【既報関連】平成25年秋の叙勲伝達式が在サンパウロ(聖)日本国総領事公邸で行われた28日、午後7時半からは日系34団体の共催により「叙勲祝賀会」が聖市リベルダーデ区の文協2階貴賓室で開かれ、各日系団体関係者、叙勲者の親族ら約150人が出席して祝福した。 同式には、在聖総領事館管内受章者で同日に叙勲が伝達されたばかりの池田昭博氏、志村豊弘氏と、昨年12月17日に外国人叙勲で旭日小綬章の叙勲伝達を受けたブラジル人漫画家のマウリシオ・デ・ソウザ氏(78)が、それぞれ出席した。 壇上には叙勲した3氏をはじめ、日系5団体代表、佐野浩明在聖総領事館首席領事、安部順二、飯星ワルテル両連邦下院議員、西本エリオ聖州議、野村アウレリオ聖市議らが並んだ。 式では34団体の共催を代表して呉屋新城春美文協副会長が祝辞を述べ、「今回の叙勲はブラジル社会ではもちろん、日系社会においても功績と経験が日本政府から認められたもの」とたたえた。また佐野首席領事も「我々にとって3氏は、各分野における先生」と祝辞を続けた。 その後、3氏がそれぞれ謝辞を述べ、その中でソウザ氏はモジ・ダス・クルーゼス市で生まれ、日系社会とは昔からなじみがあったことについて触れた。叙勲については「私の経歴において大変重要で素晴らしい章をいただいた」と感謝。最後は「アリガトウゴザイマス」と日本語であいさつし一礼した。 式は記念撮影、乾杯後に軽食が振る舞われ、叙勲した3氏を囲みながら出席者は祝福の声を掛けていた。 2014年1月31日付
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ニッケイ新聞 2014年1月24日 ブラジル日本都道府県人会連合会(園田昭憲会長)主催の「第41回移民のふるさと巡り」が3月中旬に行われ、聖州各地の移住地を巡るツアーを企画している。3月14日から、3泊4日でシングル1615レ、ツイン・トリプルは1290レ。定員になり次第、締め切りとなる。 聖、リオ州を結ぶヅットラ街道沿いにひらけた水田地帯のピンダモニャンガバ、タウバテ、戦前から移住者がいたサントアントニオ・ド・ピニャール、海岸線を下りカラガタツーバ、サンセバスチャンを回る。 現地での交流はタウバテ、ピンダモニャンガバの日本人会など5カ所を予定。最終日のカラガタツーバでは帆船でイーリャ・ベーラの島巡りも行われる。 詳細や問い合わせ、申し込みはグローバル・サービス旅行社(11・3572・8990)まで。
ニッケイ新聞 2014年1月24日 今年は6つの県人会が創立周年行事を控えていることが、本紙の調査で分かった。4月の和歌山(60)を皮切りに、8月の宮崎(65)と青森(60)、10月の福井(60)と北海道(75)、11月には長野(55)となり、母県から慶祝団を招いて式典を行う。宮崎、福井は移民100周年の節目も迎える。 和歌山県人会(木原好規会長)は、4月27日午前10時から、北海道交流センターで創立60周年式典を予定する。 仁坂吉伸知事を含め県庁、県議会関係者から約20人、民間から30人ほどの慶祝団を見込む。 県人会支部がある南麻州ドウラードスにも初訪問し、式典翌日には母県からの企画・立案で、特産品や観光情報の宣伝会が準備されている。 宮崎県人会(高橋久子会長)は創立65年を迎え、8月24日に北海道交流センターで開催予定。県人移住100周年も合わせ午前9時からは、南米神宮の宮司を招き先没者法要も行う。 知事らの来伯見込みに加え、余興には「高千穂の夜神楽」で有名な伝統芸能「お神楽」が披露される。関係者10人が来伯し、式典翌日の25日には、県人が多い地域でという互いの思いから、モジ市立劇場(400人収容)でも披露予定。 青森県人会(玉城道子会長)は、宮崎と同日の24日(時間未定)に栃木県人会館で、60周年式典を行う。今のところ県庁、県議会から6人程度を予定し、日ポ両語での記念誌作成が決定している。今月26日の総会で役員選が行われるため、新体制が整ってから詳細が詰められるという。 玉城会長は「数年前の会館改修時に、史料を一時的に移動した。式典に間に合わせ史料室を整備したい。