鳥取県とブラジル(伯国)鳥取県人会(本橋幹久会長)が20年前から続けている日本語指導員派遣制度。その11代目、若林陽子さん(36、鳥取)が19日に着伯。サンパウロ州第2アリアンサ(鳥取村)で活動する日本語教師として抱負を語った。 若林さんは鳥取県で中学校の英語教師をしていたが、職場で同制度の存在を知り応募。「かねて日本語教師に興味があった」と話し、「日系社会の存在など身近に感じていた」と伯国行きを決意した。 今後の抱負を「言語としての日本語のみならず、文化も伝えていきたい。例えば、鳥取の銭太鼓で一緒に遊んで交流できれば」と語った。 第2アリアンサ文化協会の佐藤勲会長は日本人教師の派遣について、「伯国での日本語能力は低下傾向にある。それは仕方ないが、この先日本人との交流が断たれてはいけない。その意味でも大きな意味がある」と話した。 若林さんの任期は2年。まずは3~16歳の生徒18人を担当する。 2014年6月26日付
Ano: 2014
ブラジル日本文化福祉協会(木多喜八郎会長)は、移民106周年記念行事の一環として22日午前9時から「白寿者表彰式」を文協記念講堂で行った。 表彰式では今年99歳を迎える40人(うち3人は既に他界)に加え、これまで表彰されていなかった100歳3人、101歳2人、103歳1人を含めた計46人が表彰された。そのうち17人が自ら会場に足を運び、29人は親族が代理として出席した。 表彰式には来賓として、佐野浩明在サンパウロ日本国総領事館首席領事、飯星ワルテル連邦下議、羽藤ジョージ州議、西尾ロベルト宮坂国人財団代表、菊地義治援協会長、本橋幹久県連会長、新山進日伯文化連盟副会長らが出席した。 祝辞では、欠席した木多文協会長からの言葉を松尾治同副会長が代読し、「(白寿を迎えた方たちのお陰で)頑張るぞという力がわいてきます」などとメッセージを伝えた。 佐野首席領事は、「我々若い者にとって日系社会を作った方たちと同席できることは素晴らしいこと。白寿おめでとうございます」とあいさつした。 続いて、表彰者一人一人に表彰状、記念品、金一封が贈られた。 白寿者を代表してあいさつに立った安良田(あらた)斉さん(99、山口)は、「この豊かで幸福な会場を設けてくれた文協に対して厚く御礼申し上げる。集まっていただいて賞状までもらって、99歳最高の日であった」と述べ、会場は大きな拍手に包まれた。 櫻井ミツエさん(99、青森)は本紙の取材に対し、「ここまで生きてこれたのは『今日は何をしようか』といつも自分の心を改めて考え、子どもの言 うことを聞いて自分が間違っていないかと思って過ごしてきたから」と答え、「百歳を昨日にさらせ明日を呼ぶ」と俳句を詠んで「これからも元気に生きたいと いう気持ちです」と力強く語った。 また、1925年に10歳の時に来伯した石川ミツコさん(99、大分)は、「目や耳も悪くなってしまい、先日は転んでしまったが、娘2人がよくしてくれて今日は来れてよかったです」と笑顔で式を振り返った。 表彰された白寿者は次の通り(敬称略、故○月は、今年同月に亡くなった故人)。 安良田斉(山口)、長谷川乙次(静岡)、石田ヒノ(群馬)、石川光子(香川)、角田さよ子(愛知)、古賀菊野(101、佐賀)、松田朝枝(福岡)、三原由 美子(山口)、宮本美都子、中村フミ、尾田治子(長崎)、大畑義昌(静岡)、櫻井ミツエ(青森)、佐口千代子(100、山口)、田中晴子(長野)、吉雄美 雪(山口)、脇静子(大阪)、アオキ・モリタ・セツコ(熊本)、イセイ・ヒサオ(広島)、川崎宮子(山梨)、古賀辰見(福岡)、今つや(青森)、河野ミツ コ(100、広島)、工藤保美(香川)、政岡花子(愛媛)、マスナガ・ヒサエ(故3月)、マツキワ・ユキコ、御前四郎(和歌山)、簾長範(100)、ミヤ ダ・ハナエ、中根敏造(故2月)、新津栄三(北海道)、西村一夫(鳥取)、西山泰(熊本)、大久保トキエ(103、福岡)、小島芳子(高知)、親泊朝英...
