06/03/2026

Ano: 2014

今年2月に任命された池田リュウゾウ陸軍少将(52、2世)と松田ユタカ同少将(52、2世)の昇格祝賀会が、5月29日午後7時半からサンパウロ市リベルダーデ区の文協ビル2階貴賓室で開催された。当日は日系主要団体や在サンパウロ総領事館などから、来賓や参加者約60人が祝福に駆け付けた。 同会では、来賓の祝辞に続き両氏があいさつ。父親が福岡県出身の池田少将は「日本式の教育を受けてきて今がある。両親に感謝したい」と話し、沖縄県にルーツのある松田少将は「今日こうして日系団体の人々に祝ってもらえることを光栄に思う」と謝辞を述べた。 その後、両氏には花束や記念品が贈呈され閉会。懇親会で親睦を深めていた。 岡村川上アンジェロ少将(52、2世)は両氏について「日本の道徳観念を忘れずに、後続の日系人の見本となるような少将を目指してほしい」と期待を込めた。 また県連の本橋幹久会長(78、鳥取)は、「軍人はブラジルでは、あこがれられる職業の一つ。競争を勝ち抜いて少将までになったのは、努力の賜物だと思う」と賛辞を送った。 池田少将は「今日は盛大に祝ってもらい、うれしさと恥ずかしさもあった。今後まずは目の前の職を着実に全うしたい。中将を目指すなどはまだ時期尚早だと思っている」と抱負を語り、「直近のサッカー・ワールドカップで日本から来る観戦者の安全を守る責任を感じている」と話した。 松田少将は「麻薬の密輸など、国境を挟んだ問題解決が私の仕事。これまで身につけてきた日本の人道や精神を貫き、ブラジル社会に貢献したい」と語った。 2014年6月3日付
日本の「七夕祭り」とブラジルの「フェスタ・ジュニーナ」を併せて開催される「第2回アライアル・ダス・エストレーラス・デ・イタケーラ(イタケーラ七夕祭り)」がきょう30日、31日、6月1日の3日間、午前10時から午後9時まで(30日は午後3時から)サンパウロ(聖)市イタケーラ区のカルモ公園中央広場(Av. Afonso de Sampaio e Sousa, 951)で行われる。 主催は宮城県人会(中沢宏一会長)、広報担当はイタケーラ区役所。また聖市環境局、イタケーラ教育委員会が後援している。 同祭は、イタケーラ市民がサッカー・ワールドカップ(W杯)の参加国に対する歓迎ムードを高めることが目的。今年は32の市立学校がW杯に参加する32カ国の概要について発表する。加えて各国の言語で書かれた応援メッセージも作成。メッセージは実際に各国の領事館または団体を通して代表チームに贈呈されるという。 また期間中は、6月祭の踊りや各国の団体によるショーなど多彩な催し物も行われるほか、日本食やブラジル食などの販売もされる。 案内に来社した同県人会長の中沢氏は「ぜひ会場に来て、32カ国色の七夕飾りを見てほしい。七夕祭が地域振興、市民の国際的意識の向上につながれば。これからイタケーラ地区の名物と言われるような祭りに育てていきたい」と思いを語った。 なお一昨年に行われた第1回は約2万5000人の来場者があり、今年はそれを上回る来場が予想されている。問い合わせは同県人会(電話11・3209・3265)まで。 2014年5月30日付
ニッケイ新聞 2014年5月30日 毎年恒例の「グァタパラ移住地祭り」が7月19日に開催されるにあたり、県連は日帰りと一泊二日、2種類のバスツアーを開催する。申込み締切りは6月30日。 【日帰りツアー】参加費175レ。18日夜11時にリベルターデ広場マクドナルド前に集合、午前7時に現地着。同移住地慰霊祭に参加後、自由行動。午後3時に現地発、午後8時リベルターデ着。朝食、昼食は各自負担する。 【一泊二日ツアー】参加費278レ。18日午後1時半に同地集合。リベイロン・プレットのホテルに一泊する。翌日午前8時にグァタパラへ向け出発。慰霊祭に参加後、自由行動。午後3時半に現地発、午後9時にリベルターデ着。申し込み・問い合わせはグローバル・ツーリズモ(11・3572・8990)まで。
