福井県人ブラジル移住100周年及びブラジル福井県文化協会創立60周年記念式典で、第1回県人移民である故建本健介さんの孫として「祖父への想い出」を披露した建本ネイデてるこさん(59、3世)。サンパウロ州ランシャリア市で生まれ、現在はグアルーリョス市に住んでいる。
ネイデさんによると、生前の健介さんは眼鏡をかけて新聞を読んでいた姿が印象的だったと振り返り、いつも「きちんと」することを心掛けていたという。その祖父の思いを父親のテルユキさん(2年前に90歳で死去)が継ぎ、ネイデさんも父からいつも「何事もきちんとしろ」と教育されたそうだ。
ネイデさんは8年間、日本で仕事をした経験があるが、「きちんとする教え」が役に立ったと自らの人生を振り返る。また、子供を大切にし社会人として人と協同していくこと、国民の義務を果たすことや地球を守ることなどにも、祖父からの教えが生きていることを強調した。
現在、フランスのパリ市に住んでいる息子にも「きちんとする」ことの教えを引き継いでおり、祖父からの教訓を次世代に生かしている。
2014年10月14日付