ブラジル沖縄県人会と沖縄文化センター(田場ジョルジ会長)による開拓先亡者追悼慰霊法要が15日午前、サンパウロ(聖)市リベルダーデ区の同県人会館大サロンで行われた。18日の日本移民の日に先立って毎年実施されている同法要。20回目となる今年は支部代表、会員など100人あまりが出席し、県人移民・子弟の冥福を祈り、感謝の気持ちを伝えた。 金城ルイス実行委員長は冒頭のあいさつで、今年2月に110歳で亡くなった上地マツさんの名前も挙げ、助け合いながら現在の県系人社会を築いた先人の貢献をたたえ、法要実施に協力した関係者に感謝を表した。 三線、筝曲4団体による献楽の演奏が流れる中、献花、献茶の儀。琉球ぶくぶく茶道ブラジル支部、留学生OBにより祭壇に花と茶が捧げられた。 続く追悼の辞で田場会長は、「長年の先人の苦労の礎の上に現在の不自由ない豊かさがある」とし、「平和な毎日を胸に刻み、心新たに先人の冥福をお祈りします」と述べた。 今年の法要で導師を務めたのは、ブラジル禅宗本願寺のコーエン師。読経、そして昨年の物故者の名前を一人一人読み上げる声が響く中、出席者が焼香した。 コーエン師は終了後の法話で、沖縄の文化・伝統がブラジルで守られていることに敬意を表した。さらに、ろうそくを立て線香をあげることは亡くなった人との対話であると説明。「子供や孫たちにも教えてほしい」と語りかけた。 2014年6月24日付
ニッケイ新聞 2014年6月27日 鳥取県の中学校英語教師・若林陽子さん(36、鳥取)が19日に来伯、聖州ミランドポリスの第二アリアンサ移住地の11代目日本語教師に就任した。「自分のルーツを確認するためには母県から教師を呼ぶことが大切」(本橋幹久・同県人会長)と、1994年から隔年で教師を招聘している。若林さんで11人目。同移住地の日語学校で18人の生徒の指導にあたる。若林さんは「海外赴任は初めて。ブラジルに『鳥取村』があると聞いて、是非行ってみたいと思った。移民やブラジルの文化を知りたい」と当地の文化に興味津々だ。「日本語だけじゃなく、銭太鼓など鳥取の文化も教え、日本の色んな学校に情報発信するつもり」と意欲に燃えている。佐藤勲・アリアンサ文化協会会長は「子どもたちの日本語能力の低下は深刻。こうして日本の方が来て頂き、交流することは重要なこと」と制度の継続を願った。
移民の日の18日、聖市文協大講堂で『開拓先亡者追悼大法要』が開かれた。県人会や日系団体の代表者らを中心に、約150人が参列し、先人に感謝の念をささげた。文協(木多喜八郎会長)とブラジル仏教連合会(采川道昭会長)が共催し、在聖総領事館やJICA、援協、県連、釈尊讃合会、ブラジル仏教婦人連盟など多数の団体が後援した。式典は午後2時半に始まり、釈尊讃仰会奥山啓一副会長の挨拶の後、美和会、深山会による琴や尺八の演奏が流れるなか、茶道裏千家ブラジルセンターが献茶を、ブラジル生け花協会が献花した。続いて采川導師、諸僧、稚児らが会場後部から厳かに入場し、三帰依文復唱、焼香を行った。采川導師は表白とあいさつで「初期移民の苦労は言い尽くし難いもの。今年もご供養の誠を捧げることが出来、非常にあり難い」と先人の苦労と参加者へ感謝した。浄土真宗東本願寺の菊池顕正総長は「御先達のご活躍があったればこそ、我々の営みがあることは間違いありません」と感謝を述べ、短い法話を行った。木多・文協会長、福嶌教輝・在聖総領事館総領事、JICAの室澤智史所長、水野龍三郎氏など、共催・後援団体の代表者らもあいさつで移民の苦労と貢献をふり返り、祭壇に手を合わせた。諸僧による読経が行われる中、参拝者一人ひとりが焼香を行った。
年々減少する一般参列者数 ブラジル日本移民106周年を記念した毎年恒例の慰霊ミサ及び法要が18日、サンパウロ(聖)市内にあるサンゴンサーロ教会、イビラプエラ公園内開拓先亡者慰霊碑前、リベルダーデ区の文協記念講堂と、それぞれの場所で執り行われた。一般参列者が年々減少する傾向にある中、各行事には福嶌教輝在サンパウロ総領事をはじめ、文協、援協、県連など各日系団体関係者たちが出席。先人の足跡を振り返り、その功績に感謝の意を表した。 サンゴンサーロ教会先駆者慰霊ミサ 午前8時からは聖市セントロ区ジョン・メンデス広場にあるサンゴンサーロ教会で先駆者慰霊ミサが行われ、約110人が参列した。 ミサには、佐野浩明在サンパウロ総領事館首席領事、木多喜八郎文協会長、本橋幹久県連会長、菊地義治援協会長、アリアンサ(日伯文化連盟)の島袋マリオ氏、平田藤義商工会議所事務局長らが日系団体代表として出席した。 フレイ・アレシオ神父によって執り行われたミサでは、日系団体代表らが「感謝」「先祖の永遠の安らぎ」「過去を未来に生かす」などをそれぞれ祈願した。 木多文協会長は、「私の両親も移民。その世代の方々のお陰で今の日系社会がある」と感謝を示した。 