文協で日系団体主催歓迎会も開催
【既報関連】25日から中南米を外遊中の安倍晋三首相は、最後の外遊国先としてブラジルに8月1~2日にかけて来伯する。小泉純一郎氏以来10年ぶりとなる首相の来伯では既報の通り、経済や医療、エネルギー分野などで日伯連携を強化したい考えで、投資の拡大で存在感が増す中国に対抗する狙いもある。日系社会との交流は、2日午後4時半にサンパウロ(聖)市のリベルダーデ文協大講堂で催される日系団体主催歓迎会への出席を中心に、日系団体代表者との懇談やイビラプエラ公園内の開拓先亡者慰霊碑参拝などの日程が組まれている。また、同行している昭恵夫人も日系福祉団体や病院等を訪問する予定で、2人は限られた時間内で官民双方との絆を深めるため、精力的な活動をこなす。
安倍首相は既にメキシコ、トリニダード・トバゴ、コロンビアの訪問を終え、30日現在、チリを外遊中でブラジルには8月1日にブラジリアに政府専用機で到着する。
ブラジリアではジルマ大統領と日伯首脳会談をはじめ共同記者発表が行われるほか、ブラジル経済界重鎮や日系議員、政府高官らとの意見交換会及び懇談が設定されている。
また、日本のサッカー界に貢献したブラジル人と首相との交流会も実施される予定だ。
その後、サンパウロ市内へ移動し、2日には経済セミナーなどに出席するほか、2016年のリオ五輪、20年の東京五輪で各種活躍が期待される日系人らと集い、各選手を前に応援メッセージや記念撮影等が実施される。
一方、日系社会に対しては、聖市イビラプエラ公園内の開拓先亡者慰霊碑を参拝して献花を行うほか、日本館の視察と同敷地内で記念植樹を行う。午後にはリベルダーデ区の文協を訪れ、移民史料館を視察。その後、同史料館内で日系団体代表者らと懇談する予定。
同日4時半には文協大講堂で日系団体主催による歓迎会も用意されており、主催側の文協関係者によると、事前に行われた参加者の予約では会場の定員1100席はほぼ埋り、満席になる見込みだという。同式典には同行している昭恵夫人も出席する。
昭恵夫人は聖市訪問中、安倍首相とは一部別行動で、聖市内カルモ公園や日系福祉団体施設等を訪問し、コロニアとの積極的な交流を図る。
2014年7月30日付
