06/03/2026

Mês: janeiro 2015

一般の若手参加も呼び掛け 昨年10月に長崎市を訪問し、2013年の創立50周年を記念して長崎伝統芸能の「龍(じゃ)踊り」の龍を寄贈された長崎県人会(栗崎邦彦会長)は10日、練習用の龍体を完成させた。県人会は同時期の訪日時に、長崎女子高校のメンバーから龍踊りの手ほどきを受けており、今年6月の文協コロニア芸能祭での初舞台に向けて、2月から本格的な稽古を行う。 長崎県人会では「龍踊り委員会」(川添博委員長)を創設し、婦人部(和田佐代子部長)、青年部(宗像アレシャンドレ部長)の協力を得てサンパウロ市ジャバクアラ区の旧会館で練習用龍体の制作を行い、10日に完成させた。 龍踊りは元々、「五穀豊穣」を願う中国の神事に始まったもの。雷雨を呼ぶと信じられている龍を巧みに舞わせる踊りで、中国からの渡来人が多かった長崎にも伝わり、唐人屋敷に住む唐人から手ほどきを受けた日本人によって独自の発展を遂げ、300年以上の歴史を持つという。 実際の龍踊りは、龍が追う玉を持つ「玉使い」1人と、龍体を操る「龍衆(じゃしゅう)」10人と、銅鑼(どら)やラッパなどを奏でる楽隊十数人で構成される。 川添委員長は練習用龍体の制作について、昨年8月から準備を進め、同12月から組み付け作業を行ってきたと説明。「どんな作り方か分からず手探りで作ったので、まだこれから実際に(練習用龍体を)使ってみて不都合なところを修正していきたい」と話している。 龍踊りの龍は長さ20メートル、重さが120キロもある。オリジナルの「龍頭(じゃがしら)」は15キロの重さだが、「最初から15キロの重さの龍頭では、とても振り回せない」(川添委員長)とし、練習用の龍頭は約10キロと軽くしている。 2月から始まる稽古では最初に10人の龍衆が持つ「棒」の使い方や足の運び方などを練習し、その後、実際の龍体を使って少しずつ重さに慣れるようにしていくという。 現在の旧会館では天井が低いため思うように動きにくく、人数的にも県人子弟だけでは十分とは言えない状況だ。川添委員長は今後、セイネン文協や ASEBEX(留学生OB会)など県人子弟以外の若手メンバーにも広く参加してもらい、6月の文協コロニア芸能祭での初舞台に向けて、練習用の場所提供を 文協側に求めていく考えを示している。 なお、昨年10月に「龍」とともに長崎市から寄贈された路面電車が、いつブラジル に到着するかは現在のところ未定。路面電車の寄贈は、中井貞夫サントス市議(元同市議会議長)の発案で実現し、サントス側ではルイス・ギマランエス観光局 長が中心となって受け入れ準備を進めている。 龍踊りに関する問い合わせは、長崎県人会(電話11・3203・0949)か、川添委員長(11・4828・3611)まで。 2015年1月28日付
ブラジル岩手県人会の2015年度定期総会が18日午前、サンパウロ市リベルダーデ区の同県人会館で開かれた。役員改選では新たな会長立候補者が現れず、千田曠暁会長(73)の続投が出席者により承認された。 開始時点で19人が出席。多田マウロ副会長が議長を務めた。千田会長は「昨年は日本との交流もでき、役員会で提案のあった新事業もできるだけ取り組んできた。会員がいてこそ活動ができる。お陰で何とか一年を切り抜けることができた」と振り返った。 2014年は、わんこそば祭りなど例年の行事のほか、母県岩手日報社へのサッカー・ワールドカップ関連の記事寄稿、同社の記事を転載した「ふるさと岩手だより」発行など新たな交流も生まれた。多田副会長による、青年を対象にした日本語会話教室も再開した。 昨年の収支は約14万レアル。会費、母県補助金のほか、カラオケダンスが始まるなど会館賃貸も順調だった。今年は定例行事のほか、8月にパラグア イ・ピラポ移住地55周年式典への参加を予定。予算は14万レアルを計上、新規事業も行いたいとして会員からの提案を呼び掛けた。各種報告・計画案ともに 承認された。 役員改選には事前の会長立候補者がなかったが、千田会長は改めて新会長への引継ぎを要望。仕事等で会長職を 引き受けられない事情があることに理解を示しながらも、「若い人たちに受け継いでいただきたい。留学・研修OBであれば、日本語も分かり、県との関係もあ る。そういう人に入ってもらい、会を盛り上げてほしい」と希望を語った。 最終的に立候補者はなく、千田会長の続投が決 まった。9期目となる千田会長は、「次の会長を育てる責任があり、無責任なことはできない。今までやってきた人、新しい人と相談しながら新しい理事会を作 り、その中で色々な人が出てくるのを待ちたい。元気なうちは皆さんと支えあいながら2年間やっていきたい」と述べた。 総会終了後は新年会に移り、出席者一同で乾杯。ミナス・ジェライス州から訪れた会員もおり、約50人で今年最初の行事を楽しんだ。 2015年1月23日付