聖母婦人会の安岡ローザ会長は「今日という日を迎えて非常に感慨深い。先人が残した日本人の良いところをしっかり受け継いでいきたい」と話した。 文協創設委員のメンバーの一人で60年以上もの間、日系社会を見つめてきた原沢和夫さん(89、新潟)は「毎年移民の日だけは必ず催しに参加するようにしている。だんだん参加者が減っていて寂しい」と率直な思いを述べた。 ミサ終了後には軽食を囲み、参列者同士で先駆者について語り合う姿が見られた。 イビラプエラ公園県連・仏連追悼慰霊法要 ブラジル日本都道府県人会連合会(県連)と仏教連合会(仏連)による移民の日の追悼慰霊法要が、午前10時半から聖市イビラプエラ公園内の開拓先亡者慰霊碑前で営まれた。 各県人会・日系団体代表ほか、福嶌教輝在聖総領事、室澤智史JICAブラジル事務所所長など日本政府機関関係者、羽藤ジョージ聖州議など60人あまりが訪れ、現在のブラジル日系人社会の礎となった先人に感謝を捧げた。 慰霊碑前には33県人会が持参した過去帳が並び、木原好規・県連慰霊碑委員長の進行で法要を開始。采川道昭仏連会長が導師を務め、読経の中、出席者一人一人が焼香した。 碑を管理する県連の本橋幹久会長は追悼の辞で、「苦難の多かった初期入植者、志半ばで不幸にも倒れた人たちに思いをはせ、慰霊する気持ちを忘れてはいけない」と移民の日に追悼行事を行う意義を強調。「移民の日は1世にとっては戸惑いの多かった移住の初期と故郷に思いをはせる日、2世以降にとっては家族や生まれ育った植民地を振り返り、また祖父母から聞いたルーツの日本に思いをはせる日」と位置づけ、日本からも多くの関係者が訪れる慰霊碑を守っていく決意を示した。 采川仏連会長は焼香後、同法要を「苦労した先人をしのび、先人の努力に感謝申し上げるまれなる機会」と話し、参加者に感謝を表した。 今年4月に真宗大谷派の門首後継者に選定された大谷暢裕・開教司教(62)は、今回初めて慰霊碑での法要に参加した。「とても穏やかで、気持ちが静まるいい法要だと思います」と話す。...
ブラジル日本文化協会(木多喜八郎会長)と仏連(采川道昭会長)共催による開拓先亡者追悼大法要が、予定より30分遅れの午後2時半からリベルダーデ区の文協記念講堂で行われた。会場を訪れた総参加者数は約200人と当日が悪天候だったこともあり、空席が目立った。 法要には羽藤ジョージ聖市議、福嶌教輝在聖総領事、室澤智史JICAブラジル事務所所長をはじめ日系3団体代表や日系各団体代表、水野龍の三男、龍三郎さん(83)らも出席した。 同法要は釈尊讃仰会副会長の奥山啓一氏の辞によって開会し、茶道裏千家、生け花協会、美和会、深山会による献茶・献花・献楽が行われ、采川導師により三帰依が唱えられ、来賓焼香並びに来賓者追悼の辞と続いた。 木多会長の代読として山下譲二文協副会長は「今日の日系社会の繁栄は先代移民の積み重ねて残された数々の業績とご努力の賜物。私たちもその意思を継ぎたい」と語り、福嶌総領事は「一世紀を超える日本人移民の歴史は成功への強い意志と団結によって厳しい現実に立ち向かい、道を切り開いてきた歴史だと痛感している」と、それぞれ先亡者に対して哀悼の意を述べた。 その後、読経や来賓・参列者の焼香が行われ、最後は菊池顕正サンパウロ東本願寺総長によって法話が唱えられ、先亡者の霊を慰めた。 采川導師は導師あいさつで「戦前、戦後と移民で渡って来られた方々に今年もこうしてご供養の誠を捧げ、感謝の念を捧げることができたことは本当にありがたいこと」と、参加者に対し感謝の言葉を告げていた。 2014年6月19日付
角田寛和ちょんまげ隊隊長、被災地の4人の中学生たちが各会場で述べた謝辞や感想を紹介する。 角田隊長「報告会に多くの人が来てもらえてありがたい。一人では何もできないので、このようにバトンをつないでいきたい。まだ大変なことはあるが、皆からもらった笑顔やハグ(抱擁)で力をもらったと思う。Tシャツを配ったのは『日本人は3年たっても感謝の気持ちを忘れないんだ』と思ってもらうためで、どんなことも当たり前と思わずありがとうと言えることが大切。子ども(中学生)たちはたったこの10日間前後で、ものすごく成長した。『みんなで協力すれば地球の反対側にも行くことができるんだ』ということの意味を今は分からなくても、大人になった時に思い出してほしい」 古内蓮君「忙しい中、(報告会に)集まってくれてありがとうございます。今も頑張っているので、これからも応援よろしくお願いします。初めて日本代表の試合をスタジアムで見て会場の雰囲気が明るくて良かったです。高校に行ったらサッカー部に入るつもりです」 佐藤楓さん「震災の時は支援ありがとうございました。牡鹿はまだ復興が進んでいないけど、支援のお陰でブラジルまで来ることができました。ハードスケジュールで疲れていたけど、その場その場で色んな人と出会って疲れも吹き飛ぶくらい笑顔になることができました」 松川千紘さん「震災のお礼を言いに来ました。本当にありがとうございます。(イタケーラ市の)現地校の訪問が印象的で、W杯や有名人に会えたことなどすべてが楽しかったです。留学とかでまた来られたらいいなと思います」 古内海希さん「支援ありがとうございました。未来に向かって頑張ります。W杯とホームステイと踊りが一番楽しかったです。ブラジルは危ないと聞いていたけれど来てみたらいい人が多くて大丈夫でした。出発前に作文に書いたように積極的になれました」 2014年6月18日付
