宮崎県農業青年ブラジル国派遣研修生OB会の「南十字星の会」。24日に行われたブラジル宮崎県人会創立65周年及び県人移住100周年記念式典に参加した農事組合法人「おびファーム」の田村通康代表理事は、1985年に第3回研修生としてブラジルに2カ月滞在した経験を持ち、それ以来、今回で4回目の来伯になる。
同氏によると、「南十字星の会」は81年に設立され、現在の会員は53人。農業が盛んな宮崎県内で、農業後継者の担い手として活躍している人材が多いそうだ。
また同会はOB会組織として、ブラジルからの農業研修生をはじめ、県費留学生や技術研修生が訪日した際に歓迎会や親睦会を行うなど、世話役的な存在となっている。
今回の来伯で田村氏は「(以前に比べて)ブラジルがさらに発展していると感じた」とし、宮崎県内でも従来の家族農業から大規模農業化しているところもあるとし、ブラジルから学ぶべき点も多いという。
今後のブラジルと宮崎との交流について田村氏は、「例えば、日本に来ていた日系子弟たちがブラジルに戻ってから日本に懐かしさを感じている若者もいる。宮崎の物産をブラジルに持ってくるなど物の流れができれば」と話していた。
2014年8月30日付