ニッケイ新聞 2014年5月27日 日系人にも正しい歴史教育を――。元航空幕僚長の田母神俊雄氏(66、福島)による講演会『新しい日本を創るには』が25日午後に行われ、雨天にも関わらず約450人が来場した。初来伯の田母神氏は、政治や経済、国防について熱く語り、皮肉の効いた冗談が発せられるたびに会場は大きく沸いた。ブラジル日本会議(徳力啓三理事長)の主催。前夜には、斉藤準一空軍大将とも6年ぶりの再会を果たしている。 開会式では小森広名誉理事長の挨拶の後、聖州議会を代表して羽藤ジョージ議員から感謝状が送られた。会場には佐野浩明聖州首席領事、本橋幹久県連会長らの姿もあった。田母神氏が壇上へ上がると会場から大きな拍手が起こり、同氏は日伯両国旗へ一礼した後「どうも、危険人物の田母神です」とお決まりの挨拶で講演を始めた。自虐史観を否定する歴史問題を中心に、国防体制や経済問題について滔々と語り、「安倍政権には右派野党が必要。2年後の国政選挙には立候補する」と宣言すると、会場からは歓声が起こった。最前列で講演を聴いた山本茂さん(87、静岡)は「素晴らしい。僕が言ってほしいことを全て言ってくれた。今のままの日本ではどうにもならない」と興奮気味に感想を話す。小休憩の後、参加者から田母神氏への公開質問時間が設けられ、「集団的自衛権について」「日本の移民政策」などの質問が行われた。「日系人へメッセージを」との質問に同氏は「日本の威信をかけて頑張って頂いた。日本人が信頼されていることはその結果。世界に対して日本人の良さを発信している事にもなっている」と話した。最後には参加者から軍歌「歩兵の本領」をリクエストされ、「やっちゃいますか」と応じ、参加者の手拍子で美声を披露。退場の際も大きな拍手の中、両国旗へ一礼し退場した。閉会式では徳力敬三理事長(72、三重)が「我々が日本のことを伝えなければ、次世代には歴史が何も残らなくなる」と思いを熱く会場に語りかけ、会への参加も呼びかけた。名誉副会長で、元聖州議の下本八郎(78、二世)は「親から受け継いだ大和魂が目覚める素晴らしい講演だった」と感想を語り、「壇上に原稿は無く、全て彼の魂の言葉。日本を代表するような人になる」と評した。講演会の後、田母神氏は同会議メンバーを中心とした夕食会に参加し、出席者約30人と親睦を深めた。「暖かく迎え入れて頂き感謝しています。これから日本を良くして行こうと思います」と挨拶、ブラジル日本会議から木彫りのトゥッカーノなどの記念品を受け取った。田母神氏は講演前夜にも斉藤準一ブラジル空軍大将、柴田アゴスチーニョ空軍少将と夕食会を行っている。08年の訪日時に日本刀を贈られた恩義を返すために斉藤、柴田両氏からは、士官が身につける短刀が贈られ、田母神氏からは枯山水の掛け軸と屏風が両氏に贈られた。講演前にはイビラプエラ公園内の移民開拓先没者慰霊碑を参拝し、福島県人会館での喜多方ラーメン祭りにも参加した。26日にはエンブラール社を見学、27日にはイグアスの滝を見学した後、ロンドリーナを訪問し、28日に帰国する。
日系社会とのパートナーシップ強化 独立行政法人国際協力機構(JICA)中南米部が展開する「第3回中南米民間連携調査団」が19日来伯し、20日午後6時過ぎからサンパウロ(聖)市リベルダーデ区のブラジル日本都道府県人会連合会(県連)事務所(文協ビル5階)で、県人会との意見交換会を行った。同調査団は、日本の民間企業と日系社会とのパートナーシップを強化し、中南米諸国の経済、社会開発に貢献する案件形成に資する情報を収集することを目的としている。 昨年2月と7月の派遣に続き、3回目となる今回の調査団は、防災、環境、廃棄物関連、エネルギー等を取り扱う日本の民間企業15社のほか、公益財団法人海外日系人協会、JICA本部などから計18人で構成され、ブラジル、ペルー各国の日系企業などを今月31日まで視察する。 意見交換会には、JICA聖出張所から村上ビセンテ民間連携班長、遠藤浩昭次長、田井中良子同調査団調整員が出席。