ニッケイ新聞 2015年1月27日 ブラジル日本文化福祉協会、サンパウロ日伯援護協会、ブラジル日本都道府県人会連合会など日系35団体共催による『日系議員の当選祝賀会』が2月6日午後7時半から、文協ビル貴賓室(Rua Sao Joaquim, 381)で開かれる。会費80レアル。聖州選出の下院議員及び州議員の当選を祝う。申し込みは2月3日までに文協(11・3208・1755、event@bunkyo.org.br)まで。
ニッケイ新聞 2015年1月27日 ブラジル東京都友会(坂和三郎会長)が25日昼、聖市ニッケイパラセ・ホテルで『創立50周年記念祝賀新年会』を行ない、約100人が集った。東京サンパウロの姉妹州都締結25周年と日伯外交関係樹立120周年もあわせて祝った。今回は舛添要一都知事の参加は叶わなかったが、来年のリオ五輪の次が2020年東京五輪であり、同知事の来伯に期待が高まっている。 先没者への黙祷、両国国歌斉唱の後、坂和会長があいさつに立った。「東京五輪のためのリオ下見などを目的に、舛添都知事のブラジル訪問も実現するのでは。将来への飛躍を願いお祝いしましょう」と幕開けを告げた。舛添都知事の祝辞も「三つの節目に加え来年はリオ五輪も行なわれる。これらを契機に、更なる交流活発化に期待」と代読された。野村アウレリオ、羽藤ジェオルジの両聖市議、安部順二・元連邦下議も祝辞を送った。福嶌教輝・在聖総領事は「リオ五輪に向けて都知事が何度か来られるよう調整中。都友会からもぜひ歓迎の声を挙げて」と来伯実現にも言及した。89年に都立大法学部で学んだ大沼潤さん(50、二世)が、留学生OB代表として04年に途絶えた制度復活を願い、藤間流による祝賀の舞、ケーキカット、鏡割りが行なわれ会食に移った。乾杯の発声に立った多羅間俊彦名誉会長は「25年前の鈴木俊一都知事来伯時は会も活性化した。舛添さんにも五輪関連で来伯して頂きたい」と強い期待感を込め、「我々の役目は終わろうとしている。次世代に引っ張ってもらいたい」と若者の台頭を願った。モジ在住の興津正治さん(80、東京)は45年3月の東京大空襲で浅草の家を失った。「東京で小学3年生まで過ごし宮城に疎開した。その時代の話をできる人がいないね」と時代の移り変わりを惜しんだ。同会は記念誌を編纂中で、元パ紙記者の赤木一成さん(78、熊本)が執筆中だ。援協50周年誌にも携わった同氏は、「都民の先祖を辿れば多くは地方出身者だが、(初代文協会長の)山本喜誉司など優秀な人材を多く輩出している」と称えた。今式典の項目を書き加え、すぐに刊行することを目指している。都友会は65年11月3日の創立総会をもって結成された。本格的な組織作りは同年10月ごろ、戦後初の海上自衛隊の練習艦隊4隻を歓迎する県別組織が母体となった。都出身者の先駆けは笠戸丸移民の茨木友次郎(本門仏立宗日水上人)、妻・チヨ、弟・信太郎の3氏という。会員は現在約150人。90年6月13日にはサンパウロ州政庁(バンデイランテス宮殿)で、オレステス・ケルシアと鈴木俊一両知事による姉妹友好提携が結ばれた。以来25年間、都知事来伯はない。
ニッケイ新聞 2015年1月22日 日本政府が世界6都市で設立を進める広報文化施設「ジャパンハウス」(仮称)の現地調査のため、外務大臣政務官の薗浦健太郎・衆議院議員(42、香川)が来伯した。聖市文協で20日午後、現地報道陣の取材に応じ、設置候補地の視察、日系人らとの意見交換会を振り返って、「設立に向け関係者から運営協力を得られた」と滞在の成果を報告した。 「日系人からジャパンハウスに対する期待の高さを感じた。また外交樹立120周年という記念すべき年に、日伯関係の交流親睦の一躍を担えたことも光栄」とのべ、日系の議員、企業関係者らと懇談した結果、「運営に対する各所からの協力を得られることができ、有意義な出張となった」と総括した。イビラプエラ公園内の日本館を訪問、慰霊碑も参拝した。両国関係については「改めて日本とブラジルの関係の深さ、歴史の長さを認識。さらなる関係強化を図らなければならない」との実感を口にした。滞在は19、20日のみの2日間だったが、パウリスタ大通りで2、3カ所、聖市文協、ピニェイロス区のエルドラド・ショッピングセンターなど全部で5、6カ所を視察。開設地は帰国後に協議を進めるという。「東京の政治家や役人だけで決めてしまうと間違いなく失敗する」という理由から、「ロンドン、ロス同様、サンパウロにもアドバイザリーボード(顧問委員会)、運営会議のような機関を設ける」と明言した。