「心の交流ができた」 【既報関連】サッカー日本代表のサポーター集団で東日本大震災の被災地支援を行っている「ちょんまげ隊(角田寛和隊長)」は12日から16日、被災した宮城県牡鹿(おしか)半島の中学生4人をブラジルに招待し、14日行われたサッカー・ワールドカップ(W杯)の日本対コートジボワール戦をペルナンブコ州レシフェ市内の競技場で観戦した。15日には、サンパウロ(聖)市リベルダーデ区の宮城県人会館で角田隊長(51、千葉)から被災地支援報告会が行われ、16日にはサンパウロ日本人学校、聖市サッカーチームのジュベントス、イタケーラ市立ベネジット・カリスト校を訪れ交流を図り、それぞれの場で中学生から被災地支援への礼が述べられた。 今回日本から来た被災地の中学生たちは、古内蓮君(中3、宮城)、松川千紘さん(中2、宮城)、佐藤楓さん(中2、宮城)、古内海希さん(中2、宮城)の4人。14日午後10時からレシフェ市で行われた日本戦を観戦後、夜中の便で聖市に入る厳しいスケジュールの中、15日正午過ぎからは宮城県人会館で懇親会・被災地報告会が行われ、約30人が集まった。 はじめに角田氏からちょんまげ隊の活動と被災地支援の報告が行われ、時に目に涙を浮かべ、時にユーモアと笑いを交えながら被災地の復興の状況を伝える角田氏の話を来場者は真剣な表情で聞いていた。 続いて被災した中学生たち4人から被災当時の様子や、ブラジルや日系社会からの支援に対する礼が述べられ、さらには「感謝の舞」としてソーラン節が披露された。 被災した中学生からの直接のメッセージを受け取った来場者からは温かい拍手が送られ、涙を浮かべて話を聞いていた後藤信子さん(71、宮城)は、「あの時を思って胸がいっぱいになってしまい、一生忘れられないものとなりました。子どもたちは思っていたよりも元気な様子で良かった。これからの世代を背負っていけるように頑張ってほしい」とエールを送った。 16日午前9時半からちょんまげ隊一行は、サンパウロ日本人学校で小学校5年生から中学校3年生までの約100人の生徒たちとの交流会を実施。生徒たちは角田氏や被災した中学生たちの話をうなずいたりしながら終始真剣な表情で聞き入っていた。 また、ちょんまげ隊から「震災支援を忘れていません」という感謝の気持ちが込められた「バレウ(ありがとう)ブラジル!!!」と書かれた青いTシャツが生徒全員にプレゼントされた。 最後に東北の復興と日本のW杯での勝利を祈って「オーオーオー!」と肩を組んで円陣になりながら応援歌を歌って一体となった一同を見て、村石好男校長(55、東京)は「生徒たちの心の交流ができた」と充実した表情で振り返った。 参加した同校生徒の小林優真君(14、栃木)は、「今こうして学校に通うことができていることなど、当たり前に思っていることの大切さに気付きました」と感想を述べた。 サンパウロ日本人学校の後に一行が向かったのは、聖市モッカ区に本拠地を置くサッカークラブ「CAジュベントス」のスタジアム。震災後多くの支援をしたブ ラジルサッカー界への感謝を示すために表敬訪問を行った。このため、元ブラジル代表でJリーグでも活躍したジウベルト・カルロス・ナシメント氏が駆け付 け、芝生のピッチの上で中学生たちはうれしそうな様子で同氏との記念撮影やボールを蹴り合うなどして交流を図った。 中学生たちから同氏に対してポルトガル語で自己紹介や支援に対する感謝の言葉が述べられ、同氏は「子どもたちが来てくれなかったら僕もこんな素晴らしい経験はできなかった。こちらこそありがとう」と終始優しい表情で答えた。 最後に一行は宮城県人会と親交があるイタケーラ市立ベネジット・カリスト校(ジルバーナ・アルメーダ校長)を訪れ、12、13歳のブラジルの生徒たち13人と交流会を行った。 日本の文化を学んでいるという生徒たちは、浴衣姿で踊りや歌を披露し一同を歓迎。角田氏からの被災地報告会も行われ、「今日来ている4人中3人は家を無くした」との話を聞くと生徒たちは驚いた様子で、中には涙を浮かべる生徒もいた。 4人の中学生たちは同所でもソーラン節を披露。締めくくりは会場全員で炭坑節やサンバを踊り、照れくさそうにしていた生徒たちからも明るい笑顔がはじけ飛んだ。...