記念誌の編集会議もこれから」と話す。 福井県文化協会(有明正一会長)も60周年を迎え、10月12日午前10時から、宮城県人会館で式典を行う。1月末の総会でおおよその見通しが決まるが、県民移住100周年も重なり先没者法要も。 北海道協会(大沼宣信会長)は10月19日(時間未定)に同会で、創立75周年および移住95周年式典を行う。事務局関係者によれば、これから実行委員会を立ち上げるとのことで、慶祝団など詳細は決まっていないという。 長野県人会(高田アルマンド陸男会長)は、11月9日午前10時から愛知県人会館で55周年式典。第1アリアンサ90周年とも重なることから、会としては来伯団のアリアンサ訪問も実現したい意向だ。
ブラジル岩手県人会(千田曠曉会長)の第55回定期総会と新年会が19日、予定より1時間遅れの午前11時からサンパウロ市リベルダーデ区の同会館で開催され、総会と新年会合わせて約80人の会員が出席した。 先亡者への黙とうの後、千田会長があいさつ。昨年8月に開催された県人会創立55周年に触れ、会員への感謝を表した。また「皆さんから出された新しい企画やアイデアを理事会で検討し、実行していきたいと思っておりますので、皆さんの協力をお願いします」と呼び掛けた。 2013年度事業報告に続いて行われた13年度会計報告では、収入24万1098・37レアル、支出20万7235・31レアルで、3万3863・06レアルが次期に繰越。また、銀行預金を合わせた資産が36万6389・50レアルであることが発表された。 さらに、菊地義治会長時代からあった第2会計について千田会長が「いつまでもこのまま置いておかずに会計を一つにすることにした」とし、イタウ銀行からサンタンデール銀行に移された10万3000レアルを含む計22万498・85レアルの余剰資産があることも改めて発表され、それぞれ承認された。 14年度事業計画案に続いて14年度予算案について、11万5000レアルが承認された。 千田会長は、今年度の会館使用量が増加することを見込んでおり、数年前から県人会の家屋税(IPTU)が非課税されていることに触れ、「収入を増やし、支出を抑えることができる」と説明した。 理事会提案では、昨年からの年間会費80レアルをそのまま据え置くことが発表。また、今年6月から開催されるサッカー・ワールドカップで日本、特に岩手県から日本人が来伯した際に、県人会でできる限りの対応をしていく考えも示された。 引き続き行われた新年会では、モジ・ダス・クルーゼス市在住の地方理事である菊池達郎さん(86)が乾杯の音頭を取り、参加した会員たちは新年最初の公式イベントを楽しんだ。 2014年1月22日付
沖縄県人会サント・アンドレ支部(儀間マリオ支部長)の新年祝賀演芸会が、12日午後4時からサント・アンドレ市内の「うるま会館」で開催され、支部会員やサント・アンドレ日系団体関係者など約200人が詰め掛けた。 開拓先亡者への黙とうに続き、儀間支部長があいさつし、「今年はサッカー・ワールドカップや大統領選挙などイベントも多く、会員の皆様と一緒に感動の年にしたい」と抱負を述べた。 「新年の歌」を全員で斉唱後、糸洲三郎うるま老壮会会長、仲田光子うるま婦人会会長、新城レナット青壮年会会長がそれぞれ新年のあいさつを行った。糸洲会長は現在約270家族の支部会員数が、子供、孫、曾孫を含めて計算すると約4000人に達すると推測されることに言及。「これも先輩たちの献身的な協力とウチナーンチュの友愛のきずなのお陰」と感謝を表し、「相互扶助の心を大切にし、高齢者を敬愛する心を引き継いでもらう育みをしていこう」と呼び掛けた。 引き続き、サント・アンドレ日系連合会を代表して牧半治元会長が祝辞を述べ、「私は日系2世でありますが、心は日本人。子供のころは、たくさんのごちそうが出る新年会の前の晩はうれしくて眠れないほどでした。そのことを思い出しながら毎年新年会に出席しています。これからも日本文化継承のために大いに頑張っていただきたい」と激励した。 その後、同支部相談役の金城徹氏が乾杯の音頭を取り、出席者たちには豚の丸焼き4頭分をはじめ、沖縄名物のチャンプルーなど支部会員や婦人部たちが持ち寄った料理が振る舞われた。 後半の演芸会では、新年幕開け演奏を皮切りに合唱、ハーモニカ演奏、琉球民謡、新春漫才などが舞台上で披露され、参加者たちは新年会の一日を楽しんだ。 2014年1月21日付