「そこから出てくる意見を最大限に尊重させながら運営していく」と話し、第三機関として機能させたい意向だ。「日本政府側が広報したい部分と、現地側が知りたい日本をすり合わせる。日本から一方的に発信していくことは避けたい」と答えた。同会議の構成員は日本を良く知る人物や日系人らになるという。今回の訪伯で「ロベルト・ロドリゲス元農務大臣、USP前学長のジョアン・グランジーノ・ローダス氏などにご快諾を頂いた」と明かし、「日系企業、商工会議所の方々にも入って頂く」との見通しを語ったが、文協などいわゆる日系団体御三家の名前は、今の段階では挙がらなかった。16年内の開設を目指しているが、予算が確定していないため、運営団体を決める公示・入札時期は現在未定。「時期が来たら在聖総領事館から広報していただく」と話し、具体的な開設時期に関しても「いつになるかは確約できない」と答えるにとどまった。■   ■この日は文協で飯星ワルテル連邦下議、元連邦下議の安部順二氏、連邦下議に繰り上げ濃厚なウィリアン・ウー氏、羽藤ジョージ聖州議らと意見交換を行なった。文協の木多喜八郎会長、呉屋春美、山下譲二両副会長も同席した。文協ビルも視察し、史料館、消防法に準ずる屋根の改修工事を行なう大講堂、4階の裏千家教場「伯栄庵」を訪れた。案内した木多会長によれば「政務官は深く感心していた」という。意見交換会の内容は明かさなかったが、「東京に持ち帰り日系社会の存在感を伝えてほしい。建設60年を誇る日本館に負けない立派な文化施設を期待している」と願った。
ニッケイ新聞 2015年1月22日 日本文化庁の「文化交流使」として来伯中の薩摩琵琶演奏家・櫻井亜木子さん(38、東京)が19日昼、聖市リベルダーデ区の熟年クラブ連合会会館で演奏会を行なった。熟連の五十嵐司会長が歓迎のあいさつに立ち、「日伯外交樹立120周年の幕開けをお祝いする行事です。三味線、琴以外の極めて珍しい演奏会。素晴らしい音色を拝聴し勇気を頂きましょう」と、約80人の聴衆に呼び掛けた。櫻井さんは琵琶の起源や種類、同楽器の伴奏に合わせて語る平曲「平家物語」との関係性を説明し、「白虎隊」、自身の楽曲「桜島」、童歌「とうりゃんせ」「かごめ かごめ」で観客を楽しませた。「平家物語」も披露し、有名な冒頭「祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり―」という一節も披露した。事前の要望で鹿児島県生まれの関係者から「西郷隆盛」もリクエストされ、「出身者が目の前で聞いて下さるとあって、気持ちが引き締まった。でもちょっと緊張した」と胸をなでおろした。父が鹿児島生まれという松島節子さん(77、二世)は「プロによる演奏を初めて聴けて感動的だった。聴き慣れた童謡まで弾いてもらえて良かった」。筝曲宮城会の長瀬玲子会長は「琴とは違って音色に幅がある。生の演奏を聴いて胸にビンビン響いた」と感激した様子を見せた。開催に協力した鹿児島県人会の松村滋樹副会長は「薩摩琵琶を聴ける機会なんてめったにない」としみじみ語り、「熟連は一世ばかりだから多くの人に喜ばれた」と盛況ぶりに一安心した様子だった。◎   ◎聖市での公演はこの日が最終日。商議所の新年会、サンパウロ日本人学校、モジ文協、憩の園など計10公演で約千人を動員した。9日間の滞在を終え、「移民にとって日本は遠い記憶の存在かと思ったが、そうではなかった」と語り、コロニアに根付く日本文化に感激した様子を見せた。「日系の子ども達の前で演奏を始めたら、スッと姿勢を正して黙って聴く姿が印象的だった。浴衣を着て邦楽器を弾くという、いかにも日本らしい姿を見て、何か感じるものがあったのだと思う」との喜びを口にした。
震災経験語り継ぐことの大切さ 死者6434人、行方不明者3人、負傷者4万3792人を出した阪神淡路大震災から17日で20年となり、ブラジル兵庫県人会(尾西貞夫会長)は、同日午前10時から物故者追悼法要をサンパウロ(聖)市リベルダーデ区の宮城県人会館で執り行った。法要には兵庫県出身者をはじめ、福嶌教輝在聖総領事館総領事、日系3団体代表ら約80人が訪れ、犠牲者の冥福を祈った。 1995年1月17日午前5時46分52秒、淡路島北部(あるいは神戸市垂水区)沖の明石海峡を震元とするマグニチュード7.3の大震災が発生し、兵庫県を中心に近畿地方一帯で大きな被害がもたらされた。 それから20年が立った17日、ブラジル兵庫県人会は物故者追悼法要を菊池顕正ブラジル仏教連合会会長(東本願寺南米開教監督)を導師に執り行った。 