日系団体からは、本橋幹久県連会長、山田康夫同副会長、木多喜八郎文協会長のほか、参加企業の所在地がある各都道府県人会の代表者らが集まった。 木多、本橋両会長、小原学JICA中南米部計画・移住課課長のあいさつに続いて各企業や県人会の代表者らから自己紹介が行われ、その後は自由に席を移動しながら意見交換した。 日系2世が代表取締役社長を務め、昨年から小型風力発電機販売の新規事業を始めたブラステル株式会社のプロジェクトリーダーを務める鈴木光雄氏 (59)は、「低料金で設置しやすい小型風力発電機を奥地など電力不足の地域にある日系農家に普及させるため、ブラジルで製品を生産してくれるパートナー を探しに来た。中小企業なので資金や人材は多くなく、法制などでも参入の壁はあるが、JICAのODA(政府開発援助)に組み込んでもらうなど、政府レベ ルでの協力も巻き込みながら段階を踏んで参画していけたら」と参加した目的を明確に語った。 地震観測機を取り扱う白山工業株式 会社で社会連携防災教育推進を担当する黒田真吾氏(33)は、「地震を正確に観測、再現し、防災につなげる仕事をしている。地震がほとんどないブラジルで はビジネスチャンスはないと思っていたが、例えば日本祭りの中で東日本大震災の地震を再現して追体験してもらうことができるのではないかなどと皆さんと話 しながら思いついた」と話し、充実した意見交換がなされたようだ。 同調査団についてJICAの小原課長は「民間の技術を使って都市問題の解決など地域開発にも力を入れているのが特徴。中小企業にとってハードルが高い中南米進出の窓口として日系社会のネットワークを使わせてもらえれば」と述べた。 本橋会長は「今まで母県とは留学制度などの人の交流はあったが、企業を絡めた経済的な関係を支援するのは初めて。母県におんぶに抱っこではなく、こちらが貢献できるような活動もしていけたら」と新たな動きへの期待を見せていた。 2014年5月29日付
【一部既報】日系5団体による「ブラジルワールドカップ日本人訪問者支援委員会」の活動で、医療を担当するサンパウロ日伯援護協会(援協、菊地義治会長)が、緊急連絡カードを制作している。 同カードは、表に日伯友好病院とリベルダーデ福祉医療センターの電話番号などが記載され、裏には他の日系4団体や、ブラジル(伯国)各地の総領事館の連絡先が記される。テレフォンカードのようなプラスチック素材で大きさも同じくらい。2000枚印刷し、日系5団体や総領事館、邦字新聞社、旅行代理店に一定枚数ずつ配布する。 カードの用途は、同支援委員会のウェブサイトに入れない来伯観戦者が、前述の配布団体のどこかに連絡した場合に、要件に合わせて担当する団体の連絡先を教えるためであり、来伯者一人一人に配るものではない。 また同カードには、日本代表の予選3試合の会場となるレシフェ、ナタル、クイアバの日系団体の連絡先は記載されていない。これについて来社した援協の坂和三郎副会長と足立操事務局長は、「文協の事務局を通して3都市の団体にも連絡したが、掲載できるほど組織として成り立っていないため、載せないでほしい」という返答があったためだという。 今後日伯友好病院は、大会本番の事態を想定して、予行練習を行うという。 病院にかかる場合の医療費については、保険加入の促しはウェブサイト(http://www. enkyo.org.br/japones/world cup.html)でしているが、未加入者は負担する必要がある。 なお日伯友好病院の収容規模は、空室時で病棟数が240。現在、一日で3000人の患者を診察している。またリベルダーデ福祉医療センターでは、通常400人の患者を診ているという。 詳細に関する問い合わせは援協(電話11・3274・6555)まで。 2014年5月29日付
