日系社会支援策も決定
このたびブラジルを訪問した安倍晋三首相が、特に日系人及び査証に関して表明・公表した施策は次の通り。
【日系人】
(1)2015年が日本とブラジルの外交関係樹立120周年であることから、文化面での交流を盛り上げ、日本語教育の普及支援を行っていく。
(2)毎年JICAが派遣する日系社会青年・シニアボランティア約60人が日本語、日本文化、福祉、スポーツなどの指導を通じて活躍しているが、これを約100人に大幅増員する。
(3)若い世代の日本への関心を高めるべく、次世代日系人指導者招聘制度の一層の拡充、日系社会次世代育成研修の100人への倍増を図る。
(4)日本政府は日系病院に対する支援として「日系社会ボランティア」の新たな派遣、「日系研修員の本邦研修」等を実施する。今後の拡充を検討する中でのブラジルの医療事情の改善にも貢献できるよう支援する。
【ブラジルの一般旅券所持者に対する数次査証の導入】
二国間の交流促進に資する取り組みとして、ブラジルの一般旅券所持者に対する数次査証の導入を決定した。
多くのASEAN加盟国については数次査証導入の後、翌年または数年後に査証免除措置を実施することになっており、将来の査証免除措置の導入にとっては、まず数次査証導入が大きなステップとなる。
2014年8月6日付