はじめにあいさつに立った尾西会長は、「ブラジル兵庫県人会が主催する法要は今回で2回目ですが、改めて亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。被害に遭われた方のご心労をお察し申し上げ、また、昨年亡くなられた当時の県知事でご苦労なされた貝原俊民氏のご冥福をお祈りいたします」と述べ、続いて1分間の黙とうが捧げられた。 追悼の辞では、井戸敏三兵庫県知事からのメッセージが山下亮ブラジル兵庫県事務所(パラナ州クリチバ市)所長によって代読され、「内外からのご支 援や励ましを頂きながら懸命の努力を重ねて兵庫は不死鳥フェニックスのように蘇ることができました。今後とも私たちの経験と教訓が世代や国境を超え、安全 安心な社会の実現につながっていくことを願います」と伝えられた。 また、兵庫県出身で震災時には同県に祖父母や両親、親 戚が住んでいたという福嶌総領事は、「(当時のメキシコ駐在から)帰国後は近所の風景が相当に変わっていて、震災のすさまじさを極めて身近に感じました。 今我々の使命は、その経験を語り伝え、日本を含め世界各地で頻発する自然災害での多くの悲しみや困難をこれらの知恵を集め、技術を向上させ、力を合わせて 乗り越えていくこと」と、追悼の辞を述べた。 その後は、読経の中、参列者たちが焼香し、犠牲者の冥福を祈った。 震災当日、兵庫県尼崎市の自宅で被災し、一時部屋に閉じ込められたという曽我部威さん(80、山形)は、「テレビが床に落ちてきて目が覚め、何十秒かの揺 れが何分にも感じられました。潰れたビルや倒れた高速道路を見た時は終戦を思い出すほどゾッとした」と被災時の様子を振り返り、神妙な面持ちで焼香してい た。 神戸高校出身で1959年にブラジルへ移民してきた八木静代さん(78、大阪)は、「震災の7年後に母校を訪れた際...
リンス熊本県人会(安永和教会長)主催の忘年会が12月21日、サンパウロ州プロミッソン市ボンスセッソ区の安永会長の自宅で開かれ、会員や一般など約180人が出席した。 当日は午前9時に集合し、同11時に開会。安永会長のあいさつに続き、「移民の父」上塚周平氏の七十九回忌及び先亡者の御霊(みたま)に対して1分間の黙とうを行った。 また、81歳を迎えられた今上天皇陛下の誕生日を祝し、伯日両国国歌を斉唱。引き続き、80歳以上の高齢者に対して蒲島(かばしま)郁夫熊本県知事からの感謝状と記念品が授与された。 記念撮影の後、正午から忘年会が開かれ、安永会長の父親の忠邦さん(93、2世)が乾杯の音頭を取った。 さらに午後1時からは第2回紅白歌合戦も開催され、約40人が出場。今回は紅組が勝利した。 最後は全員が輪になって「蛍の光」を合唱。2015年に向けたさらなる健勝を誓い合った。 2015年1月17日付
福島県人会(永山八郎会長)は25日、午前9時半から評議委員会(第2次招集)と午前10時半から定期総会(第2次招集)をそれぞれサンパウロ市リベルダーデ区の同県人会館(Rua da Gloria, 721)で開催する。 議題は2014年度事業・会計報告、15年度事業計画・会計予算案審議と役員改選(15~16年)。 総会後には新年会を行う。会費は30レアル。 出席者は準備の都合上、早めに県人会事務局(電話11・3208・8499)まで連絡のこと。 2015年1月14日付
岩手県人会(千田曠曉会長)の定期総会が、18日午前10時(第2次招集、第1次招集は午前9時半)からサンパウロ市リベルダーデ区の同県人会館(Rua Tomas Gonzaga, 95)で開催される。 議題は2014年度事業・会計報告、15年度事業計画・会計予算案審議と役員改選。 総会後には新年会を行う。会費は30レアル。 詳細は同県人会事務局(電話11・3207・2383)まで。 2015年1月14日付
今年創立50周年を迎えた東京都友会(坂和三郎会長)は、毎年恒例の新年祝賀会を25日午前10時からサンパウロ(聖)市リベルダーデ区のニッケイ・パレスホテル(Rua Galvao Bueno, 425)で開催するにあたり、坂和会長が案内のため5日、来社した。 今年は同会創立50周年に加え、聖州と東京都の友好関係樹立25周年、そして日伯外交関係樹立120周年の「意義ある年」で、祝賀会はこの三つの記念の年を祝す気持ちも込めて開催。毎年恒例になっている藤間流日本舞踊学校の師範による踊りや、カラオケ、豪華景品の当たる抽選大会などを用意。また、お雑煮などを食べられる食事も用意されており、舛添要一東京都知事の祝辞も代読される予定。 坂和会長は、「会員はもちろん、我々は『東京を愛する人の会』なので、どなたでも参加していただければ。毎年80人ほどが集まってくださる。今年も1年の初めにぜひ盛り上げていきたい」と参加を呼び掛けた。 会費は1人80レアル。問い合わせは同会事務所の電話(11・3254・3540、午前10時~午後1時まで)、メール(toyukai@nethall.com.br)、またはベッチさん(電話11・98975・4635)まで。 2015年1月13日付
