「ブラジルでは身近に手に入らない物品を売ります」―。4~6日に開催される県連主催の第17回日本祭りの屋内パビリオン「P8」ブースで、日本の雑貨や食料品など通常では手に入りにくい日本製品を東京都在住の宮川茂良さん(47)たちが中心となって販売する。品物はプロ向けのレトルト製品、調味料、特殊炊飯器、衣類や毛布など約50種類。また、キャンディーマシン(飴製造機)やかき氷機など日本からの製品受注も行う。さらに同ブースでは、マラニョン州サンルイス市近郊のバカベイラ市にある宅地物件の投資購入も呼び掛ける。 今回、日本祭りに初めて出店する宮川さんによると、ブラジルでも特にサンパウロ(聖)市にはさまざまな日本製品が輸入されているが一般的な品物が中心で、新製品などまだまだ品数が少ないのが現状だ。 宮川さんたちが販売するのは、プロ用のカレールーやポン酢、だしの素、日本製の日本米や京菓子などの食料品をはじめ、変わったところでは内鍋付きでおかずも同時に調理できる3号炊き用炊飯器もある。また、日本製の衣類、くつ下、毛布やシェーバー(電気カミソリ)なども販売する。 さらに、キャンディーマシンやかき氷機など日本製の各種製造機械類の受注販売も行うという。宮川さんは「日本祭りはブラジルでも最も大きな祭りで、約20万人もの人たちが訪れるため、今回の出店でお客さんの反応を見てみたい。日本にあってブラジルにはない物もまだたくさんあり、『こういう物が欲しい』という要望を聞きながら対応していきたい。今回は実際に販売する数量が少ないため、購入希望者はお早めに」と話している。 ◆バカベイラ市で宅地投資を 一方、同ブースではマラニョン州バカベイラ市での宅地投資への呼び掛けも行われ、同祭期間中に関連ビラ1万枚を配布する。同市は2017年にペトロブラスの製油所が完成予定で、同地に土地を所有する農牧畜産業(株)サンタ・クルス社の小林文彦会長が、インフラ整備による雇用創出と土地価格の高騰を見越した宅地物件の購入を勧めている。 現地責任者の山田清さん(63、大阪)によると、販売予定の土地は第1~第3分譲地と工業団地を合わせて全部で約3000区画(1区画は約300平方メー トル)。そのうち第1分譲地(約200区画)は08年に完売しており、現在、第2分譲地の50%が既に販売されているという。 「現在、外国資本の中でも特に中国がブラジルへの投資に力を入れている。興味のある方はぜひ、ウェブサイトを見てほしい」と山田さんは呼び掛けている。ウェブサイトは(www.novabacabeira.com.br)。 問い合わせは山田さん(電話98・8842・9548(OI対応)、98・8218・7981(TIM対応))へ。 同ブースはパビリオン内「Av.Japao」沿いにあるキリンの巨大ブース前にある。 なお、日本製品の受注販売は、同祭終了後も聖市リベルダーデ区の事務所(Rua Galv縊 Bueno, 212 cj.52- 5...