【福井発】福井県日伯友好協会(前田康博会長)は昨年12月10日、福井市内の料亭寿々屋で2013年度海外技術研修員らを招き、「慰労・激励・年忘れの会」を行った。 招待されたのは南米から研修に来ている藤沢クラウジオ和範さん(25、サンパウロ市)、滝沢カロリーナまゆみさん(20、同)、吉田生田マリアーネゆりさん(20、同)、平グラシエラさん(26、亜国)。 4人は福井県内でデザインや菓子製造を学びながら、昨年10月には同協会とともに「福井国際フェスティバル2013」でブラジル・ブースを出店し、来場者たちに自国の紹介や食べ物を提供した。 10日の会は、同協会がフェスティバルで日伯友好親善に貢献した4人に対する感謝の気持ちと、研修後半への激励をしようと企画したもの。 会場には前田会長、山本達雄事務局長など同協会役員のほか、開会中だった県議会からも松井拓夫副議長らが駆け付けるなど、関係者が30人ほど集まった。 参加者たちは、夜遅くまで研修に励む4人に夜食用のインスタントラーメンやミカンなどを袋一杯に詰めて贈り、「残り4カ月間の研修生活を頑張って」と激励した。 研修生たちは福井での生活について報告し、研修先の状況や同協会が連れて行った菊人形見学、そば打ち、作陶体験などの思い出を振り返りながら「福井県の皆さんの厚意に感謝しています」と語った。 なお、会場では、昨年8月にブラジルで開催された全伯少年太鼓選手権大会で、福井村ピニャール日本語学校太鼓部「飛翔」が優勝したと報告があり、「今年3月に飛翔が福井へやって来る」との話題で盛り上がった。同協会では、ブラジルで一番になった飛翔に法被をプレゼントするという。 2014年1月21日付
ニッケイ新聞 2014年1月21日 鹿児島県人会は12日、同会会館で役員会を行った後、正午から新年会を行った。会員、家族、知人ら約50人が参加し、気持ち新たに2014年を祝った。 小森広相談役が乾杯のあいさつで「創立101年を迎え、新しい気持ちで参りましょう。素晴らしい年になるよう会員の皆さまの健康と、会のさらなる発展を願う」と述べた。 会員婦人らが持ち寄ったチラシ寿司や赤飯、煮物、コシーニャなどに舌鼓を打ち、和やかに歓談を楽しんだ。3月9日には総会を予定している。
ニッケイ新聞 2014年1月21日 ブラジル岐阜県人会(山田彦次会長)は昨年19日、聖市内のレストランで忘年会を行った。会員、知人ら約20人が集まり和やかに1年を振り返った。 山田会長は移住百周年、同会創立75周年式典を行った旧年を振り返り、「皆さんにはご苦労をおかけしました。立派な式典が行えたことを感謝します」とあいさつした。 参加した婦人らは、「今年は節目の年だったけど、女性陣はそんなに忙しいわけではなかった。式典に向けて男性陣は大変そうだった」と、大役を果たした同県人会幹部を労った。
マナー講師の豊田瑠美氏、綾部クラウジオ氏、愛知県人会の共催で無料講習会「アガリ症解消・人前で話すテクニック」が、17日午後6時半からサンパウロ市リベルダーデ区の同県人会館(Rua Santa Luzia, 74)で開催される。 誰でも参加でき、入場無料。問い合わせは、豊田氏(電話11・99630・5633)(メールlumitoyoda@gmail.com)まで。 2014年1月16日付
ニッケイ新聞 2014年1月15日 東京都友会(坂和三郎会長)が19日正午から、ニッケイパラセホテル(Rua Galvao Bueno, 425, Liberdade)で「新年会」を行う。会費は70レアル。会員外の参加も可で、「東京を愛する人なら誰でも歓迎」としている。藤間流日本舞踊学校の好意により、今年も祝賀の舞が披露される。カラオケ、抽選会も予定。来社した坂和会長と多羅間俊彦名誉会長は、「1年のスタートに、2020年東京五輪招致記念の祝賀会としても、新年を共にお祝いしましょう。当日参加も喜んで」と呼びかけた。問い合わせは事務局ベッチさん(11・3254・3540、同・98975・4635)まで。