在伯栃木県人会(坂本アウグスト進会長)主催の「第24回焼きそば祭り」が、6月1日午前11時から午後3時ごろまでサンパウロ市ビラ・マリアーナ区の同県人会館(Rua Capotao Cavalcanti, 56)で行われる。 当日は婦人部により24年の歴史と経験が詰まった秘伝のだしを使った焼きそばをはじめ、巻きずし、いなりずし、ギョーザ、甘酒、デザート等も取りそろえている。 案内に来社した坂本会長、久保田文子婦人部会長、古田土みのり婦人部副会長らは「栃木県人会の焼きそばは秘密の味付けをしていてとてもおいしい。ぜひ友達などを連れてお越し下さい。準備のため早めに前売り券を購入してもらえたら」と呼び掛けた。 前売り券は1枚15レアルで、同会館または会員から購入可能。当日券は18レアル。問い合わせは同会(電話11・5579・4166)まで。 2014年5月29日付
400人が「田母神節」に魅了 ブラジル日本会議(徳力啓三理事長)主催による第29代防衛省航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄氏(65、福島)特別講演会が、25日午後2時半からサンパウロ(聖)市リベルダーデ区の愛知県人会館で開催された。会場には今年2月の東京都知事選出馬で約60万票を獲得する善戦を演じ、言動が注目される田母神氏の講演を聞きに約400人が訪れ、満席となった。演題は「新しい日本を創るには」。約1時間にわたり日本の歴史認識、周辺国との外交問題、日本が本来あるべき姿などを皮肉を交えて痛快かつ的確にテンポ良く語り、来場者は聞き入っていた。 田母神氏は2008年11月に幕僚長退官後、講演活動を精力的に行っている。24~28日のブラジル滞在期間中は講演会のほか、斉藤準一空軍総司令官と懇談、聖市イビラプエラ公園内の開拓慰霊碑参拝、ブラジル航空機メーカー「エンブラエル」社の見学、パラナ州ロンドリーナ市訪問などが日程に組まれている。 25日の講演会当日は小雨が降るあいにくの天気にもかかわらず、会場には日本会議関係者を中心に在聖総領事館の佐野浩明首席領事、本橋幹久県連会長、菊地義治援協会長、池崎博文ACAL会長など1世を中心に多くのコロニア重鎮が集まった。 講演開始前には羽藤ジョージ聖州議が州議を代表してサンパウロにおける日本人移民の労をたたえる記念プレートを田母神氏に授与する一幕もあった。 壇上に上がった田母神氏。田母神氏の皮肉やユーモアを交えた語りは講演を聞いた人たちから「田母神節」と称され、今回の講演でも「ご紹介いただきました危険人物の田母神でございます」との第一声で始まり、早々に来場者の心をつかんでいた。 講演内容は、現在の関心や興味を持たれている話題が多く、日中間で対立する尖閣諸島の問題については「中国は(日本に)情報戦争を仕掛けている」とし、 「戦争をする前は半年前くらいから兆候が表れるが兆候は一切なく、自衛隊は中国の動きを常に監視している」「日本が中国との戦争を避けるため、尖閣をあき らめる機運を作り出しているのです」と語った。 自衛隊については「アメリカの護衛艦、戦闘機、ミサイルシステムを使って いる。これらはアメリカが継続的に技術支援をしてくれなければ動かすことはできなくなる」と現状を語り、「国家の自立とは軍が自立することで、自衛隊とし て自立するには主要な装備品を国産にすべき」と自身の経験を基に唱えた。 講演後は参加者が事前に記入した質問・意見事項 に対し、田母神氏が即興で答える時間が設けられた。「日本の首相となる意思があるか」との問いに対して「政治に参加するくらいなら首相を目指すのは当たり 前です」と即答し会場を沸かせたほか、「ブラジル日系人に対してメッセージを」との意見に対し、「日系人の皆さんは日本の国の威信をかけて頑張っていただ き感謝している。ブラジルで一定の地位を築き、ブラジルから世界に日本を発信している」と思いを述べた。 また「田母神先生が「歩兵の本領(軍歌)」を歌ったのを聞いたことがあり、聞かせてほしい」と、唐突な依頼に対しても「やっちゃいますか」と失笑しながらも歌を披露。最後まで会場を盛り上げ、来場者から盛大な拍手を持って全講演の日程を終えた。...
