83)と山元治彦同式典実行委員長(77)が式典の内容について説明した。
式典には400人ほどの来場を予定しており、午前9時から神式による先亡者慰霊法要を南米神宮が担当して開始される。その後、夜神楽の披露、来賓あいさつをはじめ、高齢者表彰などが正午まで行われる。昼食を挟み、日本舞踊団「優美」やサンバの各ショー、同県人会員による芸能舞踊、民謡の披露などが午後4時ごろまで続く。
来伯する高千穂の夜神楽は1978年に国の重要無形民俗文化財に指定された高千穂町に伝わる民俗芸能で、ブラジルでの舞い披露は初めて。来伯に至っては昨年10月に死去した谷広海前会長が日本に赴いた際、県側に要請して初来伯する運びになったという。
今回の式典について高橋会長は「谷さんの功績は大きい」と語り、慶祝訪問団のため母県と積極的なコンタクトを取った谷氏を称えたほか、高橋実行委委員長も谷氏の気持ちを酌み、「何とか式典を成功させという気持ちがある」と意気込んでいる。
なお、夜神楽の舞い披露は式典翌日の25日午後7時30分から同9時30分までモジ・ダス・クルーゼス市の市立劇場「Cemforpe」(Rua Antenor Leite da Cunha, 55)でも行われる。当日の入場は無料だが、来場者に保存食1キロの持ち寄りを呼び掛けている。
詳細は同県人会(電話11・3208・4689)まで。
2014年7月12日付