東京都友会(坂和三郎会長)の2014年度新年会が、19日午前11時半から午後4時までサンパウロ市リベルダーデ区のニッケイパレスホテル(Rua Galvao Bueno, 425)で開かれる。 新年会は2020年の開催が決まった東京五輪招致を記念し、当日は藤間流日本舞踊学校による「祝賀の舞」が披露されるほか、会場ではカラオケ設備の用意もある。 坂和会長は「友人など、会員でなくても『東京を愛する方』であればどなたでも結構ですからお誘い合わせの上、ご参加ください」と当日の来場を呼び掛けている。 会費は1人70レアル。駐車場(各自負担)もあり。 問い合わせは(電話11・98975・4635、toyukai@nethall. com.br)まで。 2014年1月14日付
リベルダーデ文化福祉協会(ACAL、池崎博文会長)と日系5団体共催による大みそか恒例の餅つき大会が、昨年12月31日午前9時からサンパウロ(聖)市のリベルダーデ広場で開催された。 今回で43回を迎えた餅つき大会では、紅白餅2万袋と雑煮3000杯が無料で振る舞われ、1時間待ちの長蛇の列がセー方面まで伸びていた。 餅つき大会では、赤い法被を着た各日系団体関係者が交代で餅をつき、在聖総領事館の福嶌教輝総領事や前聖市長のジルベルト・カサビ氏などの姿もあった。 また、広場では「天龍太鼓」による和太鼓演奏が披露されたほか、南米大神宮による「茅の輪くぐり」も行われ、晴天に恵まれた中で来場者たちは年の瀬の行事を楽しんでいた。 2014年1月11日付
【鹿児島】ブラジル鹿児島県人会(園田昭憲会長)では、2014年度県費留学生2人を募集している。留学資格の条件は、同県出身の海外移住者子弟。年齢は30歳までで、日本語を理解し修学や日常生活に支障のない人。その他の詳細、申し込みについては同県人会(電話11・3862・2540)まで。 【香川】ブラジル香川県人会(菅原パウロ農夫男会長)は、2014年度海外技術研修員を募集している。研修員は香川県人子弟に限り、応募締め切りは今月31日まで。詳細に関する問い合わせは同県人会事務局(電話11・5587・5303、contato@kagawa. com.br)まで。 2014年1月9日付
NHK紅白歌合戦に初出場した岩手県出身の演歌歌手・福田こうへいさん(36)の応援鑑賞会が、昨年12月31日午前8時15分からサンパウロ市リベルダーデ区の岩手県人会(千田曠曉会長)会館で開かれた。 当日は、リベルダーデ広場での餅つき大会などとかち合ったり、時間帯が早かったためか参加者は10人ほどと少なかったが、岩手県出身の歌手の晴れ舞台とあって同県人関係者らは熱い思いで画面に見入っていた。 福田さんは、2010年6月23日に発売した演歌「南部蝉(せみ)しぐれ」が演歌部門のCD売り上げ週間ランキングで1位を記録し、昨年の日本レコード大賞新人賞を受賞した上、NHK紅白歌合戦に初出場することが決定。昨年8月18日に行われた岩手県人会創立55周年に郷土芸能使節団の一人として来伯した。 紅白歌合戦に12番目に出場した福田さんを応援した千田会長は「(福田さんの)高音の伸びがいいね。集まった人数は少なかったけれど、コロニアのおじいちゃん、おばあちゃんたちに喜んでもらおうと思って企画しました。やることに意義がありますね」と笑顔を見せていた。 2014年1月8日付
昨年8月に県人ブラジル移住100周年、県人会創立75周年記念式典を行った岐阜県人会(山田彦次会長)の忘年会が、昨年12月19日午後7時からサンパウロ市リベルダーデ区の韓国レストランで開催され、会員ら約20人が集まった。 山田会長は「岐阜県人移住100周年、県人会創立75周年の式典開催では会員の皆様に大変お世話になりました。また来年もよろしくお願いします」とあいさつした。 引き続き、監事の金子享資(きよすけ)氏が乾杯の音頭を取り、会員たちも杯を掲げた。 会員たちは食事を取りながら和気あいあいの雰囲気の中で歓談し、2013年の1年間を振り返った。 2014年1月7日付