日系37団体共催による平成26年度秋の叙勲祝賀会が、6日午後7時半からサンパウロ(聖)市リベルダーデ区の文協ビル2階貴賓室で開かれ、在聖総領事館管内で受章した南米相撲連盟元会長の赤木政敏氏(83、宮崎、旭日小綬章)とサンパウロ大学前学長のジョアン・グランディーノ・ローダス氏(69、旭日中綬章)の両氏の家族や知人など85人が出席し、両氏を祝福した。 祝賀会では日系団体を代表して木多喜八郎文協会長が祝辞を述べ、今年が日伯修好120周年の記念の年で各種行事が行われることに触れた上で、両氏の功績を称えた。 引き続き、在聖総領事館の佐野浩明首席領事が祝辞。「相撲は日本の心」と強調し、赤木氏の長年にわたるブラジルでの相撲の指導・普及を称賛。また、ローダス氏については、日本とブラジルの学術交流で日本の若者を積極的に受け入れたことに感謝の意を表した。 赤木夫人及びローダス氏の母親に花束が贈呈された後、受章した両氏がそれぞれ喜びの言葉を披露。赤木氏は「80数年前に母に抱かれて渡伯して以来、今日まで生きてきましたが、今回の叙勲は多くの諸団体と個人の方々のご協力の賜物と感謝致します。諸先輩に代って(勲章を)頂いたことを肝に銘じ、先輩方の分まで生きてまいる所存です」と述べた。 ローダス氏は、日伯間交流の中で大切なのは伝統を引き継いでいくことだと述べ、「日本政府から叙勲されたことは大きな栄誉。今後も日本とブラジルのために尽くしていきたい」と抱負を語った。 菊地義治援協会長が乾杯の音頭を取り、「乾杯、ビーバ、万歳」と出席した人々は杯を掲げ、両氏の叙勲を祝った。 2015年1月10日付
岐阜県人会(山田彦次会長)はこのほど、年表「岐阜県人ブラジル移住100年のあゆみ」を発刊した。 同年表は、岐阜県人がブラジルに移住した1913年から2013年までの100年間の出来事を年表形式でまとめたもの。「さみだれ移住の時代」「親睦会の時代」「県人会初期の時代」「脱皮準備の時代」「上昇気運の時代」「ほころびの時代」「法廷係争の時代」「新会館構想の時代」「活力衰微の時代」「計画頓挫の時代」の大きく10項目で構成されている。 また、付録名簿として役員、県費留学生・技術研修生、岐伯青年交流などブラジルと岐阜県の過去の交流事業で訪日及び来伯した人たちの名前も添付されている。 さらに、「コラム」欄では「岐阜県人ブラジル移住」をはじめ、県人会の歴史の一端が記載されている。 年表発刊報告のため来社した山田会長によると、2013年に「岐阜県人ブラジル移住100周年・ブラジル岐阜県人会創立75周年」の節目の年を迎えた時に、記念行事の一つとして「過去の記録を図書の形で残す」ことを決定。12年に資料集めからスタートしたが、一番の問題は特に戦前の県人会の資料が少なく、戦後の資料も白アリの被害に遭い、また12年5月に従来の県人会館から現在の事務所に引っ越しした際に資料が散逸するなど思うように作業が進まなかったことだという。 山田会長は「通史の形で刊行したかったが、古い資料はほとんど手元になく、県人会創立当時の人たちは鬼籍に入り、昔話を聞くすべもなく、とりあえず年表の形でまとめることにした」とし、まとまった形での記念図書は今回が初めての出版になるそうだ。 「県人会執行部にとっても批判的な部分もあるが、ありのままを年表に載せることで30年先、50年先の参考資料になればと思った」と語る山田会長。今後の目標について「2015年は県人会が存続できるのかという大事な年。県人会の文化事業をいかに次世代につなげていくかが大きな問題。毎年開催してきた日伯交流絵画展も含めた日伯修好120周年の事業展開が、今後の県人会が生き残るカギになるのでは」と述べた。 年表は500部を印刷。問い合わせは同県人会(電話11・3209・8073)まで。 2015年1月6日付