日系5団体と在聖総領事館による「ブラジルW杯日本人訪問者サンパウロ支援委員会」が、14日午後8時から文協ビル内の貴賓室で、日本対コートジボワールの観戦イベントを行った。試合前にはサンバ隊も登場し、歌と踊りで300人以上の来場者を楽しませた。得点機にはニッポンコールの大歓声が沸き、駐在員家族やコロニア、日本人観光客も一体となり、序盤の先制点の時には最高潮の盛り上がりを見せた。来場者が顔に日本国旗をペイント、必勝はちまき、タオルマフラーをするなど賑わう会場には、両国旗柄のちょうちんも飾られた。プロジェクターから映し出されたスクリーンに観客は終始釘づけ。超満員となった貴賓室には、液晶テレビ3台が増設された。阿部真樹子さん(72、青森)は「みんなで盛り上がれる雰囲気はやっぱり良いですね。移住50年が経つのでブラジルには恩があるが、思い入れはやっぱり日本」と声を弾ませた。元青年文協の渡辺裕樹さん(36、二世)は「日伯戦なら伯国を応援する」と話したが、妻のジュリアーナさん(37、三世)は「日本人の血を受け継いだことは誇り。心は日本人です」との思いを口にした。家族、友人らと来場した会社員の佐藤ジエゴ雄剛さん(26、四世)は「日系人みんなで声援を届けたい。本田、香川にがんばってほしい。グループリーグ突破を信じています」と熱く語った。清原エミリアさん(51、二世)は「ハラハラドキドキして見ていました。家族で見るよりも一体になってパワーを送れたと思うが…負けたのは残念」という。夫が駐在員の小幡知保さん(46、静岡)は、「試合会場に行けない分、雰囲気は楽しめたが敗戦は悔しい。同県出身の長谷部を応援していました。第2戦はナタルへ応援に行きます」と期待を込めた。木多喜八郎文協会長は「結果は残念だが、会場の盛り上がりは最高だった。日系社会の結束の強さは見せられたと思うが…。次こそはなんとしても勝ってほしい」と願った。 宮城の観戦会には20人 この日は宮城県人会(中沢宏一会長)もホールを開放し、大型スクリーンを使って観戦会を実施した。日系人や邦人旅行者20人ほどが訪れた。世界各国を回る新下正則さん(33、大阪)は、「ファンフェスタ会場は、すでに別の音楽イベントが行われていた。午後10時からの日本戦は放映がなかったよう。バールやレストランも閉まっていて、みんなで見られる場所を探していたのでありがたかった」と話した。中沢会長は「次はなんとしても勝って」と悔しがった。同県人会は19、24日にも観戦会を行う。
ニッケイ新聞 2014年6月17日 日本で病気療養中だった大部一秋ウルグアイ駐在特命全権大使が、先週後半に病院で亡くなった。享年62。1952年神奈川県生まれ、75年に創価大学を卒業後、外務省に入省。2008年から12年まで在聖総領事、13年からはウルグアイ駐在特命全権大使を務めた。在聖総領事時代には3年半の間に106カ所の集団地を164回も訪問して多くの行事に出席、日系社会から大いに親しまれた。盛大な送別会が開催された時、大部さんは「心はサンパウロに残る」との言葉を残し、惜しまれながら帰国した。東京都で19日午後6時から通夜、翌20日午前10時から告別式の予定。詳細については告別式の後、外務省から公式に発表されるという。
愛知、和歌山、大分、滋賀、長野の5県人会が出店した第16回屋台祭りが1日、サンパウロ市リベルダーデ区の愛知県人会館で開催され、当日は約300人が来場する大盛況となった。 会場は昼時になるとぞくぞくと来場者が訪れ、各県の屋台前には行列ができていた。各県人会とも和気あいあいとした雰囲気で調理や接客を行っていた。 舞台上ではビンゴ大会や参加者によるカラオケも行われ、一層のにぎわいを見せた。 今年で2回目の参加となる長野県人会は今回新たに、しいたけご飯を提供。同県人会の杉本みどり理事は「ある日、婦人部の方が作ってきていて、会員に好評であったから」と選定のいきさつを述べた。同県人会は毎年新たな料理を提供する予定だという。 和歌山県人会は恒例のお好み焼きを販売。こだわりは、ふんだんに使用した小エビとふっくらとした焼き上がりだ。木原好規会長は「もう10年もやっているからチームワークはばっちり」と笑顔で話した。 会場では1974年度の日本留学生訪日団の12人が同窓会を行っていた。石原傑さん(2世、69)は「ここは場所も良いし、おいしいものも食べられる。次回の同窓会でも利用したい」と同祭をきっかけとした旧友との再会を喜んだ。 愛知県人会の沢田功会長は「ぜひ来年も同じようにやっていきたい」と充実した表情で同祭を振り返った。 2014年6月18日付