ニッケイ新聞 2014年1月4日 大晦日恒例の「第43回餅つき祭り」が今年も聖市リベルダーデ広場で行われ、昨年の約4万人を越える人出で賑わった。リベルダーデ文化福祉協会(ACAL)、在聖総領事館、文協、援協、県連、商議所、アリアンサの共催。持ち帰り用の紅白餅2万袋に雑煮3千杯、合計約2トンの餅が振る舞われ、茅の輪くぐりにも長蛇の列ができる盛況振りだった。 今年初めてやって来たという戸井田祐寿さん(74、二世)は「いつか来ようと思っていた。人が多くてびっくり。これから雑煮を食べます」と胸を躍らせた。 毎年のように来場しているという間部百合子さん(76、二世)は、「サンシルベストレよりも、こっちを優先しています」と笑顔を見せた。 東洋会館での式典ではACALの網野弥太郎評議員会長が「スポーツの世界で日伯の交流が盛んになることは喜ばしい」とあいさつした。2014年のW杯開催に喜びを表し、「リベルダーデという街がただの観光地ではなく、学生の街としても栄えることを期待している」と語った。 リベルダーデ・ラジオ体操会の婦人らは10年以上も前から手伝いに励む人が多くいるという。「数日前から準備をしてきました。今日は朝6時から袋詰めなどしています。毎年同様の賑わいでうれしいね」と笑顔を見せた。 正午過ぎからは今年もテレビ局「グローボ」の中継も行われ、餅つきの実演や小分けする作業が放送され、年末の雰囲気を盛り上げた。
さらに広げよう交流の輪 謹んで新年のお慶びを申し上げます。 旧年中はいろいろとご支援をいただき、心より感謝申し上げます。 海外最大の日系人集団地であるブラジルで移住106年を迎えました。昨年は戦後移住60周年と、また多くの県人会が記念式典を行い、多くの方々が来伯交流されました。 今年はサッカー・ワールドカップがブラジルの各地で開かれ、世界の国々から多くの人たちが来伯します。また日本からもたくさん来ると思いますが、多くの人たちはサッカーが好きな若者たちですから、これまでと違った交流の輪が作れるのではと期待しています。 また、ワールドカップ期間中に県連の主催するフェスティバル・ド・ジャポンもありますので、日本からの人たちもフェスティバルの会場に足を運んでくれるのではと思います。そして、2016年のリオで開催されるオリンピックと、世界中からブラジルは注目されます。そこでこの地に住む我々日本人、日系人に何ができるかを考え、日本だけでなく世界に交流の輪を広げることが大切です。 ブラジル日本移民の歴史については後世に伝えることは大切ですが、これからの世界、ブラジル社会を考えることも必要です。 もっと大きな視野に立ち物事を考え進め、いろいろな面での交流が疎遠になっていく中、新しい日系社会を形成することが大切で、近年減少傾向にあります留学生・研修員制度の継続、明日を作る青少年の短期訪日交流なども都道府県人会などと共に訴えていきたいと思います。 また、県連では郷土芸能、郷土食の祭典であるフェスティバル・ド・ジャポンを通じて、伝統ある郷土芸能を守って来られた方々、郷土に永く伝わり郷愁を呼ぶ郷土食をブラジルの地に残すことをこれからも深めていきたいと思います。 さらに、県連が25年以上続けている「移民のふるさと巡り」も、以前行ったことのある地域も含め、新しい交流を探したいと思います。 今年も昨年同様よろしくお願い申し上げます。 2014年1月1日付
ニッケイ新聞 2014年1月3日 新年祝賀会が聖市の文協ビルで1日午前に行われ、200人以上が集まってお正月を祝った。ブラジル日本文化福祉協会、援協、県連、商議所、日伯文化連盟などの共催5団体代表のほか、JICAブラジル事務所、国際交流基金サンパウロ日本文化センターなど多くの来賓が出席した。サッカーW杯で多数の日本人が来伯することが予想され、共に手を取合って日伯交流の機会にすることが誓われた。 文協コーラス部の先導により日伯両国歌斉唱の後、木多喜八郎文協会長が祝辞を述べた。「W杯もあり観光、視察も兼ねてご来伯される方も多いでしょう。新しい日伯の交流親密化に大いに期待しております。変動の多い年となるでしょうが今年も一年、力を合わせてがんばりましょう」とこぶしを握った。 