ブラジル兵庫県人会(尾西貞夫会長)は、1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災から20年の節目を迎えた仏式法要を、17日午前10時からサンパウロ市リベルダーデ区の宮城県人会館(Rua Fagundes, 152)で執り行う。 阪神淡路大震災は1995年1月17日午前5時46分52秒、淡路島北部(あるいは神戸市垂水区)沖の明石海峡を震元として発生したマグニチュード7・3の大地震。兵庫県を中心に大阪府、京都府など近畿圏の広域が大きな被害を受け、死者6434人、行方不明者3人、負傷者4万3792人を出し、被災者の中には、日本で就労していたブラジル国籍者も含まれている。戦後発生した地震被害としては2011年3月に発生した東日本大震災に次ぐ規模となった。 案内に来社した尾西会長と喜多山重男理事によると、当日は仏教連合会による法要を行い、井戸敏三兵庫県知事の追悼メッセージも披露されるという。また、会場内には震災発生当時の写真と復興した現在の写真が5枚ずつ展示される予定。 尾西会長は「兵庫県人会の創立40周年記念式典の時もサンパウロ文化センターで大々的な写真展を行うなど、節目の年ごとに阪神淡路大震災のことを取り上げてきた。被災地は既に復興を遂げているが、20年の節目に際して震災で亡くなられた方々の追悼を行い、震災で生まれた絆を次世代に語り継いでいくため、法要を行うことにした」とその意義を強調していた。 詳細に関する問い合わせは兵庫県人会(電話11・3207・0025)まで。 2015年1月6日付
ニッケイ新聞 2015年1月10日 日伯外交関係樹立120周年を迎える今年、秋田、群馬、東京、神奈川、富山、大阪、奈良、兵庫、広島、香川、福岡、佐賀の12県人会が創立の節目を迎える。秋田県人会は知事夫妻を含む約50人の慶祝団、友好州県45周年も祝う富山県人会は、アルキミン州知事と石井隆一知事の会談を計画。広島県人会は被爆70周年であることから原爆写真展、伝統芸能「芸北神楽」の招聘を企画するなど、それぞれ準備を進めている。 ◎秋田県人会(川合明会長)は、「創立55周年」を10月25日、知事夫妻、県議会議長ら約50人の慶祝団を迎え祝う。同県出身の医学者・高岡専太郎氏の子孫が経営する高岡農場で交歓会なども行う。 ◎群馬県人会(小渕民雄会長)は、「創立70周年」を8月23日に。知事、県議会議長、家族会会長ら10人の慶祝団が訪伯を調整中だ。 ◎東京都友会(坂和三郎会長)は、「創立55周年」を今月25日、聖市ニッケイパレスホテルで。東京都聖州友好提携25周年、日伯外交樹立120周年も祝う。慶祝団の訪伯はない。 ◎神奈川文化援護協会(白又考範会長)は、「創立50周年」に8月に開催予定。知事らの来伯も要請中だ。 ◎富山県人会(市川利雄会長)は、「創立55周年」を10月4日に宮城県人会館で。聖州との友好提携30周年の節目であることから、アルキミン聖州知事と石井隆一知事の会談も実現させたい考えだ。 ◎大阪なにわ会(下平尾哲男会長)は、「創立50周年」を8月30日に。慶祝団訪伯の予定はない。  兵庫県人会(尾西貞夫会長)は、「創立55周年」を11月1日に。パラナ州と友好提携45周年を迎えることもあり、知事を含む約30人の慶祝団が当地を訪れる。 ◎広島県人会(大西博巳会長)は、「創立60周年」を10月25日に行う(秋田県人会と同日)。今年は被爆70周年の節目にもあたるため、原爆写真展の開催や室町時代から続く伝統芸能「芸北神楽」の招聘も企画。知事、市長、県、市議会議長らを含む慶祝団の訪伯を予定する。 ◎佐賀県人会(西山実会長)は、「創立60周年」を8月2日に、同県人会館で開く。知事の訪伯も要請中。  奈良県人会は「創立55周年」、香川県人会は「創立60周年」、福岡県人会は「創立85周年」を迎えるが、式典など記念事業を行う予定はない。
ニッケイ新聞 2015年1月10日 和歌山県人会(木原好規会長)は2月1日午前9時から、「2015年度定期総会」を同会会館(Rua Tenente Otavio Gomes, 88)で行なう。第二次召集は同9時半から。定款改正にともない臨時総会も併催される。主な議題は14年度の事業報告並び会計報告と15年度の事業計画並び予算案審議、役員改選も予定。木原会長は4期8年務めている。終了後は新年祝賀会も行なわれる(会費一人30レ)。問い合わせは同県人会(11・3209・6771)まで。
ニッケイ新聞 2015年1月9日 東京都友会(坂和三郎会長)は25日午前10時からリベルダーデ区のニッケイパラセホテル(Rua Galvao Bueno, 425)で新年祝賀会を開く。藤間流日本舞踊学校による踊りが披露されるほか、カラオケも。東京都友会創立50周年、東京都・聖州友好提携25周年、日伯修好120周年もあわせて祝う。案内のため来社した坂和会長は「会員でなくても、東京を愛する人ならば、誰でも参加下さい」と呼びかけた。参加費80レアル、1月15日までに同会へ申込みが必要。電話・FAX=11・3254・3540、Eメール=toyukai@nethall.com.br。