サッカー・ワールドカップの日本対コートジボワール戦が行われた14日夜、サンパウロ(聖)市でも文協ビル、三重県人会、宮城県人会など各所で観戦イベントが実施された。 【文協ビル】 ブラジルワールドカップ日本人訪問者支援委員会(委員長=木多喜八郎文協会長)が主催、リベルダーデ区の文協ビル貴賓室で行われたイベントには250人以上が訪れ、日本代表に声援を送った。 会場には大型スクリーンと3台のテレビを設置。日本代表の青いユニホームを身に着けたサポーターが貴賓室を埋めた。 佐藤逸恵さん(54、3世)と雄剛さん(26、4世)親子は、「いつも日本戦は家で見るけど、今日は日系人が集まって応援すると聞いてやって来た。スタジアムのように盛り上がれて楽しい」とこのイベントを楽しんだ様子。 「必勝鉢巻き」を頭に巻き、大きな声で会場を盛り上げていた西坂幸二さん(29、4世)は、「今日は兄弟やいとこなど家族10人で来た。応援するのはブラジルではなく絶対に日本。日本人の心を持っているから。こんなに多くの日系人が集まることはなかなかないので驚いた」と話した。 駐在3カ月目で家族で来場していた伊藤尚洋さん(39、静岡)は、「これだけの人が集まっていてびっくり。知らない人ばかりだが、一緒に応援することで距離が近くなれるかなと思ってやってきた」という。 試合開始に先立って琉球國祭太鼓が演奏し、続いてサンバチーム「アギア・デ・オウロ」が出演。ダンサーはブラジルと日本のユニホームにちなんだ黄・青色の衣装で登場し、来場者をはじめ、福嶌教輝在聖総領事や支援委の各団体代表らもステージに上がり、雰囲気を盛り上げた。「皆さんに喜んでもらえるようプレーしたい」などと決意を語る日本代表メンバーのビデオメッセージも上映された。 午後10時のキックオフの笛の音と共に、立ち見客も出るほどの会場から一斉に「ニッポン」コール。「バイ(行け)、バイ、バイ」と声援が飛び、一つのパスカット、一つのクリアボールに歓声が沸き起こる。前半に本田圭佑選手が待望の先制点を挙げると、皆立ち上がり、抱き合いながら「ニッポン!ニッポン!」と絶叫して喜びを爆発させた。 最前列で応援していたロベルト・シャカスさん(27)とのリジア・トレドさん(22)は、「本田選手のファンで、今年結婚する私たちのためにゴールを決めてくれたと思った」と笑顔で喜んだ。 その後は攻め手を欠き、防戦一方となる日本代表。相手からシュートが打たれて外れる度に、悲鳴と安堵(あんど)が入り混じった声が聞かれ、ゴールキーパーの川島選手の立て続けのセーブに歓声が上がった。後半コートジボワールに2点を決められ逆転された後も、最後まで「ニッポン」コールは続いた。結果は2―1で日本が敗れたが、試合終了後、会場全体から大きな拍手が日本代表へ送られた。 最前列で応援した福嶌総領事は、「日系団体と青年部の人たちのアレンジで予想以上に集まった。サンパウロだからこれだけの人が集まる。日本を応援する気持ちを感じた」と同イベントを振り返る。試合の結果に「今はつらい」と残念そうな様子ながら、残り2試合の健闘に期待を寄せていた。 2014年6月17日付
文協貴賓室で14日夜に行われたサッカー・ワールドカップの日本対コートジボワール戦観戦イベント。会場には日本代表メンバーのサイン入りユニホームとともに、母国への応援メッセージを寄せ書きしたブラジル国旗2枚が飾られた。 これは滋賀県青年読売会(鈴木豊会長)が企画し、同県湖南市内の8小学校に通うブラジル人子弟がメッセージを寄せたもの。同市は人口の3・8%がブラジル人、約100人の子弟がいる。同会が5月末に各校を訪ねて子供たちに書いてもらい、国旗の運搬にはNPO法人チャレンジ・ブラジルが協力した。 寄せ書きの中には「日本とブラジルどっちもがんばれ」など、ブラジル・日本両国代表への応援メッセージも。14日の試合終了後は国旗とユニホームの前で記念撮影する来場者の姿も見られた。 2014年6月17日付
「日本の食事や文化楽しんでほしい」 サンパウロ(聖)市ファリア・リマ区の「Octavio」カフェで12日、サッカー元日本代表の中田英寿氏が手掛ける「nakata.net Cafe(ナカタドットネットカフェ)2014@サンパウロ」がオープン。それに先駆け、11日午後6時半から同カフェでオープニングレセプションが行われ、国内外の招待客や関係者約150人が参加した。サッカー界からはイングランド・アーセナルFCのアーセン・ベンゲル監督や、元フランス代表ビセンテ・リザラス氏などが祝いに駆け付けた。 同カフェは日本酒・日本食・器・和菓子の提供などを通じて、日本の伝統文化の素晴らしさといった「ジャパンスタイル」を、年齢・性別・国境を越えたすべての人々に提案するもの。 期間中は、日本各地から選ばれた14の酒蔵の蔵元自らがサービスを行う「N―Bar」、ミシュランで7年連続星を獲得した西麻布「La BOMBANCE」の岡元信シェフ考案の日本食、京都の老舗和菓子店「末富」の山口祥二氏監修の和菓子などが提供される。 立食形式で行われたオープニングレセプションには、同カフェで提供される日本酒や日本食を担当した職人たちが参加し、実際に提供されるものが招待客らに振る舞われた。 日本食レシピを担当した岡本シェフは「日本の食文化の良さとは、四季折々の移り変わりを感じられること。今回提供する料理では柚子(ゆず)やゆかりを使い、香りで表現した」とこだわりを説明した。 