ニッケイ新聞 2014年5月27日 栃木県人会(坂本アウグスト会長)主催の『第24回ヤキソバ祭り』が、6月1日午前11時から午後3時まで、同県人会館(Rua Capitao Cavalcanti, 56, Vila Mariana)で開催される。前売り券販売は今月25日までで、一枚15レアル、当日券は18レ。婦人部が鶏がらや豚骨を一晩煮込んで取った出汁が美味しさの秘訣。毎年約千食を売り上げる。巻き寿司、いなり寿司、餃子、甘酒、デザートも販売される。坂本会長、久保田文子婦人部長、古田土みのり副部長が来社し、「年々美味しくなるヤキソバを食べに来て。持ち帰りも出来ます」と呼びかけた。前売り券購入は同県人会(11・5579・4166)まで。
【既報関連】ブラジル宮城県人会(中沢宏一会長)は、来月開幕するサッカー・ワールドカップの日本代表の応援イベントを企画している。同イベントは、サンパウロ市リベルダーデ区の同県人会大ホール(Rua Fagundes, 152)で、大型スクリーンでの日本代表の試合観戦及び日伯交流イベントを行う。 イベントの内容は、日伯混合メンバーによるバンドの演奏、ダンスと太鼓の演舞やクラブイベント。また、日伯の料理やドリンクの提供や芸術作品の展示などを予定している。 開催日程は、6月14、19、24日の3日間。 14日は午後6時開場で、同7~9時に交流イベントを行い、コートジボワール戦を同10時から観戦。 19日は午後6時開場で、ギリシャ戦を同7~9時に観戦し、その後交流イベント。 24日は午後4時開場で、コロンビア戦を同4~6時に観戦し、その後交流イベント。 日本代表が決勝トーナメントへ進んだ場合は追加開催を予定しており、また12日の開幕戦でもイベントを計画している。 予定定員は200~300人で、費用は30レアル。入場は事前に申し込んだ人が優先される。また同県人会では、当日のイベントを手伝うスタッフも20~30人募集している。 来社した中沢会長は、「当日のイベントを開催する大ホールは、W杯仕様にさまざまな装飾も施す。この機会に日伯交流のきっかけ作りができれば」と期待を込めた。 詳細や申し込みは同県人会(電話11・3209・3265)まで。 2014年5月27日付
リオはいち早く日系団体が決定サンパウロ市もようやく文協ビル内で予定 6月12日からブラジル国内で開催されるサッカー・ワールドカップ(W杯)まで、あと3週間弱となった。例年の大会に比べて今一つ盛り上がりに欠けるが、同14日の日本代表戦に向けてサンパウロ市の日系社会でも「ブラジルワールドカップ日本人訪問者支援委員会」がようやく重い腰を上げ、リベルダーデ区の文協ビル内で応援観戦を行う方向で動き出した。日本代表の試合会場となるレシフェ、ナタル、クイアバ各市の競技場はもちろんのこと、既にリオ市の日系社会でも日系団体が一体となった応援を行うことが決まっている。 リオ州日伯文化体育連盟の鹿田明義理事長によると、リオ市では同連盟、文協、日系協会、商工会議所の日系4団体とリオ総領事館の計5団体が協力し合う形で6月14日、同市内コスメ・ベーリョ区にある日系協会会館で日本代表の応援が行われるという。 当日は午後10時からの試合開始を前に、午後8時から同会館で日系団体関係者による踊りや太鼓のイベントが行われ、大会を盛り上げる。 また、W杯開催中、日本の大手広告代理店がリオ市内ジョッキークラブで日本関連のプロモーション(紹介)イベントを行うとし、同会場では日本以外にもメキシコやロシアなど各国の文化紹介も併せて実施されるそうだ。 鹿田理事長は、「リオはコロニアが小さい分、まとまりがある。14日は楽しみながら皆で日本代表を応援して盛り上げたい」と意気込む。 