ニッケイ新聞 2015年1月9日 ブラジル茨城県人会(鈴木康夫会長)は25日午前9時半から、「2015年度定期総会」を同会会館(Rua Bueno de Andrade, 756, Aclimacao)で行なう。第二次召集は同10時。主な議題は14年度の事業報告並び決算報告、15年度の事業計画案並び予算案審議に役員改選も予定。終了後は新年祝賀会も行なわれる(会費一人20レ)。問い合わせは同県人会(11・3209・8515)まで。
ニッケイ新聞 2015年1月9日 日本外務省が世界の主要6都市に情報・広報戦略の拠点となる「ジャパンハウス」(仮称)を新設することが14年に明らかになった。同年8月に中南米を訪問した安倍晋三首相の意向もあり、当地サンパウロでも15年内の工事開始、16年の開設を急いでいる。同施設の方向性について外務省広報文化外交戦略課長の新居雄介氏が9月、邦字紙向けに説明会を行なった。アニメや漫画文化、芸術分野、最先端技術、地方の魅力などを発信し、対日理解の基盤を強化することで親日家の育成を図る考えだ。その会見で強調したのは「日系社会と協力して」ということ。コロニア側はこの動きをどう受け止めているのか――多様な声を集めてみた。 〃真の味〃を求める県連 「ブラジル人に対して本物の日本文化を示すために、日本政府には食イベントや運動会など各県人会行事を利用してもらいたい」と語るのは県連の本橋幹久会長。民間委託となるため、「コロニアがどれだけ関われるだろうか」と戸惑いも見せるが、期待感は高い。文協フォーラムや商議所昼食会では梅田邦夫・駐伯大使から、また海外日系人大会では世耕弘成官房副長官から日本祭りを継続できるよう、協力したい意向が伝えられたという。「日本政府からコロニアへ高い関心があるのは事実なので、ジャパンハウスも中途半端な意思はないように感じた」と〃本気度〃を捉えている。「日本祭りでは郷土食ブースを展開しているが、必ずしも本来の味ではない。ジャパンハウスを通じ、日本政府の顔が見えるような形で祭りをできれば『これぞ日本食!』と自信を持って示せる」との希望を明かした。昨年10月の海外日系人大会には、英国ロンドンからも参加者が訪れた。同地も施設設立へ動いているが、「ロンドンは現地日系社会が交流できる施設を期待しているようだった」という。「世界最大の日系社会を抱えるサンパウロの場合、交流の場はすでに多数ある。ロンドン、米ロスなどとは違った運営となる」と述べた。最も強調したのは「日本は世界に誇れる最新技術を持つ」ということ。「韓国や中国に負けないよう日本の素晴らしさを発信してほしい」との期待を込めた。 「施設の拠点を文協に」 文協の考えはどういったものか――。木多喜八郎会長、林まどか副会長らの希望は共に、「文協ビル内に事務所を設置してほしい」というもの。「昨年改修した大講堂や多目的ホール、移民史料館や図書館もある。すでに設備が整った文協を最大限活用できる」と理由を挙げた。「多くのボランティアに支えられ、長年築いてきた体制もある」と、運営協力にも自信を見せる。さらに文協は援協診療所があったビル地下に、市民憩の場を提供すべく『文化空間プロジェクト』を計画中。漫画や日語書籍を置き、お茶も飲めるくつろげる空間作りを目指しており、「ジャパンハウスには政治、経済や最新技術の情報発信をして頂きたい」と住み分けも望んだ。茶道裏千家ブラジルセンターの代表夫人でもある林副会長は、「先日トヨタの企業展で茶道の実演を行なった。ジャパンハウスが基盤となり企業とも一体となれば、より幅広く文化普及ができる」と、進出企業も絡めた取り組みの必要性を指摘した。 「日本、コロニア、聖州の三位一体で」 安部順二連邦下議の宮原ジョルジ補佐官は「文化発信基地という目的に加え、将来的には在聖総領事館やJICA、JETROに、文協などもそこに入るような施設ができれば、コロニアにとっても意味のある建物になるのでは」と提案する。「すでに文協には移民史料館があり、日本館などで文化活動を行なっている。設立時点ではコロニアと別物として考えても良いのでは。ゆくゆくは在聖総領事館が間に入り、上手く融合することが望ましい」と話したが、「ただし、ジャパンハウスの全貌がはっきり見えてこないから何とも言えない部分も」とつけ加えた。08年の移民百周年時には『日伯総合センター』というコロニア集約施設の設立案が頓挫した前例もある。宮城県人会の中沢宏一会長は「日本政府がようやく重い腰を上げたのだから、傍観する見方を止め受け入れ態勢を整えなければ」と協力的姿勢を呼びかけた。「日本政府とコロニア、さらに聖州政府とも連携して三位一体でという体制が望ましい」とも語り、「コロニアの結びつきを強められるチャンス」と見ている。 