期間中に岡本氏のレシピを再現する聖市内の日本食レストラン「藍染」の小池信シェフは、「砂糖の味が日本とは違い大変だったが、テストを重ねていいものができた。このように日本の食文化を発信してくれることは、(日本食に携わる者として)励みになる」と語った。 14の蔵の一つで、新潟県の日本酒「八海山」を提供していた笹川伸介さん(36、新潟)は、「ブラジルには日本食は多いが日本酒は足りない。セットで文化として広げていく価値があり、ブラジルの酒に取って代われるようなものを作っていきたい」とこのイベントに寄せる思いを述べた。 日系社会からは福嶌教輝在聖総領事、本橋幹久県連会長が参加し10分ほど中田氏と会話。中田氏から「どの地域が一番日系人が多いのか」などと質問を受ける様子もうかがえた。 福嶌総領事は「中田さんは日系人がブラジルに対して貢献して来たことを知っており、尊敬している感じを受けた。彼には発信力があり、ブラジルで日本の食や酒文化のブームを起こすいい機会となりありがたい」と感想を述べた。 中田氏は、「今回のカフェがW杯の開催地であるサンパウロで実施できて大変うれしく思う。自分はもう選手ではないのでサッカー日本代表には結果を求める立場にはないが、『見ていて楽しめるような素晴らしい試合』をしてほしい」と答えた。 また同氏は本紙の取材に対し、「カフェに来た方に喜んでいただけるのが一番。地元の人、日本人やブラジル人、世界各国の人など多くの人に来てほしい。ぜひ日本の食事や文化を楽しんでいただけたら」と答えた。 祝いに駆け付けたベンゲル監督は、「中田はとても温かくフレンドリー。私は日本に住んでいたこともあり、日本の食、人、文化、が大好きだ」と本紙の取材に答えた。 同カフェは26日までの期間限定開催。営業時間は午前11時から午後9時半(土、日は午後10時)まで。午後3時から6時までのティータイムでは、一部料理の提供がない。費用は1人90レアルで食券1枚、酒券2枚付き。和菓子と日本茶が楽しめるティーチケット(30レアル)もある。 日本代表の予選リーグ3試合では簡単な催しも用意され、17日午後7時からは日本酒イベントなども開催される。...
ニッケイ新聞 2014年6月12日 愛知、和歌山、大分、長野、滋賀の5県人会合同で行われる第16回屋台祭りが1日、愛知県人会館で開催された。会場には約500人の来場者が訪れ、各県人会自慢の料理を楽しんだ。会場内にはそれぞれのブースが並んで配置され、どこの料理を食べようか迷う程だった。今回で二回目参加となる長野県人会は、試食を繰り返して完成させた「椎茸ご飯」と「焼きそば」を提供した。椎茸ご飯は素朴な味が美味しいと好評だ。高田アルマンド会長は「参加はまだ2回目だが、食で長野の良さを知ってもらいたいので、これからも積極的に参加したい」と語る。毎回200食を売上げる和歌山県人会の「お好み焼き」も、開始早々から大量に皆で手際よく焼き上げていく。「お好み焼きは準備が大変だが、皆で集まって行うので県人会の大切な交流の場。チームワークも良くなって行く」と木原好規会長。県連日本祭りでも長蛇の列が出来る味は、納得の美味しさだ。滋賀県は肉うどんで参加。山田康夫会長は「馴染みの顔に会うのが楽しみ。交流して気楽に出来るのもいい」と参加側ならではの意見を述べた。「一人当りの消費量が日本一」という事で鶏肉をメインに打ち出している大分県人会。「鶏天」「鶏飯」「牛タタキ」は人気の定番メニューだ。夫婦で来場した市川重行(90)、美津子(87)さんは「初めて来たが色んな県の美味しい物が一度に食べられて嬉しい。中でもこの鶏飯と鶏天が一番」と美味しそうにほおばった。伊東信比古理事は「去年よりも人が多いので定着してきたと思う。これからも自分達のこだわりを食べさせたい」と今後の抱負ものぞかせた。会場となった愛知県人会は、名物の味噌を使った「味噌うどん」と「串カツ」を販売。特に串カツは久し振りの提供とあって、お国自慢に力も入る。合同で開催する利点を沢田功会長に聞いてみると、「珍しいものを集めたほうが皆喜ぶ、より多くの集客を目差すため少しずつ参加県も増やして行きたい」との事。さらに「どの県も次の世代を作るのが今の課題。若い人にも手伝ってもらい、各県人会の活性化になれば」と語った。会場では食事の提供の他にビンゴ、カラオケ大会も行われ、終日賑わっていた。なお11月23日にも屋台祭り開催が予定さている。