Mês: julho 2014
日本政府機関・日系団体支援状況県人会宿泊や援協施設利用も 【一部既報】サッカー・ワールドカップ(W杯)ブラジル大会で日本代表を応援するために来伯していた日本人サポーターは約7000~1万人にも及んだと言われる。日本代表戦が行われたレシフェ、ナタル、クイアバ各市とサンパウロ、リオなどの都市部で強盗・窃盗や旅券紛失などW杯関連の邦人保護件数がブラジルの日本公館全館で6月26日現在、56件に及んだことが在ブラジル日本大使館や在サンパウロ総領事館などの調べで明らかになった。本紙では、日本代表が惨敗を喫してサポーターたちのほとんどが日本に帰国したとみられる中、日本政府機関及び日系団体が行った支援体制とその状況を振り返る。 ◆邦人保護状況 在サンパウロ総領事館の調べによると、ブラジル全館でのW杯関連の邦人保護件数は6月26日現在の総数で56件。内訳は強盗(6件)・窃盗(23件)を含めた犯罪被害が29件、旅券紛失等・その他の相談が23件、地元警察当局による邦人の一時拘束が4件(うち、チケット転売行為3件、競技場内への拡声器持ち込み1件)となっている。 在サンパウロ総領事館管内では強盗事件は発生しておらず、窃盗が13件、邦人の一時拘束が1件(クイアバ)だという。 強盗事件の発生場所と件数は、レシフェ2件、サルバドール2件、ナタル1件、リオ1件。 レシフェでは6月15日午後3時20分ごろ、同市旧市街のサンジョゼ市場付近の路地を友人と観光していた日本人2人が、刃物を所持したブラジル人の少年2人に脅され、カメラと財布(約8万円)を奪われた。 在ブラジル大使館臨時事務所が置かれたナタル市内では同19日昼ごろ、レストランで食事していた日本人1人がひったくりの被害に遭っている。 また、リオ市内では同22日午後8時ごろ、邦人観光客がセントロ区のカリオカ通りを歩いていたところ、15歳前後の少年2人に刃物で脅され、所持していたカバンの中から現金、カード類とスマートフォン2台を奪われる事件が発生している。 ◆県人会宿泊利用状況 ブラジルワールドカップ日本人訪問者支援委員会で県連(本橋幹久会長)が担当した緊急宿泊支援では、宮城、福島、秋田、高知の4県人会がW杯期間中の会館提供を行っているが、同25日現在で実際に日本人サポーターが宿泊しているのは宮城と高知の2県人会のみ。 中沢宏一宮城県人会長によると、6月5日からの宿泊利用者数は同26日現在で約100人で、今月13日までのW杯閉会までさらに増える可能性があるという。 宿泊者は学生旅行者、社会人のほか、大学研究者や高齢者などと幅が広く、中には祖父と親子3代で泊まった日本人家族もいたそうだ。 中沢会長は「お陰で皆さんに喜んでいただいて、交流の場になっている。我々にとってこうした日本とブラジルの交流は財産になる。これからも連絡を取り合っていきたい」と話している。 高知県人会では、高知出身のサポーターを含めわずかに2人の宿泊だったが、日本から相次いだ問い合わせメールによっては宮城県人会を紹介したりと対応を行ったという。 ◆援協医療施設等使用状況 サンパウロ日伯援護協会(援協、菊地義治会長)は支援委員会で主に医療部門を担当した。専用ウェブサイトの開設やカード2000枚を配布して緊急時の駆け寄り先として広報していた。...
毎年この時期にブラジルを訪問し、各地で公演活動を行っている日本の歌手、中平マリコさん(56、東京)が与儀昭雄氏の案内で6月26日に来社し、今回の公演予定や抱負を語った。 今年で11回目となる同氏の公演は毎回自費で行っており、公演中のCD売り上げは日系福祉団体に寄付されている。 今回の公演は6月7日のカンピーナス市での公演を皮切りに、10月6日の帰国予定日まで週末を中心にブラジル各地で行われる予定。また、9月中旬からはパラグアイも訪問し、毎年好評の美空ひばりの曲や童謡などを披露するという。 中平さんは、「昨年10周年を迎えることができたので、今年は新たな始まりの1年。今回来れなかった母の愛も一緒に届けたい。東北へのメッセージも集めてます」と笑顔で話した。 公演の主な日程は次の通り。 7月4~6日=県連日本祭り、7月12日=ベレン七夕祭り、7月19日=ソロカバ日本祭り、7月20日=サント・アンドレ日本祭り、7月26、27日=ブラジリア日本祭り、8月2日=カルモ公園桜祭り、8月3日=アチバイア太鼓フェスタ、8月16日=ポルト・アレグレ日本祭り、8月17日=サルト日本祭り、8月31日=フォルタレーザ日本祭り、9月16~20日=パラグアイ国内(イグアス、ピラポ、エンカルナシオン、ラパス移住地)。 そのほかの詳しい日程に関しては、担当の鈴木ジョルジ氏(電話11・99624・5892)まで。 2014年7月1日付