サンパウロ市では、1月中旬から正式発足した「ブラジルワールドカップ日本人訪問者支援委員会」(木多喜八郎委員長)の動きが鈍い中、やはり6月14日の日本代表戦に向けて文協ビル内での観戦を予定しているが、詳細は未定。 同委員会の中島エドワルド事務局長は、「観戦場所はまだ検討中ですが、大講堂前サロンか(2階の)貴賓室を予定しています。当日は午後8時ごろに集まってもらって飲んだり食べたりしながら観戦できれば」と話し、大型スクリーンを準備しての観戦を準備する考えだ。 そのため、当初在サンパウロ総領事館内の3階多目的ホールで観戦するという話もあったようだが、文協ビル内での話がまとまっていることから「多目的ホールでの観戦はありません」(佐野浩明首席領事)としている。 一方、宮城県人会(中沢宏一会長)では支援委員会とは別に、大会期間中はリベルダーデ区の同会館で独自に応援活動を行う。W杯での日本戦の全試合を会館内 舞台上にある幅約3メートルの大型スクリーンに映写するほか、同大会に出場する世界32カ国の国旗に合わせて製作した七夕飾りを会場内に装飾するとして、 現在その準備を婦人部及び有志の協力により着々と進めている。 中沢会長によると、同県人会には日本在住者からW杯に関する問い合 わせメールも数多く、大会期間中に同県人会に宿泊する日本人は延べ50人にも上るという。また、2011年からの七夕祭りが縁でつながったクイアバ日系団 体との連絡により、同地ホテルの紹介を現在までに約70人に対して行っており、一般以外に日本の大手商社関係者からの依頼もあるそうだ。 中沢会長は「これまで県費留学生・研修生の受け入れなど日本政府や県にはお世話になっており、W杯開催の機会に日本から来る人たちのために何らかの形で応えたいと思ってやっている。大会期間中の訪問者のために、みそ汁やカフェ、おにぎりのほか、屋上で風呂の用意もしようと思っている」と万全の態勢で臨む考 えだ。...
愛知、和歌山、大分、滋賀、長野の各県人会が合同で主催する「第16回屋台まつり」が、6月1日午前11時からサンパウロ市リベルダーデ区の愛知県人会館(Rua Santa Luzia,74)で開催される。 当日は各県人会が屋台を出店。愛知はみそ串カツ、和歌山は関西風お好み焼き、大分はトリ飯、滋賀は近江肉うどん、長野はしいたけご飯といった各県の郷土料理などが販売される。 案内に来社した豊田瑠美愛知県人会副会長、木原好規和歌山県人会長、伊東信比古大分県人会理事、山田康夫滋賀県人会長、杉本みどり長野県人会理事らは「ブロックの垣根を越え、横のつながりと家族的な雰囲気を大切にやっている。5県の屋台があって色々な物を食べられる面白さがあるので、ぜひ多くの人に来てもらいたい」と来場を呼び掛けた。 問い合わせは、愛知県人会事務所(電話11・3104・8392)まで。 2014年5月24日付
ニッケイ新聞 2014年5月23日 岡山県人会(根岸健三会長)は来月1日午前11時から、同会館(Rua da Gloria, 734)で『桃太郎フェイジョアーダ会』を開く。食べ放題の一人25レで、午後3時まで。さっぱりと脂の少ない味が自慢のフェイジョアーダは毎年好評。今年も300食を用意する。容器持参でお持ち帰りも。収益は同会運営費に充てられる。案内のため来社した根岸会長、角南美佐子婦人部長、事務局の佐々木さち江さんは、「婦人部と青年部が心を込めて作ります。特製フェイジョアーダをおなか一杯楽しんで」と呼びかけた。問い合わせは同県人会(11・3207・3487)まで。