ニッケイ新聞 2014年6月12日 スポーツ振興を目的に、日系スポーツ界の功労者や優秀な成績を収めた選手らを表彰する『パウリスタ・スポーツ賞』(ニッケイ新聞主催、高木ラウル社長)の贈呈式が10日夜、聖市議会貴賓室であった。関係者ら300人がサッカー、野球、ゴルフ、卓球など19競技における計21人の受賞者を称えた。前身のパウリスタ新聞時代に始まり、今回で58回目。 会場は受賞者の家族や関係者など、300人以上で賑わい、追加で椅子が用意されるほど一杯となった。壇上には、野村アウレリオ聖市議はじめ、日系議員、福嶌教輝在聖総領事、日系3団体の代表などが顔を揃えた。受賞者のこれまでの功績が読み上げられ、来賓らから一人一人に記念プラッカが手渡された。今年4月からブラジル全国選手権一部(セリエA)のクリシューマFCの監督に就任するなど、さらなる飛躍が期待される呂比須さんは「歴史のある素晴らしい賞だということは知っている。日本で頑張ってきたこと、ブラジルで必死に結果を出してきたことを認めてもらって、ブラジル側で賞をもらえるなんて本当に嬉しい」と流暢な日本語で話し、笑顔を見せた。ペルー系二世で同国の野球文化の普及に貢献、第一次ガルシア政権下ではスポーツ長官も務めた丸井ヘラルドさん(84)は、野球部門での特別賞を受賞。「野球を始めた70年近く前には、元々ペルー人たちが作った協会はあったけど、専用グラウンドもなく用具も全く足りていなかった。リーグも整備され、多くの子どもたちが規律や礼儀の精神を持って競技に取り組むようになっているのは、本当に嬉しい」と感慨深げに話し、「野球は自分の人生、といえるくらい、生涯をかけてきた。それを認めてもらえることには感謝でいっぱい」と笑顔で話した(14日発行の移民の日特集号で詳報)。◎東京ヴェルディなどJリーグのチームのスポーツドクターとしても活躍し、呂比須さんと深い親交のあるマルコス・アウレリオ・クーニャ聖市議は、挨拶の中で「私がサンパウロFCにいた時、彼は新しく入団してきた15歳の青年だった。後に私はジャマイカ代表のドクターを務めたけれど、日本代表として98年のW杯に出場した彼と、フランスで再会した時は本当に不思議な気分だった」とのエピソードを披露した。
【既報関連】ブラジルワールドカップ日本人訪問者支援委員会主催の日本代表対コートジボアール戦の試合観戦イベントが、14日午後8時からサンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル内(Rua São Joaquim, 381)で開催される。 当日は、大型スクリーンでの試合応援観戦(午後10時から)を前に、琉球国祭太鼓の演奏や「アギア・デ・オウロ」サンバチームによる踊りなどが披露。また、ブラジル代表及び日本代表のTシャツを着た来場者を対象にした抽選会なども行われる。 さらに会場では、ビールやジュースなどの飲料やつまみ類なども用意されるという。 入場無料だが、保存の利く食料品の持参が必要。 なお、会場は2階の貴賓室が予定されているが、来場者が300人以上に増えた場合は文協ビル内の別の場所に変更される可能性もある。 参加希望者は事前に申し込むこと。 申し込み、問い合わせはhttp://tinyurl.com/copa-no-bunkyo電話11・3208・1755。 ◎ ◎ 宮城県人会(中沢宏一会長)は、今日12日から開幕するサッカー・ワールドカップの開幕戦と日本代表の試合応援観戦を同県人会(Rua Fagundes, 152)で開催する。 当初予定していたダンスや演奏などのイベントはなくなったものの、会館内の大型スクリーンに投影される試合をテーブルを囲みながら観戦する。 開催日時と時刻は、12日午後5時、14日午後10時、19日午後7時、24日午後4時から。 入場料は1人20レアル。...
ブラジル宮城県人会(中沢宏一会長)は、6日午後2時半からサンパウロ市リベルダーデ区の同会館ホールでサッカー・ワールドカップ(W杯)に合わせて来伯する日本人サポーターの歓迎に関しての意見交換会を開催した。 9人の参加者が集った今回の意見交換会は、受け入れ側の団結、情報共有により日本人サポーターへの支援を充実させることが目的。 冒頭で中沢会長は「メトロがストの中、集まっていただき感謝。我々が来伯サポーターにできることを話し合いましょう」とあいさつ。その後、それぞれの自己紹介とサポーター支援についての話し合いが行われた。 特に治安対策については、どこまで支援者側が責任を持つかを争点に白熱した議論が行われた。危険地域を印した地図の配布や周辺地域の警備の増員などといった具体的なアイデアもいくつか挙げられ、活発な意見交換の様子が見られた。 中沢会長によると、今回話し合われた内容は文協や県連などの他団体にも伝える予定だという。 2014年6月12日付
サッカー・ワールドカップに合わせて来伯している公益財団法人日本サッカー協会(JFA)大仁邦彌(だいに・くにや)会長をはじめとする同協会関係者らが、10日午前10時半過ぎにサンパウロ市内のイビラプエラ公園内にある開拓先亡者慰霊碑を訪問し献花した。 慰霊碑前で深々とお辞儀をした大仁会長らは、同氏と「サッカー日本代表選手スタッフ一同」からの二つの献花を行い、焼香後に記帳した。 取材に対し同会長は、「日系慰霊碑の気持ちを受け止め、敬意を表したい。日系ブラジル人は日本サッカーのレベルアップに貢献してくれ、今、世界と戦えるのもそのお陰。ホームのように応援をしてもらうことはプレッシャーもあるが、いい方向にもっていき頑張りたい」と答えた。 2014年6月12日付