最上級のレストランを! サンパウロ青年図書館理事の天野鉄人さん=コロニア・ピニャール在住=は、「ジャパンハウスに海外最上級の日本料理レストランを作り、世界のトップクラスの人々の社交場にすることを提言する。総領事館直営で、優秀な若手の料理人を日本で選び、運営を一任する形がよい」と語った。「トップクラスの人々のサロンとなることで、日本国の国威を上げるとともに、380数社の日本進出企業にとっても実利につながる投資になる。いずれ本物の『日本館』を建設するまでのつなぎの役割を果たしてほしい」との独自の考えを披露した。 日本料理講習会の開催を 農協婦人部連合会(ADESC)の須原マリーナさん、上芝原初美さんは「日本からシェフを呼んで、料理講習会で日本食を伝授してほしい」と期待している。また「子どもが集まる空間にしてほしい。ゲームやフィギュアは値段も高いため、大人向けだから、折り紙など子どもが遊べる場所にできれば、自然と大人もついてくる」と提案した。岩手県人会の多田マウロ副会長などは、「日本酒が試飲できると魅力的。本物の日本酒が手軽に飲めるような場所なら、大勢の人が集まるのでは」と話した。 記者雑感 広報施設『ジャパンハウス』への期待を吸い上げるべく、コロニア各人に取材したが、あまりに知名度が低すぎた印象だ。二世はおろか一世でも初耳という状況で、大方の反応は鈍かった。ただ若い三、四世に趣旨を説明すると「ぜひメイドカフェを」という声も。アニメファンなど、限定された層を狙う運営方法も、検討する価値がありそうだ。今後コロニアはどのように関ることが出来るのか。日本政府は当地日系社会との協力関係を、どれだけ本気で考えているのだろうか。今年中に開設地や予算など、大まかな枠組みが決まる。 相撲中継を見られる場を 現在は設置場所の選定中で、具体的な中身もまだ検討段階だ。そんな中、一般の日系人らはどのような期待を抱いているのか。伯国相撲連盟の猫塚司強化部長などは、相撲中継を見られる場を望んでいる。「伯人力士を含め、ブラジルに住む一般の若者がNHKを見る機会は少ない。相撲中継が見られる場を提供できれば、より相撲文化が身近なものになる」と話した。
ニッケイ新聞 2015年1月9日 長崎市が2012年のブラジル長崎県人会創立50周年を記念し、姉妹提携市であるサントス市へ路面電車と民俗芸能「龍踊り(じゃおどり)」の龍体を寄贈した。昨年10月11日に同市の長崎電気軌道浦上車庫で贈呈式が行なわれ、当地からは同県人会の栗崎邦彦会長、サントス市の中井貞夫議会議長、ルイス・ギマランイス観光局長らが出席。現在は当地での活用に向け、受け入れ態勢を整えている。 2年前の長崎県人会創立50周年記念式典のため来伯した田上富久・長崎市長が式典の場で龍踊りを寄贈することを表明。当時県人会長だった川添博さんは、「以前からお願いをしていたが、まさか式典のあいさつで了承の返事を得るとは」と急な快諾に驚き、「日系社会を直に見て、長崎の文化を発信することに意義があるのだと感じたのでは」と感謝を示す。また同市長はその滞伯中に、サントスFCジュニアユースと、長崎市の中学生選抜チームが記念試合を行なうにあたり、サントス市にも訪れた。 両市は72年から姉妹提携を結んでおり、貿易港や観光都市という点以外にも、市内を路面電車が走るという共通点があることから、今回の寄贈につながった。贈呈式に出席した栗崎会長は帰国後、「田上市長はブラジルとの交流に高い理解を示してくれた。長崎・サントス両市は市役所間で研修交流も行なっており、友好親睦化への思いが強い」と感銘を受けた様子。龍踊りの龍体も同時に受け取り、「有効活用しないといけない。文化発信ができるような体制を作らなければ」と気を引き締めている。車内に龍体を収めて運ぶことになっており、運送費はサントス市が負担する。現在は海上輸送に向け調整中で、離日の見通しはたっていない。現在は龍踊りの受け入れ準備として、一年前から『龍踊り委員会』を立ち上げている。委員長を務める川添さんは、「見よう見まねでできるものではない。長崎市からも『神聖なものなので、伝統を壊さずに継承してほしい』とも言われ、ふんどしを締めなおす思い」と熱を込め、「青年を取り込むなど県人会活動の柱としたい」と意気込んでいる。贈呈式翌日には、長崎女子高校龍踊部の活動を見学し、映像を納めたDVDも受け取った。現在は練習用に10メートルの手製品を作成中で、今月中の完成を目指す。「まずは仮の龍体で練習を重ねたい。龍踊りは体力も必要なので若者も集めなければ」と話し、技術伝達に向け奔走する。早ければ開催50回の節目を迎えるコロニア芸能祭(6月)や、県連日本祭り(7月)で披露したい考えだ。