福嶌教輝総領事は「日系社会成功の影には幾多の困難と苦難があり、それらを乗り越えてきた皆さまには、尊敬の念を禁じえません」と述べ、W杯ブラジル大会開催にも触れて「我々はブラジル代表の大躍進を願い、ブラジルの皆さまからは日本チームの決勝トーナメント進出を応援していただきたい。世界中から益々注目を浴びるブラジルと、経済回復をみせる日本の交流が進化するよう、総領事館としても日系社会との関係を一層強固なものとし、今まで以上にオールジャパンで活動していく所存です」と力強く語った。 園田昭憲県連会長による万歳三唱、コーラス部先導による「一月一日」の合唱で式典を締めくくり、大サロンに会場を移して祝賀パーティーが催された。 毎年参加するという下田和子さん(75、愛知)は「大晦日の餅つき大会も行きました。日本と変わりない雰囲気を味わえてうれしい」と笑顔を見せた。子供移民ゆえに「大昔は日本のものは何もなかったけど、今は多くのものが手に入る。でも日本へ帰った人も多くいて、中国人が売っていたりするけど」と感慨深げに語った。 斉藤尋子さん(89、東京)は娘の藤川静枝さん(58、二世)と来席。「娘や友達にも会える良い機会になっています」と話し、「こういう席に参加して、日本の正月の雰囲気を忘れないようにしないと」と笑いを誘った。静枝さんは静岡へデカセギ中で2年に1回のペースで帰伯しており、「日本の寒い正月より、〃暑い正月〃の方が好きです」と当地での年明けを喜んだ。
ブラジル鹿児島県人会(園田昭憲会長)は8日、サンパウロ(聖)市パカエンブー区の同会館で正午過ぎから忘年会を開催した。 小森広相談役が乾杯の音頭を取り、集まった約30人の参加者らはそれぞれが持ち寄った料理に舌鼓を打ちながら本年を振り返り、歓談を楽しんだ。 今月4~6日にフォス・ド・イグアスで開催された国際獣疫事務局(OIE)のセミナーに参加するため来伯していた鹿児島大学共同獣医学部の高瀬公三学部長、宮本篤副学長も、本人の強い希望で聖市に滞在して同県人会との交流を図り、忘年会にも参加した。宮本副学長は、「近年、外国に目を向ける若者が少なくなっていると感じる。今後も鹿児島大学とブラジルの交流を促進し、国際感覚を身に付けた人材育成ができれば」と展望を語った。 10月20日、聖州議会で県人会創立100周年式典を成功させた園田会長は本紙の取材に対し、「これからの100年に向かって何をすべきか考えなければいけない時。ただ、1世紀という節目を大きな問題もなく会員、役員一同で乗り越えたことはまた、歴史の一つでもある」と感慨深げに答えた。 また、次期会長として推薦されている松村滋樹副会長は「県人会としての一大イベントを経験し、今までになく母県とのつながり、会員同士のつながりが深まったと思う。初めて三人展の企画運営を行い、困難もあったが勉強になった」と節目の年を振り返った。 2013年12月27日付
今年の第16回県連日本祭りは10万5000レアルの黒字であることが発表されたが、来年イミグランテス展示場で開催した場合の試算が約25万レアルの赤字であることが算出されている。 こうしたことを受け、来年度の日本祭りについてイミグランテス展示場での開催継続が厳しく、会場を変更する考えや一時は「中止してはどうか」との意見も出されていた。 しかし、10月の代表者会議で第17回日本祭りの開催の是非を問う多数決が行われ、「サンパウロ州政府からの予算が出れば、多少の赤字覚悟で来年も開催する」ことで決定。来年のテーマが「三方良し」に決まったことが発表されたほか、各県人会のスタンド代を2000レアルに値上げすることが提案され、承認された。 来年は6月~7月のサッカー・ワールドカップ開催と10月に統一選挙が行われるため、日系議員からのイメンダ・パラメンタル(議員割り当て金)が見込みにくい中、「日本祭りがなくなると日系社会のまとまりがなくなるのでは」と危機感を抱いた在サンパウロ総領事館が来年は正式に後援団体に名を連ねることも決定したが、その一方で県連執行部はスポンサー企業の獲得に苦労している状態だ。 2013年12月28日付
