ブラジル日本都道府県人会連合会(県連、本橋幹久会長)は、9月25日午後4時から定例代表者会議をサンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル5階の県連事務所で開催した。 体調不良のため数カ月欠席していた南アゴスチーニョ俊男会計(福岡県人会長)が復帰して行われた7月、8月度会計の報告では、今年7月に行われた「第17回日本祭り」の収支が約10万レアルの黒字になったことが伝えられた。 山田康夫同祭実行委員長はその要因について、「今回初めてICMSという州の税制度に登録して免税措置が行われたことなどによる」と説明し、これで同祭に関する会計報告がほぼ終了したことが伝えられた。 次に本橋会長から、「第17回の会計も締まり、新たに委員会の立ち上げを決定しないといけない」と伝えられ、実行委員長に山田康夫氏(滋賀県人会長)、副実行委員長に市川利雄氏(富山県人会長)が就任することが拍手による賛同で承認された。 また本橋会長は、「ボランティアとして働くには限界がある。成功させるべき日本祭りが成功しないことのないように」と、これまで実行委員が自己負担してきた駐車場代やガソリン代、スポンサーとの食事代などの経費を県連が負担することを新たに提案し、承認された。 続投が決まった山田実行委員長は「やるしかない」と気合を見せ、パンフレットの完成に合わせ、今月から企業回りを本格的に始めるとした。 2014年10月1日付
Dia: 1 de outubro de 2014
ニッケイ新聞 2014年9月26日 愛媛県海外協会とブラジル愛媛県人会が実施する「相互研修制度」に参加した、8期生の菅真子さん(39)、中島翼さん(23)、宇都宮亨介さん(21)が、同県人会の西村定栄会長と共に研修報告に訪れた。日本、ブラジルから毎年交互に3~4人が訪問し、ホームステイ等を通し見識を深める。3人は今月1日から19日まで滞在し、聖、パラナ、ミナス・ジェライス州で農場を営む会員宅など10カ所以上で交流を行った。団長の菅さんは「何もない所から、大農場を経営するまでの移民の苦労を知って、人間の持つ潜在能力、力強さに感銘を受けた。自分は農業従事者ではないが、多くの方から生き方や考え方を学べた」と話した。中島さんは「サンパウロ市は予想以上に都会だった。路上生活者が共存する環境にも驚き」と印象を語り、日本移民に関しては「見渡す限りの大きな農場を一代で築いたことが信じられない」とその生き様に感嘆の声を上げた。「国外に住む日本人の活躍を知りたい」と参加した大学生の宇都宮さんは、「人間には大きな可能性があると感じ、自分の進路を見直そうと思った。焦って目先を見るだけでなく、数年先の将来まで見据えることが大切だと感じた」と充実の表情で振り返った。
愛媛県海外協会の派遣研修生として今月1日に来伯した3人が19日に研修を終えて帰国するにあたり、愛媛県人会の西村定栄会長と共に来社した。 同協会と同県人会は研修生の受け入れと送り出しを毎年交互に行っており、今年は愛媛県から3人の研修生が来伯。サンパウロ、ミナス・ジェライス、パラナ州など各地を訪ね、農・工・商各分野で活躍する同県出身の日系人と交流し、見聞を深めた。 以前バックパッカーとしてブラジルを訪れた経験のある菅真子さん(39、愛媛県松山市)は、「テレビや本で移民について知ってはいたが、交流を通してその苦労や考えをより深く実感できた。ブラジルと日本の政治制度の違いには驚かされた」と、旅行とは違った経験を語った。 これから就職活動を控えているという大学生の宇都宮亨介さん(21、愛媛県八幡浜市)は、「これまではすぐに結果を出すことを考え、将来への展望がなかったが、成功された方から『長い目で見てやったらいいんだ』との話を聞き、人生への焦りが消えました」と研修を振り返った。 会社員の中島翼さん(23、愛媛県松山市)は、「ブラジルと日本の金持ちの考え方や規模が違った。体一つで財産を残している方たちから学んだ活力やバイタリティーを日本で生かしたい」と今後に向け意気込んだ。 西村会長は、「日本で研修報告会があるようなので、ブラジルの良い面も悪い面も伝えてほしい。各地で活躍してもらい、県人会の発展につなげていけたら」と帰国する研修生たちに期待を込めた。 2014年9月27日付
ブラジル福島県人会の永山八郎会長は、8月26日から同29日にかけて福島県で行われた「第2回在外県人会サミット」に参加し、昨年同サミットに参加した曽我部威事務局長と共に22日、報告に来社した。 同サミットは、東日本大震災で発生した東京電力福島第一原発事故の影響により世界中で広がっている風評被害の払しょくを目的に昨年から始まり、今年は10カ国18県人会の代表者らが参加した。 サミットで代表者たちは、復興の現状を把握するため同県各地を訪問。福島市飯坂町の果樹園や、河沼郡会津坂下町の会津木綿事業、二本松市でコメの放射性物質を調べる全袋検査などを視察した。 初日と最終日には佐藤雄平福島県知事との意見交換の場が設けられ、県側からは震災後の支援に対する感謝が伝えられたほか、世界に同県の正しい情報を発信するよう代表者らへ求めた。県人会側からは同県産物の安全性をアピールし、世界各国への輸出促進のためにより一層協力すると伝えられたほか、積極的な同県内の情報開示を要望した。 サミットを振り返り永山会長は、「2年ぶりに福島県を訪れたが、目覚ましい復興が進んでいる姿に感動した。特に原発に変わる再生可能エネルギーとして太陽光発電の設備が普及していたことに驚いた」と語る。 また、「視察で食べた桃がとてもおいしかった」と安全性と農家の取り組みをアピール。「現在県内には12万人以上の避難者がいるが、それぞれ将来に向けて準備をしていた。輸入規制の解決には時間がかかると思うが、色々な角度からやっていかないと」と語り、風評被害の払しょくに向けたブラジルでの役割を語った。 2014年9月26日付