高知県人会(片山アルナルド会長)主催の「第20回カラオケ大会及び高知祭り」が、6月1日午前7時半から午後9時ごろまでサンパウロ市リベルダーデ区の静岡県人会館(Rua Vergueiro,193)で開催される。 当日1階サロンで行われるカラオケ大会には、県人会員及び一般の歌い手約330人が出場する。 2階サロンでは高知県の郷土食である「鯛蒸し」「カツオのたたき」「姿ずし」などが午前11時ごろから販売されるほか、高知名産品の展示も行われる。 案内に来社した片山会長、広瀬マリオ氏同県人会カラオケ部長、渡辺節子同カラオケ実行委員長、東かよこ婦人部副部長らは、「多くの方にカラオケ大会だけでなく郷土料理などの高知のものも両方楽しんでいただけたら」と来場を呼び掛けた。 入場無料。問い合わせは同県人会事務所(電話11・3031・6799)まで。 2014年5月24日付
ブラジル岡山県文化協会(根岸健三会長)主催の「第15回桃太郎フェイジョアーダ祭り」が、6月1日午前11時からサンパウロ市リベルダーデ区の同会館(Rua da Gloria, 734)で行われる。 当日は婦人部、青年部らによって日本人向けに味付けされた手作りのフェイジョアーダが約300人分用意される。料金は1人25レアルで食べ放題(菓子付き)。 案内に来社した根岸会長、角南(すなみ)美佐子婦人部長、佐々木さち江事務局長らは「日本人向けの脂っこくないあっさりした味付けのおいしいフェイジョアーダを用意しているので、ぜひ皆さん食べに来て下さい」と来場を呼び掛けた。 問い合わせは同協会(電話11・3207・3484)まで。 2014年5月24日付
高知県人会(片山アルナルド会長)が6月1日午前7時半から、『第20回カラオケ大会』と『第4回高知文化祭り』を静岡県人会館(Rua Vergueiro, 193, Liberdade)で開催する。入場無料。カラオケ大会には330人が出場し、日ごろの練習の成果を競う。大会と並行し、県の文化紹介を目的に「高知祭り」も開催。鯛の蒸し、かつおのたたきなど、郷土料理を中心に食事を販売する。そのほか野菜、日用品のバザーも。案内のため来社した片山会長と広瀬マリオ、東加代子両副会長、渡辺節子さんが、「高知の食文化を堪能してほしい。県を知る機会にぜひ」と来場を呼びかけた。問い合わせは同県人会(11・3031・6799)まで。
北海道協会(大沼宣信会長)が主催する『第19回北海道祭り』が、25日午前11時から15時半まで同会館(Rua Joaquim Tavora, 605, Vila Mariana)で開催される。入場無料。焼きニシン、イカぽっぽ焼き、北海チラシ、あんみつ、シュハスコな土が販売される。ステージではYOSAKOIソーランやビンゴのほか、現在来伯中の旭川出身の演歌歌手・水奈月順子さんの特別参加も。「ぜひ北海道出身の方々とお会いしたい」と言う水奈月さんたっての希望で実現、3曲を披露する。案内のため上原政信理事と平野オストン副会長が来社し、「今年も美味しいニシンとイカが獲れました。皆さんもぜひ」と来場を呼びかけた。問い合わせは北海道協会(11・5084・6422)まで。
W杯サッカー日本代表歓迎会は市関係者のみで15分――。在サンパウロ日本国総領事館(福嶌教輝総領事)が20日午後、姉妹提携を目指す聖州イトゥーと静岡県伊東の両市から関係者を招き、公邸で交流会を開催した。本紙の取材に対し、イトゥー市のアントニオ・ルイス・カルヴァーリョ・ゴメス市長が日本代表歓迎会の概要を明らかにした。「日本サッカー協会の要望で時間、人数制限が設けられた。参加者は基本的に市政関係者のみ。日本語学習児童を数人招待する予定」。コロニアはもとより地元文協でさえ参加できない可能性を、同市長は示唆した。報道陣への公開も予定していないという。代表本隊は暑熱対策の直前合宿地、米国フロリダで現地時間6日にザンビアと練習試合を行う。翌日に着伯し、翌8日午前に宿舎での歓迎会に臨む日程を組んでいる。同市長は「全てはW杯のため。サッカーに専念できる環境を提供する必要がある」と理解を求めた。ロシアもキャンプ地として同市に滞在する。市立競技場はロシアが使用し、先の聖州選手権で優勝した強豪イトゥアーノと試合をする。「日本側は1日だけでも使用できないかとロシアに交渉したようだが、『真剣勝負の場だから』という理由で断られたと聞く」と同市長。結果、日本はソロカバで直前試合を組んでいるようだ。交流会当日、伊東市から窓口となるNPO法人「インタクロス研究会」の福井千鶴(ちず)理事長(日本大学国際関係学部教授)と前川昌道副理事長が駆けつけ、イトゥー市からはアントニオ市長、イトゥー文協、同市に本社を置くブラジル・キリンなど日系企業関係者らも参加した。加えて文協、援協、県連、静岡県人会ら日系団体も出席して約60人が親睦し、連携を深めた。福嶌総領事は「交流開始の喜びを分かち合うと共に、サッカー日伯代表の活躍を願い一緒に応援しましょう」と開催意義を説明し、新たな取り組みに笑顔を見せた。アントニオ市長は「当市の法人税は日系企業が高い割合を占める。コロニアも市政にとって重要な存在だ」と影響力を強調し、「日本との関わりを大切にしながら、観光都市としてさらに栄えたい」と意気込んだ。この交流会のために、わずか24時間滞在の日程で来伯した福井教授は「発音が似ている縁で始まった交流。異例の早さで対応していただけたことに感謝します」と謝意を示し、姉妹都市提携実現に向けて強い意欲を見せた。
被災地、宮城県石巻市牡鹿半島の子供をブラジルW杯に招待しよう―。立案したのはサッカー日本代表チームの私設応援団「ちょんまげ隊」(角田寛和代表)だ。昨年のコンフェデ杯現地観戦後に思い立ち、今年初めから本格的に募金を始め、5月15日時点で寄付金は270万円を超えた。ブラジル側の調整役、藤井勇人さん(35、東京)によれば、一行は11~16日に滞伯、日本チーム第1戦のコートジボワール戦(6月14日、レシフェ)を観戦し、サンパウロとリオ日本人学校も訪れる。「コリンチャンス訪問、ブラジル人とのフットサル交流も設けたい」と話している。手製の甲冑にちょんまげカツラ。「これぞ侍!」という容姿で、日本代表を応援するため、世界中を飛び回る。そんな「ちょんまげ隊」が11年7月、牡鹿半島を訪れ、支援のきっかけとなった。「ちょんまげ支援隊Smile for Nippon」が立ち上がり、試合観戦ツアーなどを通して児童らの笑顔を取り戻す取り組みを重ねてきた。今企画「牡鹿半島の子供をブラジルW杯に招待し隊プロジェクト」は、ブラジルからの義援金の感謝を伝える趣旨を盛り込んだ。「日系社会、伯サッカー界からも多額な寄付があったことは知られていない。試合観戦で感動を分かち合うだけでなく、日本の子どもたちが直接、ブラジル側へ復興支援の感謝を伝えることも重要」と藤井さんは話し、加えて「日本で体験報告会を行い、ブラジルで感じたこと、学んだことを発表する機会を作れれば」と話している。詳しくは、ちょんまげ隊活動報告サイト(http://kokumage.info/)から。聖市・宮城県人会館には募金箱も設置中で、問い合わせなどは藤井さん(11・97140・4449、chonmagesp@gmail.com)まで。
愛知、和歌山、大分、滋賀、長野の5つの県人会が共催する『屋台まつり』が、1日午後11時から愛知県人会(R. Santa Luzia, 74, Liberdade)で開催される。終了は午後3時半。県人会ブロック地区の垣根を越えた交流を目的として、10年ほど前に始まった。今年の各県メニューは、愛知が味噌串かつ・稲荷寿司・カキ氷・抹茶アイス、和歌山が桜海老を使った関西風お好み焼き、大分が鶏飯・牛たたき・からしで食べるとり天、滋賀が近江肉うどん、長野がしいたけご飯。案内のため来社した各県人会代表者のみなさんは、「和気藹々と楽しめるので、家族、友達を誘ってぜひ来てください」と呼びかけた。